JPS6217584Y2 - - Google Patents

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JPS6217584Y2
JPS6217584Y2 JP18287179U JP18287179U JPS6217584Y2 JP S6217584 Y2 JPS6217584 Y2 JP S6217584Y2 JP 18287179 U JP18287179 U JP 18287179U JP 18287179 U JP18287179 U JP 18287179U JP S6217584 Y2 JPS6217584 Y2 JP S6217584Y2
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sliding
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は家屋の窓開口部に装着する出窓に係
り、詳しく雨戸付き出窓に関するもので、その目
的は出窓に雨戸を附設して防音、防犯に対処し得
る雨戸付き出窓を提供することにある。
次に、本考案の第1実施例を図にしたがつて説
明すると、図中Sは窓開口部に装着された雨戸付
き出窓(以下単に出窓という)であつて、この出
窓Sは窓開口部Wの前面に装着される開閉枠部1
と、同開閉枠部1の一側に連設され、かつ柱26
B,26Cに開設した開口部W1の前面に装着さ
れる収納枠部14が一体状に形成されている。
この開閉枠部1は窓開口部Wの屋外側へ所定の
スペースで張出すスペース部1Aを有する枠組体
に形成され、同スペース部の屋外側には前面摺動
2(前面摺動部ともいう)と、屋内側には窓開口
部Wの周縁枠に沿つて取付けられる取付枠6と、
この前面摺動枠2と取付枠6との図示端部間には
パネル部10が、また、図示左端面間には側面摺
動部11が形成されている。この前面摺動枠2は
2枚のガラス障子19,19を引違い状に建付け
る障子摺動溝と雨戸20を片引き状に建付ける雨
戸溝とを有する上枠(図示せず)と、同じく障子
レール3A,3Bおよび雨戸溝3Cを有する下枠
3と、左右の縦枠4,5とにより方形状に枠組み
されている。この左縦枠4は前面建具枠2の戸当
壁を形成する戸当ウエブ4Aと側面摺動部11の
戸当壁を形成する戸当ウエブ4Bとが直角状に設
けられ、両端部間には断面略かぎ形状の補強枠4
Cが設けられて、中空部4Dを一体に形成した断
面密封箱型状に形成されている。また、戸当ウエ
ブ4Aには仕切片4E,4F,4Gおよび前縁4
Hが図示右方向へ突設され、仕切片4Fの屋外面
には気密部材を嵌着するあり溝4Hが形成され、
また、戸当ウエブ4Bにも仕切片4K,4L,4
Mがそれぞれ突設されている。5は上記した右側
の縦枠であつて、左縦枠4と対応してガラス障子
19,19の戸当壁を形成するもので、その断面
において、5Aは戸当ウエブであつて、左縦枠4
に突設した仕切片4E,4G間に対応する張出幅
を有し、同ウエブ5Aには左縦枠4の仕切片4
E,4F,4Gと対向する仕切片5B,5C,5
Dが突設され、仕切片5Cの屋内面にはあり溝5
Eが形成されている。また、ウエブ5Aの図示右
側には断面略コ字状の補強枠5Fが設けられて中
空部5Gが一体に形成され、この補強枠5Fの側
片5Hの屋外寄りはその長手方向に沿つて開設さ
れるとともにその内側には側片5Hと屋外片5J
とに接続する接続片5Kが設けられてあり溝5L
が形成されている。また、同縦枠5の屋内片5M
には断面かぎ型状の突片5N,5Nが突設されて
パネル部10のパネル10Aを嵌着する溝部5P
が形成されている。
次に、取付枠6は窓開口部Wの周縁枠すなわ
ち、鴨居および左右の縦柱26A,26Bの屋外
面に沿つて取付けられるもので、鴨居に沿つて取
付ける桁枠(図示せず)と左右の縦枠7,8とに
より門型状に形成されている。この左側の縦枠7
は前面摺動枠2の左縦枠4と対応して側面摺動枠
11を構成するもので、その断面において、7A
は補強枠であつて断面密封箱状に形成され、その
屋外側には断面略かぎ型状の突片7B,7Bが対
設されて、パネル23を嵌着する溝部7Cが形成
されている。また、補強柱7Aの一部には図示右
