JPS6126556Y2 - - Google Patents

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JPS6126556Y2
JPS6126556Y2 JP8400081U JP8400081U JPS6126556Y2 JP S6126556 Y2 JPS6126556 Y2 JP S6126556Y2 JP 8400081 U JP8400081 U JP 8400081U JP 8400081 U JP8400081 U JP 8400081U JP S6126556 Y2 JPS6126556 Y2 JP S6126556Y2
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JP
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glass
shoji
muntin
small
muntins
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JP8400081U
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JPS57196789U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガラス障子の構造に関し、より詳しく
はガラス障子枠組体内に1または複数の小障子を
装着して形成される金属製のガラス障子の改良に
係るものである。
この種のガラス障子は、第5図に示すように、
ガラス障子枠組体1内に小障子2を装着して形成
されるが、この従来のガラス障子においては、小
障子2の金属製の組子3がガラス4の表面に直接
当接するようになされているので、障子の開閉時
に金属(組子)とガラスの接触音が生じる不都合
があつた。また、金属製の組子は一般にアルミ押
出型材が用いられるので、その押出の際或は爾後
において組子自体にねじれ等の変形を生じ、その
結果、組子とガラスの納りがきわめて悪くなる不
具合も知られている。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、不
愉快なこの接触音を消去し、併せて組子とガラス
の納りを積極的に修正しこれを良好にすることを
目的としたものである。以下に本考案を図面に示
した一実施例を参照して説明する。なお、第5図
における障子の構成要素と共通のものには同一の
符号を付している。
第1図は本考案のガラス障子の正面図で、上下
框5,6および左右の竪框7,7によつて構成す
るガラス障子枠組体1内に、本例の場合二つの小
障子2,2が装着されている。さらに、第2図な
いし第4図に示すように、小障子2の組子3には
複数の樹脂形材8,8が装着されている。
この形材8は樹脂(プラスチツク)より成るも
ので、組子3の開口部3aに係合、係止或は嵌着
等して固定化されている。形材8の端縁8a,8
aは組子3のガラス対向端縁3b,3bよりもガ
ラス4側に突出して設けられている。このような
形材8を複数用いて組子3に装着した場合は、組
子3それ自体とガラス4の当接が回避されること
になるので、従来生じていた不愉快な金属接触音
は消去され、併せて組子3,3とガラス4の納り
が良好となる。また、実施例の場合は、形材8を
小障子2の組子3,3が交差する箇所に装着して
いる。これは、第2図において、下側の組子3′
に上側の組子3″を交差結合させ、この上側の組
子3″に樹脂形材8を装着するもので、したがつ
て、形材8がガラスと当接することにより、その
反力として上側の組子3″は下側の組子3′に向つ
て押圧され、これによつて組子3′,3″どうしの
結合ガタツキを阻止することができる。なお、本
考案において、形材8の装着箇所は実施例の態様
に限定されないことはいう迄もない。
さらに、樹脂形材8の端縁8aは、好ましくは
図示のように長手方向に亘り一対形成されている
と共に、それらの突出幅tを等しく形成する。形
材8とガラス4との当接が均一になされるように
するためである。もつとも、これに用いる組子
3,3の肉厚、変形状態、その他の特性によつ
て、例えば小障子2の中央部分が他に比べガラス
4から離反する傾向を生じる等の場合には、これ
に見合つた突出幅tの形材8を適宜に用いてよ
く、これにより積極的に組子3,3とガラス4の
納りを修正することができるものである。
ところで、先程示した従来のガラス障子におい
て、小障子2を複数装着する場合は、第5図に示
すように、小障子2,2間に中棧9を用いるのが
一般である。ところが、本考案のガラス障子の場
合はかような中棧を用いていない。すなわち、第
4図に示すように、小障子2,2の相互に対向す
る付子10,10を当接させると共に、付子1
0,10間に弾性材11を装着してなるもので、
このような構造によつても組子3とガラス4の納
りが良好であり、したがつて中棧を不要にするこ
とが可能となつたものである。なお、図中12
は、付子10と框5,6,7間に装着される弾性
材ピースであつて、小障子2に対するクツシヨン
材の役目を果し、小障子2のハズレ止めとガタツ
キ防止をなす。
次に、本案ガラス障子の組立手順を示すと、ま
ず、両竪框7,7と下框6を連結し、これに小障
子2、すなわち、組子3、ガラス4、付子10さ
らに樹脂形材8を装着してなるガラス組体(下障
子)をスライド装着し、そして同様に上障子なる
小障子2を装着する。このときの両小障子2,2
の連結は前述の如く付子10,10間に弾性材1
1を装着してなす。最後に上框5をビス止めして
ガラス障子が完成する。なお、付言するに、本考
案の場合、小障子2に付子10の存しないものを
用いても、本考案の目的を達成することができる
ものである。
以上説明したように、本考案に係るガラス障子
は、ガラス障子枠組体に装着した小障子の組子に
複数の樹脂形材を取着してなるものであり、しか
も該形材の端縁を組子からガラス側に突出させて
形成しているので、組子とガラスとの当接が樹脂
形材を介してなされることになり、したがつて、
従来障子の如き組子とガラス間に生じていた不愉
快な金属接触音を消去することができるのみばか
りか、これにより組子とガラスの納りを積極的に
修正しこれを良好にすることができるものであ
る。なお、実施例において両面組子を有するガラ
ス障子について説明したが、これに限らないのは
いう迄もなく、片面組子の場合も同様の効果を奏
することはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るガラス障子を示す正面
図、第2図は組子の交差する箇所を示す斜視図、
第3図は第1図の横断面図、第4図は第1図の一
部分縦断面図、第5図は従来のガラス障子の一部
分縦断面図である。 1……ガラス障子枠組体、2……小障子、3…
…組子、4……ガラス、8……樹脂形材、t……
突出幅。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガラス障子枠組体1内に小障子2を装着して形
    成されるガラス障子において、前記小障子2は、
    下側の組子3′に上側の組子3″を交差結合させる
    とともに、この交差する箇所における上側の組子
    3″に樹脂形材8を装着してなり、前記形材8の
    端縁8aは、組子3のガラス対向端縁3bよりも
    ガラス4側に突出して設けられていることを特徴
    とするガラス障子。
JP8400081U 1981-06-08 1981-06-08 Expired JPS6126556Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8400081U JPS6126556Y2 (ja) 1981-06-08 1981-06-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8400081U JPS6126556Y2 (ja) 1981-06-08 1981-06-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57196789U JPS57196789U (ja) 1982-12-14
JPS6126556Y2 true JPS6126556Y2 (ja) 1986-08-08

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ID=29879383

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JP8400081U Expired JPS6126556Y2 (ja) 1981-06-08 1981-06-08

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59154597U (ja) * 1983-04-01 1984-10-17 立山アルミニウム工業株式会社 ガラス障子
JPH0531193Y2 (ja) * 1987-12-02 1993-08-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57196789U (ja) 1982-12-14

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