JPH0113171Y2 - - Google Patents

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JPH0113171Y2
JPH0113171Y2 JP1983090613U JP9061383U JPH0113171Y2 JP H0113171 Y2 JPH0113171 Y2 JP H0113171Y2 JP 1983090613 U JP1983090613 U JP 1983090613U JP 9061383 U JP9061383 U JP 9061383U JP H0113171 Y2 JPH0113171 Y2 JP H0113171Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は出窓に関する。
従来、出窓は正面部だけでなく左右袖部など三
方から採光出来て、室内を明るく且つ広く感じさ
せ、しかも窓返の空間が利用出来る利点がある反
面、防犯対策上問題があつた。
本考案はこの点を解決すると共に、新たに三面
鏡としての機能を備え、従来使用さなかつた浴室
や洗面所廻りに使用出来る出窓を提供することを
目的とする。そこで、本考案の特徴とする処は、
ガラス板又は室内側が鏡とされる積層板からなる
正面部用嵌着板を、備えた正面部を形成すると共
に、該正面部の正面部用嵌着板がガラス板であれ
ば積層板とされ該正面部用嵌着板が積層板であれ
ばガラス板とされる袖部用嵌着板を、備えた左右
袖部を形成し、さらに、上記正面部及び左右袖部
の夫々の下框に、換気孔を備えた換気手段を設け
ると共に、該正面部の左右端縁に立設された左右
の方立に、夫々揺動積層板を揺動自在に枢着し
て、該左右揺動積層板が上記正面部用嵌着板と平
行状態にて、該左右揺動積層板と該正面部用嵌着
板との間に正面空気層が形成されると共に、上記
揺動積層板が上記袖部用嵌着板と平行状態にて、
該揺動積層板と袖部用嵌着板との間に袖部空気層
が形成され、かつ、上記正面部用嵌着板が上記積
層板であれば、揺動積層板が袖部用嵌着板と平行
状態にて該揺動積層板の屋内側が鏡とされ、上記
袖部用嵌着板が上記積層板であれば、揺動積層板
が正面部用嵌着板と平行状態にて該揺動積層板の
屋内側が鏡とされるように構成した点にある。
以下、図示の実施例に基づき本考案を詳説す
る。
第1図と第2図に於て、1は建物の外壁であ
り、この外壁1の開口部2に出窓3が外付け状に
付設される。4は天板、5は地板であり、上記開
口部2の上辺をなす鴨居6に該天板4が付設され
ると共に、開口部2の下辺をなす窓台7に地板5
が付設され、相互に平行に屋外方へ突設する。天
板4の上部には屋外下傾状の屋根8が付設され、
この屋外8と天板4とでもつて出窓3天板部9と
成す。
10は屋外正面部、11,11は左右袖部であ
つて、夫々嵌殺し窓とされ、屋外正面部10には
正面部用嵌着板34が嵌着され、左右袖部11,
11には袖部用嵌着板35が嵌着される。ここ
で、正面部用嵌着板34とはガラス板15又は室
内側が鏡13とされる積層板14からなり、ま
た、袖部用嵌着板35とは、該正面部用嵌着板3
4がガラス板15であれば積層板14とされ該正
面部用嵌着板34が積層板14であればガラス板
15とされるものであつて、図例では、正面部用
嵌着板34は板部材12と鏡13とを重合一体状
に積層形成したものとされ、袖部用嵌着板35は
ガラス板15とされる。そして、該袖部11,1
1にて左右側面を、及び正面部10にて前面を包
囲状として、前記のように上下に配設された天板
部9と地板5と共に箱型に形成される。
なお、正面部10の左右端縁には方立16,1
6が立設され、また袖部11,11の屋内端縁に
は開口部2の左右の柱17,17に夫々固定され
た方立18,18が立設されて、これ等の方立1
6,16,18,18にて天板部9と地板5とを
上下に連結し、出窓3を外付け状に構成する。
しかして、19,19は、前記屋外側の方立1
6,16に揺動自在に枢着された揺動積層板であ
つて、前記出窓3正面部10に嵌着された積層板
14と同じく、板部材12と鏡13とでもつて重
合一体状に積層形成される。そして、前記方立1
6の上下所定部位に取付けられた取付突片20,
20の孔部21,21に、該揺動積層板19の上
下端縁角部に突設して突部22,22を夫々嵌挿
して、矢印A,Bの如く室内側にて揺動積層板1
