JPH057422Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH057422Y2 JPH057422Y2 JP5889488U JP5889488U JPH057422Y2 JP H057422 Y2 JPH057422 Y2 JP H057422Y2 JP 5889488 U JP5889488 U JP 5889488U JP 5889488 U JP5889488 U JP 5889488U JP H057422 Y2 JPH057422 Y2 JP H057422Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door window
- mounting bracket
- door
- window
- bracket
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は車両のドアウインド取付構造に関し、
詳しくは、ウインドレギユレータ装置のドアウイ
ンド取付ブラケツトとドアウインド側の取付ブラ
ケツトとの重合連結部構造の改善に関する。
詳しくは、ウインドレギユレータ装置のドアウイ
ンド取付ブラケツトとドアウインド側の取付ブラ
ケツトとの重合連結部構造の改善に関する。
従来、車両のドアウインド取付構造としては、
例えば実開昭59−71873号公報に開示されるよう
なものがある。
例えば実開昭59−71873号公報に開示されるよう
なものがある。
即ち、上記公報開示のものは、ドアウインドの
下端部に断面U字状のブラケツトを接着固定する
一方、このブラケツトの下方延設部分にナツト或
いはスタツドボルトを固定する。そして、ウイン
ドレギユレータ装置側のドアウインド取付ブラケ
ツトに設けた貫通孔に挿通させたボルトをドアウ
インド側のブラケツトのナツトに締結させるか、
或いは、前記貫通孔にドアウインド側のスタツド
ボルトを挿通させてナツトを締結させることによ
り両ブラケツトを重合連結させて、ドアウインド
がウインドレギユレータ装置によつて昇降される
ようにしたものである。
下端部に断面U字状のブラケツトを接着固定する
一方、このブラケツトの下方延設部分にナツト或
いはスタツドボルトを固定する。そして、ウイン
ドレギユレータ装置側のドアウインド取付ブラケ
ツトに設けた貫通孔に挿通させたボルトをドアウ
インド側のブラケツトのナツトに締結させるか、
或いは、前記貫通孔にドアウインド側のスタツド
ボルトを挿通させてナツトを締結させることによ
り両ブラケツトを重合連結させて、ドアウインド
がウインドレギユレータ装置によつて昇降される
ようにしたものである。
ところで、近年では車両の空力特性を改善する
目的やデザイン上の要求からドアウインドとして
三次元曲率を有するものが使用されるようになつ
ていると共に、ドアパネル内にオートロツク機構
などの補器類や自動昇降機能を有したウインドレ
ギユレータ装置などが配設されてドアパネル内の
余裕空間が少なくなつている。
目的やデザイン上の要求からドアウインドとして
三次元曲率を有するものが使用されるようになつ
ていると共に、ドアパネル内にオートロツク機構
などの補器類や自動昇降機能を有したウインドレ
ギユレータ装置などが配設されてドアパネル内の
余裕空間が少なくなつている。
このため、上記のようにブラケツトに設けた貫
通孔にボルトを挿通させてドアウインドをウイン
ドレギユレータ装置に取付ける構造では、ドアパ
ネル上方のドアウインド用開口からドアウインド
を挿入して両ブラケツトを所期位置で重合させて
ボルトを貫通孔に挿通させることが困難であり、
ウインドレギユレータ装置に対するドアウインド
の取付け作業性が悪いという問題があつた。
通孔にボルトを挿通させてドアウインドをウイン
ドレギユレータ装置に取付ける構造では、ドアパ
ネル上方のドアウインド用開口からドアウインド
を挿入して両ブラケツトを所期位置で重合させて
ボルトを貫通孔に挿通させることが困難であり、
ウインドレギユレータ装置に対するドアウインド
の取付け作業性が悪いという問題があつた。
本考案は、上記のような背景に鑑みてなされた
ものであり、ドアウインドのウインドレギユレー