側へ鉛直状に張出す戸当ウエブ7Dが設けられ、
同ウエブ7Dの端部には柱26Aに当接する断面
略かぎ型状の脚片7Eが形成されている。なお、
7Fは取付片である。また、右縦枠8は前面摺動
枠2の右縦枠5と対応し、かつ、縦柱26Bの屋
外面に沿つて取付けられるもので、中空部8Aを
一体に形成した断面密封箱型状に形成され、その
屋外側には断面略かぎ型状の突片8B,8Bが突
設されてパネル10Aを嵌着する溝部8Cが形成
されている。なお、8Dは取付片である。
このように形成された前面摺動枠2と取付枠6
との右縦枠5,8の上部および下部間にはパネル
10Aを嵌着する溝部を有する桁枠(図示せず)
および根太枠9が横架されて防湿性および断熱性
を有するパネル10Aが嵌着され、パネル部10
が形成されている。また、左縦枠4,7の上部お
よび下部にはガラス障子22および雨戸21の摺
動溝を有する上枠(図示せず)およびレール12
A,12Bを有する下枠10が横架されて側面摺
動部11が形成され、この上枠と下枠12のほぼ
中央部には縦枠7の補強枠7Aと対応する方立1
3が縦設されている。この方立13は中空部13
Aを有する断面密封箱型状に形成され、その屋内
側には断面かぎ型状の突片13B,13Bが突設
され、パネル23を嵌着する溝部13Cが形成さ
れている。また、この方立13の一部には図示右
側へ向つて雨戸21と召合せ係合する断面略T字
形状の係止片13Dが一体に形成されている。こ
の方立13の溝部13Cと縦枠7の溝部7C間に
はパネル23が嵌着されて側面摺動部11の屋内
側の一部を遮蔽する遮蔽部11Bが形成され、同
部11Bの屋外側には開放部11Aが形成されて
いる。このように形成された開閉枠部1のスペー
ス部1Aの上部側には天井板が張着され、下部側
には床板27が張着されている。この開閉枠部1
の図示右側には収納枠部14が一体状に形成され
ている。
この収納枠部14は屋内側に収納庫14Aが、
また、その屋外側には雨戸収納部14Bが形成さ
れている。
この雨戸収納部14Bは開閉枠部1の屋外面よ
りさらに屋外側へ張出し形成されるとともに前面
摺動部2の雨戸20を建付けた雨戸摺動部と連通
して雨戸20を収納可能に形成されている。15
は収納部14Bの縦枠で、その断面において、1
5Aは戸当ウエブであつて、戸当壁を形成するも
ので鉛直状に設けられ、その屋外側には前縁15
Bおよび突片15Cが図示左側へ突設されて鏡板
24を嵌着する溝部15Dが形成されている。ま
た、ウエブ15Aの基端部左側面には縦枠5と対
応して断面略コ字形状の補強枠15Eが設けられ
て中空部15Fが一体に形成され、この補強枠1
5Eの側片15Gの屋外寄りはその長手方向に沿
つて開設されるとともにその内側には側片15G
と屋外片15Hとに接続する接続片15Jが設け
られて縦枠5のあり溝5Lと対向するあり溝15
Kが形成されている。また、屋内片15Lには断
面かぎ型状の突片15M,15Mが突設されてパ
ネル18Aを嵌着する溝部15Nが形成されてい
る。16は雨戸収納部14Bの妻板であつてウエ
ブ16Aと前縁16Bおよび突片16Cとにより
断面略F字形状に形成されるとともに縦枠15の
溝部15Dと対応して鏡板24を嵌着する溝部1
6Dが形成されている。このように形成された縦
枠15と妻板16とは上皿板(図示せず)と下皿
板14′とによりその両端部が相互に結合されて
方形状に枠組みされて連結部Pにおいて開閉枠部
1の前面摺動枠2と連結部材を介して連設され、
前面摺動枠2の雨戸摺動部と連通されて雨戸20
を収納可能に形成され、雨戸収納部14Bの屋外
側には鏡板24が装着され、同部14Bの屋内側
には溝部5L,15Kを介して防湿性および断熱
性を有するパネル25が嵌着されている。
17は取付用縦枠であつて、縦枠15の屋内側
で柱26Cの屋外面に沿つて取付けられるもの
で、中空部17Aを一体とする断面密封箱型状に
形成され、その屋外側には断面略かぎ型状の突片
17B,17Bが突設されてパネル18Aを嵌着
する溝部17Cが形成されている。なお、17D
は取付片である。
このように形成された取付用縦枠17と縦枠1
5との上部および下部間にはパネル18Aを嵌着
する溝部を有する桁枠(図示せず)および根太枠
9が横架されて防湿性および断熱性を有するパネ
