JPS6127295Y2 - - Google Patents

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JPS6127295Y2
JPS6127295Y2 JP546781U JP546781U JPS6127295Y2 JP S6127295 Y2 JPS6127295 Y2 JP S6127295Y2 JP 546781 U JP546781 U JP 546781U JP 546781 U JP546781 U JP 546781U JP S6127295 Y2 JPS6127295 Y2 JP S6127295Y2
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JP
Japan
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door
guide rail
inner panel
rail member
support part
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JP546781U
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JPS57118922U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車用ドアのドアガラス取付位置
調節装置に関する。
上下方向に開閉自在なドアガラスを有する自動
車用ドアにおいては、ドアガラスの開閉は、操作
ハンドルにより回動させられるアームからなるリ
ンク機構を備えたウインドレギユレータを介して
行なわれる。このようなウインドレギユレータを
有する自動車用ドアは、その組立てに際し、ドア
ガラス閉位置でドアガラスの周がサツシユ部材又
は車体ドア開口に沿つて設けたウエザーストリツ
プに均一に密着するように、レギユレータの取付
位置を調節しなければならない。従来は、この調
節は、ウインドレギユレータ機構の回動アーム下
端を支持するガイドレール部材のドアインナパネ
ルへの取付位置を変更することにより行なわれて
いた。この場合、ウインドレギユレータ機構の固
定部材を一旦ドアインナパネルに固着し、ドアガ
ラスを最上方位置に捲上げてガラス周縁のシール
状態を点検し、シール不良の場合には、ガラスを
最下方位置に下げた後、ガイドレール部材の取付
けを弛めてその位置調節を行ない、再びガラスを
捲上げてシール状態を点検するという手順が必要
であり、調節はすべて目分量で行なわれるため、
調節作業完了までに数回のガラス上げ下げが必要
になり、調節作業に20ないし30分を要することも
ある。
実開昭52−132519号公報には、ウインドレギユ
レータ機構の上部ガイドレール部材と、ドアガラ
スとの取付けを上下方向位置調節自在にした構造
が示されているが、この構造では、ドアガラスの
重量を支えながら位置調節を行なわねばならず、
調節作業の遂行が困難である。また、実開昭51−
42921号公報には、サツシユ部材を上辺部で2分
割し、該分割部で車体開口部長手方向に長さ調節
自在に接続した構造が示されている。しかし、こ
の構造では、サツシユ自体の外観が損なわれると
いう問題があり、かつサツシユを持たないハード
トツプ車には適用できない。また、実開昭52−
108718号公報には、ウインドレギユレータ機構の
回動アームの端部を支持するガイドレール部材
を、ドアインナパネルの長孔に挿入したボルトに
より上下方向位置調節自在に取りつけるようにし
た構造が示されている。この構造においては、ド
アガラスとレギユレータを仮止めするために、ド
アインナパネルに仮止め孔を2個形成し、ガイド
レール部材にはこの仮止め孔に係合する仮止めス
タツドを設けている。しかし、このように仮止め
のための手段をドアインナパネルとガイドレール
部材の両方に設けることは、構造的に複雑にな
り、かつこの公知の構造では、ガイドレール部材
の位置調節を容易にするための工夫が何も施され
ていない。
本考案は、このような問題に鑑みて得られたも
ので、ドアガラスを上方位置に保持したまま、ウ
インドレギユレータの取付位置の調節を容易に行
ない得る、構造簡単な自動車用ドアガラスの取付
位置調節装置を提供することを目的とする。
すなわち、本考案のドアガラス取付位置調節装
置は、ウインドレギユレータ機構の回動アームの
端部を支持するガイドレール部材を、ドアインナ
パネルに形成した長孔に挿入されるボルトによ
り、該ドアインナパネルに上下方向位置調節自在
に取付けるようにし、ドアインナパネルには、該
ドアインナパネルの長孔により許容される最下方
位置またはその僅か上方において上記ガイドレー
ル部材の下面を支持する支持部を該ドアインナパ
ネルの一部を折り曲げてドア内側に突設して形成
し、該支持部に隣接して、支持部に支持されたガ
イドレール部材の下側にたとえばドライバーのよ
うな持上げ用工具を挿入し得るようにする工具挿
入孔を形成したことを特徴とするもので、この構
成によれば、ドアガラスを上方位置に保持したま
ま、ガイドレール部材を支持部上に乗せてドアガ
ラス及びウインドレギユレータ機構の重量を該支
持部により支え、適当な工具をガイドレール部材
と支持部との間に挿入して該ガイドレール部材を
持ち上げ、ガラス周縁のシール状態を見ながら、
ガイドレール部材を適正位置に取付けることがで
きる。本考案は、支持部と工具挿入穴をドアイン
ナパネルに形成するのみでよく、構造は非常に簡
単であり、しかも、工具挿入穴を設けたために、
ガイドレール部材の上下位置調節がきわめて簡単
になる。支持部及び工具挿入孔は、ガイドレール
部材の両端部付近に各一組づつ形成することが好
ましい。
以下、本考案の実施例を図について説明する
と、第1図において、自動車用サイドドア1は、
インナパネル2とアウタパネル3とにより構成さ
れたドアパネルと、該ドアパネルの上方に枠状に
取付けられたサツシユ4とからなり、該サツシユ
4の形状に適合する形状のドアガラス5が、ドア
パネルに引込自在に配置されている。ドアガラス
