JPH0426617Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0426617Y2 JPH0426617Y2 JP1984022832U JP2283284U JPH0426617Y2 JP H0426617 Y2 JPH0426617 Y2 JP H0426617Y2 JP 1984022832 U JP1984022832 U JP 1984022832U JP 2283284 U JP2283284 U JP 2283284U JP H0426617 Y2 JPH0426617 Y2 JP H0426617Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stile
- screw
- groove
- screw hole
- pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は建具における下車装置に関するもので
ある。
ある。
従来の技術
例えば、実公昭52−3084号公報所載の構造のも
のがある。
のがある。
該構造のものは、下框に係合させた下桟のウエ
ブの左右竪框側にそれぞれ下車を転動自在に軸支
し、前記下桟の両端に螺子止めした調整ブロツク
を竪框に設けた嵌挿部に嵌挿させて螺子で締め付
けるようにすると共に、前記下框に螺合した調節
螺子の先端を前記ウエブに螺合した構成となつて
いる。
ブの左右竪框側にそれぞれ下車を転動自在に軸支
し、前記下桟の両端に螺子止めした調整ブロツク
を竪框に設けた嵌挿部に嵌挿させて螺子で締め付
けるようにすると共に、前記下框に螺合した調節
螺子の先端を前記ウエブに螺合した構成となつて
いる。
考案が解決しようとする課題
前記の従来例は螺子を緩めて一対の調整ブロツ
クを竪框から自由にした後、調節ねじを操作して
下框に対して下桟を上下方向に移動、すなわち、
下車の高さ位置の調節を図ろうとするものである
から操作が複雑であり、一対の下車を下桟を介し
て一体的に高さ位置を調節するものであるからゆ
がみ等の建具の加工誤差等の吸収ができない構造
になつている。
クを竪框から自由にした後、調節ねじを操作して
下框に対して下桟を上下方向に移動、すなわち、
下車の高さ位置の調節を図ろうとするものである
から操作が複雑であり、一対の下車を下桟を介し
て一体的に高さ位置を調節するものであるからゆ
がみ等の建具の加工誤差等の吸収ができない構造
になつている。
本考案は斯様な従来例の欠点を除去することを
目的として案出したものである。
目的として案出したものである。
課題を解決しようとする手段
建具の左右の竪框にそれぞれ嵌挿して組付けた
組付ブロツクに一対の支持片を突設し、該支持片
を下框に設けた凹溝に係合し、上下方向に長い係
合縁とピンとの係合関係によつて車枠を前記支持
片間に介在させて該支持片に縦動自在に支持させ
ると共に、下車を転動自在に軸支した前記車枠の
適所に螺子孔を縦設し、該螺子孔に先端を前記凹
溝の底縁に当接させた調節螺子を螺合させた構成
としたものである。
組付ブロツクに一対の支持片を突設し、該支持片
を下框に設けた凹溝に係合し、上下方向に長い係
合縁とピンとの係合関係によつて車枠を前記支持
片間に介在させて該支持片に縦動自在に支持させ
ると共に、下車を転動自在に軸支した前記車枠の
適所に螺子孔を縦設し、該螺子孔に先端を前記凹
溝の底縁に当接させた調節螺子を螺合させた構成
としたものである。
実施例
図面は本考案に係る建具の下車装置を襖にに実
施した一例を示し、襖Ａは面材１の端部に上框
２、下框３および左右の竪框４，４を嵌合し、こ
れ等各框２乃至４の結合部に組付ブロツク５，
５′を嵌合して組付けたもので、組付ブロツク５，
５′は、鍔縁を構成する主体部片６に各竪框４，
４に設けた開口縁７に嵌挿する側面Ｌ形の嵌挿片
８を立設し、該嵌挿片８，８間の空隙１０に前記
主体部片６を貫通させてタツピング螺子９を装置
し、嵌挿片８の横部片８′に支持片１１，１１を
突設し、該支持片１１，１１の基端部上方に空隙
１２，１２を存して前記支持片１１，１１と同方
向にして部片１３，１３を突設し、また、支持片
１１と横部片８′の連接部直下に空隙１４を形成
し、該空隙１４に襖Ａの前後方向に長い長孔１５
を備えた調節ブロツク１６を係合し、長孔１５に
螺子１７を貫通させて、螺子１７の先端を主体部
片６に立設した螺子筒１８に螺入させて調節ブロ
ツク１６を主体部片６に組付けて構成し、このブ