タ装置に対する取付けが簡便かつ確実に行える車
両のドアウインド取付構造を提供することを目的
とする。
ものであり、ドアウインドのウインドレギユレー
タ装置に対する取付けが簡便かつ確実に行える車
両のドアウインド取付構造を提供することを目的
とする。
上記目的達成のため、本考案による車両のドア
ウインド取付構造によると、ドアパネルに支持さ
れたウインドレギユレータ装置のドアウインド取
付ブラケツトと、ドアウインドの下端部に設けた
取付ブラケツトとを締結部材により重合固定する
ものであつて、ウインドレギユレータ装置側のド
アウインド取付ブラケツトとドアウインド側の取
付ブラケツトとの何れか一方に前記締結部材が挿
通される貫通孔を形成すると共に、前記貫通孔に
連通する切欠き部を形成する一方、前記両取付ブ
ラケツトの少なくとも何れか一方に所定取付け重
合方向へ移動案内するガイド部を形成した。
ウインド取付構造によると、ドアパネルに支持さ
れたウインドレギユレータ装置のドアウインド取
付ブラケツトと、ドアウインドの下端部に設けた
取付ブラケツトとを締結部材により重合固定する
ものであつて、ウインドレギユレータ装置側のド
アウインド取付ブラケツトとドアウインド側の取
付ブラケツトとの何れか一方に前記締結部材が挿
通される貫通孔を形成すると共に、前記貫通孔に
連通する切欠き部を形成する一方、前記両取付ブ
ラケツトの少なくとも何れか一方に所定取付け重
合方向へ移動案内するガイド部を形成した。
以上のように構成すると、締結部材を挿通させ
る貫通孔に連通する切欠き部が設けられているた
めに、締結部材を貫通孔に挿置する際に貫通方向
に締結部材を移動させる必要がなく、切欠き部の
開口端から貫通孔に向けて平行移動させることに
より締結部材を貫通孔に挿置することができるた
め、作業性が改善される。また、ブラケツトには
所定取付け重合方向へ移動案内するガイド部が形
成されるため、ドアウインドをドアパネル内に挿
入する際に、所期の取付け重合方向と異なる方向
に重合されることを回避できる。
る貫通孔に連通する切欠き部が設けられているた
めに、締結部材を貫通孔に挿置する際に貫通方向
に締結部材を移動させる必要がなく、切欠き部の
開口端から貫通孔に向けて平行移動させることに
より締結部材を貫通孔に挿置することができるた
め、作業性が改善される。また、ブラケツトには
所定取付け重合方向へ移動案内するガイド部が形
成されるため、ドアウインドをドアパネル内に挿
入する際に、所期の取付け重合方向と異なる方向
に重合されることを回避できる。
以下、本考案の実施例を添付図面を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
第1図は、本考案による車両のドアウインド取
付構造を適用したドア1の車室内側正面図であ
る。
付構造を適用したドア1の車室内側正面図であ
る。
ドア1は図で左端部に設けられた一対のヒンジ
2により図示しない車体に対して開閉自在に支持
されるものであつて、インナードアパネルにウイ
ンドレギユレータ装置3が固定支持され、該ウイ
ンドレギユレータ装置3によつてドアウインド4
が昇降自在に支持される。
2により図示しない車体に対して開閉自在に支持
されるものであつて、インナードアパネルにウイ
ンドレギユレータ装置3が固定支持され、該ウイ
ンドレギユレータ装置3によつてドアウインド4
が昇降自在に支持される。
ウインドレギユレータ装置3はXアーム式であ
つて、レギユレータ5と、レギユレータ5によつ
て揺動駆動されるリフトアーム6と、リフトアー
ム6の途中に中央部を揺動自在に支持されたイコ
ライザーアーム7と、リフトアーム6及びイコラ
イザーアーム7の上端部がそれぞれ水平方向に移
動自在に支持されるリフトブラケツト8とから構
成される。ここで、リフトアーム6をレギユレー
タ5によつて図で反時計回りに揺動させると、リ
フトブラケツト8側のリフトアーム6とレギユレ
ータ5との挟角が狭くなつて、リフトブラケツト
8が平行に上昇し、リフトブラケツト8の上方に
連結固定されたドアウインド4がリフトブラケツ
ト8と一体に上昇する。
つて、レギユレータ5と、レギユレータ5によつ
