JPH0420157Y2 - - Google Patents

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JPH0420157Y2
JPH0420157Y2 JP14895485U JP14895485U JPH0420157Y2 JP H0420157 Y2 JPH0420157 Y2 JP H0420157Y2 JP 14895485 U JP14895485 U JP 14895485U JP 14895485 U JP14895485 U JP 14895485U JP H0420157 Y2 JPH0420157 Y2 JP H0420157Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、複数の扉体を戸車を介して面内方向
に摺動自在に連結した引戸式門扉に関するもので
ある。
従来の技術 実開昭56−22298号公報に示すように、一方の
扉体の縦框上下に取付けた戸車のローラを、他方
の扉体の上下框に形成した案内溝に臨ませて、両
方の扉体を戸車のローラと案内溝とで相対的に面
内方向に摺動自在に連結した引戸式門扉が知られ
ている。
考案が解決しようとする問題点 隣接する扉体は戸車のローラと案内溝とで面内
方向に摺動方向に連結されているだけであるか
ら、扉体を伸長して門扉を閉じた時に隣接する扉
体は面内方向に自由に摺動でき、振動などによつ
て扉体が縮少方向に摺動して門扉が開放したりす
る。
戸車のローラは案内溝の下部に接し、案内溝の
上部とローラとの間には隙間が形成されてローラ
が案内溝に沿つてスムーズに走行するようにして
扉体をスムーズに摺動して開閉できるように構成
してあるので、扉体を伸長して閉じ状態とした際
に隣接する扉体は前記ローラ案内溝上部との隙間
だけ相対的に上下方向に変位できるから、扉体同
志が上下方向にガタついたり、扉体が傾むいたり
することがある。
問題を解決するための手段及び作用 取付部とローラを保持したローラ保持部とを面
外方向に連結すると共に、その取付部とローラ保
持部とには相互に係合する係合凹部と係合凸部と
を面方向に向けて一体形成して戸車とし、隣接す
る扉体の一方の案内溝には取付部を、そのローラ
保持部が隣接する扉体の他方の案内溝に臨み、か
つローラが案内溝に沿つて転動自在となるように
固着して、隣接する扉体を伸長した時に一方の戸
車の係合凹部と他方の戸車の係合凸部が係合する
ようにしたものである。
実施例 第4図は全体正面図であり、左右の支柱1,1
には第1扉体21が丁番3で面外方向に回動自在
に取着され、各第1扉体21には第2扉体22が面
内方向に摺動自在に連結されていると共に、各第
2扉体22には第3扉体23が面内方向に摺動自在
に連結され、各第1、第2、第3扉体21,22
3の下部には走行輪4が取付けられて第2、第
3扉体22,23を支柱1側に摺動させると共に、
第1、第2、第3扉体21,22,23を面外方向
に回動することで開放状態となり、第2、第3扉
体22,23を伸長することで閉状態となるように
してある。
前記各第1、第2、第3扉体21,22,23
左右の縦框10,10の上下端部間に亘つて上框
20と下框30とを連結した扉枠5内に格子6を
取付けてある。
前記縦框10は第6図に示すように、室内、外
側壁11,12を内、外連結壁13,14で連結
して面外方向に開口した内向凹部15と外向凹部
16とを形成した断面形状の長尺材となり、内、
外連結壁13,14にはビスホール17,18が
形成してあると共に、室内、外側壁11,12の
外側には略鉤形に折曲して段部11a,12aを
形成し、かつカバー19が長手方向より挿入され
て外向凹部16を閉塞している。なお第1扉体2
の一方の縦框10の外向凹部16には丁番取付
用のブラケツト19′が取着してある。
前記上框20は第5図に示すように、取付体2
1と本体22とより成り、取付体21は室内、外
側壁21a,21bと内、外壁21c,21dと
によつて中空長尺材となつていると共に、その室
内、外側壁21a,21bには係止凹溝23が長
手方向に亘つて形成され、かつ鉤形に折曲した室
内外側折曲片24,25が一体形成されて内向凹
部26を形成している。
前記本体22は上下壁22a,22bと縦壁2
2cとによつて略I字状断面の長尺材となつて室
内、外側方向(面外方向)に開口した案内溝2
7,27を長手方向に亘つて形成して室内、外側
方向(面外方向)に対称となり、その上壁22a
の室内、外側方向両端には上レール28,28が
下向きに長手方向に亘つて一体形成されていると
共に、下壁22bの室内、外側両端には下レール
29,29が上向きに長手方向に亘つて一体形成
され、かつ鉤形に折曲した係合片29a,29a
が下向に長手方向に亘つて一体形成してある。
前記下框30は第5図に示すように、取付体3
1と、本体32とより成り、取付体31は室内、
外側壁31a,31bと内、外壁31c,31d
とによつて中空長尺材となつていると共に、その
室内、外側壁31a,31bには係止凹溝33,
33が長手方向に亘つて形成され、かつ鉤形に折
曲した室内外側折曲片34,35が一体形成され
て内向凹部36を形成している。
