JPS5930158Y2 - サツシ窓 - Google Patents

サツシ窓

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Publication number
JPS5930158Y2
JPS5930158Y2 JP977880U JP977880U JPS5930158Y2 JP S5930158 Y2 JPS5930158 Y2 JP S5930158Y2 JP 977880 U JP977880 U JP 977880U JP 977880 U JP977880 U JP 977880U JP S5930158 Y2 JPS5930158 Y2 JP S5930158Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
fitting
sliding door
fitting part
plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP977880U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56112281U (ja
Inventor
不二男 松浦
宗夫 嘉本
Original Assignee
株式会社日本アルミ
日本アルミ住宅建材工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日本アルミ, 日本アルミ住宅建材工業株式会社 filed Critical 株式会社日本アルミ
Priority to JP977880U priority Critical patent/JPS5930158Y2/ja
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  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、建物のサツシ窓に関する。
一般に窓や出入口等の開口部の金属枠体は大量生産され
た納期も短く容易に入手出来る。
しかし、クーラ・換気扇等を該開口部に取付たりテレビ
コードや電話線等を室内に導くために、該開口部に嵌殺
部を設けたい場合には、該嵌殺部を構成する金属枠体は
特別仕様となり、納期は著しく長くなって入手が大変困
難となる。
本考案はこのような従来の問題点を解決し、嵌殺部を有
する開口部であっても標準形状寸法の開口部と同程度の
納期にて材料となる金属枠体を入手することが出来るよ
うにすることを目的とし、そこで本考案の特徴とする処
は、周囲枠の上枠と下枠の夫々を共用して、引違戸及び
嵌殺板を取付け、かつ、該嵌殺板の上縁部と下縁部は夫
々上記上枠・下枠に固着されると共に、該嵌殺板の竪框
には上記引違戸の竪框が出入自在に嵌込まれる嵌込凹所
を形成し、単数の周囲枠内に引違戸部及び嵌殺部を併設
して構成された点にある。
以下、図示の実施例に基づき本考案を詳説する。
第1図乃至第4図に於て、1は金属製型材からなる周囲
枠であって、上枠2と下枠3及び左右型枠4,4により
全体が矩形に形成され建物の壁に固着される。
しかして単数の該周囲枠1内に引違戸部5と嵌殺部6が
併設されている。
具体例では周囲枠1の右端側に嵌殺部6を設け、残部を
引違戸部5とし、2枚の引違戸7,8が矢印のように開
閉自在として取付けられている。
9は固定された嵌殺板であリクーラや換気扇等の装置1
0を第1図仮想線のように取付けたり、電線・ケーブル
等を室内に導くのに用いられるものであって嵌殺部6を
形成する。
しかして、第3図に示す嵌殺部6に於ける上枠2・下枠
3の横断面形状は、図示省略したが引違戸部5に於ける
夫々の横断面形状と略同−乃至全く同一である。
即ち、上枠2・下枠3は嵌殺部6と引違戸部5にわたっ
て共用され、夫々連続状の型材が使用されている。
11.12は夫々引違戸7,8の戸車が転勤走行するレ
ール突条であって、下枠3に相互平行として突設され、
他方、13.14は夫々引違戸7,8の上縁凹溝が摺動
案内される案内突条であって、上枠2に相互平行として
下方に突設されている。
そして第3図の具体例では嵌殺板9は該突条131,1
3を利用して確実に上枠2と下枠3に嵌込むべく、該嵌
殺板9の構造は、上框15と下枠16と竪框17,18
からなる金属枠体とこれに気密材19を介して取付けら
れる板材20を有し、引違戸7,8と概略同じ構造とさ
れるが、上枠2・下枠3夫々に上框15・下框16を固
着するために、固着片21.21が上框15・下框16
夫々に突設され、該固着片21.21にネジ孔を形成し
、ネジ22.22にて上枠2・下枠3に固着される。
さらに竪框17,18の側壁部23.23はその高さ寸
法を上枠2・下枠3に嵌込むに必要な範囲で最大として
上下のがたつきを最小とし、上枠2の凹溝24に嵌込ま
れる嵌込部26の幅寸法を該凹溝24の溝幅に可及的に
近い寸法として前後のがたつきを最小とし、また下枠3
のレール突条11が嵌合する下端凹溝27の寸法公差を
小さくして密に嵌合させ前後のがたつきを最小としてい
る。
また側壁部23下端部に於て凹溝27の外側部が長く下
枠3に当接させて確実に支持すると共に、凹溝27の内
側部は切欠いて短脚28として嵌殺板9の下端縁を下枠
3のレール突条11に嵌込むのを容易としている。
次に第2図に示すように周囲枠1に固定された嵌殺板9
の竪框18は、板材20を保持する保持部29と、引違
戸7の竪框30が出入自在に嵌込まれる嵌込凹所31を
形成する嵌込部32とを一体的に形成した型材であり、
該凹所31の形状を、周囲枠1の型枠4の凹所33と同
一とするのが好ましい。
次に第5図と第6図に示す他の実施例では、周囲枠1の
上枠2と下枠3の夫々を共用して、引違戸7,8 ;
7,8が合計4枚、及び左右中間位置に嵌殺板9が取付
けられ、単数の周囲枠1内に引違戸部5.5及び嵌殺部
6を併設してなる。
しかも第6図の仮想線にて示すように間仕切板34を連
結具35により嵌殺部6に連結固着し、4枚戸の方立を
