JPS6236926Y2 - - Google Patents

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JPS6236926Y2
JPS6236926Y2 JP8014082U JP8014082U JPS6236926Y2 JP S6236926 Y2 JPS6236926 Y2 JP S6236926Y2 JP 8014082 U JP8014082 U JP 8014082U JP 8014082 U JP8014082 U JP 8014082U JP S6236926 Y2 JPS6236926 Y2 JP S6236926Y2
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JP
Japan
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stile
folding door
pull
opening groove
mounting hole
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JP8014082U
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JPS58181868U (ja
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  • Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、浴室の出入口等に組付けられる折戸
における引手取付装置に関するものである。
一般に、この種の折戸は框材にて框組された可
動側パネルと吊元側パネルとで構成されており、
折戸開放時に折戸が突出する突出側の摺動側パネ
ルに開閉操作用の引手体を設ける必要があるが、
この引手体を、タオル等を引掛けるための引掛装
置に兼用すべく、折戸の引手側に突出して設けた
ものが知られている。ところで、折戸は、吊元側
がその取付箇所によつて左右異るため、これに対
応すべく左右勝手を現場にて選択可能に構成しな
ければならず、このため引手体をビス等の固定部
材を介して折戸に取付けるようにした場合には、
ビス穴が有るもの無いものの二種類の框材を準備
しなければならず、組立、取付納りに対し勝手違
いを生じる結果となり、左右勝手違いに対応でき
なくなる欠点がある。そこで、長手方向の開口溝
が形成された中框の両端を、竪框及び中央合せ框
に穿設した取付孔に嵌入した取付けるようにした
折戸にあつて、引手体固定用の引手ブラケツト
を、第71図に示す如く、引手ブラケツト14に
突設した嵌入凸部19を前記開口溝15を介して
取付孔16に嵌入せしめて固定するようにしたも
のが提案されているが、このものは、ビス等の固
定部材を不用にし、吊元側の左右勝手な折戸とす
ることができるものの、開閉操作時等における引
手体17の荷重が取付孔16を構成する鍔片8b
に集中して加わるため、当該鍔片8bが変形しや
すく、引手体17にガタが生じてしまうという新
たな問題が発生する。
本考案は、上記の如き実状に鑑みこれらの欠点
を一掃すべく創案されたものであつて、引手ブラ
ケツトを、中框の開口溝を介して竪框の取付孔に
嵌入せしめて取付固定し、吊元側の左右勝手な折
戸とすることができるものでありながら、引手体
にガタが生じることを効果的に防止することがで
きる折戸における引手取付装置を提供することを
目的としたものである。
本考案の構成を、図面に示された一実施例につ
いて説明すれば、1は上枠2、下枠3、左右の竪
枠4,5からなる扉枠に取付けられる折戸であつ
て、該折戸1は、上框6、下框7、左右の竪框
8,9及び中框10から形成される左右の扉体
A,Bにおける前記竪框のうち中側の竪框9、即
ち中央合せ框9が蝶番11を介して連結されるこ
とによつて浴室側に向けて折畳み自在に構成され
ている。
前記中框10はアルミニウム等の適宜部材を押
出成形して形成したものであるが、その上縁及び
下縁にはガラス板12取付用の凹溝10aが形成
されている。10bは竪框8,9固定用のビスポ
ケツトである。中框10には、浴室外側からの手
掛けとして使用される外側開口溝13と、後述す
る引手ブラケツト14が嵌合する内側開口溝15
とがさらに形成されている。一方、竪框8、中央
合せ框9の内側にもガラス板12取付用の凹溝8
a,9aが断面〓形状の鍔片8b,9bによつて
構成されている。そして、中框10は、両端部が
鍔片8b,9bの折曲した先端部側を切欠いて形
成せしめた取付孔16に嵌合することによつて両
框8,9間に支架固定されている。
17は引手体であつて、該引手体17の両端は
前記引手ブラケツト14の先端部にビス18を介
して固定される。17aは引手体17に形成した
ビスポケツトである。一方、前記内側開口溝15
の開口上下端縁にはそれぞれ係止片15aが突設
されていて内側開口溝15の入口側の上下対向間
隔lを内側の上下対向間隔Lよりも小さくl<L
の関係となつている。また、引手ブラケツト14
の基端部に形成された嵌入凸部19は、引手ブラ
ケツト14の後述する取付孔16への取付状態に
おいて、上下長さW及び左右長さwが前記開口溝
15の上下対向閲隔L,lに対し、それぞれ僅か
に小さく、左右方向に摺動自在でしかも上下回動
自在となるように構成されている。そして、嵌入
凸部19は、係止片15aに上下の幅広な係止部
19aが係止した状態で取付孔16に嵌入係止さ
れるようになつている。
次に、叙述の如く構成された本考案の作用につ
いて説明する。いま、浴室等の開口部に現場ある
いは工場等で組立てられた折戸1を組付けるに際
し、吊元側ではなく開戸側の扉体AまたはBに引
手体17を取付ける必要があるが、それには、ま
ず、引手ブラケツト14を竪框8および中央合せ
框9に取付ける。それには、引手ブラケツト14
を横倒し状にせしめて内側開口溝15の狭い入口
幅 に嵌入凸部19の幅狭部位(幅w)を対向さ
