JPH0529125Y2 - - Google Patents

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JPH0529125Y2
JPH0529125Y2 JP19364784U JP19364784U JPH0529125Y2 JP H0529125 Y2 JPH0529125 Y2 JP H0529125Y2 JP 19364784 U JP19364784 U JP 19364784U JP 19364784 U JP19364784 U JP 19364784U JP H0529125 Y2 JPH0529125 Y2 JP H0529125Y2
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JP
Japan
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base member
window glass
lifting device
guide rails
adjusted
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、取付部において上下に摺動して開閉
する窓ガラスの昇降装置に関し、自動車の窓に用
いられるものである。
「従来の技術」 従来の窓ガラスの昇降装置としては、例えば実
公昭57−4697号公報に開示されたものがある。
すなわち、同公報には、ガイドレールを取付部
たるドアのインナパネルの前後に別々に配置し並
行させるものが示されている。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような従来の窓ガラスの開
閉装置では、両ガイドレールを別々に組付けるよ
うになつており、組付前には相互の位置関係が定
まらず不安定な状態になつているので、組付時に
各部材毎に位置決めが必要で、狭い場所での作業
を強いられるうえに、一つの部材を固定しても他
の部材は位置が定まらず遊動してしまうので、組
付作業性が極めて悪く、合理化を阻害していると
いう問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、形態が安定しており、昇降装置
自体の位置決めおよび調整が極めて容易にできる
ようにして上記問題点を解決した窓ガラスの昇降
装置を提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、取付部に摺動可能に支持された窓ガ
ラスの昇降装置において、窓ガラスの昇降軌跡に
沿い一対のガイドレールを並設し、該両ガイドレ
ールの上部同志および下部同志を連結部材にてそ
れぞれ固結して枠状のベース部材を形成し、該ベ
ース部材の上部の両側部を各1箇所、下部の略中
央部を1箇所、螺合量を調節可能なアジヤストボ
ルトにて取付部に締結し、前記ベース部材の下部
の両端部にそれぞれ、前記ベース部材への突当て
位置を調節可能なストツパ部材を、前記取付部と
前記ベース部材との間に介在させたことを特徴と
する窓ガラスの昇降装置に存する。
「作用」 しかして、上下に配したアジヤストボルトの螺
合量を変え、またストツパ部材の突当て位置を変
えることにより極めて容易に昇降装置の位置を調
整できるようにしたものである。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
図は本考案の一実施例を示している。
第1図および第2図に示すように、昇降装置1
0はドアAに装着され、窓ガラスA1を昇降させ
るためのものである。
昇降装置10の枠状のベース部材20は、取付
部たるドアAに窓ガラスA1の昇降方向に沿つて
前後一対で相互に並行して配置されたガイドレー
ル30,30と、両ガイドレール30,30の上
部および下部を夫々連結する連結ブラケツト4
0,40とにより一体的に連結して形成されてお
り、一方のガイドレール30に並行する作動区間
を有するケーブル11が上下のガイドプーリ1
2,12と駆動部13とに掛け渡して張設されて
成る。
ガイドレール30,30の中間部を連結してい
る支持プーリ22に設置された駆動部13には、
駆動プーリ13a、駆動モータ13bを備えてい
る。
連結ブラケツト40,40は基本的には同一形
状であつて、180度平面的に回転させれば上と下
とに用いることができるものであり、一部を除く
周囲に立設されたフランジ14にガイドレール3
0の上部あるいは下部が溶接固着されている。
連結ブラケツト40の両端部にはプーリ支持面
42と取付面43とが段状に形成され、中央部に
も取付面44が形成されている。
上下の連結ブラケツト40の片側のプーリ支持
面42にはそれぞれガイドプーリ12が支持さ
れ、上部の両側の取付面43にはアジヤストボル
ト21が螺合するウエルドナツト45が溶着さ
れ、下部の取付面44にもアジヤストボルト21
が螺合するウエルドナツト46が溶着されてい
る。
ガイドレール30,30はチヤンネル状で、そ
の溝に嵌合するローラユニツト51(第3図参
照)を介してキヤリヤプレート50,50aがガ
イドレール30,30に昇降移動可能に挿着され
ている。キヤリヤプレート50,50aは窓ガラ
スA1の下端部の両側に固結されるものである。
一方のキヤリヤプレート50には、上方から下
がつてきたケーブル11の端部11bと下方から
延びてきたケーブル11の端部11bとが夫々連
結されており、他方のキヤリヤプレート50aは
ガイドレール30に対しては遊動自在である。
第5図でわかるように、アジヤストボルト21
は、ねじ軸22の中間部にフランジ23が設けら
れ、ねじ軸22の後端には工具掛部24が形成さ
れている。ねじ軸22の後部にはロツクナツト2
5が螺合されるものである。
第1図、第3図、第4図でわかるように、ベー
ス部材20の下部の両端を形成している両側のガ
イドレール30,30の下端部に対応して、取付
部たるドアAのインナパネルA2にウエルドナツ
トA3,A3が溶着されており、ガイドレール3
0の下端部に先端が突当るストツパ部材26がウ