ロツク５，５′の支持片１１の先端に上下方向に
長い係合縁１９を設けるのである。
施した一例を示し、襖Ａは面材１の端部に上框
２、下框３および左右の竪框４，４を嵌合し、こ
れ等各框２乃至４の結合部に組付ブロツク５，
５′を嵌合して組付けたもので、組付ブロツク５，
５′は、鍔縁を構成する主体部片６に各竪框４，
４に設けた開口縁７に嵌挿する側面Ｌ形の嵌挿片
８を立設し、該嵌挿片８，８間の空隙１０に前記
主体部片６を貫通させてタツピング螺子９を装置
し、嵌挿片８の横部片８′に支持片１１，１１を
突設し、該支持片１１，１１の基端部上方に空隙
１２，１２を存して前記支持片１１，１１と同方
向にして部片１３，１３を突設し、また、支持片
１１と横部片８′の連接部直下に空隙１４を形成
し、該空隙１４に襖Ａの前後方向に長い長孔１５
を備えた調節ブロツク１６を係合し、長孔１５に
螺子１７を貫通させて、螺子１７の先端を主体部
片６に立設した螺子筒１８に螺入させて調節ブロ
ツク１６を主体部片６に組付けて構成し、このブ
ロツク５，５′の支持片１１の先端に上下方向に
長い係合縁１９を設けるのである。
ブロツク５，５′の嵌挿片８を竪框４の開口縁
７に嵌挿し、嵌挿片８，８間の空隙１０に位置す
るように竪框４に形成した螺子溝２０にタツピン
グ螺子９を螺入させて締付けて前記の通り襖Ａを
得るのであるが、実施例のものは、下框３を主框
３ａと副框３ｂとで構成し、主框３ａに設けた溝
２１（上框２にも設けられている）に凹溝２２を
構成する副框３ｂを係合して組付けるようになつ
ており、この副框３ｂは中央部片２３を組付ブロ
ツク５の空隙１２に挟入せしめて組付ブロツク５
を前記の通りに組付けることによつて襖Ａの部分
を構成するようになつている。
７に嵌挿し、嵌挿片８，８間の空隙１０に位置す
るように竪框４に形成した螺子溝２０にタツピン
グ螺子９を螺入させて締付けて前記の通り襖Ａを
得るのであるが、実施例のものは、下框３を主框
３ａと副框３ｂとで構成し、主框３ａに設けた溝
２１（上框２にも設けられている）に凹溝２２を
構成する副框３ｂを係合して組付けるようになつ
ており、この副框３ｂは中央部片２３を組付ブロ
ツク５の空隙１２に挟入せしめて組付ブロツク５
を前記の通りに組付けることによつて襖Ａの部分
を構成するようになつている。
図示２４は一対の下車２５，２５を支軸２６，
２６で転動自在に軸支した車枠で、この車枠２４
は、両側にピン２７，２７を突設し、また、中央
部片２８には、上方方向にして螺子孔２９を備え
て成り、ピン２７の下側の前記組付ブロツク５の
支持片１１に設けた係合縁１９に係合して組付ブ
ロツク５に組付け、螺子孔２９には該螺子孔２９
に貫通して前記凹溝２２の底縁３０に当接する調
節螺子３１を螺合するのである。
２６で転動自在に軸支した車枠で、この車枠２４
は、両側にピン２７，２７を突設し、また、中央
部片２８には、上方方向にして螺子孔２９を備え
て成り、ピン２７の下側の前記組付ブロツク５の
支持片１１に設けた係合縁１９に係合して組付ブ
ロツク５に組付け、螺子孔２９には該螺子孔２９
に貫通して前記凹溝２２の底縁３０に当接する調
節螺子３１を螺合するのである。
しかして、この調節螺子３１を螺子孔２９に沿
つて進退させると車枠２４は凹溝２２内において
上下方向に変位して襖Ａの建込み状態が調節さ
れ、かつ、襖Ａの開閉が円滑に行えるのである。
つて進退させると車枠２４は凹溝２２内において
上下方向に変位して襖Ａの建込み状態が調節さ
れ、かつ、襖Ａの開閉が円滑に行えるのである。
なお、実施例のものは、タツピング螺子９を操
作することによつて組付ブロツク５，５′が、竪
框４より出入して上下方向の建込み調整をできる
ようになつており、また、螺子１７を操作して調
節ブロツク１６を位置させて敷居に対する横幅調
整を行えるようになつている。
作することによつて組付ブロツク５，５′が、竪
框４より出入して上下方向の建込み調整をできる
ようになつており、また、螺子１７を操作して調
節ブロツク１６を位置させて敷居に対する横幅調
整を行えるようになつている。
また、係合縁１９は長孔で構成してあるが、こ
れを長溝で構成しても良い。
れを長溝で構成しても良い。
車枠側に係合縁を框側に突出ピンを設けて良い
ことも勿論である。
ことも勿論である。
考案の効果
本考案は前記の通りの構成であるから、調節螺
子を回動させると該螺子の先端は凹溝の底縁に当
接しているから係合縁とピンの係合関係によつて
車枠は凹溝内を縦動し、従つて、建具枠に対する
