JPH0350233Y2 - - Google Patents

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JPH0350233Y2
JPH0350233Y2 JP1985133620U JP13362085U JPH0350233Y2 JP H0350233 Y2 JPH0350233 Y2 JP H0350233Y2 JP 1985133620 U JP1985133620 U JP 1985133620U JP 13362085 U JP13362085 U JP 13362085U JP H0350233 Y2 JPH0350233 Y2 JP H0350233Y2
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window
shoji
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bay
bay window
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JP1985133620U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、出窓本体の室内側に洗面台、鏡等を
有する洗面出窓に関する。
(従来技術及びその問題点) この種の洗面出窓は屋根部と前面部と左右の妻
部と底板部とからなる出窓本体を有し、この出窓
本体の室内側中高位置に洗面台が設けられている
と共に、前面部の略上半部の室内側面に鏡が装着
されている。
ところが、従来の洗面出窓では、出窓本体の前
面部内側面に鏡を設けただけで、その前面部自体
は開閉が不能であるため、たとえ左右の妻部が固
定あるいは開閉窓構造となつていたとしても、出
窓の正面となる前面部からの眺望が不可能である
と共に、換気も効果的に行わせることができなか
つた。
また、洗面出窓でない普通の出窓ではその前面
部を開閉窓構造としたものもあるが、洗面出窓の
場合において前面部を仮に内開き窓にすると、洗
面出窓では一般に洗面台上の奥部側に洗面用具や
化粧用具等を置くことが多いため、そこに置かれ
た洗面用具等が窓障子の開閉の邪魔になつて、開
閉のたびにその洗面用具等を邪魔にならない他の
場所へ移動させなければならず、また外開き式窓
にすると、出窓の場合には可成りの奥行きがある
ため操作範囲が長くなつて窓障子の開閉操作がや
りにくいといつた不都合が生じる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記のような問題点に鑑み、鏡が設け
られる前面部において眺望、採光及び換気が可能
でありながら、その前面部の開閉操作が何の支障
も来たすことなく容易に行え、また前面部開放時
に虫等の侵入が防止できるようにした洗面出窓を
提供することを目的としたもので、この目的を達
成するために、本考案においては、出窓本体1の
前面部1aに、室内側面に鏡8を有する窓障子4
をその下降により洗面台2の背面側部に収納せし
めて当該前面部1aの略上半部を開放するように
カウンタバランサー14を介して上げ下げ自在に
支持してなる下降開放式の窓3が設けられ、且つ
上記窓障子4の室外側に防虫網戸28が装備され
てなる構成を採用したものである。
(実施例) 以下に本考案の実施例を図面にもとづいて説明
する。
第1図は洗面出窓を室内側から見た正面図、第
2図は室外側から見た正面図、第3図及び第4図
はそれぞれ拡大縦断面図及び拡大横断面図であ
る。これらの図で示される洗面出窓は前面部1a
と左右の妻部1b,1bと屋根部1cと底板部1
dとからなる出窓本体1を有しており、そして出
窓本体1の内部にはその中高位置、すなわち高さ
方向中間位置に洗面台2が設置されている。
上記出窓本体1の前面部1aにはその略上半部
に下降開放式の窓3が設けられている。この窓3
は窓障子4を含み、この窓障子4は、上下横框
5,6と左右縦框7,7とからなる障子枠に室内
側の鏡板(ミラー)8と室外側の裏板9との合わ
せパネル体を嵌装してなるもので、左右の方立1
0,10に設けられた断面略コ字状の縦レール1
1,11に沿ってスライド可能となつており、通
常は第3図で示されるような手掛け兼錠12によ
つて上昇位置に保持されて前面部1aの上半部を
閉鎖している。また、この窓障子4と縦レール1
1,11の上端間に横設された上枠13との間に
カウンタバランサー14が介装されている。この
カウンタバランサー14は例えば5図に例示され
るような左右1対の引張りコイルばね15,15
からなるもので、各コイルばね15の上端が上枠
13に固定され、その下端が各縦框7の下端部に
取付けられたガイド片16に止着され、またコイ
ルばね15は上枠13から垂下されたパイプ状の
カバー17内に挿通されている。尚、窓障子4の
昇降に際して左右両側のガイド片16,16が縦
レール11,11内をそれぞれ摺動するようにな
つている。一方、前面部1aの下半部には窓障子
4の室内側に下部前面パネル18が配設してあつ
て、この下部前面パネル18は方立10,10と
これら方立10,10間の中高位置及び下端部に
それぞれ横架された中横枠19及び下枠20とで
形成される矩形枠内に嵌装固定されている。
上記手掛け兼錠12は窓障子4の上端中央部に
取着されたブラケツト21とこのブラケツト21
から一体突設された手掛け部22と、先端部に掛
止片23aが形成されていてその基端部がブラケ
ツト21に枢着された掛止レバー23と、この掛
止レバー23の基端部から一体延出された操作ア
ーム片24と、掛止レバー23を第3図に関し反
時計廻りに付勢せしめるばね25とからなるもの
で、窓閉鎖時には第3図に示されているように窓
障子4が上昇位置に引き上げられた状態において
掛止レバー23の掛止片23aを上枠13の被掛
止部13aに掛止させるようにし、また窓開放に
あたつては操作アーム片24を介して掛止レバー
23をばね25に抗して第3図に関し時計廻りに
回動して掛止解除したのち、手掛け部22を握つ
て窓障子4を下降させればよく、更に、窓全開状
態から窓閉止するには手掛け部22を持つて窓障
子4を引き上げればよい。尚、窓障子4の下降時
には手を離してもカウンタバランサー14の作用
で急降下することがなく、また窓障子4の引上げ
時にはこのカウンタバランサー14により軽い操
作で済むことになる。
前記洗面台2の取付けにあたつては、この洗面
台2の上面側周縁部2aが、前面部1aの中横枠
