JPH0526219Y2 - - Google Patents

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JPH0526219Y2
JPH0526219Y2 JP1985106714U JP10671485U JPH0526219Y2 JP H0526219 Y2 JPH0526219 Y2 JP H0526219Y2 JP 1985106714 U JP1985106714 U JP 1985106714U JP 10671485 U JP10671485 U JP 10671485U JP H0526219 Y2 JPH0526219 Y2 JP H0526219Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、嵌め殺しのパネルと可動の障子と
を隣り合わせに備えた連窓サツシに関するもので
ある。
(従来の技術) 従来における連窓サツシとしては、例えば第8
図〜第10図に示すものがあり、各図中の符号1
00は嵌殺用上枠、101は嵌殺用下枠、102
は障子組込用上枠、そして103は障子組込用下
枠である。
嵌殺用上下枠100,101は、躯体1の開口
部上下に固定してあり、長手方向全体にわたつて
パネル取付用溝100a,101aが形成してあ
る。障子組込用上下枠102,103は、前記嵌
殺用上下枠100,101の長手寸法より短い寸
法(図ではサツシ全体の約半分)を有しており、
その間には、引違い式に操作する障子104,1
04が組込んである。そして、前記障子組込用上
下枠102,103は、パネル取付用溝100
a,101aを塞ぐようにして嵌殺用上下枠10
0,101の下面および上面に重ね合わせて取付
けてある(第8図に示す)。また、嵌殺用上下枠
100,101の残るパネル取付用溝100a,
101aには、パネル105の上下が嵌め殺しの
状態で取付けてある(第9図に示す)。なお、嵌
殺用上下枠100,101の両端間および障子1
04とパネル105との間には、竪枠106,1
06および方立107が設けてある。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記した従来の連窓サツシにあ
つては、パネル取付用溝100a,101aが開
口する嵌殺用上下枠100,101の水平壁(下
面および上面)を取付面とし、この取付面に障子
組込用上下枠102,103を重ね合わせていた
ため、全体的に見ると第10図に示す如く重合部
分の見付寸法だけが大きくなり、その結果上下枠
間の寸法が狭まつて採光面積が小さくなるという
問題点があつた。また、障子組込み部分の見付寸
法と、パネル嵌め殺し部分の見付寸法とが大きく
異なることから、外観上不体裁になるという欠点
があつた。
この考案は、このような問題点に着目して成さ
れたもので、充分な採光面積を確保することがで
きるとと共に、外観の向上を実現することができ
る連窓サツシを提供することを目的としている。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段)) この考案による連窓サツシは、躯体開口部への
取付部を有する嵌殺用上下枠に形成したパネル取
付用溝の屋外側に、上下のパネル取付用溝間の内
法寸法よりも大きい内法寸法を成す障子組込用枠
取付部を形成し、前記障子組込用枠取付部に、前
記嵌殺用上下枠の長手寸法よりも短い寸法の障子
組込用上下枠を取付け、残る嵌殺用上下枠のパネ
ル取付用溝にパネルを取付けて成ることを特徴と
している。
(実施例) 以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図は、この考案の一実施例を説明
する図であつて、パネルと引違い式の障子とを連
設した場合を例示している。
すなわち、この実施例では、躯体1の開口部の
上下に嵌殺用上枠2および嵌殺用下枠3が設けて
ある。
前記嵌殺用上枠2は、躯体1の屋外面に相対向
し且つ釘4を用いて固定する取付部2aを有する
と共に、断面略中央部に下方向へ開口するパネル
取付用溝2bを有しており、このパネル取付用溝
2bの屋外側に、上側へ段差をもつて連続する障
子組込用枠取付部2cが形成してある。他方、嵌
殺用下枠3は、躯体1の開口端面にねじ5を用い
て固定する取付部3aと躯体1の屋外面に釘6を
用いて固定する取付部3bとを備えた中空状の支
持部3cを有すると共に、断面略中央部に上方向
へ開口するパネル取付用溝3dを有しており、こ
のパネル取付用溝3dの屋外側に、下側へ段差を
もつて連続する障子組込用枠取付部3eが形成し
てある。また、嵌殺用下枠3におけるパネル取付
用溝3dの上端には、前記支持部3cの上側に張
り出す縁部3fが形成してあり、躯体1から屋外
