JPH033743Y2 - - Google Patents

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JPH033743Y2
JPH033743Y2 JP2631383U JP2631383U JPH033743Y2 JP H033743 Y2 JPH033743 Y2 JP H033743Y2 JP 2631383 U JP2631383 U JP 2631383U JP 2631383 U JP2631383 U JP 2631383U JP H033743 Y2 JPH033743 Y2 JP H033743Y2
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mullion
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JP2631383U
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JPS59131480U (ja
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  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は屋外と屋内、あるいは浴室と脱衣室
等、一方ではウエツトな環境となつていても他方
には水を浸入させたくない部分に用いられる片引
戸のためのサツシ枠に関するものであり、特に方
立が屋外側あるいは屋内側に選択的に固設できる
窓枠に関する。なお以下、屋外、浴室等ウエツト
な環境の側を屋外と呼び、屋内、脱衣室等ドライ
に保ちたい側を屋内ということにする。
さてこの種サツシ枠の場合、下枠は水の浸入を
防止し、あるいは浸入した水を排水するために、
屋内側において高く、屋外側において低くするこ
とが求められる。このため方立を屋内側に固設す
る場合と屋外側に固設する場合とでは、方立の長
さが異ならざるを得ず、このため屋内側に固設す
る枠セツトと、屋外側に固設する枠セツトを別々
に用意しなければならなかつた。
そこで本考案では同一の枠セツトで方立を屋外
側でも屋内側でも固設可能な片引戸サツシ窓枠を
提供しようとするものである。
次に本考案の一実施例を図に従つて説明する
と、図中1は浴室の出入口開口部Wに装着された
片引戸サツシ窓枠(以下単に窓枠という)であつ
て、上枠2、下枠3及び左右の縦枠4と方立5と
により枠組み形成されるとともに、片引戸8が片
引き状に摺動可能に建付けられている。なお、第
1図では図示上部側が浴室(屋外側)で下部側が
屋内側となり、また、第2図では図示左側が浴室
で右側が屋内側となつている。
2は窓枠1の上枠であつて、その断面におい
て、2Aはウエブであつて水平状に設けられ、同
ウエブ2Aにはビス受け2Bが一体に形成されて
いる。また、同ウエブ2Aの図示左右両端には側
縁2Cが垂設されて片引戸8を摺動可能に建付け
る下方開放の摺動溝2Dが形成されるとともに、
同両端には上方に向かつて断面略かぎ形状の脚片
2Eが対設されている。また、ウエブ2Aは浴室
側へ所定の長さ水平状に張出して方立取付部2F
が形成され、その端部には脚片2Eと対応する断
面略かぎ形状の脚片2Gが上設されている。
3は窓枠1の下枠であつて、その断面において
3Aは摺動ウエブであつて浴室側(外側ともい
う)へ下傾状に設けられ、上面側にはレール3B
が長手方向に向かつて条設されている。また、摺
動ウエブ3Aの屋内端には上方へ向かつて所定長
さの立上片3Cが設けられるとともに、その上端
には屋内側に向かつて水平状に係止片を兼ねる方
立取付部3Dが形成されている。また、摺動ウエ
ブ3Aの内外両端には下方に向かつて断面略かぎ
形状の脚片3Eが垂設されるとともに、外端には
上方に向かつてその上端部が屋内側の立上片3C
の上端とほぼ同位となる前縁3Fが上設され、ま
た、摺動ウエブ3Aは上枠の方立取付部2Fと対
応して外側に水平状に張出して屋内側の方立取付
部3Dとは屋外側で段差する方立取付部3Gが形
成されている。なお、3Hは下枠3の長手方向に
沿つて形成したビス受けである。
4は左右の縦枠であつて、その断面形状は対称
