JP2566650Y2 - 合成樹脂製障子戸の戸車取付構造 - Google Patents

合成樹脂製障子戸の戸車取付構造

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JP2566650Y2
JP2566650Y2 JP9447792U JP9447792U JP2566650Y2 JP 2566650 Y2 JP2566650 Y2 JP 2566650Y2 JP 9447792 U JP9447792 U JP 9447792U JP 9447792 U JP9447792 U JP 9447792U JP 2566650 Y2 JP2566650 Y2 JP 2566650Y2
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door
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synthetic resin
roller
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光一 瀬川
浩行 佐々木
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は合成樹脂製障子戸の戸車
取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の合成樹脂製障子戸の戸車取付構造
は、例えば実開昭60−105783号公報に示すよう
に、下框内に挿入配置した補強部材に開口部を設け、こ
の開口部に戸車の両端の取付鍔をビスにより固着して戸
車を取付けるようにしたものが知られていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記の合成樹脂製障子
戸の戸車取付構造は、補強部材の開口部内に戸車の両端
の取付鍔をビス止めして戸車を取付けるようになってい
るため、障子の開閉を安定させるために下框の端部に寄
せて戸車を取付けるには、縦框の端部と下框の端部を補
強部材と共に下框に設けたビス孔を介して連結している
ビスが邪魔となり、ビスの長さより端部寄りには取付け
ることができなかった。そこで本考案は前記の問題点を
解消して下框の端部に近付けて戸車を取付けることがで
きるようにして障子の開閉の安定性を向上させた合成樹
脂製障子戸の戸車取付構造を提供することを目的とした
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は前記目的を達成
するため、合成樹脂製の上、下、左右の各框6,7,8
内の中空部に、夫々補強部材11,13,15を挿入配
置し、各框6,7,8の端部を補強部材11,13,1
5と共にビスにより方形状に連結し、その下框7内の補
強部材15に一対の戸車20を取付けて構成した合成樹
脂製障子戸の戸車取付構造において、前記戸車20の支
持枠24の一端に連結部材27を固着し、この連結部材
27に、縦框8の下端と補強部材11を貫通した下框7
の連結用のビス33,34のうちの一本のビス33を螺
着して取付けるように合成樹脂製障子戸の戸車取付構造
を構成したものである。
【0005】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。図2は本考案の戸車取付構造を示したものであり、
図1は本考案の戸車取付構造により戸車を取付けた合成
樹脂製障子戸を示したものである。合成樹脂製障子戸
(以下単に障子戸という)2は図1に示すように上枠
3、下枠4、左右の縦枠5を方形状に連結した窓枠1内
に引き違いに建込まれており、その障子戸2は上框6、
下框7、左右の縦框8を方形状に連結して構成され、そ
の下框7には一対の戸車20が取付けられて窓枠1の下
枠4のレール上を滑動して開閉するようになっている。
そして障子戸2を構成する左右の縦框8は図5に示すよ
うにその外側部材10を長手方向に中空部を形成した合
成樹脂製の型材よりなり、その中空部内にはアルミまた
はスチール製の補強部材11が挿入配置され、その上端
部、下端部において、縦框8の端部と共に上框6の端
部、下框7の端部にビスにより連結結合されている。ま
た上框6および下框7は図6に示すように外側部材1
2,14を長手方向に中空部を形成した合成樹脂製の型
材よりなり、その中空部内に縦框8と同様にアルミまた
はスチール製の補強部材13,15が挿入配置され、そ
の上端部、下端部において、上框6の端部、下框7の端
部と共に左右の縦框8の端部に夫々ビスにより連結結合
されている。戸車20は前記のように構成された下框7
の下部に一対取付けられているもので、図3および図4
に示すように、ローラ21、支持腕22、支持枠24お
よび連結部材27等から構成されている。ローラ21は
コ字状に折曲された支持腕22の両側板の間に枢軸23
により回動自在に支持されている。そしてローラ21を
軸支した支持腕22は、その後方下端部が支持枠24に
枢軸26により軸支されていて、支持腕22の後方上端
部をビス31を回動して押すことにより支持腕22の前
方を、枢軸26を中心に上下に回動させて、ローラ21
