JP2523378Y2 - 弧状障子 - Google Patents

弧状障子

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JP2523378Y2
JP2523378Y2 JP539591U JP539591U JP2523378Y2 JP 2523378 Y2 JP2523378 Y2 JP 2523378Y2 JP 539591 U JP539591 U JP 539591U JP 539591 U JP539591 U JP 539591U JP 2523378 Y2 JP2523378 Y2 JP 2523378Y2
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arc
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Inventor
幸夫 楠
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立山アルミニウム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、出入り方向に彎曲し
た弧状枠に嵌挿して開閉走行する弧状障子に関する。
【0002】
【従来の技術】障子の開閉手段として、窓枠の上下枠に
レールを設け、障子の上框を上枠レールに嵌挿し、障子
下框に下枠レールに沿って走行する戸車を取付け、障子
を窓枠のレールに沿って直線方向に開閉走行する引違い
サッシが知られている。(例えば実開昭55−4895
6号公報、実開昭63−200088号公報)又障子を
折畳み可能に連結し、その一端の障子竪框を蝶板により
取付けるか、ピポットヒンジやフロアヒンジ等の支持金
具によって回動自在に取付け、他端の障子竪框に上下枠
のレールや溝に沿って走行する案内体を取付け、障子を
折畳み式に開閉するサッシも知られている。(例えば実
開昭55−97047号公報、実開昭52−40532
号公報)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】引違いサッシの障子や
折畳み式の障子にあっては、出入り方向に彎曲した弧状
枠に用いることができない問題点があった。又障子を弧
状枠に沿って走行し得るよう彎曲し、その弧状障子の下
框に戸車を取付けても、弧状枠の彎曲が小さくなるほど
開閉走行が重くる問題点があるし、弧状枠の彎曲を小さ
くしすぎると開閉走行不能になる問題点もあった。本考
案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、弧状枠の彎
曲に左右されることなく軽く開閉走行し得る弧状障子を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案における弧状障子は、障子枠の上下框を出入
り方向に彎曲する弧状枠の上下枠に応じて彎曲し、上下
框より幅広の左右竪框外周部に中空部を設け、中空部の
上部に上枠レールに嵌挿する案内体を、下部に下枠レー
ルに沿って走行する滑走具を取付け、障子枠の内周にガ
ラスを嵌挿し、滑走具が竪框の中空部に挿入固定する箱
体と、箱体内に離脱不能に嵌挿し水平回動と上下動可能
となる車軸体、及び車軸体に支承し弧状枠の下枠レール
に沿って走行する戸車より構成したものである。
【0005】
【実施例】以下、本考案における弧状障子の構造を実施
例の図面に基ずき説明すると、Fは出入り方向に彎曲す
る弧状枠で、弧状枠Fは出入り方向に彎曲した弧状上枠
F1と弧状下枠F2、及び上下枠F1,F2の左右に取
付ける縦枠F3より構成され、上下枠F1,F2にレー
ルf1,f2を相対設するものである。Dは弧状枠Fに
嵌挿し開閉走行する本案の弧状障子で、弧状障子Dは障
子枠EにガラスGを嵌挿するものであり、障子枠Eは弧
状枠Fと同様に彎曲した弧状上框E1と弧状下框E2、
及び上下框E1,E2の左右に取付ける竪框E3より構
成するものである。そして竪框E3は上下框E1,E2
より幅広く形成され、その内周側にガラス嵌合溝e2
を、外周側に中空部e1を形成し、中空部e1を利用し
て竪框E3の上部に上枠レールf1に嵌挿する案内体1
0を取付け、竪框E3の下部に下枠レールf2に沿って
走行する滑走具1を取付けるものである。
【0006】竪框E3の下部に取付ける滑走具1は、障
子竪框E3の中空部e1に挿入固定する箱体2と、箱体
2内に離脱不能に嵌挿し水平回動と上下動可能となる車
軸体5、及び車軸体5に取付けられ弧状枠Fの下枠レー
ルf2に沿って走行する戸車9より構成されている。そ
の内、箱体2は下向きに開口する中空頭部3の下に、中
空頭部3より大径の中空胴部4を一体に設け、中空胴部
4の下端部に障子竪框E3の下端に係止する鍔4bを突
設し、中空頭部3の天板3aに貫通孔13を、周壁3b
に取付孔23を穿設し、周壁3bの取付孔23より障子
竪框E3に螺入するビスにて固定されるものである。
