JPH0431932Y2 - - Google Patents

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JPH0431932Y2
JPH0431932Y2 JP16806186U JP16806186U JPH0431932Y2 JP H0431932 Y2 JPH0431932 Y2 JP H0431932Y2 JP 16806186 U JP16806186 U JP 16806186U JP 16806186 U JP16806186 U JP 16806186U JP H0431932 Y2 JPH0431932 Y2 JP H0431932Y2
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screw
panel body
mullion
base piece
indoor side
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は建物の外壁に整然とした反射映像が
うつるよう外壁パネルの傾斜を調整可能なカーテ
ンウオールの反射映像調整装置に関するものであ
る。
〔従来技術〕
建物の外壁を構成するパネル体としてハーフミ
ラーガラス等の映像反射パネルを使用した場合、
建物には周囲の風景が映像として写ることになり
反射映像は建物の美観に大きな影響を与える。
そこで実開昭61−110709号公報に示すように、
上枠と下枠と左右縦枠よりなる方形枠にパネルを
装着してカーテンウオールユニツトとしこのカー
テンウオールユニツトの上下を方立に引寄せボル
ト、押しボルトで連結してカーテンウオールユニ
ツトの方立に対する取付姿勢を調整してパネルの
取付角度を調整することで反射映像を調整できる
ようにしたものが知られている。
〔この考案が解決すべき問題点〕
前記公報に示されるような調整装置であるとカ
ーテンウオールユニツトを方立に取付けるユニツ
ト式カーテンウオールに適用することができる
が、方立間に横架した上下の横材間にパネルユニ
ツトを取付けるようにしたパネルユニツト式カー
テンウオールには適用することができない。
そこでこの考案は、パネルユニツト式カーテン
ウオールにおいてパネルだけの取付角度を調整で
きるようにしたカーテンウオールにおける反射映
像調整装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案にかかるカーテンウオールの反射映像
調整装置は、パネル体の室内側左右縦縁には外向
きに開口する溝部を有する枠材を接着し、このパ
ネル体を横材間に載置するとともに上下に離隔し
て穿設した少なくとも三個のビス孔のうち、上下
のビス孔或いは中間のビス孔のうちいずれか一方
を雌ねじ部としてある基片と、基片の一側に設け
たそれぞれ反対向き方向に張出した係止片および
基片の室内側に形成した係合部とを有する複数の
調整部材を、前記係合部が方立の室外側部の係止
部に係合して上下方向に移動可能になるよう取付
け、側方に張出した前記係止片をパネル体の前記
枠材の室内側に形成した切欠きから溝部内に嵌合
して方立の上下方向に適宜離隔して取付け、基片
のビス孔の雌ねじ部に押しビスを螺合して先端を
方立に当接し、他のビス孔に挿通した引寄せビス
を方立に螺合し、引寄せビスの螺合長さを調整し
てパネル体の見込み幅方向の位置を調整するもの
である。
〔実施例〕
以下、図に示す一実施例に基づきこの考案を詳
細に説明する。
図において1は方立であつて、横断面方形状の
中空部2の室外側面には左右幅中間部に室外側へ
向かつて突出する突出部3が上下方向に連続して
形成されている。突出部3の室外側端には左右に
張出する係止部4,4が上下方向に連続して形成
されている。以上のような方立1がフアスナー6
を介して躯体7に固定されている。
8は方形状のパネル体であつて、ハーフミラー
ガラス等のガラス板である。パネル体8の室外側
面の上下左右端には端縁に沿つて枠材10が固着
されている。枠材10は断面略コ字状であつて溝
部11を有しており、溝部11が外方向に向かつ
て開口するようストラクチユアルシリコン等の接
着材12によつて固定されている。
接着材12に隣接してシール受材13が固着さ
れている。
方立1の室外側部には、隣り合う方立1との間
に水平に横材14が掛け渡されている。横材14
は上方に開口するパネル嵌合溝部15を有してお
り、下部にはアタツチメント16によつて下方に
開口するパネル嵌合溝部15が形成されている。