の取付位置の高さを調節できるように構成されている。
支持枠24は逆U字状に折曲して方形状に形成したもの
で、その前半部内方にはローラ21を取付けた支持腕2
2を、また後半部内方には連結部材27が夫々取付けら
れている。そして支持枠24は図2に示すように下框7
の内部挿入配置した補強部材15の後端部の切欠部16
内に、その支持枠24の上部面を補強部材15の取付部
に当接して嵌込まれ、支持枠24の先端の取付鍔25
を、補強部材15の切欠部16の縁部にビス32により
取付けるようになっている。また連結部材27は、縦框
8を補強部材11と共に下框7の補強部材15に連結す
るところのビス33を螺着するところのもので、支持枠
24の後半部に収納して取付けられるように方形状に合
成樹脂により一体に成形して作られている。そして連結
部材27の下部には、連結用のビス33を螺着するとこ
ろのビス孔28が長手方向に設けられており、また上部
には、ローラ21の取付位置の高さを調節するビス31
を外方より回動できるようにドライバーの挿入孔29が
設けられている。なお連結部材27は支持枠24の後半
部に収納され、支持腕22の枢軸26によって支持腕2
2と共に支持枠24に固定して取付けられるようになっ
ている。
【0006】戸車20の取付けについて説明すると、予
め支持枠24にローラ21および連結部材27を組込ん
で固定した戸車20を、下框7内の中空部に挿入配置し
た補強部材15の端部に設けた切欠部16に嵌め込み、
支持枠24の上面を補強部材15内の取付部に当接さ
せ、また先端の取付鍔25を切欠部16の縁部にビス止
めして戸車20を補強部材15に取付ける。そして図2
に示すように下框7内に戸車20を取付けた補強部材1
5を挿入配置した下框7の端部を、縦框8内に補強部材
11を挿入配置した縦框8の下端部に突合せ、縦框8側
より補強部材11と共に縦框8のビス孔を貫通したビス
34を、下框7内の補強部材15のビス孔35に螺着し
て縦框8の下端部と下框7の端部を連結する。次にビス
34と同様に縦框8の補強部材11と縦框8を貫通した
ビス33を下框7の補強部材15に取付けた戸車20の
連結部材27のビス孔28に挿通螺着して縦框8の下端
部と下框7の端部を連結する。また反対側の縦框8の下
端部と下框7の端部も同様にして連結して障子戸2を組
立て構成するものである。
【0007】
【考案の効果】本考案は以上のような構成であって、障
子戸の下框内に挿入配置した補強部材の端部に、一端に
連結部材を固着した戸車を嵌め込み、この連結部材に、
縦框をその補強部材と共に貫通した下框連結用のビスを
螺着して縦框と下框を連結すると共に戸車を取付けるよ
うにしたため、下框に取付ける戸車を可及的に縦框に近
付けて取付けることができて、障子戸の開閉の安定性を
向上させることができると共に、連結用のビスと戸車取
付用のビスを兼用させることができるため、連結と戸車
の取付けを各別に行うものに比べ、ビスおよびビス孔等
の数を少くすることができて、障子戸の製作時の作業性
を向上させることができ、またコストも低下することが
できる等の優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の戸車取付構造により戸車を取付けた障
子戸の全体図である。
【図2】本考案の戸車取付構造を示す障子戸の下端連結
部の正面図である。
【図3】本考案の戸車の正面図である。
【図4】同じく戸車の側面図である。
【図5】障子戸を建込んだ窓枠の横断面図である。
【図6】同じく戸車の一部を省略した窓枠の縦断面図で
ある。
【符号の説明】
2 障子戸 7 下框 8 縦框 11,13,15 補強部材 20 戸車 21 ローラ 24 支持枠 27 連結部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の上、下、左右の各框(6)
    (7)(8)内の中空部に、夫々補強部材(11)(1
    3)(15)を挿入配置し、各框(6)(7)(8)の
    端部を補強部材(11)(13)(15)と共にビスに
    より方形状に連結し、その下框(7)内の補強部材(1
    5)に一対の戸車(20)を取付けて構成した合成樹脂
    製障子戸の戸車取付構造において、前記戸車(20)の
    支持枠(24)の一端に連結部材(27)を固着し、こ
    の連結部材(27)に、縦框(8)の下端と補強部材
    (11)を貫通した下框(7)の連結用のビス(33)
    (34)のうちの一本のビス(33)を螺着して取付け
    るようにしたことを特徴とする合成樹脂製障子戸の戸車
    取付構造。
JP9447792U 1992-12-29 1992-12-29 合成樹脂製障子戸の戸車取付構造 Expired - Lifetime JP2566650Y2 (ja)

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JPH0656432U JPH0656432U (ja) 1994-08-05
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