【0007】車軸体5は箱体2の中空胴部4に嵌挿する
円盤15の上部に、頭部高さhより長く天板3aの貫通
孔13に挿通するロッド6を設け、円盤15の下部に胴
部高さHより長いスカート7,7を垂下対設し、スカー
ト7と7の間に下向溝17を設け、ロッド6の上部に貫
通孔13より大きい膨出部26を設け、その膨出部26
に割溝16を形成し、膨出部26が割溝16によって貫
通孔13に挿通可能となり、貫通孔13より上方に突出
して車軸体5の下方抜出しを不能にし、円盤15が中空
胴部4の天壁4aに係止するか、膨出部26が天板3a
に係止するまでの範囲で上下動可能となり、スカート7
の下部に係止孔7aを穿設するものである。
【0008】戸車9は中心に軸9aを設け、該軸9aを
軸受板19に嵌挿するもので、軸受板19を車軸体5の
下向溝17に嵌挿し、軸受板19の下端をスカート7の
係止孔7aに挿入係止して離脱不能に取付けるものであ
る。そして箱体2に車軸体5を組込む場合、予め軸受板
19に戸車9を軸支し、その軸受板19を車軸体5の下
向溝17に嵌挿し、軸受板19を離脱不能に取付けた
後、そのロッド6を箱体天板3aの貫通孔13に挿通す
るよう、又円盤15を箱体中空胴部4に挿入するよう嵌
挿し、ロッド6の膨出部26を天板3aより上方に突出
するまで嵌挿すれば、天板3aより上方に突出した膨出
部26によって車軸体5が離脱不能になる。障子枠Eを
構成する弧状上框E1と弧状下框E2、及び左右竪框E
3は、弧状枠Fを構成する弧状上枠F1と弧状下枠F
2、及び左右縦枠F3と同様に、軽金属材より押出し成
形するものであり、滑走具1の箱体2と車軸体5は合成
樹脂にて成形するものである。
【0009】
【考案の効果】本案の弧状障子は、上記のとおり構成さ
れているので、次に記載する効果を奏する。弧状障子の
上框と下框は、弧状枠の上下枠に応じて出入り方向に彎
曲されているし、弧状障子の竪框には中空部が形成さ
れ、その中空部を利用して竪框の上部に上枠レールに嵌
挿する案内体を、下部に下枠レールに沿って走行する滑
走具を取付けるものであるから、弧状枠と弧状障子の彎
曲に多少の狂いが生じても安定した状態で開閉走行し得
る。しかも滑走具は弧状下框を避けて取付けるものであ
るから、弧状下框に滑走具保持台を取付けたり、滑走具
を弧状下框に合わせて彎曲する必要もない。
【0010】滑走具の車軸体は上方にロッドを突設し、
ロッド上部に箱体天板の貫通孔より大きい膨出部を設
け、該膨出部に割溝を形成するものであるから、ロッド
を箱体の下方より天板貫通孔に挿通すると、膨出部は縮
小しながら挿通し、貫通孔より上方に抜け出た所で現状
に復帰し、車軸体を離脱不能にする。その結果、箱体に
対する車軸体の取付けが著しく簡単になる。しかも箱体
に取付けた車軸体は箱体内で水平回動と上下動可能とな
るので、弧状枠の彎曲に左右されることなく軽く開閉走
行し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案弧状障子の嵌挿例を示す弧状枠の横断面図
である。
【図2】の(A)(B)弧状障子の嵌挿した弧状枠と弧
状障子の縦断面図とである。
【図3】滑走具の縦断面図である。
【図4】箱体の縦断面図である。
【図5】の(A)(B)車軸体の側面図と正面図であ
る。
【図6】の(A)(B)戸車を軸支した軸受板の側面図
と正面図である。
【図7】箱体の取付例を示す障子竪框の横断面図であ
る。
【図8】その縦断面図である。
【符号の説明】
1 滑走具 2 箱体 3 中空頭部 3a 箱体天板 4 中空胴部 5 車軸体 6 ロッド 7 スカート 9 戸車 10 案内体 13 貫通孔 16 割溝 17 下向溝 19 軸受板 26 膨出部 D 弧状障子 E 障子枠 E1,E2 上下框 E3 障子竪框 e1 中空部 F 弧状枠 F1,F2 上下枠 f1,f2 レール G ガラス H 胴部高さ h 頭部高さ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 障子枠(E)の上框(E1)と下框(E
    2)が、出入り方向に彎曲する弧状枠(F)の弧状上枠
    (F1)と弧状下枠(F2)に応じて彎曲し、左右竪框
    (E3)が上下框より幅広くてその外周側に中空部(e
    1)を設け、中空部の上部に上枠レール(f1)に嵌挿
    する案内体(10)を、下部に下枠レール(f2)に沿
    って走行する滑走具(1)を取付け、障子枠の内周にガ
    ラス(G)を嵌挿し、滑走具が竪框の中空部に挿入固定
    する箱体(2)の内部に、車軸体(5)を水平回動と上
    下動可能となるように嵌挿し、その車軸体に箱体天板
    (3a)の貫通孔(13)に挿通し、車軸体を離脱不能
    に保持するロッド(6)を設け、車軸体に下枠レールに
    沿つて走行する戸車(9)を取付けた弧状障子。
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