上下の横材14,14のパネル嵌合溝部15,
15内にパネル体8の上下端が嵌合されている。
パネル体8の室内外には溝部15,15内にシー
ル材17,17が充填されている。
パネル体8の左右端は調整部材18によつて方
立1に取付けられている。調整部材18は平板状
の基片19の室内側面の左右端には先端が互いに
向き合う方向へ屈曲した鉤状の係合部20,20
が上下方向に連続して突設されている。係合部2
0,20の室内外方向中間部には互いに向き合う
側面に上下方向に連続する突条21,21が突設
されている。基片19の室内側面の左右端のいず
れか一方には室外側に突出する突片22が上下方
向に連続して突設されており、突片22の先端か
らはそれぞれ反対向き方向に側方に張出る係止片
23が形成されている。係止片23の先端には室
内外に突出する摺接部24が形成されている。
基片19には上下に離隔して三個のビス孔25
が形成されている。基片19の室内側面には裏板
が固着され、基片19のビス孔25と対応する孔
27が三個形成されている。孔27のうち中間に
位置する孔27には内周面に雌ねじ部が形成され
ている。
以上のよつな構成を有する調整部材18を予め
方立1の室外側端に取付ける。すなわち調整部材
18を方立1上端から降下して係合部20,20
先端を方立1の係止部4,4に係合する。このよ
うにして複数の調整部材18を上下動可能なよう
に方立1の室外側端に取付けるが、係止片23の
突出方向はそれぞれ反対向き方向で左右いずれか
一方となるため、例えば上下となる調整部材18
の係止片23が左右に互い違いに突出するように
する。
パネル体8を取付ける場合、パネル体8の室内
側面の左右端に固着した枠材10,10には室内
側に溝部11が開口する切欠き28を単数或いは
複数形成しておき、この切欠き28から調整部材
18の係止片23を順に枠材10の溝部11に挿
入して、調整部材18を上下に適宜間隔離して複
数配設する。基片19のビス孔25のうち裏板2
6の孔27に雌ねじ部が形成された孔27にはビ
ス孔25から押しビス29を螺合して先端を方立
1に当接する。他のビス孔25に通した引寄せビ
ス29′は裏板26の孔27にも通して、方立1
室外側端に穿設した内周面に雌ねじが螺設された
孔30に螺合する。
次に以上のような構成を有するカーテンウオー
ルの反射映像調整装置による映像調整機能につき
説明する。
調整部材18のビス孔25に挿通したビス2
9,29のうち、先端を方立1に当接させた押し
ビス29を若干退去させて方立1から離隔する。
その後方立1の孔30に螺合した引寄せビス2
9′を回転して、調整部材18の見込み幅方向の
位置を調整する。調整部材18の基片19が見込
み幅方向へ移動すれば係止片23もそれにつれて
移動し、パネル体8の見込み幅方向の位置を調節
する。
パネル体11の左右端には上下に適宜間隔離れ
て配設された複数の調整部材18の係止片23が
係止しているため、パネル体8の上下の傾きを調
整するには、上下の調整部材18,18の見込み
幅方向の位置を変えて調整すればよい。パネル体
11の左右の傾きを調整するには、左右部材1
8,18の見込み幅方向の位置を変えて調整すれ
ばよい。
以上のようにして各パネル体8の室外側表面を
面一にして、室外側表面に写る映像を統一する。
その後調整部材18のビス孔25に挿通したビ
ス29,29′のうち孔27の雌ねじ部に螺合し
た押しビス29を回転して先端を方立1室外側端
に押圧して、他の引寄せビス29′の緩み止めを
施す。
調整部材18の係止片23はパネル体8の枠材
10の溝部11内に嵌合しているだけであつて、
パネル体8は左右に変位可能であつて、パネル体
8の層間変位を吸収する。
パネル体8を交換するような場合はビス29,
29′を緩めて、調整部材18を順次上下に移動
して切欠き28から係止片23を離脱し、パネル
体8を外す。
この考案は以上のような構成を有するが、調整
部材18の基片19に形成するビス孔25は三個
以上であつてもよく、少なくとも上下若しくは中
間のビス孔25いずれかが雌ねじ部を有しておれ
ばよい。
また調整部材18の係合部20と方立1の係止
部4,4は様々な形状が考えることができ、方立
1に形成した溝状の係止部4に調整部材18に形
成した断面T字状の係合部20を係合して、上下
方向に移動可能に取付けてもよい。
〔考案の効果〕
この考案は以上のような構成を有するため以下
のような効果を得ることができる。
○イ 調整部材の基片の少なくとも三個のビス孔の
うち、上下のビス孔或いは中間のビス孔のいず
