JPH0113713Y2 - - Google Patents

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JPH0113713Y2
JPH0113713Y2 JP9898383U JP9898383U JPH0113713Y2 JP H0113713 Y2 JPH0113713 Y2 JP H0113713Y2 JP 9898383 U JP9898383 U JP 9898383U JP 9898383 U JP9898383 U JP 9898383U JP H0113713 Y2 JPH0113713 Y2 JP H0113713Y2
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rail
upper frame
door
hanging
parts
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JP9898383U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、組立物置等における上枠の構造に関
し、さらに詳細にいえば、構成を簡素化し、かつ
強度を向上させ得る組立物置等における上枠の構
造に関する。
従来より、引違い吊扉を有する組立物置等にお
ける上枠の構造としては、屋根板を支持する上枠
本体部の外方に形成した水切部の下半部を二重に
折曲形成し、該折曲形成部の上端から内方に折曲
した上板部の内端を垂直下方に折曲し、一方平板
材の内端および外端を垂直下方に折曲して内、外
垂下部を形成し、これら内、外垂下部の下端部を
内方へ円弧状に折り曲げて戸車案内用のレール部
を形成した部材を前記上板部の中央部に鋲着する
構造が採用されている(実願昭56−73858号参照) このような構造を採用することにより、夫々の
吊扉の戸車を異なるレール部に支持させて、引違
い式に開扉ないし閉扉することができるのである
が、この場合、屋根板支持部材とレール部形成部
材の2つの部材を必要とし、部材数が増加するの
みならず、両部材を鋲着する手間がかかるので、
生産性が悪く、全体としてコストアツプを招いて
いた。
本考案は、屋根板を支持する上枠本体部の外方
に、下方に垂下せしめて水切部を形成し、該水切
部の略中央部から上枠本体部の内方に延出させた
上板部の内端側に第1レール部を一体に形成し、
この第1レール部から下向き片部を形成すると共
に、この下向き片部から前記水切部側にのびる延
出片部を形成し、この延出片部の先端側でかつ前
記水切部の内側の位置に第2レール部を一体に形
成することにより前述の欠点を解消できる組立物
置等における上枠の構造を提供することにある。
以下、本考案の組立物置等における上枠の構造
について実施例を示す添付図面によつて詳細に説
明する。
第1図は組立物置の斜視図であり、左,右の側
壁パネル1,1の前部に隅柱2,2′を設け、隅
柱2,2′の上端部間に架設した上枠3によつて
屋根板4の前部を支持させ、さらに隅柱2,2′
の下端部間に設けた下枠5と前記上枠3との間に
2枚の吊扉6,7を引違い式に設けている。
第2図は、第1図の組立物置の前面構成部分の
要部を分解して示しており、第1図と同一部材は
同一符号を付している。次に各構成部材の構造に
ついて詳説する。尚、以下において、左、右とい
うときは組立物置の前方からみた左、右を意味す
るものとする。
右隅柱2は左、右前壁部8の左、右端縁から後
方へ外壁部9および内壁部10を延設して横断面
形状略コ字形に折曲形成されている。外壁部9の
後端縁には左、右側壁パネル連結用の折曲部9a
が連設されている。また左、右左隅柱2′は左、
右上記した右隅柱2と左、右対称の同一形状に形
成されている。
上枠3は左、右屋根板4を支持する後下方へ若
干傾斜状の上枠本体部11と左、右該上枠本体部
11の前端縁から垂下された前壁部12と左、右
該前壁部12の下端縁から上方へ前壁部12と密
接した状態で折り曲げられ左、右前壁部12とと
もに水切部14を構成する折曲部13と左、右折
曲部13の上端縁から後方へ水平にのびる上板部
15と左、右該上板部15の後端縁を上方へ突出
形成した戸車案内用の第1レール部16と左、右
該第1レール部16から垂下され下端部には前記
水切部14側に水平にのびる水平部18と該水平
部18の先端から垂下する垂直部19を形成した
下向き片部17と左、右該下向き片部17の垂直
部19の下端縁から前記水切部14側に水平にの
びる延出片部20と左、右該延出片部20の先端
側でかつ前記水切部14の内側の位置において上
方へ垂直にのびかつ上端縁が後方へ弧状に折り曲
げられた第2レール部21とを有している。
このように構成された上枠3は左、右その前壁