て揺動駆動されるリフトアーム6と、リフトアー
ム6の途中に中央部を揺動自在に支持されたイコ
ライザーアーム7と、リフトアーム6及びイコラ
イザーアーム7の上端部がそれぞれ水平方向に移
動自在に支持されるリフトブラケツト8とから構
成される。ここで、リフトアーム6をレギユレー
タ5によつて図で反時計回りに揺動させると、リ
フトブラケツト8側のリフトアーム6とレギユレ
ータ5との挟角が狭くなつて、リフトブラケツト
8が平行に上昇し、リフトブラケツト8の上方に
連結固定されたドアウインド4がリフトブラケツ
ト8と一体に上昇する。
また、ドアウインド4の下側両端部それぞれに
取付ブラケツト11を固定してあると共に、該取
付ブラケツト11の外方端部それぞれで昇降案内
用のローラ22を回動自在に支持させてある。更
に、ドア1のインナーパネルに対して断面コ字状
のグラスガイド10a,10bをドアウインド4
の昇降方向に沿って固定してある。そして、取付
ブラケツト11に支持させた前記ローラ22を前
記グラスガイド10a,10bの内側空間に挿置
することにより、グラスガイド10a,10bの
延設方向にローラ22を回動させつつ移動させ、
ドアウインド4の昇降軌跡を規制するようにして
ある。
取付ブラケツト11を固定してあると共に、該取
付ブラケツト11の外方端部それぞれで昇降案内
用のローラ22を回動自在に支持させてある。更
に、ドア1のインナーパネルに対して断面コ字状
のグラスガイド10a,10bをドアウインド4
の昇降方向に沿って固定してある。そして、取付
ブラケツト11に支持させた前記ローラ22を前
記グラスガイド10a,10bの内側空間に挿置
することにより、グラスガイド10a,10bの
延設方向にローラ22を回動させつつ移動させ、
ドアウインド4の昇降軌跡を規制するようにして
ある。
ドアウインド4とリフトブラケツト8との取付
部は、第2図〜第4図に詳細に示すように構成さ
れている。
部は、第2図〜第4図に詳細に示すように構成さ
れている。
ドアウインド4の下側の両端部には前述のよう
にそれぞれに取付ブラケツト11が固定してある
一方、リフトブラケツト8に前記取付ブラケツト
11に対応させてドアウインド取付ブラケツト1
2を固定してあり、前記取付ブラケツト11とド
アウインド取付ブラケツト12とをそれぞれ重合
させて締結させることで、ドアウインド4がリフ
トブラケツト8に対して取付けられるようにして
ある。
にそれぞれに取付ブラケツト11が固定してある
一方、リフトブラケツト8に前記取付ブラケツト
11に対応させてドアウインド取付ブラケツト1
2を固定してあり、前記取付ブラケツト11とド
アウインド取付ブラケツト12とをそれぞれ重合
させて締結させることで、ドアウインド4がリフ
トブラケツト8に対して取付けられるようにして
ある。
前記取付ブラケツト11は、ドアウインド4の
表裏に配設される金具13,14をドアウインド
4に設けた貫通孔に挿通させたボルト15と該ボ
ルトに螺合される図示しないナツトとにより締結
させてドアウインド4に固定されるものである。
また、取付ブラケツト11には、ドアウインド取
付ブラケツト12との締結部材としてのスタツド
ボルト16を立設固定してある。
表裏に配設される金具13,14をドアウインド
4に設けた貫通孔に挿通させたボルト15と該ボ
ルトに螺合される図示しないナツトとにより締結
させてドアウインド4に固定されるものである。
また、取付ブラケツト11には、ドアウインド取
付ブラケツト12との締結部材としてのスタツド
ボルト16を立設固定してある。
ドアウインド取付ブラケツト12は、リフトブ
ラケツト8の側面に接合されて上方に延設され、
上端部に前記スタツドボルト16が挿通される貫
通孔17が開口されており、この貫通孔17に挿
通させて突出させたスタツドボルト16先端部に
ナツト18を螺合させて締結することで、取付ブ
ラケツト11とドアウインド取付ブラケツト12
とが重合連結されてドアウインド4がリフトブラ
ケツト8に取付けられる。また、前記貫通孔17
に対して水平方向に連通する切欠き部19を設け
てある。
ラケツト8の側面に接合されて上方に延設され、
上端部に前記スタツドボルト16が挿通される貫