9,19が夫々揺動自在とされる。
具体的には、該揺動積層板19はその外周縁を
周囲框23に嵌着して、この周囲框23の上下框
部23a,23bに前記突部22,22が突設さ
れると共に、揺動側の堅框部23cには長手方向
に断面コの字状の把手部24が突設される。
また、第2図に示す様に、揺動積層板19,1
9には、夫々、把手部24,24が設けられ、左
側の揺動積層板19の把手部24には磁石25が
固着され、実線の如く、揺動積層板19,19が
正面部用嵌着板34と平行状態にて、該磁石25
が、右側の揺動積層板19の把手部24に固着さ
れた磁着体26に吸着されて、その平行状態が保
持される。そして、この状態においては、揺動積
層板19,19と正面部用嵌着板34との間に正
面空気層36が形成される。さらに、揺動積層板
19,19の把手部24,24側面には夫々磁石
25,25が固着され、仮想線の如く、揺動積層
板19が袖部用嵌着板35と平行状態にて、室内
側の左右方立18,18に固着された磁着体2
6,26に吸着されて、その平行状が保持され
る。そして、この状態においては、揺動積層板1
9と袖部用嵌着板35との間に袖部空気層37が
形成される。
しかして、出窓3正面部10の積層板14は鏡
13を室内側に向けて嵌着されると共に、図示の
如く左右の揺動積層板19,19を三面鏡の如く
折り畳んだ状態に於て、夫々の鏡13…が対向す
るように揺動積層板19,19が取付けられ、矢
印A,Bの如く展開すれば出窓3に三面鏡が構成
される。また、出窓3を構成する正面部10及び
左右袖部11,11の夫々横方向長さ寸法をL=
2lとなし、袖部11の寸法lに対応して揺動積層
板19,19の横方向長さ寸法を略同一寸法に設
定して、展開状態(仮想線にて示す)に於て左右
袖部11,11を完全に閉蓋状に覆うようにす
る。
27…は出窓3正面部10及び左右袖部11,
11の夫々下框28…に設けられた換気手段であ
つて、第1図の如く下框28…は他の上框・左右
堅框に比較して幅寸法が十分大きく設定される。
この下框28の室内側下框部28aには換気孔2
9…が所定間隔にて複数個開設され、該室内側下
框部28aの内壁面に長手方向に沿つて突設した
一対の係止部30,30に、前記換気孔29…と
同一ピツチをもつて孔部31…を開設した開閉板
32を嵌め込んで下框28の長手方向に矢印Cの
如く摺動することで換気孔29…を開閉自在とす
る。また、33…はネツトやパンチングメタル等
の防虫の為の網状体や細格子体或は多孔板等の窓
部材であつて、屋外側下框部28bに取付けられ
る。
しかして、下框28…の幅寸法を十分大きく設
定すると共に、第1図の如く揺動積層板19,1
9の下端縁は該下框28…の上端縁の高さ位置に
略等しく設定され、揺動積層板19,19が矢印
A,Bの如く謡動しても地板5上に載置された化
粧品等の容器類に当たらず、揺動積層板19,1
9の謡動操作がスムーズとなる。
第3図に示すものは他の実施例であつて、出窓
3正面部10にガラス15を嵌着し、左右袖部1
1,11に板部材12と鏡13とを重合一体状に
積層形成した積層板14を嵌着して出窓3を構成
したものである。
しかして、図例の如く屋外側の左右方立16,
16に揺動自在に枢着した揺動積層板19,19
を、矢印D,Eの如く揺動させて、正面部用嵌着
板34と平行状態にすれば、該揺動積層板19,
19の屋内側は鏡13,13であるので、該揺動
積層板19,19と袖部用嵌着板35,35とで
もつて三面鏡が形成される。
なお、本考案は図示の実施例に限定されず、そ
の要旨を変更しない範囲で設計変更自由なことは
勿論であつて、例えば、出窓3正面部10及び左
右袖部11,11側に嵌着した積層板14と、揺
動積層板19との板部材12…を防災パネルとな
し、出窓3を耐火構造とするも好ましい。また、
下框28…に設けた換気手段27…を正面部10
のみに設けたり、或は左右袖部11,11のみに
設けるも望ましい。さらに、揺動積層板14の把
手部24にロツク装置を付設して、第2図に於け
る展開時(仮想線の状態)に左右袖部11,11
を施錠して防犯対策の向上を図るも好ましい。な
お、地板5に複数の孔を貫設したり、或は地板5
の周縁部の凹溝部を凹設して、水抜き機構を付設
するも自由であり、且つ第3図に於ける出窓3正
面部10を引違い窓とするも自由である。
本考案の実施例の効果によれば、下框28…の
幅寸法を十分大きく設定すると共に、揺動積層板
