JPS6229567Y2 - - Google Patents

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JPS6229567Y2
JPS6229567Y2 JP11475086U JP11475086U JPS6229567Y2 JP S6229567 Y2 JPS6229567 Y2 JP S6229567Y2 JP 11475086 U JP11475086 U JP 11475086U JP 11475086 U JP11475086 U JP 11475086U JP S6229567 Y2 JPS6229567 Y2 JP S6229567Y2
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JP
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door
guide rail
screw
hanging
hanging door
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、組立家屋等における吊扉の取付け、
取外しを特定位置でのみ行えるようにした吊扉の
取付構造の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図及び第7図は、実開昭51−139953号公報
によつて知られている従来の吊扉の取付構造を示
す。図において、aは吊扉であり、その上部両端
側には、戸車bの支持枠cが、該支持枠cの水平
枠部c′を貫通するビスdによつて取り付けられて
いる。前記水平枠部c′には、材料金属板の一部を
上方へ折曲延設することによつて上昇防止用の突
起部eを形成し、これらの突起部eとガイドレー
ルfの下面との当接により戸車bの上昇を防止す
べく構成されている。ガイドレールfの一部に
は、前記突起部eが挿入される切欠部(図示せ
ず)を形成して、吊扉aが特定位置にあるとき、
つまり前記突起部eが前記切欠部と合致する位置
にあるとき、吊扉aを持ち上げて、戸車bをガイ
ドレールfから取り外せるように構成されてい
る。gは鴨居、hはガイドレールfを鴨居gに取
りつけるためのビスである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の従来例には、次のような問題点があつ
た。
即ち、戸車支持枠cの水平枠部c′に、材料金属
板の一部を上方へ折曲延設することによつて上昇
防止用の突起部eを形成していたため、戸車支持
枠cの製造にあたつて、突起部eを折曲延設する
ための工程と材料金属板が必要であるのみなら
ず、突起部eが金属板の一部を折曲加工すること
によつて形成されているので、板面に垂直な方向
へは突起部が変形しやすく、そのため、材料金属
板としてかなり厚手のものを使用して剛性を高め
ないと、突起部が変形して上昇防止機能が損なわ
れることがあつた。
本考案の目的は、上記従来例の問題点を、構成
部材数が少ない簡単かつ安価な構成によつて解消
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案が講じた
技術的手段は、次のとおりである。即ち、本考案
による吊扉の取付構造は、鴨居に吊扉の戸車を転
動自在に支持するガイドレールを一体成形し、敷
居には吊扉の前後揺動を防止する案内レールを設
け、吊扉の上部両端側には戸車支持枠を、該支持
枠の水平枠部にビスを介して取り付けると共に、
そのビスは前記ガイドレールの下方位置に上方へ
延出する突起状に、かつ前記ガイドレールとの間
に小間隙が形成される状態に設けて、該ビスと前
記ガイドレールの下面との当接により戸車の上昇
を防止すべく構成し、一方、前記ガイドレールに
は、吊扉を閉塞した際に前記ビスが位置する個所
以外の位置にビス挿入用の切欠部を設け、ビスと
切欠部が合致する位置でのみ、戸車がガイドレー
ル上に出し入れ可能となり、吊扉を前記ガイドレ
ール及び案内レールに対して着脱自在に構成した
ことを特徴としている。
〔作 用〕
上記の構成によれば、戸車支持枠を吊扉の上部
両端側に取り付けるためのビスが戸車の上昇を防
止する突起部に兼用されているため、構成部材数
が少なく、しかもビスであるが故に、いずれの方
向に外力に対しても均等な強度が得られ、容易に
変形することがなく、戸車の上昇防止機構が損な
われる虞れがない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は、組立家屋の一例である組立物置を示
し、1は鴨居、2は敷居、3,3′は出入り口を
開閉する左右一対の吊扉、4は出入り口の片側に
配設した壁パネル、5は上枠、6は隅柱である。
鴨居1には、第2図に示すように、水平板部1
a,1a′と該水平板部1a,1a′の先端から上方
へ折れ曲がつた後、下方へ折り返された立上り板
部1b,1b′とによつて構成した2条のガイドレ
ールA,A′が一体成形されている。
敷居2には、第2図に示すように、吊扉3,
3′の前後揺動を防止する2条の案内レール2
a,2a′が設けられている。第2図中、3a,3
a′は案内レール2a,2a′と係合する合成樹脂製
の戸滑りであり、吊扉3,3′の左右両端近傍部
に設けられている。3b,3b′は戸滑りカバーで
あり、吊扉3,3′の下端に全幅にわたつて設け
られている。
各吊扉3,3′の上端面には、第2図乃至第4
図に示すように、断面形状が略L字状で、かつ吊
扉3,3′の左右幅と略等しい長さを有する鋼板
製の戸車支持枠7,7′が、吊扉3,3′の上部両
端側において、当該支持枠7,7′の水平枠部7
a,7a′を貫通する4本のビス8…,8′…によ
つて取り付けられている。9…,9′…は、支持
枠7,7′の両端近傍部に軸架された戸車であ
り、前記ガイドレールA,A′の立上り板部1
b,1b′に係合する環状溝を有し、立上り板1
b,1b′上を転動するようにガイドレールA,
A′で支持されている。
(尚、吊扉3,3′は同一構造であるため、第