形状に形成されている。その断面において4Aは
戸当ウエブであつて、上枠2の張出幅と対応して
鉛直状に設けられ、同ウエブ4Aの屋内端には内
方に向かつて突出する内縁4Bが設けられるとと
もに、屋外寄りの一部には屋内面に気密部材24
を嵌着するあり溝4Dを有する仕切片4Cが内側
に向かつて突設されて戸当溝4Eが形成されてい
る。また、戸当ウエブ4Aの背面側には脚片4F
が突設されている。
かくして形成された上枠2、下枠3及び左右の
縦枠4はその両端部がビス受け2B,3Hを介し
て相互に結合されて方形状に枠組みされ、その上
下枠2,3のほぼ中央部の方立取付部2F,3G
間にはスペーサ6を介して方立5が縦設されてい
る。
5は上記した方立であつて、その断面において
5Aはウエブであつて屋内側に凹部5Bを有する
断面略皿形状に形成され、同ウエブ5Aの両端に
は断面略かぎ形状の側縁5Cが形成されている。
また、ウエブ5Aの屋外面ほぼ中央には屋外側へ
側縁5Cと対応して補強片5Dが突設されるとと
もに、同片5Dの背面側凹部5B内には気密部材
24を嵌着するあり溝5Eが形成されている。ま
た、補強片5Dの左右両側にはビス受け5Fが長
手方向に沿つて形成されている。
6はスペーサーで合成樹脂等からなるもので、
下枠3の外側の方立取付部3G上に載置したとき
前縁3Fの上端とほぼ整合する高さhを有し、か
つ方立5を載置し得る長方体のブロツク状に形成
され、その上面6Aには方立5の側縁5Cの内側
に係合する突起6Bが対応して突設されるととも
に、上下面間には方立5のビス受け5Fと整合す
るねじ挿通孔6Cが貫設されている。また、スペ
ーサー6の両端側には屋内面6Dより側端面6E
に向かつて図示略かぎ形状に排水路6Hが凹設さ
れるとともに、同排水路6Hの両端排水口6F,
6F′には薄い肉厚の蓋6Gが開口可能に一体に形
成されて、必要に応じて排水する側(本例では図
示左側の排水路6Hを開設した。)の排水路6H
を開口するように形成されている。
このように形成された方立5を縦設するに先立
ち、下枠3の前縁3Fには方立5の縦設位置すな
わちスペーサー6の介装位置においてスペーサー
6の排水側となる排水路6Hの排出口6F′と整合
する排水口3Jが貫設されて、方立取付部3G上
にはスペーサー6がその排出口6F′を排水口3J
に整合して載置されて、方立5の下端部側は方立
取付部3G下面側よりスペーサー6のねじ挿通孔
6cにねじ7が挿通されてビス受け5Fに螺着さ
れ、また、方立5の上端部側は上枠2の方立取付
部2Fの上面側よりねじ7により螺着されて方立
は縦設され、この方立5により窓枠体は出入口部
1Aと収納部1Bとに区画され、同窓枠体には片
引戸8が建付けられている。
8は上記した片引戸であつて、上框9、下框1
0及び左右の縦框11とにより方形状に框組みさ
れるとともに、左右の縦框11間には横桟12が
横架されて框組体は上下に区画され、同区画部に
かガラスあるいは合成樹脂等からなるパネル13
が嵌着され、また、横桟12の図示右側の縦框1
1寄りには出入口1Aを閉鎖したとき方立5と係
止する錠装置14が取付けられている。
この錠装置14は浴室側に取付けられる蓋体1
5と屋内側に取付けられる函体16との合わせ型
に形成され、函体16に形成された縁部17の左
右の側縁17aにはねじ受部17Bが形成される
とともに、一方の側縁17Aには下縁17Cと所
定の距離を隔てて仕切板17Dが設けられて係止
板18の取付部17Eが形成されて、蓋体15及
び函体16の側板15A,16Aには取付部17
Eと整合する長溝孔15B,16Bが開設されて
いる。また、この取付部17Eには係止板18が
回転軸19を介して回動可能に取付けられるとと
もに、上面側には突起20が突設され同突起20
は縁部17内において図示矢印方向へ摺動可能に
納められた操作杆21の下面に斜状に凹設した溝
部22に嵌合されて操作杆21を矢印方向へ移動
することで、係止板18は浴室側あるいは屋内側
へ出没可能に形成されている。
このように形成された片引戸8を建付けた窓枠
1は出入口開口部Wに装着されるとともに、収納
部1Bの浴室側には壁体部23が形成されてい
る。
次に、上記のように構成された本実施例の作用
及び効果について説明する。
さて、本例窓枠1は下枠3の内外両側に段差状
