JPH0139356Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0139356Y2
JPH0139356Y2 JP5505283U JP5505283U JPH0139356Y2 JP H0139356 Y2 JPH0139356 Y2 JP H0139356Y2 JP 5505283 U JP5505283 U JP 5505283U JP 5505283 U JP5505283 U JP 5505283U JP H0139356 Y2 JPH0139356 Y2 JP H0139356Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
style
stile
western
japanese
room side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5505283U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59160784U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5505283U priority Critical patent/JPS59160784U/ja
Publication of JPS59160784U publication Critical patent/JPS59160784U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0139356Y2 publication Critical patent/JPH0139356Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はパネル体をアルミ等の金属または合
成樹脂製の框材で枠組みしてなる建具に関するも
ので、特に洋室と和室との間仕切り等それぞれの
表面にあらわれる形材の色彩、模様あるいは見付
け寸法等を変えたい場合に適している。
〔従来技術〕
洋室と和室の間に間仕切りを設ける場合、建具
パネル体の洋室側の面をフラツシユ板とし、和室
側の面を襖部材とした戸襖等が用いられている。
しかし、従来の戸襖の各框はそれ自体は一つの形
材で形成されており、その性質上和室側と洋室側
とで色違い等とすることが実際上不可能だつた。
従つて、和室に重点をおいて黒色その他襖色に合
つた色にしても洋室側の色彩とマツチしないとい
つた場合が生じている。
また、従来アルミ室内建具の四隅に取り付けら
れるコーナーブロツクとしての摺動片は、上枠す
なわち鴨居部分を傷つけないよう合成樹脂製のも
のを用いるのが一般的であるが、強度が小さいた
め戸首部にかかる面外方向の力によつて折れた
り、破損したりする恐れがあつた。
〔考案の目的〕
この考案は上述のような事情の下に考案された
もので、色彩、模様、框の見付け寸法等、両表面
が異なる意匠を有し、戸首部の強度が大でかつ框
材の端部加工の容易な建具を提供することを目的
としている。
〔考案の構成〕
この考案の建具は上下框と左右の竪框を各々別
体で意匠の異なる洋室側框と和室側框で構成する
と共に、建具の表面には和室側框だけが表れ、か
つ建具の裏面には洋室側框だけが表れる構成とし
た和洋兼備の建具において、上框と竪框とを戸首
部を有するコーナーブロツクで連結すると共に、
洋室側竪框の上端部を和室側竪框の上端から突出
させる一方、この突出した洋室側竪框の上端部を
コーナーブロツクの戸首部の洋室側において上枠
のガイド溝内まで延設してある。
〔実施例〕
第1図および第2図はそれぞれこの考案を戸襖
に適用した場合において洋室側からみた場合と和
室側からみた場合とを示したもので、建具の表面
には和室側框だけが表れ、かつ建具の裏面には洋
室側框だけが表れる構成とした和洋兼備の建具で
ある。すなわち上下框1,2および左右の竪框
3,3でパネル体を構成する洋室側のフラツシユ
板4と和室側の襖部材5を枠組みしてなる。な
お、図中6は上枠すなわち鴨居部分、7は下枠す
なわち敷居部分を示している。
第3図は第2図のA−A断面図、第4図は第1
図のB−B断面図であり、竪框3は第3図に示す
ように見付け幅の小さい洋室側竪框3aと見付け
幅の大きい和室側竪框3bの別体の二部材に分割
されており、この二部材を組み合わせ、各部材は
それぞれ建具の一方側にのみ見付け部分を有し、
他方には表れないようになつている。従つて、例
えば和室側竪框3bを襖色に適した黒色とし、洋
室側竪框3aを洋室に適したゴールドあるいはゴ
ールド柾目模様といつたように色違いあるいは異
なる模様とすることができる。
なお、図中5aは襖部材を構成する襖芯材、5