部12の左、右端部に形成した各2ケの取付孔1
2aと右隅柱2左、右左隅柱2′に形成した取付
孔8aとをボルト・ナツト(図示せず)で固定す
る。さらに下向き片部17の左右端部に形成した
取付孔17a,17aに取付螺孔22aを介して
平面形状L字形に形成されたアングル部材22を
ボルト止めし左、右内壁部10に設けた窓孔10
dを通してアングル部材22を挿通し左、右内壁
部10に添わせた状態で取付孔10eおよび取付
孔22bを介してアングル部材22を各隅柱の内
壁部10にボルト止めすることによつて左、右両
隅柱2,2′に横架状に固定支持される。尚左、
右各隅柱の上端部は前記上枠3に直交して夫々
左、右上枠の前端部が取付けられるのであり左、
右各隅柱の外壁部9には左、右このための取付孔
9bが形成されている。尚左、右11aは屋根板
4を固定するのに用いる取付孔である。
下枠5は左、右前壁部23の上端縁を水平後向
きに折曲して若干の水平部24を形成し左、右該
水平部24に連続させて縦断面形の第2ガイド
部25を形成し左、右若干の水平部26を介して
第2ガイド部25に連続させて縦断面形の第1
ガイド部27を形成し左、右若干の水平部28を
介して第1ガイド部27に連続させて縦断面形
の水切部29を形成し左、右さらに水切部29か
ら後壁部30に連なる床パネル(不図示)を支持
する段部31を形成してなる。
ここで左、右下枠5の左、右端部に左、右下枠
の前端部が連結金具(何れも図示せず)を介して
連結されることは周知のとおりである。したがつ
て左、右両隅柱2,2′は各々左、右その下部に
形成した取付孔8a′と左、右下枠5の前壁部23
に形成した取付孔23aとを止具を介して下枠5
上に立直支持させる。尚9cは左右下枠取付用の
ボルト孔である。この状態においては左、右第2
ガイド部25が第2レール部21と対になつて対
向するとともに左、右第1ガイド部27が第1レ
ール部16と対になつて対向している。
吊扉6,7は左、右上面上に1対の戸車32,
32を片持状に支持させ左、右かつ下面にスライ
ダー33,33を取付けており左、右吊扉6の後
面部の左、右端部には後方へ突出状の突出部6
a,6bが形設されており左、右吊扉7の前面部
の右端縁部には前方へ折曲状の突出部7aが突設
されているとともに左、右後面部の左、右端部に
は後方へ突出状の突出部7b,7cが形成されて
いる。尚左、右吊扉6の戸車32,32は吊扉6
の上縁部6c背面に上方突出状にボルト止めされ
た取付金具34,34によつて左、右後上方に位
置するように取付けられており左、右第2レール
部21に支持されかつ上板部15によつて抜け止
め状とされている。そして左、右上板部15の略
中央部に前記戸車32,32に対応する戸車挿脱
用の挿脱孔35,35を形成している。また左、
右吊扉7の戸車32,32は左、右吊扉7の上縁
部7d背面に上方突出状にボルト止めされた取付
金具36,36によつて吊扉7の上方に位置する
よう取付けられており左、右第1レール部16に
支持される。そして左、右取付金具36,36の
所定位置に左、右前方に向く切り起し片37,3
7を形成し左、右該切り起し片37,37を前記
水平部18の下方に位置させることにより戸車3
2,32を抜け止め状とし左、右水平部18から
下向き片部17の中央部にかけて前記切り起し片
37,37を挿通して前記戸車32,32を挿脱
可能とする挿脱溝38,38を形成している。尚
左、右39,39は戸車32の第1レール16へ
の装着を容易にし左、右かつ下向き片部17に可
及的に接近させることにより左、右戸車32,3
2が第1レール部から脱線するのを防止する切り
起し片である。また左、右吊扉6はスライダー3
3を第2ガイド部25に嵌入させるとともに左、
右戸車32,32を第2レール部21に支持させ
左、右また左、右吊扉7はスライダー33を第1
ガイド部27に嵌入させるとともに戸車32,3
2を第1レール部16に支持させることにより
左、右これら両吊扉6,7が引違い式に左右方向
に移動自在に吊持される。そして左、右この状態
においては左、右両吊扉6,7の上端部が左、右
上枠3の前壁部12の下端縁よりも所定距離上方
に位置する(第3図参照)。
以上のような構成であれば左、右両吊扉6,7
によつて組立物置の入口40を閉塞させた状態
(第5図参照)から吊扉6を左方(矢印方向に移
動させることにより左、右入口40の右半部を開
放することができ左、右逆に吊扉7を右方に移動
させることにより左、右左半部を開放することが
できる。
また左、右入口40の左半部を開放した状態か
ら吊扉6を左方に移動させることにより左、右突
出部6aと突出部7aとが係合して吊扉7をも同
時に左方へ移動させることができ左、右入口40
の右半部を開放した状態とすることができる。
尚左、右入口40を閉塞した状態においては