通孔17が開口されており、この貫通孔17に挿
通させて突出させたスタツドボルト16先端部に
ナツト18を螺合させて締結することで、取付ブ
ラケツト11とドアウインド取付ブラケツト12
とが重合連結されてドアウインド4がリフトブラ
ケツト8に取付けられる。また、前記貫通孔17
に対して水平方向に連通する切欠き部19を設け
てある。
上記のように、貫通孔17に切欠き部19を設
けてあれば、スタツドボルト16を貫通孔17に
挿置する際に、スタツドボルト16を貫通孔17
の開口軸に沿った方向、即ち、ドアウインド取付
ブラケツト12に対する直交方向に移動させる必
要はなく、切欠き部19の延長空間にスタツドボ
ルト16が位置するようにした後、横方向の位置
自由度があるリフトブラケツト8をドアウインド
取付ブラケツト12がスタツドボルト16に近づ
く横方向に移動させる(或いは、ドアウインド4
をスタツドボルト16が貫通孔17に近づく方向
に移動させる)ことにより、切欠き部19を通過
させてスタツドボルト16を貫通孔17に挿置す
ることができる。
けてあれば、スタツドボルト16を貫通孔17に
挿置する際に、スタツドボルト16を貫通孔17
の開口軸に沿った方向、即ち、ドアウインド取付
ブラケツト12に対する直交方向に移動させる必
要はなく、切欠き部19の延長空間にスタツドボ
ルト16が位置するようにした後、横方向の位置
自由度があるリフトブラケツト8をドアウインド
取付ブラケツト12がスタツドボルト16に近づ
く横方向に移動させる(或いは、ドアウインド4
をスタツドボルト16が貫通孔17に近づく方向
に移動させる)ことにより、切欠き部19を通過
させてスタツドボルト16を貫通孔17に挿置す
ることができる。
従つて、ドアウインド4をウインドレギユレー
タ装置3に取付けるときに、ドアパネル内に余裕
空間が少なく、ドアウインド4を車幅方向に移動
させることが困難であつても、上記のように切欠
き部19を通過させてスタツドボルト16を貫通
孔17に挿置するようにすれば、ドアウインド4
とリフトブラケツト8とを近接させた状態で取付
作業が容易に行える。
タ装置3に取付けるときに、ドアパネル内に余裕
空間が少なく、ドアウインド4を車幅方向に移動
させることが困難であつても、上記のように切欠
き部19を通過させてスタツドボルト16を貫通
孔17に挿置するようにすれば、ドアウインド4
とリフトブラケツト8とを近接させた状態で取付
作業が容易に行える。
更に、ドアウインド取付ブラケツト12の上端
部は、貫通孔17を囲むように屈曲部を円弧状と
して取付ブラケツト11重合面の反対面側に屈曲
形成してガイド部20を設けてある。かかる構成
によれば、ドアウインド4をウインドレギユレー
タ装置3に取付けるために下降させるときに、ド
アウインド4の下端縁が前記ガイド部20の傾斜
面に当接することにより移動案内されて所期重合
面側に挿入されるようにできるものである。
部は、貫通孔17を囲むように屈曲部を円弧状と
して取付ブラケツト11重合面の反対面側に屈曲
形成してガイド部20を設けてある。かかる構成
によれば、ドアウインド4をウインドレギユレー
タ装置3に取付けるために下降させるときに、ド
アウインド4の下端縁が前記ガイド部20の傾斜
面に当接することにより移動案内されて所期重合
面側に挿入されるようにできるものである。
従つて、第5図に示すように、ドアウインド4
の取付前のドアウインド取付ブラケツト12がド
アウインド4の昇降ラインによりもドア外方に向
けてオフセツトして配置され、ドアウインド4の
昇降ラインとドアウインド取付ブラケツト12と
がクロスするような状態であつても、ドアウイン
ド4の下端縁が前記ガイド部20に当接するよう
にしてドアウインド4を挿入すれば、ドアウイン
ド4がドアウインド取付ブラケツト12の所期重
合面とは逆側に挿入されることを容易に回避でき
る。
の取付前のドアウインド取付ブラケツト12がド
アウインド4の昇降ラインによりもドア外方に向
けてオフセツトして配置され、ドアウインド4の
昇降ラインとドアウインド取付ブラケツト12と
がクロスするような状態であつても、ドアウイン
ド4の下端縁が前記ガイド部20に当接するよう