bは襖表面材、8は戸当り部に設けた緩衝材であ
る。
ところでこの実施例においてはフラツシユ板4
および襖部材5の保持は和室側竪框3bで行な
い、和室側竪框3bのフラツシユ板保持部の外側
に断面コ字状の洋室側竪框3aをスナツプ式に冠
着してある。
成形上の問題として、ベニヤ板等を素材とする
フラツシユ板4は吸湿等のため予め湾曲している
場合が多いため、フラツシユ板保持部が襖部材保
持部と別体になつていると、フラツシユ板保持部
が脱落あるいは変形しやすく組み立てがし難い場
合がある。そこで、この実施例のように一体とし
て和室側竪框3bでフラツシユ4、襖部材5を支
持し、その外側に洋室側框竪框3aを冠着するよ
うにすれば脱落が防止でき、かつ断面コ字状の洋
室側竪框3aが補強の役目もする。
また上框1は第4図に示すように調節桟を兼ね
た別体の二部材からなる洋室側上框1aと和室側
上框1bとからなる。和室側上框1aは直接竪框
3にビス止めされ、その表面はそのまま和室側の
見付け部分となる。一方、洋室側上框1aは後述
する建付調整のためのコーナーブロツクとしての
摺動片10にビス止めされ、和室側上框1bに対
し上下動可能となつている。
また、下框2も同様に別体の二部材で構成さ
れ、洋室側下框2aが洋室側の見付け部分を有
し、和室側下框2bが和室側の見付け部分を有す
る。
従つて、上框1および下框2についても、これ
らを構成する二部材の形材色等を変えることによ
り、建具の框のそれぞれの見付け部分について異
なる色彩、模様、見付け寸法が得られる。
図中、6aは上枠のガイド溝、7aは下枠のガ
イド溝、9は戸車、12は建具の戸首部である。
第5図は建具のコーナー連結部の分解斜視図
で、竪框3を構成する二部材のうちの一方の部
材、すなわちこの実施例における洋室側竪框3a
は他方の部材、すなわち和室側竪框3bより長手
方向に長く形成され、その上端部をコーナーブロ
ツク10の戸首部12の洋室側において上枠6の
ガイド溝6a内に入り込むようになつている。従
つて、第4図に示す戸首部12のコーナー部分に
おいて、合成樹脂等からなる摺動片10の強度不
足を補つて、建具面外方向の横力に対抗できるよ
うになつている。
また、このコーナー連結部については、戸首部
12の強度の問題の他、摺動片10の二色成形が
困難であるという問題がある。この問題を解決す
る方法としては摺動片10を框1,2,3,3の
一方の部材の色彩、模様に合わせ、摺動片10の
他側面は他方の部材で覆うという方法が考えられ
る。そのため、この実施例では、上下框1,2に
ついても洋室側上框1a、洋室側下框2aをそれ
ぞれ和室側上框1b、和室側下框2bより長手方
向に長く形成し、摺動片10の色彩模様は框1,
2,3,3の和室側の部材1b,2b,3b,3
bに合わせ、その洋室側の面を洋室側の部材1
a,2a,3a,3aで覆い隠している。
第6図〜第8図は摺動片10を、第9図〜第1
1図はコーナー連結部の連結状態を示しており、
第10図および第11図に示すように上枠1の下
端(図中一点鎖線で示す)より下の位置におい
て、摺動片10は和室側から見た場合にのみ表
れ、洋室側から見た場合には完全に隠れることに
なる。
なお、第5図〜第8図において、10a,10
b,10c,10d,10e,10fはそれぞれ
摺動片10に設けられた嵌合用突部であり、11
a,11b,11c,11d,11e,11fは
それぞれ突部10a,10b,10c,10d,
10e,10fを嵌合するための嵌合部である。
第12図および第13図はそれぞれ竪框3の変
形例として他の実施例を示したものである。
第12図の実施例は竪框3のフラツシユ板保持
部と襖部材保持部を分離し、洋室側竪框3aと和
室側竪框3bの背面どうしを当接させて、ビス1
3で連結した場合である。
また第13図の実施例は洋室側竪框3aと和室
側竪框3bとを、一箇所の係合で組み合わせたも
ので、図中14がその係合部を示す。
〔考案の効果〕 パネル体周囲の各框が洋室側框と和室側框の
別体の部材で構成され、各二部材はそれぞれ建
具の一方側にのみ見付け部分を有し、他側には
表れないため、それぞれの色彩、模様、見付け
寸法等を変えることにより、両表面で意匠の異
なる建具が得られる。
各竪框を構成する部材のうち洋室側の部材が
和室側の部材より長手方向に長く形成され、そ
の上端がコーナーブロツクの戸首部の洋室側に
おいて上枠のガイド溝内まで延設されているた
め、竪框を構成する金属製部材で建具の戸首部
にかかる面外方向の力の一部を負担して、戸首
部の強度を高めている。
また竪框を構する部材のうちの洋室側の部材
を長くすれば良いので、複雑な端部加工なし
に、上述した戸首部の補強が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の建具を戸襖として利用した