エルドナツトA3に螺合してインナパネルA2に
装着されている。
ストツパ部材26はねじ軸の中間部にフランジ
27が形成され、ねじ軸の先端28にはゴム等弾
性材料より成る当接体が設けられ、ねじ軸の後端
には工具掛部29が形成されている。
上記構成を有する窓ガラスの昇降装置10を組
付けるには、昇降装置10はベース部材20を基
礎にして全体としてニツト化されているで、ドア
A内に全体を持ち込み、上部の各取付面43,4
3のウエルドナツト45にアジヤストボルト21
を螺合させ、下部の取付面44のウエルドナツト
46にアジヤストボルト21を螺合させれば、ほ
ぼ全体としての位置が定まる。
その後の位置の調整は次のようにして行なう。
上部2箇所のアジヤストボルト21,21の工
具掛具24に工具を掛けて回動させれば、そのね
じ軸22とウエルドナツト45との螺合量が変わ
り、フランジ23がドアAのインナパネルA2の
内面に突つ張るので、ベース部材20の上部のイ
ンナパネルA2からの離間量を変化させて位置を
調節することができる。アジヤストボルト21,
21を同量回動させれば、ベース部材20の上部
が全体として移動し、一方だけを回動させれば下
部の取付面44ではアジヤストボルト21が1本
だけなのでベース部材20全体が傾くように変位
する。
下部の取付面44のウエルドナツト46に螺合
したアジヤストボルト21を回動させると、ベー
ス部材20の下部は全体としてインナパネルA2
に対して接近したり離間する。
アジヤストボルト21,21……を適宜回動さ
せることにより、ベース部材20の姿勢を調節す
ることができ、位置が定まつたら、ロツクナツト
25を締め込んでフランジ23との間にインナパ
ネルA2を挾持して固定する。
その後、両側のストツパ部材26,26を締め
込んで先端28をガイドレール30の下端部に当
接させ、突つ張る状態にする。それによりベース
部材20の下部が振れないよう規制することがで
きる。また、必要があれば、両側のストツパ部材
26,26の突出量を変えてベース部材20への
突当て位置を変え、ベース部材20の下部の傾き
を調節することもできる。キヤリヤプレート5
0,50aは窓ガラスA1の下端部に固結する。
このように、アジヤストボルト21、ストツパ
部材26のねじ込量を変えることにより極めて容
易に調節をして組付けることができる。
駆動部13の駆動モータ13bを作動させれば
駆動プーリ13aが回動し、ケーブル11が縦動
されるので、ケーブル11に連結されたキヤリヤ
プレート50もローラユニツト51を介してガイ
ドレール30に案内され昇降し、キヤリヤプレー
ト50aもそれに従つて昇降し窓ガラスA1が昇
降開閉される。
「考案の効果」 本考案に係る窓ガラスの昇降装置によれば、昇
降装置を全体として一体化し、かつアジヤストボ
ルトおよびストツパ部材により調整ができるよう
にしたから、位置決め調整が極めて容易で組付性
が極めてよく、生産を極めて合理化する窓ガラス
の昇降装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示しており、第1図は
昇降装置の斜視図、第2図は昇降装置を取付けた
ドアの略示正面図、第3図は第2図−線断面
図、第4図は第2図矢視図、第5図は取付状態
の昇降装置の下部の要部縦断面図である。 A……ドア、A1……窓ガラス、10……昇降
装置、11……ケーブル、20……ベース部材、
21……アジヤストボルト、26……ストツパ部
材、30……ガイドレール、40……連結ブラケ
ツト、51……ローラユニツト、50,50a…
…キヤリヤプレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取付部に摺動可能に支持された窓ガラスの昇降
    装置において、窓ガラスの昇降軌跡に沿い一対の
    ガイドレールを並設し、該両ガイドレールの上部
    同志および下部同志を連結部材にてそれぞれ固結
    して枠状のベース部材を形成し、該ベース部材の
    上部の両側部を各1箇所、下部の略中央部を1箇
    所、螺合量を調節可能なアジヤストボルトにて取
    付部に締結し、前記ベース部材の下部の両端部に
    それぞれ、前記ベース部材への突当て位置を調節
    可能なストツパ部材を、前記取付部と前記ベース
    部材との間に介在させたことを特徴とする窓ガラ
    スの昇降装置。
JP19364784U 1984-12-20 1984-12-20 Expired - Lifetime JPH0529125Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19364784U JPH0529125Y2 (ja) 1984-12-20 1984-12-20

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JP19364784U JPH0529125Y2 (ja) 1984-12-20 1984-12-20

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JPS61107869U JPS61107869U (ja) 1986-07-08
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JP19364784U Expired - Lifetime JPH0529125Y2 (ja) 1984-12-20 1984-12-20

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JP2532083Y2 (ja) * 1989-12-11 1997-04-09 関東自動車工業株式会社 自動車のサッシュレスドア
JP2018071235A (ja) * 2016-10-31 2018-05-10 株式会社ハイレックスコーポレーション 対象物移動装置

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