にしてドアウインド4を挿入すれば、ドアウイン
ド4がドアウインド取付ブラケツト12の所期重
合面とは逆側に挿入されることを容易に回避でき
る。
なお、第5図に示すWは、ドアウインド4取付
前のドアウインド取付ブラケツト12のドアウイ
ンド4の所期昇降ラインに対するオフセツト量で
あり、このようなドアウインド取付ブラケツト1
2のオフセツト配置時のドアウインド4の挿入状
態を2点鎖線で示してある。
前のドアウインド取付ブラケツト12のドアウイ
ンド4の所期昇降ラインに対するオフセツト量で
あり、このようなドアウインド取付ブラケツト1
2のオフセツト配置時のドアウインド4の挿入状
態を2点鎖線で示してある。
また、上記のようにガイド部20を貫通孔17
を囲むように形成してあれば、スタツドボルト1
6に螺合されるナツト18が前記ガイド部20に
囲まれることになり、ナツト18が締付けが緩ん
でスタツドボルト16が切欠き部19側に移動し
ようとしたときに、ナツト18の周縁がガイド部
20に引つ掛かつて移動を防げるため、スタツド
ボルト16の抜け防止として機能させることがで
きる。
を囲むように形成してあれば、スタツドボルト1
6に螺合されるナツト18が前記ガイド部20に
囲まれることになり、ナツト18が締付けが緩ん
でスタツドボルト16が切欠き部19側に移動し
ようとしたときに、ナツト18の周縁がガイド部
20に引つ掛かつて移動を防げるため、スタツド
ボルト16の抜け防止として機能させることがで
きる。
また、第6図及び第7図に示すように、ガイド
部20にラバーブツシユ21を被せてスタツドボ
ルト16に螺合されたナツト18の周縁が該ラバ
ーブツシユ21に圧接されるようにすれば、ナツ
ト18の締付けが緩んでドアウインド取付ブラケ
ツト12とスタツドボルト16との間にガタツキ
が発生した場合に、ナツト18の振動をラバーブ
ツシユ21で緩衝させることができ、ガタツキに
よる軋み音を仰止することができる。
部20にラバーブツシユ21を被せてスタツドボ
ルト16に螺合されたナツト18の周縁が該ラバ
ーブツシユ21に圧接されるようにすれば、ナツ
ト18の締付けが緩んでドアウインド取付ブラケ
ツト12とスタツドボルト16との間にガタツキ
が発生した場合に、ナツト18の振動をラバーブ
ツシユ21で緩衝させることができ、ガタツキに
よる軋み音を仰止することができる。
また、グラスガイド10a,10bに挿置され
てドアウインド4の昇降を案内するローラ22
を、第2図及び第3図に示すように取付ブラケツ
ト11の外方端部に回動自在に支持させる他、第
8図に示すように、取付ブラケツト11の下方延
設部に回動自在に支持させるよう構成しても良
く、ローラ22の支持位置は限定されるものでは
ない。
てドアウインド4の昇降を案内するローラ22
を、第2図及び第3図に示すように取付ブラケツ
ト11の外方端部に回動自在に支持させる他、第
8図に示すように、取付ブラケツト11の下方延
設部に回動自在に支持させるよう構成しても良
く、ローラ22の支持位置は限定されるものでは
ない。
なお、本実施例ではドアウインド取付ブラケツ
ト12にのみガイド部20を設けたが、ドアウイ
ンド4に固定される取付ブラケツト11側にガイ
ド部20同様にドアウインド4の挿入を案内する
ガイド部を設けても良いし、更に両ブラケツト1
1,12にそれぞれガイド部を設けるようにして
も良い。また、本実施例ではウインドレギユレー
タ装置3としてXアーム式のものを示したが、ケ
ーブル式などの他の形式であつても良い。
ト12にのみガイド部20を設けたが、ドアウイ
ンド4に固定される取付ブラケツト11側にガイ
ド部20同様にドアウインド4の挿入を案内する
ガイド部を設けても良いし、更に両ブラケツト1
1,12にそれぞれガイド部を設けるようにして
も良い。また、本実施例ではウインドレギユレー
タ装置3としてXアーム式のものを示したが、ケ
ーブル式などの他の形式であつても良い。
以上説明したように、本考案による車両のドア
ウインド取付構造によれば、締結部材が挿通され
る貫通孔に連通する切欠き部を形成する一方、取
付ブラケツトに所定取付け重合方向へ移動案内す
るガイド部を形成したことにより、貫通孔に対す