場合において洋室側からみた正面図、第2図は同
じく和室側からみた正面図、第3図は第2図のA
−A断面図、第4図は第1図のB−B断面図、第
5図はコーナー連結部の分解斜視図、第6図はコ
ーナーブロツクの正面図、第7図は同じく右側面
図、第8図は同じく底面図、第9図は連結状態を
示すコーナー連結部の斜視図、第10図は同じく
正面図、第11図は同じく背面図、第12図およ
び第13図はそれぞれ他の実施例を示す第2図の
A−A断面図である。 1……上框、1a……洋室側上框、1b……和
室側上框、2……下框、2a……洋室側下框、2
b……和室側下框、3……竪框、3a……洋室側
竪框、3b……和室側竪框、4……フラツシユ
板、5……襖部材、5a……襖芯材、5b……襖
表面材、6……上枠、6a……ガイド溝、7……
下枠、7a……ガイド溝、8……戸当たり材、9
……戸車、10……摺動片、10a,10b,1
0c,10d,10e,10f……突部、11
a,11b,11c,11d,11e,11f…
…嵌合部、12……戸首部、13……ビス、14
……係合部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上下框1,2と左右の竪框3を各々別体で意匠
    の異なる洋室側框1a,2a,3aと和室側框1
    b,2b,3bで構成すると共に、建具の表面に
    は和室側框だけが表れ、かつ建具の裏面には洋室
    側框だけが表れる構成とした和洋兼備の建具にお
    いて、 上框1と竪框3とを戸首部12を有するコーナ
    ーブロツク10で連結すると共に、洋室側竪框3
    aの上端部を和室側竪框3bの上端から突出させ
    る一方、この突出した洋室側竪框3aの上端部を
    コーナーブロツク10の戸首部12の洋室側にお
    いて上枠6のガイド溝6a内まで延設してあるこ
    とを特徴とする建具。
JP5505283U 1983-04-13 1983-04-13 建具 Granted JPS59160784U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5505283U JPS59160784U (ja) 1983-04-13 1983-04-13 建具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5505283U JPS59160784U (ja) 1983-04-13 1983-04-13 建具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59160784U JPS59160784U (ja) 1984-10-27
JPH0139356Y2 true JPH0139356Y2 (ja) 1989-11-24

Family

ID=30185382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5505283U Granted JPS59160784U (ja) 1983-04-13 1983-04-13 建具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59160784U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59160784U (ja) 1984-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0139356Y2 (ja)
JPH0425512Y2 (ja)
JPH0248622Y2 (ja)
JPS5831984Y2 (ja) 額縁装置
JPH042319Y2 (ja)
JP2593032Y2 (ja) 装飾ドア
JPH035671Y2 (ja)
JPS6329812Y2 (ja)
JPH0613998Y2 (ja) ドア枠
JPH0728390Y2 (ja) 小窓付きドア
JPH0235999Y2 (ja)
JPH0218235Y2 (ja)
JPH0425511Y2 (ja)
JP3235052B2 (ja) 両開きドアの召合せ下部水密構造
JPH0133746Y2 (ja)
JPH0135912Y2 (ja)
JPH0443587Y2 (ja)
KR200246016Y1 (ko) 절곡부를 가진 경첩
JP2591247Y2 (ja) 金属枠を用いた扉
JPS6244062Y2 (ja)
JPS6212790Y2 (ja)
JPS6346621Y2 (ja)
JPS6329813Y2 (ja)
JPS6337425Y2 (ja)
JPH07189555A (ja) サッシ枠一体化粧材