の方立取付部3D,3Gを形成するとともに、段
差状の低い側の方立取付部3Gに段差分に相当す
る高さhのスペーサー6を介装し、同スペーサー
6にねじ挿通孔6cを設けて下枠3の下方から方
立5にスペーサー6のねじ挿通孔6cを介してね
じ止めする構成としたものである。また、下枠3
の内外両側に方立取付部3D,3Gを設けたもの
であるから、方立5を屋内側に縦設する場合に
は、第5図及び第6図に示すように上枠2の方立
取付部2Fを屋内側向きとし、また、左右の縦枠
4の仕切片4Cに設けたあり溝4Dを図示のよう
に屋外側に向けて枠組みして方立取付部2F,3
D間に方立5を縦設することで、方立5の内外の
取付変更を容易に行うことができ、同枠部材及び
方立5により他に何ら切欠き旋工等を行うことな
く変更することができるので好都合である。
さて、本考案は下枠の内外両側に段差状の方立
取付部を形成するとともに、段差状の低い側の方
立取付部に段差分に相当する高さのスペーサーを
介装し、同スペーサーにねじ挿通孔を設けて下枠
下方から方立に前記スペーサーのねじ挿通孔を介
してねじ止めする構成としたものであるから、同
一枠部材にて他に格別の切欠き旋工を行うことな
く方立の内外の取付変更を容易に行うことができ
るので、片引戸サツシ窓枠として極めて実用性に
優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は方立を
浴室側に取付けた場合の水平断面図、第2図は同
じく縦断面図、第3図はスペーサーの斜視図、第
4図は錠装置の縦断面図、第5図は方立を屋内側
に取付けた場合の水平断面図、第6図は同じく縦
断面図である。 1……片引戸サツシ窓枠、2……上枠、3……
下枠、2F,3D,3G……方立取付部、5……
方立、6……スペーサー、6C……ねじ挿通孔、
h……高さ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下枠と上枠と左右一対の縦枠と方立とを主体と
    して構成される片引戸サツシ窓枠であつて、 該下枠は該片引戸を案内するレールが固設され
    た摺動ウエブと、該摺動ウエブの屋内側でかつ該
    摺動ウエブよりも上方位置に設けられた屋内側方
    立取付部と、該摺動ウエブの屋外側でかつ該摺動
    ウエブとほぼ同位ないし下方位置に設けられた屋
    外側方立取付部を有し、 該方立は該屋内側方立取付部と上枠側の方立取
    付部間の距離に等しい長さを有し、 さらに該屋内側方立取付部と屋外側方立取付部
    の高さの差に等しい高さを有し、かつねじ挿通孔
    を有するスペーサを備え、 該屋外側方立取付部と該方立間に該スペーサを
    介装して該方立を該屋外側方立取付部にねじ止め
    することにより屋外側に方立を固設することがで
    き、あるいは該スペーサを用いないで該方立を該
    屋内側方立取付部にねじ止めすることにより屋内
    側に方立を固設することも可能な片引戸サツシ窓
    枠。
JP2631383U 1983-02-23 1983-02-23 片引戸サツシ窓枠 Granted JPS59131480U (ja)

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JP2631383U JPS59131480U (ja) 1983-02-23 1983-02-23 片引戸サツシ窓枠

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Publication Number Publication Date
JPS59131480U JPS59131480U (ja) 1984-09-03
JPH033743Y2 true JPH033743Y2 (ja) 1991-01-30

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JP2631383U Granted JPS59131480U (ja) 1983-02-23 1983-02-23 片引戸サツシ窓枠

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