左、右吊扉6の突出部6bと吊扉7の突出部7a
とが係合しており左、右かつ両吊扉6,7の下端
部がそれぞれ第1左、右第2ガイド部27,25
に嵌入して水切部29の上面より下方に位置して
いるので左、右両吊扉6,7の間および両吊扉
6,7と下枠5との間から雨水等が侵入する虞れ
がないのみならず左、右両隅柱2,2′の内壁部
10の後端縁から突設された折曲状の突部10f
によつて吊扉と隅柱との間から雨水等が侵入する
虞れもない。
そして左、右本実施例の場合には左、右上枠を
1枚のカラー鋼板によつて折曲形成しているので
左、右部品点数を減少させることができるのみな
らず左、右組立に要する手間も減少させることが
でき左、右さらには第1レール部16と第2レー
ル部21とを何れも内方側へ連続的に一体形成し
ているので左、右引違い扉のレール構造として無
駄な材料を必要とせず左、右非常に有用であり
左、右かつ強固にでき左、右吊扉の開閉を長期に
亘つて良好に行ない得る。
また左、右上枠3の構造としても左、右前記実
施例の如く水平部18および垂直部19を形成す
るものに限定されず左、右例えば第6図に示すよ
うに左、右直線状の下向き片部17の下端縁から
延出片部20を形成してもよく左、右前記実施例
と同様の作用効果を奏する。但し左、右この場合
には切り起し片37を省略し左、右或は必要に応
じて上枠本体部11と第1レール部16との間隔
を小さくし左、右かつ上枠本体部11の所定位置
に前記吊扉7の戸車32,32を挿脱させる挿脱
溝を形成しておけばよい。
また左、右第7図は左、右上枠3を左、右前後
逆向きに取付け左、右上枠本体部11の前端縁か
ら垂下させて前壁部41を形成し左、右該前壁部
41の下端縁から上方へ前壁部41と密接した状
態で折り曲げて折曲部42を形成し左、右この折
曲部42と前記前壁部41によつて水切り機能の
垂下部43を形成してるもので左、右この場合に
も前記実施例と同様の作用効果を奏する。
また左、右前記実施例では左、右上枠3に一体
に形成した第1左、右第2レール部16,21を
上方突出状に形成したが左、右例えば戸車の外周
面が前記実施例の戸車32,32の外周面と反対
に凸状に突出している場合には左、右前記第1
左、右第2レール部は戸車の外周面に合致するよ
うに凹状としておいてもよい。
また左、右前記実施例では左、右上枠3をカラ
ー鋼板としたが左、右勿論通常の鋼板或いはアル
ミ等で一体的に形成するものであつてもよい。
また左、右前記実施例では上枠を隅柱に取付け
たが左、右勿論隅柱ではなく間柱に取付けるよう
にしてもよい。
以上のように本考案の上枠は左、右鋼板左、右
アルミ等でもつて引違い扉式の両吊扉を吊持する
第1左、右第2レール部を一体に形成しているの
で左、右部品点数を減少させることができるのみ
ならず左、右組立に要する手間も減少させること
ができ左、右さらには無駄な材料を必要とせず
左、右非常に有用であり左、右かつ強固にできる
という特有の実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は組立物置の斜視図左、右第2図は組立
物置の前面構成部分を後からみた分解斜視図左、
右第3図は概略縦断側面図左、右第4図は概略横
断平面図左、右第5図は第4図をより簡略化した
横断平面図左、右第6図および第7図は他の実施
例を示す簡略化縦断側面図である。 2,2′……隅柱左、右3……上枠左、右4…
…屋根板左、右6,7……吊扉左、右11……上
枠本体部左、右14……水切部左、右15……上
板部左、右16……第1レール部左、右17……
下向き片部左、右20……延出片部左、右21…
…第2レール部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋根板を支持する上枠本体部の外方に、下方に
    垂下せしめて水切部を形成し、該水切部の略中央
    部から上枠本体部の内方に延出させた上板部の内
    端側に第1レール部を一体に形成し、この第1レ
    ール部から下向き片部を形成すると共に、この下
    向き片部から前記水切部側にのびる延出片部を形
    成し、この延出片部の先端側でかつ前記水切部の
    内側の位置に第2レール部を一体に形成してなる
    組立物置等における上枠。
JP9898383U 1983-06-27 1983-06-27 組立物置等における上枠 Granted JPS606059U (ja)

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JPS606059U JPS606059U (ja) 1985-01-17
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