へ延出した床板7の端部を支持部3cと縁部3f
との間に挿設すると共に、前記縁部3fに設けた
ねじ8を床板7にねじ込むようになつている。し
たがつて、嵌殺用上下枠2,3は、躯体1に取付
けた状態で、各パネル取付用溝2b,3dおよび
各障子組込用枠取付部2c,3eが夫々相対向
し、上下のパネル取付用溝2b,3d間の内法寸
法よりも上下の障子組込用枠取付部2c,3eの
間の内法寸法が大きくなつている。なお、各パネ
ル取付用溝2b,3dの開口部には、タイト材9
とこのタイト材9に相対向する別のタイト材を取
付けるための突片2d,3gが長手方向にわたつ
て設けてある。
上記の嵌殺用上下枠2,3を用いてパネル10
(第2図および第3図に示す)と障子11(第1
図に仮想線で示す)とを連設するには、まず障子
組込用枠18,19の取付けを行う。
前記障子11を保持する障子組込用上下枠1
8,19は、上記嵌殺用上下枠2,3の長手寸法
よりも短い寸法を有するものであつて、レール部
18a,19aのほか、各障子組込用枠取付部2
c,3eに形成した鉤状係合部2e,3hに係止
する係止部18b,19bと、各パネル嵌殺用溝
2b,3dの開口部分を閉塞する取付部18c,
19cとを有しており、枠内側から各取付部18
c,19cに貫通させたねじ20,21を各パネ
ル取付用溝2b,3dを形成する隔壁2f,3i
にねじ込むことにより、嵌殺用上下枠に固定す
る。また、障子組込用竪枠22,22は、竪枠1
2、および障子取付部分とパネル取付部分との間
に設けた方立13に夫々形成した係合部12a,
13aに係止部22aを係止するとともに、ねじ
15を用いて固定してある。
パネル10は、上下端部を夫々のパネル取付用
溝2b,3dに挿入し、嵌着済のタイト材9と各
突片2d,3gに設けたタイト材17とで端部が
挟持してある。また、前記パネル10の両端部
は、躯体1に固定した竪枠12および前記方立1
3に夫々取付けたパネル用竪枠14,14で保持
してある。このパネル用竪枠14,14は、竪枠
12および方立13に形成した複数の鉤状係合部
12a,13aに各係止部14aを係止させると
共に、ねじ15,15を用いて固定してあり、相
対向する方向に突設したパネル保持部14b,1
4bに設けたタイト材9と、当該パネル用竪枠1
4,14に嵌着する押縁16,16に設けたタイ
ト材17,17とでパネル10の端部を挟持す
る。
なお、方立13、パネル用竪枠14および障子
組込用竪枠22の上下端部は、上下の嵌殺用上下
枠2,3の枠内側に合わせて切断してある。ま
た、タイト材9が長手方向に設けてあるので、パ
ネル10を上記実施例と反対側に設ける左右勝手
に対応することができる。
上記のようにパネル10と障子11を取付けた
連窓サツシ2,3は、障子組込用枠取付部2c,
3eの内法寸法が各パネル取付用溝2b,3dの
内法寸法よりも大きくなつているため、屋内側か
ら見ると障子組込用上下枠18,19が嵌殺用上
下枠2,3から大きく突出せずパネル取付部分と
障子取付部分での上下枠の見付寸法が余り変わら
ない良好な外観を得ることができる。
第4図および第5図は、上記実施例で説明した
連窓サツシの他の適用例を示す図であつて、各障
子組込用枠取付部2c,3eに、回動操作式の障
子111を保持する障子組込用上下枠23,24
が取付けてある。
前記障子111は、躯体1に固定した竪枠12
に障子組込用竪枠25を取付けるとと共に、この
障子組込用竪枠25にヒンジ26を介して取付け
てあり、障子組込用上下枠23,24、前記障子
組込用竪枠25、および方立13に取付けた別の
障子用竪枠27に各々設けた戸当り材28に当接
する。また、この適用例では、竪枠12および方
立13に、屋内側から取付けた押縁16によつて
隠蔽されるタイト材9が長手方向にわたつて夫々
設けてあり、とくに方立13にあつては、タイト
材9を両側に備え、嵌め殺し部分を設ける位置の
左右勝手に対応できるようにしてある。なお、前
述の実施例と同一の部位に同一符号を記して詳細
な説明を省略する。
第6図および第7図は、この考案の他の実施例
を説明する図である。
すなわち、この実施例における嵌殺用上枠30
は、躯体1の屋外面に相対向する取付部30aを
有すると共に、平坦な下面のほぼ中央に突設した
一対の垂下片30b,30cによつてパネル取付
用溝30dが形成してある。また、前記嵌殺用上
枠30は、パネル取付用溝30dから屋外側(第
6図の左側)にかけての下面を障子組込用枠取付
部30eとし、この障子組込用枠取付部30eと
パネル取付用溝30dの内部とに鉤状の係合部3
0f,30fが形成してある。
他方、嵌殺用下枠31は、前述の実施例で説明
した嵌殺用下枠3(第1図参照)に類似してお
り、躯体1への取付部31a,31bを備えた支
持部31cと、パネル取付用溝31dと、障子組
込用枠取付部31eと、床板7の端部上面に張り