行うも自由である。
なおこの実施例の場合に於ても、嵌殺部6の横断面形状
は第3図と同様となり、上枠2と下枠3に固着片21と
ネジ22等にて強固に固着されている。
また、周囲枠1の中間部に立設された該嵌殺板9の左右
竪框18,18は、保持部29と嵌込部32とを有する
型材が使用され、左右の引違戸7,7の竪框30.30
が嵌込部32.32の凹所31,31に嵌込まれて気密
を保持し、前後振れを確実に防止する。
なお、第2図又は第6図に示すように掃き出し用切欠3
6・・・・・・を下枠3の適宜位置に設け、又は引違戸
7,8のストッパ取付のために上梓2等に取付孔や切欠
部を付加される場合もあるが、全体的には上枠2・下枠
3は夫々連続状として略同−横断面にて、引違戸部5・
・・・・・と嵌殺部6を貫通している。
しかして、メーカにて大量生産され標準化されているの
は引違戸7,8の枠体及び該引違戸7,8用の突条11
.12,13.14を有する周囲枠1であるが、上述の
ように本考案では、標準化された該周囲枠1のみを使用
し、嵌殺部6用に特別の周囲枠を使用せず、また嵌殺板
9の枠体は、標準化された上記周囲枠1に対応する形状
に予め標準化出来るから、従来は特別仕様とされてきた
嵌殺部付開口部が、標準化された金属製型材をもって安
価に大量生産可能となった。
一般にメーカから建築施行業者までは、標準所定長さ寸
法の周囲枠1、引違戸7,8の枠体が納入され、個々の
建物に応じて建築施行業者はこの長さ寸法を切り詰めて
取付ける。
従って嵌殺部6を必要とする場合にはこの長さ寸法を切
り詰めるときに、引違戸7,8の上框・下框の長さ寸法
をより短くするのみで、容易に嵌殺部6を付加出来るよ
うになる。
なお本考案の上述の実施例によれば、嵌込部6の引違戸
側の側端縁に嵌込凹所31を設け、該凹所31は竪框4
の凹所33と同一形状としたから、引違戸7の竪框30
は該凹所31に嵌込状として前後がたつきが確実防止さ
れ、気密材37等も、嵌殺部6の無い場合と同じもので
済み好ましい。
なお上述の実施例以外に、例えば引違戸の枚数を増減し
たり、嵌殺部6を複数に増加したり、嵌殺板9を種々の
構造のものとするも自由である。
以上詳述した構成にて本考案は所期の目的を有効達成し
た。
特に周囲枠1の上枠2及び下枠3の夫々を共用して、引
違戸7,8及び嵌殺板9を取付け、単数の周囲枠1内に
引違戸部5及び嵌殺部6を併設したから、嵌殺部を構成
する枠体も予め標準化出来、メーカから建築施行業者へ
の納期は著しく短縮出来た。
勿論標準化によって大量生産が容易となり製造コストも
低減された。
特に一般住宅に於て、容易にクーラ・換気扇等の取付け
が出来、また開口部の所望位置での室の間仕切りも自由
に出来るようになり、美感上も優れたサツシ窓となる。
さらに、嵌殺板9は周囲枠1の上枠・下枠3に上框15
・下框16が固着されると共に、設嵌殺板9の竪框18
には引違戸7の竪框30が出入自在に嵌込まれる嵌込凹
所31を形成したから、気密性が保持されると共に引違
戸の前後がたつきが確実に防止された堅牢なサツシ窓と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す内観図、第2図は断面
平面図、第3図は第1図のA−A断面拡大図、第4図は
嵌殺板の側面図、第5図は他の実施例の内観図、第6図
は同断面平面図である。 1・・・・・・周囲枠、2・・・・・・上枠、3・・・
・・・下枠、5・・・・・・引違戸部、6・・・・・・
嵌殺部、7,8・・・・・・引違戸、9・・・・・・嵌
殺板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周囲枠1の上枠2及び下枠3の夫々を共用して、引違戸
    7,8及び嵌殺板9を取付け、かつ、該嵌殺板9の上縁
    部と下縁部は夫々上記上枠2・下枠3に固着されると共
    に、該嵌殺板9の竪框18には上記引違戸7の竪框30
    が出入自在に嵌込まれる嵌込凹所31を形成し、単数の
    周囲枠1内に引違戸部5及び嵌殺部6を併設して構成さ
    れたことを特徴とするサツシ窓。
JP977880U 1980-01-29 1980-01-29 サツシ窓 Expired JPS5930158Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP977880U JPS5930158Y2 (ja) 1980-01-29 1980-01-29 サツシ窓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP977880U JPS5930158Y2 (ja) 1980-01-29 1980-01-29 サツシ窓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56112281U JPS56112281U (ja) 1981-08-29
JPS5930158Y2 true JPS5930158Y2 (ja) 1984-08-28

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ID=29606416

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JP977880U Expired JPS5930158Y2 (ja) 1980-01-29 1980-01-29 サツシ窓

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JPH0526219Y2 (ja) * 1985-07-12 1993-07-01

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JPS56112281U (ja) 1981-08-29

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