5を昇降させるために、ウインドレギユレータ機
構6が設けられており、このレギユレータ機構6
は、一対の長さ方向に並んだガイド溝7a,7b
を有する上方ガイドレール部材7と、下方ガイド
レール部材8とを有し、上方ガイドレール部材7
はガラス5の下縁に固定され、下方ガイドレール
部材8はドアインナパネル2に固定される。中間
部においてピン9により回動自在に結合された一
対の回動アーム10,11を有するリンク機構が
設けられ、一方のアーム10は上端が上方ガイド
レール部材7の一方の溝7aに、下端が下方ガイ
ドレール部材8に、それぞれローラ等を介して係
合しており、他方のアーム11は上端が上方ガイ
ドレール部材7の他方のガイド溝7bに係合して
いる。アーム11の下端には、駆動用セクタ11
aが設けられ、このセクタ11aは、ドアインナ
パネル2に固定した操作ハンドル12のピニオン
(図示せず)に係合する。このウインドレギユレ
ータ機構においては、ハンドル12を操作するこ
とによりドアガラス5を上下に動かすことができ
るのであるが、ドアガラス5の上方位置すなわち
閉位置におけるガラス上縁とサツシユとの間の平
行度は、下方ガイドレール部材8の上下方向位置
を変えることにより調節される。
第2図を参照すると、インナパネル2には、下
方ガイドレール部材8の両端部に相当する位置
に、一対の長孔13a,13bが、その長軸を上
下に向けて形成されており、この長孔13a,1
3bに挿入されるボルト14a,14bをガイド
レール部材8にねじ込むことにより、該ガイドレ
ール部材8はインナーパネル2に固定される。し
たがつて、下方ガイドレール部材8の上下方向位
置は、長孔13a,13bの長さの範囲内で調節
自在である。この調節を容易にするため、ドアイ
ンナパネル2には、下方ガイドレール部材8の下
面を支持する支持部15a,15bが、該部材8
の両端部付近に、ドアインナパネルの内側に突出
するように形成されている。支持部15a,15
bの上下方向位置は、長孔13a,13bにより
ガイドレール部材8に許容される最下方位置又は
それより僅か上方において、該ガイドレール部材
8の下面を支持するように定める。さらに、支持
部15a,15bにそれぞれ隣接して、下縁が該
支持部より下方に位置するような工具挿入孔16
a,16bが形成されている。
以上の構造において、ウインドレギユレータ機
構の調節を行なうときは、ドアガラス5を上方位
置に保持し、下方ガイドレール部材8を支持部1
5a,15b上に乗せて、ガラス5の上縁とサツ
シユ4との平行度を点検し、平行度不良の場合に
は、部材8の前端又は後端を適宜持ち上げて平行
度調節を行なう。この場合、ボルト14a,14
bを弛めておき、ドライバ等の持上げ工具を、工
具挿入孔16a,16bのいずれかから、ガイド
レール部材8の下面と支持部15a又は15bと
の間に挿入し、てこ作用で該部材を持ち上げるこ
とにより、ガラス5のサツシユ4に対する位置を
確認しながら、容易に位置調節を行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す自動車ドアの
一部破断側面図、第2図は取付位置調節装置の一
例を示す拡大図、第3図は第2図の−線断面
図、第4図は第3図に示す部分を斜下方から見た
斜視図である。 2……インナパネル、4……サツシユ、5……
ドアガラス、6……ウインドレギユレータ機構、
8……下方ガイドレール部材、10,11……回
動アーム、13a,13b……長孔、15a,1
5b……支持部、16a,16b……工具挿入
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアガラスをレギユレータ機構により昇降させ
    得るようにした自動車用ドアのドアガラス取付位
    置調節装置において、レギユレータ機構の回動ア
    ームの端部を支持するガイドレール部材を、ドア
    インナパネルに形成した長孔に挿入されるボルト
    により、該ドアインナパネルに上下方向位置調節
    自在に取付けるようにし、前記ドアインナパネル
    には、該ドアインナパネルの長孔により許容され
    る最下方位置又はその僅か上方において前記ガイ
    ドレール部材の下面を支持する支持部を該インナ
    パネルの一部を折曲げて、ドア内側に突設して形
    成し、前記支持部に隣接して、前記支持部に支持
    されたガイドレール部材の下側に持上げ工具を挿
    入し得るようにする工具挿入孔を形成したことを
    特徴とする自動車用ドアのドアガラス取付位置調
    節装置。
JP546781U 1981-01-19 1981-01-19 Expired JPS6127295Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP546781U JPS6127295Y2 (ja) 1981-01-19 1981-01-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP546781U JPS6127295Y2 (ja) 1981-01-19 1981-01-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57118922U JPS57118922U (ja) 1982-07-23
JPS6127295Y2 true JPS6127295Y2 (ja) 1986-08-14

Family

ID=29803843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP546781U Expired JPS6127295Y2 (ja) 1981-01-19 1981-01-19

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JPS57118922U (ja) 1982-07-23

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