建具の建込み状態を常に良好にすることができる
と共に、各竪框側において各車枠を前記の通りの
操作によつて凹溝内に別々に縦動させることがで
きるからゆがみ等の建具の加工誤差を吸収するこ
とができる。
子を回動させると該螺子の先端は凹溝の底縁に当
接しているから係合縁とピンの係合関係によつて
車枠は凹溝内を縦動し、従つて、建具枠に対する
建具の建込み状態を常に良好にすることができる
と共に、各竪框側において各車枠を前記の通りの
操作によつて凹溝内に別々に縦動させることがで
きるからゆがみ等の建具の加工誤差を吸収するこ
とができる。
図面は本考案に係る建具における下車の調節装
置の一実施例を示し、第１図は正面図、第２図は
断面図、第３図は第２図−′線断面図、第４
図は下車を取付けた状態の組付ブロツクの正面
図、第５図は同側面図、第６図は同底面図、第７
図は分解斜視図である。 ４……竪框、２２……凹溝、２４……車枠、２
５……下車、２７……ピン、２９……螺子孔、３
０……凹溝の底縁、３１……調節螺子。
置の一実施例を示し、第１図は正面図、第２図は
断面図、第３図は第２図−′線断面図、第４
図は下車を取付けた状態の組付ブロツクの正面
図、第５図は同側面図、第６図は同底面図、第７
図は分解斜視図である。 ４……竪框、２２……凹溝、２４……車枠、２
５……下車、２７……ピン、２９……螺子孔、３
０……凹溝の底縁、３１……調節螺子。
Claims (1)
- 建具の左右の竪框にそれぞれ嵌挿して組付けた
組付ブロツクに一対の支持片を突設し、該支持片
を下框に設けた凹溝に係合し、上下方向に長い係
合縁とピンとの係合関係によつて車枠を前記支持
片間に介在させて該支持片に縦動自在に支持させ
ると共に、下車を転動自在に軸支した前記車枠の
適所に螺子孔を縦設し、該螺子孔に先端を前記凹
溝の底縁に当接させた調節螺子を螺合させた建具
の下車装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2283284U JPS60135464U (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | 建具における下車の調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2283284U JPS60135464U (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | 建具における下車の調節装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60135464U JPS60135464U (ja) | 1985-09-09 |
| JPH0426617Y2 true JPH0426617Y2 (ja) | 1992-06-25 |
Family
ID=30515497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2283284U Granted JPS60135464U (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | 建具における下車の調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60135464U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6704685B2 (ja) * | 2015-06-30 | 2020-06-03 | 三協立山株式会社 | 戸 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS523084U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-10 |
-
1984
- 1984-02-20 JP JP2283284U patent/JPS60135464U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS523084U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60135464U (ja) | 1985-09-09 |
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