せ、この状態で嵌入凸部19を内側開口溝15に
嵌入する。次いで、引手ブラケツト14を90度上
下方向に回動せしめれば、幅広な係止部19aが
が係止片15aに係止した状態で引手ブラケツト
14は中框10に保持される。しかる後、引手ブ
ラケツト14を左右方向に摺動せしめて、嵌入凸
部19を内側開口溝15を介して取付孔16に嵌
入せしめれば、引手ブラケツト14は、竪框8あ
るいは中央合せ框9側の取付孔16と中框10側
の係止片15aとに係止保持された状態で固定さ
れる。この様にして引手ブラケツト14が固定さ
れたら、両ブラケツト14間に引手体17をビス
18を介して緊締すれば、引手体17は容易に取
付けられる。
上述した如く、引手体17は、内側開口溝15
を介して取付孔16に嵌入固定される引手ブラケ
ツト14を用いて取付けるようにしたから、引手
体17は折戸1における吊元側の左右勝手違いに
かかわらず所望する扉体AまたはB側に自在に取
付けることができる。
一方、上記取付けられた引手体14には、折戸
1の開閉操作時等において引張り荷重が加わるこ
とになるが、この引張り荷重Pは従来のもののよ
うに嵌入凸部19と鍔片8b,9bとの接触部の
みに集中して加わることなく、係止部19aを介
して中框10側にまで幅広く分散された状態で加
わることになるため、取付孔16の形成された部
位の鍔片8b,9bが引張り荷重Pで折曲変形す
ることを効果的に防止でき、もつて引手体17の
ガタ付きを確実になくすことができる。しかも本
考案では、嵌入凸部19が内側開口溝15及び取
付孔16の両者に嵌入係止するため、引手ブラケ
ツト14、中框10及び竪框8または中央合せ框
9が三者一体構造となり、従つて、折戸1の開閉
操作時に、外側開口溝13あるいは上記引手体1
7を把持した際等、吊元側のもの以上に種々の荷
重の加わる可動側扉体Aを有効に補強することが
できる。
以上要するに、本考案は、横方向の中框を、中
框の両端部が縦方向の竪框と中央合せ框とにそれ
ぞれ穿設した取付孔に嵌入されて支架するように
した折戸において、上記折戸開閉操作用の引手体
両端部が固定される引手ブラケツトには中框に設
けた開口溝を介して前記取付孔に嵌入する嵌入凸
部を設け、該嵌入凸部を、開口溝側に係止して取
付孔に嵌入する構成にしたことから、引手体は、
開口溝を介して取付けられる引手ブラケツトで、
吊元側の左右勝手違いに合せて任意の扉体側に自
由に取付けることができるものでありながら、引
手ブラケツトは、取付孔だけでなく中框の開口溝
側にも係止するため、引手体に加わる引張り荷重
を分散支持することができ、もつて取付孔の変形
を効果的に防止し得てガタ付きのない引手体取付
構造にすることができる。しかも、取付孔と中框
とに係止する嵌入凸部によつて引手ブラケツト、
中框並びに竪框または中央合せ框とが三者一体構
造になるため、吊元側のもの以上に荷重の加わる
開戸側の扉体を、中框側にまで係止する前記引手
ブラケツトを用いることによつて有効に補強でき
る作用効果を合せ泰するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る折戸における引手装置の
一実施例を示したものであつて、第1図は、折戸
の全体正面図、第2図は同上縦断面、第3図は同
上横断面図、第4図は要部斜視図、第5図A,B
は側面、平面からみた要部説明図、第6図A,B
は作用説明図、第7図は従来例を示す作用説明図
である。 図中、1は折戸、8は竪框、9は中央合せ框、
10は中框、14は引手ブラケツト、15は内側
開口溝、15aは係止片、16は取付孔、17は
引手体、19は嵌入凸部、19aは係止部であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横方向の中框を、中框の両端部が縦方向の竪框
    と中央合せ框とにそれぞれ穿設した取付孔に嵌入
    されて支架するようにした折戸において、上記折
    戸開閉操作用の引手体両端部が固定される引手ブ
    ラケツトには中框に設けた開口溝を介して前記取
    付孔側に嵌入する嵌入凸部を設け、該嵌入凸部
    を、開口溝側に係止して取付孔に嵌入する構成に
    したことを特徴とする折戸における引手取付装
    置。
JP8014082U 1982-05-31 1982-05-31 折戸における引手装置 Granted JPS58181868U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8014082U JPS58181868U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 折戸における引手装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP8014082U JPS58181868U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 折戸における引手装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58181868U JPS58181868U (ja) 1983-12-05
JPS6236926Y2 true JPS6236926Y2 (ja) 1987-09-19

Family

ID=30089297

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JP8014082U Granted JPS58181868U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 折戸における引手装置

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JPS58181868U (ja) 1983-12-05

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