3図、第4図では片方の吊扉3のみを示し、他方
の吊扉3′については、同一構成部材の符号を括
弧内に示した。) 前記ビス8…,8′…は、第4図に示すとお
り、頭部8a,8a′がネジ部8b,8b′よりも大
径になつており、頭部8a,8a′とネジ部8b,
8b′間に段部が水平枠部7a,7a′の上面に当接
するまで吊扉3,3′上部にねじ込んで支持枠
7,7′を固定した状態において、上方へ延出す
る突起状を呈するように形成されている。そし
て、これらの突起状のビス8…,8′…は、第2
図に示すように、前記ガイドレールA,A′の下
方位置に、該ガイドレールA,A′との間に小間
隙が形成される状態に設けられ、該ビス8…,
8′…と前記ガイドレールA,A′における水平板
部1a,1a′の下面との当接により戸車9…,
9′…の上昇を防止すべく構成されている。
前記ガイドレールA,A′には、吊扉3,3′を
閉塞した際に前記ビス8…,8′…が位置する個
所以外の位置にビス挿入用の切欠部B…,B′…を
設けてある。そしてビス8…,8′…と切欠部B
…,B′…が合致する位置でのみ、前記戸車9…,
9′…をガイドレールA,A′の立上り板部1b,
1b′上に出し入れ可能となり、第5図に示すよう
に、吊扉3,3′を前記ガイドレールA,A′及び
案内レール2a,2a′に対して着脱できるように
構成してある。
即ち、ビス8…,8′…の上端とガイドレール
A,A′の水平板部1a,1a′の下面との間に形成
される小間隙を、戸車9…,9′…の環状溝の深
さよりも小さく設定することによつて、環状溝と
立上り板1b,1b′との係合が外れないように構
成し、特定位置で吊扉3,3′を持ち上げて、ビ
ス8…,8′…を切欠部B…,B′…内に入り込ま
せた状態においては、第5図に示すように、戸車
9の環状溝と立上り板部1bとの係合ならびに戸
滑り3aと案内レール2aとの係合が外れるよう
に構成したのである。
尚、第5図では、一方の吊扉3だけを示し、他
方の吊扉3′の図示を省略してある。鴨居1及び
敷居2は、いずれも塗装鋼板を折曲加工したもの
であるが、ステンレススチール、アルミの成形品
等で構成してもよい。また、上記の実施例では、
2条のガイドレールA,A′による引き違い式の
吊扉3,3′となつているが、雨戸のように1条
のガイドレールに沿つてスライドする吊扉につい
ても本考案と同様に実施できることは勿論であ
る。
〔考案の効果〕 本考案は、上述した構成よりなり、戸車支持枠
を吊扉の上部両端側に取り付けるためのビスが戸
車の上昇を防止する突起部に兼用されているた
め、構成部材数が少なく、部材数及び製造工程の
減少によるコストダウンを図ることができ、しか
もビスであるが故に、いずれの方向に外力に対し
ても均等な強度が得られ、容易に変形することが
なく、戸車の上昇防止機能が損なわれることがな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示し、
第1図は組立物置の正面図、第2図は吊扉の取付
構造を示す縦断側面図、第3図は吊扉の上部の斜
視図、第4図は吊扉の要部の斜視図、第5図は作
用図である。第6図と第7は従来例の説明図であ
る。 A,A′……ガイドレール、B,B′……切欠
部、1……鴨居、2……敷居、2a,2a′……案
内レール、3,3′……吊扉、7,7′……支持
枠、7a,7a′……水平枠部、8,8′……ビ
ス、9,9′……戸車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鴨居に吊扉の戸車を転動自在に支持するガイド
    レールを一体成形し、敷居には吊扉の前後揺動を
    防止する案内レールを設け、吊扉の上部両端側に
    は戸車支持枠を、該支持枠の水平枠部にビスを介
    して取り付けると共に、そのビスは前記ガイドレ
    ールの下方位置に上方へ延出する突起状に、かつ
    前記ガイドレールとの間に小間隙が形成される状
    態に設けて、該ビスと前記ガイドレールの下面と
    の当接により戸車の上昇を防止すべく構成し、一
    方、前記ガイドレールには、吊扉を閉塞した際に
    前記ビスが位置する個所以外の位置にビス挿入用
    の切欠部を設け、ビスと切欠部が合致する位置で
    のみ、戸車がガイドレール上に出し入れ可能とな
    り、吊扉を前記ガイドレール及び案内レールに対
    して着脱自在に構成したことを特徴とする吊扉の
    取付構造。
JP11475086U 1986-07-26 1986-07-26 Expired JPS6229567Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11475086U JPS6229567Y2 (ja) 1986-07-26 1986-07-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11475086U JPS6229567Y2 (ja) 1986-07-26 1986-07-26

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Publication Number Publication Date
JPS6231674U JPS6231674U (ja) 1987-02-25
JPS6229567Y2 true JPS6229567Y2 (ja) 1987-07-29

Family

ID=30997770

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JP11475086U Expired JPS6229567Y2 (ja) 1986-07-26 1986-07-26

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JPS6231674U (ja) 1987-02-25

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