ル18Aが嵌着されて側壁部18が形成されてい
る。また、取付用縦枠17と取付枠6の縦枠8と
の上部間には桁枠(図示せず)が横架されて連結
され、この収納庫14Aの上部側には天井板が張
着され下部側には床板27が張着されている。
このように開閉枠部1と収納枠部14とを一体
状に連設した出窓Sの上部側には屋根枠(図示せ
ず)が附設され、前面摺動枠2には2枚のガラス
障子19が引違い状に建付けられ、その屋外側に
は雨戸20が片引き状に建付けられている。ま
た、側面摺動部11の屋外側となる摺動部には雨
戸21が、また、屋内側の摺動部にはガラス障子
22が引違い状に建付けられこの雨戸21と障子
22とにより開放部11Aが開閉可能とされてい
る。
なお、図中28は窓開口部Wの周縁枠内に引違
い状に建付けた障子、29は開口部W1に片開き
状に取付けた扉である。
次の、上記のように構成された本実施例の作用
および効果について説明する。
さて、本例出窓Sは窓開口部Wの前面に所定の
張出幅で屋外側へ張出すスペース部1Aを設け、
このスペース部1Aの前面開口部にはガラス障子
19および雨戸20を建付ける前面摺動部2を形
成するとともに、この前面摺動部2の一側には雨
戸20を収納可能とする雨戸収納部14Bを一体
状に附設し、また、雨戸収納部14Bの反対側の
側面開口部には側面摺動部11を形成するととも
に、同側面摺動部11にはその開口部の一部をパ
ネル23で遮蔽して遮蔽部11Bと開放部11A
とを形成して、該側面摺動部11には開放部11
Aを開閉可能とするガラス障子22と雨戸21と
を建付け、さらに、雨戸収納部14Bの屋内側に
収納庫14Aを設け、該収納庫14Aの屋内側に
開口部W1を設ける構成としたもので、したがつ
て、前面摺動部2に建付けた雨戸20,20およ
びガラス障子19,19によりスペース部1Aの
前面側を閉鎖し、また、側面摺動部11に建付け
た雨戸21により開放部11Aを閉鎖することで
窓開口部Wに装着した出窓Sは完全に閉鎖されて
窓開口部Wよりの外部からの侵入を防止して防犯
性を高め、また、台風時には飛来物によるガラス
等の破損を防止して災害を未然に防止することが
できる。また、雨戸20,21の不要時には雨戸
20は雨戸収納部14Bに収納し、また、雨戸2
1は遮蔽部11Bの屋内側へ並列状に納めること
で前面摺動部2および開放部11Aより充分に採
光することができ、さらにガラス障子19,19
を前面摺動部2の一側へ片寄せし、また、ガラス
障子22を雨戸21の屋内側へ納めることで前面
摺動部2および開放部11Aを開放して換気を充
分に行うことができ、快適な居住性を得ることが
できる。また、例えば前面摺動部2を南向きに装
着する場合には収納枠部14を図示左側に設け側
面摺動部11を図示右側とする構成として装着
し、例えば夏期の西日の強い場合には雨戸21に
より開放部11Aを遮蔽して強い西日の室内への
直射を防止することができる。また、雨戸収納部
14Bの室内側には開口部W1を設けて収納庫1
4Aとしたので、物品入れとして利用することが
できる等多くの特長がある。
なお、本実施例において雨戸収納部14Bを開
閉枠部1の屋外面より屋外側に張出形成して例示
したが、これに限定するものではなく、例えば収
納枠部14の張出幅を開閉枠部1の張出幅と同一
にして同収納枠部14の張出幅内に雨戸収納部1
4Bを形成してもよい。
次に、第2図は本考案の第2実施例を示すもの
で、この実施例は側面摺動部31の屋内側の一部
を窓開口部Wに納める構成としたもので、側面摺
動部31の屋内側の縦枠32は、その中空部32
Aを一体に有する補強枠32Bが取付片32Cを
介して柱26Aの内側でかつ屋外側へ張出状に形
成され、同補強枠32Bの屋外側には断面略かぎ
型状の突片32D,32Dが突設されてパネル2
3を嵌着する溝部32Eが形成されている。ま
た、補強枠32Bの図示右側の側片32Fは屋内
側へ延設されて柱26Aの内面と平行状のウエブ
32Gが形成され、同ウエブ32Gの屋内端には
柱26Aに当接する脚片32Hと、同ウエブ32
Gと直角状に図示右側へ突設して雨戸21および
ガラス障子22の戸当壁となる戸当ウエブ32J
が一体に形成されている。なお、図では側面摺動