19,19の下端縁を該下框28…の上端縁の高
さ位置に略等しく設定しているので、化粧品等の
容器類が地板5上に載置可能となり、揺動積層板
19,19の揺動操作に際し、該容器類が邪魔に
ならずスムーズに揺動操作出来る。さらに、揺動
積層板19,19の把手部24,24及び室内側
の方立18,18のいずれか一方に磁石25又は
磁着体26を夫々付設したから、揺動積層板1
9,19の展開及び折り畳み状態時に於て該揺動
積層板19,19を安定保持出来る。
本考案は、以上詳述した構成にて所期の目的を
有効達成した。即ち、第2図に示す様に、正面部
2の正面部用嵌着板34が、積層板14である場
合、揺動積層板19,19を夫々袖部用嵌着板3
5と平行状態にすれば、該揺動積層板19の屋内
側は鏡13となるので、該揺動積層板19,19
と正面部用嵌着板34とでもつて三面鏡を形成す
ることができ、また、正面部用嵌着板34が積層
板14であれば袖部用嵌着板35はガラス板15
からなるので、揺動積層板19,19を正面部用
嵌着板34と平行状態にすれば、袖部11,11
から採光することができ室内を明るく出来る。
また、袖部11の袖部用嵌着板35が積層板1
4である場合、揺動積層板19,19と正面部用
嵌着板34と平行状態にすれば、揺動積層板1
9,19の室内側が鏡13となるので、該揺動積
層板19,19と袖部用嵌着板35とでもつて三
面鏡を形成することができ、また、袖部11の袖
部用嵌着板35が積層板14であれば、正面部用
嵌着板34がガラス板15からなるので、揺動積
層板19,19を袖部用嵌着板35と平行状態に
すれば、正面部10から採光することができる。
さらに、正面部10又は左右袖部11,11と
揺動積層板19,19との間に空気層36,37
が形成され、断熱効果が得られ、しかも、換気手
段27…により、三面鏡とした場合においても、
正面部10又は袖部11から採光している場合に
おいても、室内の換気が可能となる。
しかして、三面鏡とした場合、夜間及び外出時
の防犯対策の向上が図れると共に、特に、浴室等
に使用すれば外部からののぞき見が防止され、且
つあらたに鏡を設ける必要がなく室内を広く利用
出来てシンプル構造となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面側面図、
第2図は同断面平面図、第3図は他の実施例の断
面平面図である。 10……正面部、11……袖部、13……鏡。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガラス板15又は室内側が鏡13とされる積層
    板14からなる正面部用嵌着板34を、備えた正
    面部10を形成すると共に、該正面部10の正面
    部用嵌着板34がガラス板15であれば積層板1
    4とされ該正面部用嵌着板34が積層板14であ
    ればガラス板15とされる袖部用嵌着板35を、
    備えた左右袖部11,11を形成し、さらに、上
    記正面部10及び左右袖部11,11の夫々の下
    框28…に、換気孔29を備えた換気手段27…
    を設けると共に、該正面部10の左右端縁に立設
    された左右の方立16,16に、夫々揺動積層板
    19,19を揺動自在に枢着して、該左右揺動積
    層板19,19が上記正面部用嵌着板34と平行
    状態にて、該左右揺動積層板19,19と該正面
    部用嵌着板34との間に正面空気層36が形成さ
    れると共に、上記揺動積層板19が上記袖部用嵌
    着板35と平行状態にて、該揺動積層板19と袖
    部用嵌着板35との間に袖部空気層37が形成さ
    れ、かつ、上記正面部用嵌着板34が上記積層板
    14であれば、揺動積層板19が袖部用嵌着板3
    5と平行状態にて該揺動積層板19の屋内側が鏡
    13とされ、上記袖部用嵌着板35が上記積層板
    14であれば、揺動積層板19が正面部用嵌着板
    34と平行状態にて該揺動積層板19の屋内側が
    鏡13とされるように構成したことを特徴とする
    出窓。
JP9061383U 1983-06-13 1983-06-13 出窓 Granted JPS59194486U (ja)

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