前記本体32は上下壁32a,32bと縦壁3
2cとによつて略I字状断面の長尺材となつて室
内、外側方向(面外方向)に開口した案内溝3
7,37を長手方向に亘つて形成して室内、外側
方向(面外方向)に対称となり、その上壁32a
の室内、外側方向両端には上レール38,38が
下向きに長手方向に亘つて一体形成されていると
共に、上壁32aの室内、外側両端には鉤形に折
曲した係合片39a,39aが上向きに長手方向
に亘つて一体形成され、下壁32bの室内、外側
両端には上向きの下レール39,39が長手方向
に亘つて一体形成してある。
そして縦壁10と上框20とは次のようにして
連結される。
第7図に示すように、縦框10の室内、外側壁
11,12に取付体21の室内、外側折曲片2
4,25を嵌め込んで端面21′を段部11a,
12aに当接し、かつ内壁21cを縦框10の上
端面10′に載置する。この時、室内、外側折曲
片24,25の折曲部24a,25aを縦框10
の巾に合せて切除する。
そして、内、外壁21c,21dに形成した透
孔40よりビス41を縦框10のビスホール1
7,18に螺合して取付体21を縦框10の上端
面10′に締付固着する。
つぎに、第8図に示すように本体22の係合片
29を取付体21の係止凹溝23に長手方向より
スライド式に係合して本体22を取付体21に取
付ける。
そして、第9図に示すように矩形板状の木口キ
ヤツプ43を取付体21の端面21′と本体22
の端面22′とに当接し、前記取付体21のビス
ホール21eにビス44を螺合して締付け固着す
る。
これにより、上框20の案内溝27は縦框10
の外側まで連続して木口キヤツプ43で端部が閉
塞されている。
前記第1扉体21の案内溝27における長手方
向一端部と、第2扉体22の案内溝27における
長手方向両端部と、第3扉体23の案内溝27に
おける長手方向他端部には戸車50の取付部51
がそれぞれ固着されていると共に、各戸車50の
ローラ52は隣接する案内溝27に臨んで下レー
ル29上に接している。
前記戸車50は第1図、第2図に示すように、
略直方体形状となつた取付部51とフランジ53
とローラ保持部54とを面外方向に順次連結し、
そのローラ保持部54の凹部54aとフランジ5
3の凹部53aとより成る空間部に一対のローラ
52をピン55で回転自在に支承し、フランジ5
3と取付部51との間に溝部56を形成すると共
に、フランジ53とローラ保持部54との間には
開口部57を形成してあり、その取付部51の面
内方向の両端部には係上凹部58がそれぞれ形成
してあると共に、ローラ保持部54の面内方向の
両端部には係止突部59がそれぞれ形成され、こ
の係止凹部58と係止突部59とはスナツプ式に
係合する形状、大きさとなつている。
そして、各戸車50の取付部51が第1、第2
扉体21,22の相対向する案内溝27内に嵌合さ
れてビス60で縦壁22cにそれぞれ固着されて
いると共に、溝部56には上下レール28,29
が嵌合し、各ローラ52は隣接する扉体、つまり
第2、第1扉体21,22の案内溝27内にそれぞ
れ臨み下レール29に接している。
なお、第2、第3扉体22,23にも同様にして
戸車50が取付けてある。
また、下框30も上框20と同様に縦框10に
連結されていると共に、下框30の本体32の案
内溝37にも前述と同様の戸車が取付けてある。
しかして、第2扉体22を伸長すると戸車50
相互が接近し、更に伸長すると第3図に示すよう
に、一方の戸車50の係合突部59が他方の戸車
50の係合凹部58に係合するから、戸車相互が
面内方向に連結されて隣接する第1、第2扉体2
,22は振動が作用しても縮少方向に摺動せずに
伸長状態に保持されると共に、上框20と下框3
0とにそれぞれ設けた戸車相互が面内方向に連結
されるので、ローラ52と上下レールとの間に隙
間があつても隣接する扉体、つまり第1、第2扉
体21,22は相互に上下方向に変位しないから、
扉体がガタついたり、傾めになつたりすることが
ない。なお第3扉体23を伸長した場合も同様と
なる。
また、戸車50の取付部51を第1、第2扉体
1,22の上下横框20,30の相対向する案内
溝27,37に収納し、ローラ52を保持するロ
ーラ保持部54を第2、第1扉体22,21の案内
溝27,37に収納したので、第1、第2扉体2
,22の上下框20,30間の距離を短かくで
き、第1、第2扉体21,22の面外方向の巾(見
込巾)を小さくできる。このことは第2、第3扉
体22,23でも同様である。
また、戸車50は上下横框20,30に収納し
て設けてあるので、第2扉体22を閉じた状態で
も、開いた状態でも戸車50が外部より見えずに
外観が良好となる。
また、上下横框20,30には面外方向に対称
形状の一対の案内溝27,27,37,37を長
手方向全域に形成してあるので、第1、第2扉体
1,22を同一の扉体とすることができると共
に、扉体を左右勝手違いにも使用でき、同一形状
の扉体を用いて多数の扉体を配設した引戸式門扉
を組立てることができ、しかも上下横框に戸車を
取付ける加工をする必要がない。
また、上下框20,30の案内溝27,37は
左右の縦框10,10の略外側面まで連続するか
