JPS5838861Y2 - 無積雪サッシにおける戸袋の気密装置 - Google Patents

無積雪サッシにおける戸袋の気密装置

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JPS5838861Y2
JPS5838861Y2 JP1977161010U JP16101077U JPS5838861Y2 JP S5838861 Y2 JPS5838861 Y2 JP S5838861Y2 JP 1977161010 U JP1977161010 U JP 1977161010U JP 16101077 U JP16101077 U JP 16101077U JP S5838861 Y2 JPS5838861 Y2 JP S5838861Y2
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JP
Japan
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door
shoji
frame
fixed
snow
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Application number
JP1977161010U
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English (en)
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JPS5487643U (ja
Inventor
達彦 家永
仁 石村
Original Assignee
不二サッシ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は特に無積雪サツシにおける戸袋の気密装置に関
するものである。
従来の外付サツシにおいては下枠が障子の屋外側に突出
しているためどうしても寒冷地における降雪時には下枠
上に雪が積り、障子の開閉が不可能になる欠点があった
そのため、寒冷地においては、障子の屋外側に設ける網
戸又は雨戸等は使用できないとされていた。
それ故、戸袋を使用するということがなかった。
本出願人は先に障子を両側に開いて窓開口部を全開する
ことができ、且つ下枠が障子よりも屋内側に位置して降
雪時に雪が下枠上に積雪することがないサツシを提案し
た。
本考案は前記サツシの両側に戸袋を設け、この戸袋の戸
出し口を気密にして、屋外に位置した引戸の開閉時のい
ずれにおいても戸袋内への雪、雨水等の侵入を防止する
ことができる無積雪サツシにおける戸袋の気密装置を提
供するのを目的とする。
本考案の構成を図面に示す実施例に基いて詳細に説明す
ると、戸袋1は窓枠2の両端に形成する。
そして、窓枠2は上枠3と下枠4と両側枠5,5とで構
成している。
上枠3は第1,2図に示すように構成している。
即ち、傾斜した屋根6を窓開口部7より夫々両側に障子
一枚分だけ延長した長さに形威し、屋根6の屋内側上端
にまぐさ8及び柱9(第3図参照)に固定する上部垂直
片10を設け、屋外側下端に外壁11を設けている。
又屋根6の屋内側下面には、上部垂直片10と間隔をお
いて内壁12を設け、この内壁12の下端に1形をした
まぐさ8に固定する取付片13を設けている。
そして、内外壁12.11の上部に連結板14を水平に
設け、この連結板14の中央下面に区画板15を垂直に
設けている。
そして、内壁12の下端部屋外側にL形をした障子案内
レール16を全長に亙って設け、区画板15の下端部屋
外側には水平に連結部17を設け、この連結部17にh
形の網戸案内レール18を全長に亙って設けている。
下枠4は第1,2図に示すように設けている。
即ち、上枠3と同一長さの垂直な取付片19を設け、取
付片19の窓開口部7に位置した上端に窓台20に乗架
する水平取付片21を屋内側に突設し、取付片19の下
端全長に亙って水平材22と垂直材23とで断面「形の
突片24を設けている。
そして、垂直材23と間隔をおいて屋内側に水平材22
の下面から下部垂直片25を設け、この下部垂直片25
と垂直材23との間に下向の障子案内溝26を形成する
又、下部垂直片25の前記障子案内溝26の下方屋外側