出す縁部31fとを有している。なお、上記嵌殺
用下枠31も、障子組込用枠取付部31eとパネ
ル取付用溝31dの内部とに鉤状の係合部31
g,31gを有している。したがつて、この実施
例の場合も、上下のパネル取付用溝30d,31
d間の内法寸法よりも上下の障子組込用枠取付部
30e,31eの内法寸法が大きくなつている。
この実施例における障子組込用上下枠32,3
3は、引違い式の障子11を取付けるためのもの
であつて、先述の実施例と同様に嵌殺用上下枠3
0,31の長手寸法より短い寸法を有しており、
レール32a,33aを形成した枠内面の裏側に
三本の脚片を長手方向に沿つて有し、中央と屋内
側の脚片に、前記係合部30f,31gに係止す
る係止部32b,33bが形成してある。この障
子組込用上下枠32,33を取付けるには、屋内
側の脚片を夫々のパネル取付用溝30d,31d
に挿入して係止部32b,33bを係合部30
f,31gに係止すると共に、前記パネル取付用
溝30d,31dの開口部分に設けたタイト材9
(パネル端部の挟持に用いるタイト材)に脚片を
当接させ、前記脚片とパネル取付用溝30d,3
1dの開口端部との間に押縁34,34を嵌着す
る。また、障子組込用竪枠35,35は、竪枠1
2あるいは方立13に形成した鉤状係合部12
a,13aに係止部35a,35aを係止させ、
さらに屋内側(第7図の下側)から嵌着した押縁
36,36によつて取付けが成されている。そし
て、残るパネル取付用溝30d,31dには、先
述の実施例と同様に図外のパネルを取付ける。
なお、連窓サツシの形態や障子組込用枠の取付
構造が上記各実施例に限定されることはない。
[考案の効果] 以上説明してきたように、この考案の連窓サツ
シによれば、躯体開口部への取付部を有する嵌殺
用上下枠に形成したパネル取付用溝の屋外側に、
上下のパネル取付用溝間の内法寸法よりも大きい
内法寸法を成す障子組込用枠取付部を形成し、前
記障子組込用枠取付部に、前記嵌殺用上下枠の長
手寸法よりも短い寸法の障子組込用上下枠を取付
け、残る嵌殺用上下枠のパネル取付用溝にパネル
を取付けて成る構成としたため、パネル取付用溝
を覆うようにして嵌殺用上下枠に障子組込用上下
枠を重ねて取付けていた従来の場合と比較する
と、嵌殺用上下枠と障子組込用上下枠とを重ねて
も重合部分の見付け寸法が大きくならないので採
光面積を大きく確保することができ、前記重合部
分の上下見付寸法とパネル嵌殺部分の上下見付寸
法とに大差がないので、外観が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による連窓サツシ
を説明する障子部分の垂直断面図、第2図は第1
図に示す連窓サツシの水平断面図、第3図は第1
図に示す連窓サツシのパネル部分の垂直断面図、
第4図は第1図に示す連窓サツシの他の適用例を
説明する障子部分の垂直断面図、第5図は第4図
に示す連窓サツシの障子部分の水平断面図、第6
図はこの考案の他の実施例による連窓サツシを説
明する障子部分の垂直断面図、第7図は第6図に
示す連窓サツシの障子部分の水平断面図、第8図
は従来の連窓サツシの障子部分の垂直断面図、第
9図は従来の連窓サツシのパネル部分の垂直断面
図、第10図は従来の連窓サツシの正面図であ
る。 1……躯体、2,30……嵌殺用上枠、3,3
1……嵌殺用下枠、2b,3d,30d,31d
……パネル取付用溝、2c,3e,30e,31
e……障子組込用枠取付部、10……パネル、1
1,111……障子、18,23,32……障子
組込用上枠、19,24,33……障子組込用下
枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 躯体開口部への取付部を有する嵌殺用上下枠に
    形成したパネル取付用溝の屋外側に、上下のパネ
    ル取付用溝間の内法寸法よりも大きい内法寸法を
    成す障子組込用枠取付部を形成し、前記障子組込
    用枠取付部に、前記嵌殺用上下枠の長手寸法より
    も短い寸法の障子組込用上下枠を取付け、残る嵌
    殺用上下枠のパネル取付用溝にパネルを組付けて
    成ることを特徴とする連窓サツシ。
JP1985106714U 1985-07-12 1985-07-12 Expired - Lifetime JPH0526219Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS50142337U (ja) * 1974-05-13 1975-11-22
JPS5930158Y2 (ja) * 1980-01-29 1984-08-28 株式会社日本アルミ サツシ窓

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