19及び左右各妻部1bの中横枠26にそれぞれ
設けられた取付用凹条部27に係入されるように
なつている。
また、第3図に示されるように窓障子4の室外
側には防虫網戸28が装備されている。この防虫
網戸28は、その左右竪框28a,28aが方立
10,10に設けてあるガイドレール29,29
にスライド可能に係合させた状態で取付けられて
いて、通常時は上横框28bに取着された係止片
30を屋根部1cの鼻隠し31に係止させること
により所要位置に保持されている。
前記屋根部1cは屋根板32と天井板33とこ
れらの間に装填された発泡スチロール等の断熱材
34とを含んで構成されている。また、各妻部1
bは中横枠26を介してその上半部が嵌殺しガラ
ス窓35を形成し、下半部には下部妻パネル36
が配装されている。更に、底板部1dは底板37
を含み、この床板37と洗面台2との間に収納部
38が形成され、この収納部38の入口に開閉扉
39が設けてある。
第6図イ〜ニは前記窓障子4の変形例を示した
もので、第6図イの窓障子40は室内側の鏡板
(ミラー)41と室外側の透明又は半透明ガラス
板42との間に密閉空間部43を設けて一種の複
層ガラスを形成し、この複層ガラスを障子枠44
に嵌装してなるものであり、この窓障子40によ
れば断熱効果が良好となる。第6図ロの窓障子4
5は透明又は半透明の室外側型板ガラス46の室
内側面にこの型板ガラス46よりも小さな鏡板4
7を接着剤又はビス等にて接着してこの鏡板47
の周縁部に採光部48を設けたものである。これ
によれば窓障子45を下降開放しなくても常時採
光が行える利点がある。第6図ハの窓障子49は
1枚の鏡板50からなるものであるが、この鏡板
50の室外側面を防水処理したものである。第6
図ニの窓障子51はガラス板52の室内側面にミ
ラー用フイルム53を貼着してなるもので、これ
によればより安価に提供することができる。
第1図〜第4図で示した実施例の洗面出窓で
は、出窓本体を構成する妻部の略上半部を嵌殺し
式の固定ガラス窓としたが、この妻部の略上半部
は、開き窓としてもよいしあるいは前面部と同様
に下降開放式の窓としてもよく、更にはいわゆる
窓形式でない採光不能な壁状体としてもよい。
(考案の効果) 本考案は次のような格別の効果を有する。
鏡の設けられる出窓本体の前面部を下降開閉
式の窓としているので、その窓障子を下降開放
させることにより、出窓の正面部たる前面部か
らの眺望が可能となり、しかもこの正面部の窓
開放にあたつては、洗面台の奥部側に洗面用具
や化粧用具等が置かれていてもそれらの洗面用
具等を移動させることなくそのままの状態にし
ておいて窓障子の開閉操作を容易に行うことが
できる。また前面部が開放可能であるため換気
を効果的に行わせることができる。
前面部の窓障子は出窓のデツドスペースとも
云える洗面台の背面側部に収納するようにして
いるので、戸袋のような特別な収納部を形成す
る必要がなく、施工コストが安くつく上に、そ
の窓開放時に採光や眺望が阻害されることがな
い。
前面部の窓障子はカウンタバランサーを介し
て上げ下げ自在に支持されているので、このバ
ラサーの作用により室内側からの開閉操作が非
常に容易に行えると共に、必要に応じた採光及
び換気を行うことができる。
前面部の窓障子の室外側に網戸を設けている
ため前面窓部の開放時には虫等の侵入を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
洗面出窓を室内側から見た正面図、第2図は同洗
面出窓を室外側から見た正面図、第3図は第1図
の−線拡大断面図、第4図は第1図の−
線拡大半断面図、第5図はカウンタバランサーの
一例を示す説明斜視図、第6図イ〜ニは窓障子の
種々の変形例を示す要部断面図である。 1……出窓本体、1a……前面部、1b……妻
部、2……洗面台、3……下降開放式窓、4……
窓障子、8……鏡、14……カウンタバランサ
ー、28……防虫網戸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋根部と前面部と左右の妻部と底板部とからな
    る出窓本体の室内側中高位置に洗面台が設けてあ
    る洗面出窓において、上記前面部には、室内側面
    に鏡を有する窓障子をその下降により洗面台の背
    面側部に収納せしめて当該前面部の略上半部を開
    放するようにカウンタバランサーを介して上げ下
    げ自在に支持してなる下降開放式の窓が設けら
    れ、且つ上記窓障子の室外側に防虫網戸が装備さ
    れていることを特徴とする洗面出窓。
JP1985133620U 1985-08-31 1985-08-31 Expired JPH0350233Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985133620U JPH0350233Y2 (ja) 1985-08-31 1985-08-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985133620U JPH0350233Y2 (ja) 1985-08-31 1985-08-31

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Publication Number Publication Date
JPS6242677U JPS6242677U (ja) 1987-03-14
JPH0350233Y2 true JPH0350233Y2 (ja) 1991-10-25

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ID=31034095

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JP1985133620U Expired JPH0350233Y2 (ja) 1985-08-31 1985-08-31

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5513589U (ja) * 1978-07-13 1980-01-28

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JPS6242677U (ja) 1987-03-14

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