に傾斜した水切皿部27を端部が前記上枠3の区画板1
5とほぼ同一垂直面に位置するように設け、その端部に
水切壁28を設け、この水切壁28の下端に二叉状の突
条29 、30を設けて下向きの網戸案内溝31を形成
する。
そして、屋内側の突条30はや・長く形成して、下端に
前記下部垂直片25と連結する連結板32を水平に設け
、この連結板32の屋内側端部から下方に取付片33を
設けている。
又、両側の側枠5,5は第3,4図に示すように構成し
ている。
即ち、断面が、リップ付溝形で形成し、その開口部を、
クレセント34を取付けるクレセント取付溝35とした
クレセント取付部36を設け、このクレセント取付部3
6の窓開口部7側にL字形の取付部37を設け、クレセ
ント取付部36の屋外側にはt形の外壁部38を設け、
この外壁部38の一部に気密材39を取付ける気密材用
溝部40を設けている。
戸袋1,1は第1,3図に示すように構成している。
即ち、上下枠3,4の両側に固定する戸袋用側枠41を
設ける。
この戸袋用側枠41は第3図に示すように、中空の柱体
42の屋内側に巾の広い垂直取付片43を設け、柱体4
2の屋外端に内側に向って前板44を設けている。
一方、垂直な鏡板45の下端に!形に形成した底板46
を一体に形成し、鏡板45を前記前板44の屋内側と上
枠3の外壁11の屋外側に固定し、底板46を下枠4の
連結板32に固定している。
尚、鏡板45の戸袋用側枠41の反対側垂直面(戸出し
口)に気密材取付具47を固定している。
この気密材取付具47は第5図に示すように、鏡板45
の端部を挾持して固定するフォーク状取付部48を有し
、このフォーク状取付部48に屋内側を開口した気密材
取付部49を設けている。
又、底板46にも同様な気密材取付具50を固定してい
る。
この気密材取付具は第3,5図に示すように底板46の
端部を挟持固定するフォーク状取付部51を有し、この
フォーク状取付部51の一端に上面を開口した気密材取
付部52を設けている。
そして、両気密材取付部49.52に気密材53を嵌入
している。
そして、窓開口部7に下枠4の水平取付片21を乗架し
て固定し、取付片33を窓台20の屋外面及び柱9.・
・・・・・に固定し、上枠3の上部垂直片10と取付片
13とをまぐさ8の屋外面及び柱9.・・・・・・に固
定し、更に側枠5,5を窓開口部7の柱9の角部に取付
部37と外壁部38を固定する。
次に戸袋1の雨戸袋用側枠41.41を柱9,9に固定
して窓枠2と戸袋1,1との固定を行う。
尚、第2,3図中54は戸袋1の屋内側に設けた壁パネ
ルである。
そして、窓枠1内に装入する両障子55.55は夫々第
1図に示すように、障子竪框56.56の上端に吊車取
付片57を上下調整自在に固定し、この吊車取付片57
に前記障子案内レール16に乗架する溝形の吊車58を
回転自在に装着する。
又、両障子竪框56.56の下端屋内側には夫々前記障
子案内溝26に嵌入する突片59を有する」形の障子ガ
イド片60を上下調整自在に固定している。
又、両障子竪框56,56及び障子下框61の屋外壁に
前記突条29と平行になるように延長片62を設けて水
切皿部27内へ雪及び雨水が侵入しないようにしている
又、両障子55.55の外側(戸袋1側)に位置した障
子竪框56には夫々前記クレセント34を係止するクレ
セント受63(第3図参照)を取付けている。
又、窓枠1内に装入する両網戸64.64は夫々第1図
に示すように、両側の網戸竪框65の上端に吊車取付片
66を固定し、この吊車取付片66に前記網戸案内レー
ル18に乗架する溝形の吊車67を回転自在に装着して
いる。
又、両網戸竪框65の下端屋内側には夫々前記網戸案内
溝31に嵌入する突片68を有する」形の網戸ガイド片
69を下面が網戸竪框65と同一水平状に位置するよう
に固定している。
本考案の実施例は前記のように構成したもので、網戸6
4 、64及び障子55 、55を閉じた際には、第1
.3図に示すように、網戸64.64の戸袋1側に位置
した両網戸竪框65の屋外面及び下面と網戸ガイド片6
9とが夫々戸袋1の鏡板45と底板46に固定した気密
材取付具47.50に取付けた気密材53と接触し、戸
袋1を気密状態にしている。
又、網戸64.64を戸袋1内に収納した際にも第1.