部31に関してのみ例示したが前面摺動部および
収納枠部は第1実施例と同様に構成されている。
したがつて、この第2実施例においても第1実施
例と同等の効果を得ることができる。
なお、上記第1および第2実施例において例示
した各型材はアルミニウム等の軽合金材を押出成
形した型材により全て形成されている。
さて、本考案は窓開口部の前面に所定の張出幅
で張出すスペース部を設け、このスペース部の前
面開口部にはガラス障子および雨戸を建付ける前
面摺動部を形成するとともに、この前面摺動部の
一側には前記雨戸を収納可能とする雨戸収納部を
一体状に附設し、また、前記雨戸収納部の反対側
の側面開口部には側面摺動部を形成するととも
に、同側面摺動部にはその開口部の一部をパネル
で遮蔽して遮蔽部と開放部とを形成して、該側面
摺動部には前面開放部を開閉可能とするガラス障
子と雨戸とを建付け、さらに、前記雨戸収納部の
屋内側に収納庫を設け、該収納庫の屋内側に開口
部を設ける構成としたことにより、防犯性および
災害対策としてその効果を高めることができ、ま
た、換気および採光を充分に行うことができて快
適な居住性を得ることができ、とくに、出窓の一
側に雨戸収納部を形成し、その屋内側スペースを
物品収納庫として利用することができるので、雨
戸付き出窓として極めて実用性に優れた考案であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す水平断面
図、第2図は本考案の第2実施例を示す側面摺動
部側一部抽出平断面図である。 1……開閉枠部、1A……スペース部、2……
前面摺動部、11……側面摺動部、11A……開
放部、11B……遮蔽部、14……収納枠部、1
4B……雨戸収納部、23……パネル部、19,
22……ガラス障子、20,21……雨戸、W…
…窓開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 窓開口部の前面に所定の張出幅で張出すスペー
    ス部を設け、このスペース部の前面開口部にはガ
    ラス障子および雨戸を建付ける前面摺動部を形成
    するとともに、この前面摺動部の一側には前記雨
    戸を収納可能とする雨戸収納部を一体状に附設
    し、また、前記雨戸収納部の反対側の側面開口部
    には側面摺動部を形成するとともに、同側面摺動
    部にはその開口部の一部をパネルで遮蔽して遮蔽
    部と開放部とを形成して、該側面摺動部には前記
    開放部を開閉可能とするガラス障子と雨戸とを建
    付け、さらに、前記雨戸収納部の屋内側に収納庫
    を設け、該収納庫の屋内側に開口部を設ける構成
    としたことを特徴とする雨戸付き出窓。
JP18287179U 1979-12-27 1979-12-27 Expired JPS6217584Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18287179U JPS6217584Y2 (ja) 1979-12-27 1979-12-27

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JP18287179U JPS6217584Y2 (ja) 1979-12-27 1979-12-27

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Publication Number Publication Date
JPS56109359U JPS56109359U (ja) 1981-08-25
JPS6217584Y2 true JPS6217584Y2 (ja) 1987-05-07

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ID=29693192

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JP18287179U Expired JPS6217584Y2 (ja) 1979-12-27 1979-12-27

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