ら、戸車50のローラ52は縦框10と干渉せず
に扉体の略全幅に亘つて走行でき、扉体を隣接す
る扉体の略全幅に亘つて走行できる。
したがつて、引戸式伸縮門扉の開閉ストローク
を大きくして開口幅大きくできる。
また、取付体21,31を縦框10のビスホー
ル17,18に螺合するビス41によつて縦框1
0の上下端面に締付け固着し、この取付体21,
31に本体22,32を長手方向よりスライド式
に挿入して取付けたので、扉枠5の強度を十分強
くして十分なる強度を有する扉体とすることがで
きると共に、本体22,23をビス止めする必要
がなくて案内溝27,37にビス止め加工をしな
くとも良いので、案内溝27,37が長手方向に
亘つて平坦で連続した形状となつてローラ52が
スムーズに走行でき、しかも取付体21,31を
本体22,32で覆つてビス等が目視されずに見
栄えが良くなる。
また、取付体21,31の端面と本体22,2
3の端面とに亘つて木口キヤツプ43をビス44
で締付固定したから、案内溝27,37の長手方
向端部が木口キヤツプ43で閉塞されてローラ5
2のストツパとなると共に、木口キヤツプ43を
取り外しすることでローラ52を案内溝27,3
7内に挿入したり、抜き出したりできるので、隣
接する扉体を簡単に連結したり、分離できる。
また、縦框10の段部11a,12aで取付体
21,31の取付位置を規制でき、取付体21,
31を縦框10に簡単に位置決めして連結でき
る。
考案の効果 隣接する扉体を伸長した時に一方の戸車の係合
凹部と他方の戸車の係合突部とが係合して面内方
向に連結されるから、扉体を伸長して門扉を閉じ
た時に隣接する扉体が面内方向に摺動せずに振動
などによつて門扉が開放することがない。
また、面内方向に連結される戸車が上框と下框
とにそれぞれ設けてあるから、扉体を伸長した時
に上框と下框とにそれぞれ設けた戸車が面内方向
に連結され、ローラと案内溝との間に上下方向の
隙間があつても前述の連結された戸車によつて隣
接する扉体が上下に相対変位することが防止され
るので、扉体を伸長した時に扉体がガタついた
り、傾むいたりすることがない。
また、取付部を一方の扉体の案内溝に固着し、
ローラ収納部を他方の扉体の案内溝に臨ませたか
ら、隣接する扉体の上下框間の距離を短かくして
隣接する扉体の面外方向の巾を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は戸車の
取付状態の斜視図、第2図は戸車の縦断面図、第
3図は係合状態の斜視図、第4図は全体正面図、
第5図、第6図は第4図の縦断面図、横断面図、
第7図、第8図、第9図は縦框と上框の連結状態
を示す斜視図である。 10は縦断面図、20は上框、27は案内溝、
30は下框、37は案内溝、50は戸車、51は
取付部、52はローラ、54はローラ保持部、5
8は係合凹部、59は係合突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右の縦框10,10と長手方向に亘る面外方
    向に開口した案内溝27,37を有する上框20
    と下框30とを連結して成る複数の扉体を戸車5
    0を介して面外方向に摺動自在に連結した引戸式
    門扉であつて、前記戸車50を、案内溝27,3
    7に嵌合固着される取付部51とローラ52を保
    持したローラ保持部54とを面外方向に連結する
    と共に、その取付部51とローラ保持部54とに
    相互に係合する係合凹部58と係合突部59とを
    面内方向に向けてそれぞれ形成すると共に、隣接
    する各扉体の一方の案内溝27,37には一対の
    戸車50の取付部51を、そのローラ保持部54
    が隣接する各扉体の他方の案内溝27,37に臨
    み、かつローラ52が案内溝27,37に沿つて
    転動自在となるように固着したことを特徴とする
    引戸式門扉。
JP14895485U 1985-10-01 1985-10-01 Expired JPH0420157Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14895485U JPH0420157Y2 (ja) 1985-10-01 1985-10-01

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JP14895485U JPH0420157Y2 (ja) 1985-10-01 1985-10-01

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Publication Number Publication Date
JPS6259297U JPS6259297U (ja) 1987-04-13
JPH0420157Y2 true JPH0420157Y2 (ja) 1992-05-08

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JPS6259297U (ja) 1987-04-13

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