4図に示すように、中央側に位置した網戸竪框65の屋
外面及び下面と網戸ガイド片69とが夫々気密材53と
接触し、戸袋1を気密状態にしている。
又、障子55.55を閉じた際には、第3図に示すよう
に水切皿部27は障子55.55の延長片62より屋内
側に位置しているため、露出されるようなことがなく、
寒冷地において降雪があって−も従来の下枠のように、
水切皿部27上に積雪して障子55 、55が開閉でき
なくなるようなことか゛ない。
そして、網戸64.64及び障子55.55は夫々吊車
67、・・・・・・、58.・・・・・・により網戸案
内レール18及び障子案内レール16上を、更に網戸ガ
イド片69.・・・・・・及び障子ガイド片60が夫々
網戸案内溝31及び障子案内溝26内を移動して左右の
戸袋1,1内に収納され、窓開口部7を全開する。
更に、水切皿部27上にはレール等のような突起が存在
しないので、雨水等の排水が容易で滞留するようなこと
がなく、雑布掛けが容易であり、且つ水切皿部27上に
足を乗せたり、腰を掛けても足及び臀部等を痛める虞れ
がないものである。
尚、前記実施例においては、障子55.55の屋外側に
網戸64.64を装入するように説明したが、網戸に限
定するものではなく、雨戸又は障子であってもよいもの
で゛、引戸で゛あればよいもので゛ある。
更に網戸(引戸)64に設けるガイド片69の下面を網
戸の下面と同一水平面上に位置させるように説明したが
、これは気密材53との接触を良好にするためで、多少
上下に位置しても支障がないものである。
更に又、気密材53の取付構造も実施例に限定するもの
ではない。
又、下枠4も実施例に限定するものではなく、各種の構
造のものを用いることができるものであるが、下枠上に
積雪させないためには、下枠の屋外端を障子の屋外端よ
りも屋内側に位置させる必要がある。
本考案は前記実施例のような構成、作用を有するもので
、戸袋1の戸出し口に位置した鏡板45及び底板46に
気密材53を取付けているので、屋外側に位置した引戸
の開閉時のいずれにおいても気密材53と接触状態とな
る。
そのため戸袋1内は常時気密状態を保持することができ
、雨水及び雪が侵入するようなことがなく、戸袋内が腐
食するような虞れがないものである。
又、降雪時に雪の侵入により引戸或は障子が開閉不能に
なる虞れがないものである。
更に又、気密材53が引戸に接触しているので、風によ
る引戸の振動を気密材が吸収し騒音が発生するのを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る戸袋の気密装置の実施例を示すもので
、第1図は窓開口部で縦断した側面図、第2図は戸袋部
分で縦断した側面図、第3図は引戸を閉じ障子を戸袋に
収納した状態を示す横断平面図、第4図は引戸を戸袋内
に収納し、障子を閉じた状態を示す横断平面図、第5図
は戸出し口下部の要部断面斜視図である。 尚、図中 3は下枠、31は案内溝(網戸案内溝)、4
1は戸袋用側枠、45は鏡板、46は底板、53は気密
材、64は引戸(網戸)、69はガイド片(網戸ガイド
片)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下枠を窓開口部の両側にほぼ障子一枚分だけ延長し、
    両開きの障子55.55の屋外壁よりも屋内側に位置さ
    せた下枠の屋外端を、上梓よりも屋内側に位置させ、下
    枠の屋外端に下向きの案内溝を設け、この案内溝に嵌入
    するガイド片を下端に設けた引戸を上梓に上吊にて開閉
    できるようにし、上下枠の両側端に戸袋用側枠を固定し
    、この戸袋用側枠に鏡板を、下枠に底板を固定し、鏡板
    と底板との戸出し口にわたって引戸の移動方向と直交す
    る方向に引戸に接触する気密材を取付けたことを特徴と
    する無積雪サツシにおける戸袋の気密装置。
JP1977161010U 1977-12-02 1977-12-02 無積雪サッシにおける戸袋の気密装置 Expired JPS5838861Y2 (ja)

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JPS5487643U JPS5487643U (ja) 1979-06-21
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JPS4327355Y1 (ja) * 1965-03-18 1968-11-12

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