れかに挿通して方立に螺合した引寄せビスを回
転してビスの螺合長さを変えて調整部材の見込
み幅方向の位置を調整し、調整部材の係止片を
係止したパネル体の見込み幅方向の位置を調整
して映像調整を行うことが可能となる。
○ロ 調整部材のビス孔のうち雌ねじ部を有するビ
ス孔に螺合した押しビスの先端を方立に圧接し
て、見込み幅方向の位置調整を行う引寄せビス
の緩み止めが可能となるため、パネル体の位置
を強固に固定できる。
○ハ 調整部材の係止片はパネル体の室内側面に固
着された枠材の溝部内に嵌合しているだけであ
るため、パネル体は左右方向へ変位可能であつ
て、パネル体の層間変位の吸収が可能である。
○ニ 調整部材の係止片はパネル体の枠材の室内側
に開口する切欠きから係脱するため、隣り合う
パネル体間の隙間が極めて小さくてもパネル体
を着脱する際に調整部材が支障とならない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すものであつ
て第5図の−線断面図、第2図は第5図の
−線断面図、第3図は方立に取付けた調整部材
の斜視図、第4図は第3図の−線断面図、第
5図はカーテンウオールの正面図、第6図は第5
図の−線断面図である。 1……方立、4……係止部、8……パネル体、
10……枠材、11……溝部、18……調整部
材、19……基片、20……係合部、23……係
止片、25……ビス孔、26……裏板、27……
孔、28……切欠き、29……押しビス、29′
……引寄せビス、30……孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建物躯体へ固定した複数の方立1,1間に複数
    の横材14,14を架設固定して方立1と横材1
    4とに囲まれた開口を形成し、この開口へパネル
    体8を配設したカーテンウオールにおいて、パネ
    ル体8の室内側左右縦縁には外向きに開口する溝
    部11を有する枠材10を接着し、このパネル体
    8を横材14,14間に載置するとともに、上下
    に離隔して穿設した少なくとも三個のビス孔25
    のうち、上下のビス孔25,25或いは中間のビ
    ス孔25のいずれか一方を雌ねじ部としてある基
    片19と、基片19の一側に設けたそれぞれ反対
    向き方向に張出した係止片23および基片19の
    室内側に形成した係合部20,20とを有する複
    数の調整部材18を、前記係合部20,20が方
    立1の室外側部の係止部4に係合して上下方向に
    移動可能になるよう取付け、側方に張出した前記
    係止片23をパネル体8の前記枠材10の室内側
    に形成した切欠き28から溝部11内に嵌合して
    方立1の上下方向に適宜離隔して取付け、基片1
    9のビス孔25の雌ねじ部に押しビス29を螺合
    して先端を方立1に当接し、他のビス孔25,2
    5に挿通した引寄せビス29′,29′を方立1の
    孔30,30に螺合し、引寄せビス29′,2
    9′の螺合長さを調整してパネル体8の見込み幅
    方向の位置を調整することを特徴とするカーテン
    ウオールの反射映像調整装置。
JP16806186U 1986-10-31 1986-10-31 Expired JPH0431932Y2 (ja)

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JP16806186U JPH0431932Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

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JP16806186U JPH0431932Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0740011Y2 (ja) * 1988-10-04 1995-09-13 株式会社日本アルミ パネルの取付構造
JP2529062Y2 (ja) * 1989-11-27 1997-03-12 不二サッシ株式会社 カーテンウォールのガラス保持装置

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JPS6373411U (ja) 1988-05-16

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