る締結部材の挿置が簡便に行えるようになると共
に、ドアウインドの誤挿入を回避でき、ドアウイ
ンドのウインドレギユレータ装置に対する取付け
が簡便かつ確実に行えるという効果がある。
ウインド取付構造によれば、締結部材が挿通され
る貫通孔に連通する切欠き部を形成する一方、取
付ブラケツトに所定取付け重合方向へ移動案内す
るガイド部を形成したことにより、貫通孔に対す
る締結部材の挿置が簡便に行えるようになると共
に、ドアウインドの誤挿入を回避でき、ドアウイ
ンドのウインドレギユレータ装置に対する取付け
が簡便かつ確実に行えるという効果がある。
第1図は本考案が適用された車両ドアの正面
図、第2図及び第3図はそれぞれ本考案の一実施
例を示すドアウインド取付部の分解斜視図、第4
図は同上実施例におけるドアウインド取付部断面
図、第5図はドアウインドの取付けを説明するド
アの概略断面図、第6図は取付ブラケツトの第2
実施例を示す正面図、第7図は第6図の側方断面
図、第8図はガイドローラの取付位置を変更した
実施例におけるドアウインド取付部を示す分解斜
視図である。 4……ドアウインド、8……リフトブラケツ
ト、11……取付ブラケツト、12……ドアウイ
ンド取付ブラケツト、16……スタツドボルト、
17……貫通孔、18……ナツト、19……切欠
き部、20……ガイド部。
図、第2図及び第3図はそれぞれ本考案の一実施
例を示すドアウインド取付部の分解斜視図、第4
図は同上実施例におけるドアウインド取付部断面
図、第5図はドアウインドの取付けを説明するド
アの概略断面図、第6図は取付ブラケツトの第2
実施例を示す正面図、第7図は第6図の側方断面
図、第8図はガイドローラの取付位置を変更した
実施例におけるドアウインド取付部を示す分解斜
視図である。 4……ドアウインド、8……リフトブラケツ
ト、11……取付ブラケツト、12……ドアウイ
ンド取付ブラケツト、16……スタツドボルト、
17……貫通孔、18……ナツト、19……切欠
き部、20……ガイド部。
Claims (1)
- ドアパネルに支持されたウインドレギユレータ
装置のドアウインド取付ブラケツトと、ドアウイ
ンドの下端部に設けた取付ブラケツトとを締結部
材により重合固定するものであつて、ウインドレ
ギユレータ装置側のドアウインド取付ブラケツト
とドアウインド側の取付ブラケツトとの何れか一
方に前記締結部材が挿通される貫通孔を形成する
と共に、前記貫通孔に連通する切欠き部を形成す
る一方、前記両取付ブラケツトの少なくとも何れ
か一方に所定取付け重合方向へ移動案内するガイ
ド部を形成したこと、を特徴とする車両のドアウ
インド取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5889488U JPH057422Y2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5889488U JPH057422Y2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01163689U JPH01163689U (ja) | 1989-11-15 |
JPH057422Y2 true JPH057422Y2 (ja) | 1993-02-24 |
Family
ID=31284690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5889488U Expired - Lifetime JPH057422Y2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH057422Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-30 JP JP5889488U patent/JPH057422Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01163689U (ja) | 1989-11-15 |
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