JPH07156662A - 車両用サッシュレスドアガラスの調整構造 - Google Patents

車両用サッシュレスドアガラスの調整構造

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JPH07156662A
JPH07156662A JP5303735A JP30373593A JPH07156662A JP H07156662 A JPH07156662 A JP H07156662A JP 5303735 A JP5303735 A JP 5303735A JP 30373593 A JP30373593 A JP 30373593A JP H07156662 A JPH07156662 A JP H07156662A
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JP
Japan
Prior art keywords
door glass
adjusting
vehicle
inner panel
guide rail
Prior art date
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Pending
Application number
JP5303735A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroya Yamazaki
弘也 山▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Publication of JPH07156662A publication Critical patent/JPH07156662A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両用サッシュレスドアガラスの調整構造を
提供する。 【構成】 車両用サッシュレスドアガラスを昇降自在と
する昇降手段を案内するガイドレール11と、車両用ド
ア内側のインナパネル17とを締結手段を介して締結す
ると共に、該締結手段の調整によりサッシュレスドアガ
ラスの上縁の車体の幅方向の位置調整を行う車両用サッ
シュレスドアガラスの調整構造であって、上記ガイドレ
ール11に設けられネジ穴を有するブラケット25と、
このブラケット25のネジ穴の一方が螺合すると共に、
右ネジ左ネジを有し且つ車室内側軸端面に六角穴102
を形成した調整ボルト101と、この調整ボルト101
をインナパネル17に固着する固着手段103と、上記
調整ボルト101に車室内側から螺合して所定位置で調
整ボルトと固定手段との軸方向の移動を規制するロック
ナット105とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用サッシュレスドア
ガラスの調整構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のハードトップ等に用いる車両用サ
ッシュレスドアガラスのドアガラスの一例を図3,4に
示す。
【0003】図3,4中、符号11はガイドレール、1
2はガイドレールに案内されるローラ、13はレギュレ
ータ、14はドアガラス、15は締結部材を各々図示す
る。
【0004】サッシュレスタイプのドアガラス14は、
レギュレータ13のX型アーム16を伸縮させることで
ドアガラス下端部近傍に設けたローラ12がガイドレー
ル11内に案内され、昇降自在となっている。
【0005】上記ローラ12を案内するガイドレール1
1は図5に示すように、ドア内側に設けられたインナパ
ネル17に締結部材15を介して固定されている。ま
た、サッシュレスタイプのドアガラス14はサッシタイ
プのものと異りドアガラスの案内溝が無いため、ドアガ
ラス14を上昇させて全閉状態としたときに、雨水等の
侵入を防ぐためのウェザストリップ18と当接して密閉
するため、図6に示すようなスタビライザ手段19が車
両前後方向に設けられている。すなわち、ドアガラス1
4の横剛性を強めるために、ドアガラス14を挾む形で
トリムサポート20とスタビライザ21とが設けられて
いる。このトリムサポート20及びスタビライザ21は
ドアガラス14の表面と直接接するため化学繊維等の植
毛が施こされている。
【0006】また、図6に示すように、ドアガラス14
を上昇させて全閉状態としたとき、ドアガラス14が所
定位置で車両幅方向の動きを規制するように、スタビラ
イザ21と嵌合するフックスタビライザ22がドアガラ
ス14の下端部に設けられている。
【0007】よって、ドアガラス14がレギュレータ1
3により上下動する際にはスタビライザ手段19により
該ドアガラス14が支えられると共に、最上端が密閉状
に至ったときには、スタビライザ21とフックスタビラ
イザ22との嵌合により、車体ルーフ側のウェザストリ
ップ18と当接し、ドアが密閉状態となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、サッシュレ
スタイプのドアガラスの建付調整、すなわち、ウェザス
トリップ18との良好な当りとなるような調整を行うに
は、スタビライザ手段19を「てこの支点」として締結
部材15を車幅方向に位置調整し、その振れ量により調
整を行っている。しかしながら、従来の締結部材15で
は、図7,8に示すように、調整ボルト23のロックナ
ット24を弛めて調整ボルトの端部に設けられた六角穴
23aに六角レンチを差し込んでインナパネル17とガ
イドレール11に設けられたブラケット25との位置調
整を行うことでインナパネル17とドアガラス14のガ
ラス中心の距離を調整をしているが、軸方向の動きを規
制するロックナット24を外した場合、ボルト23とイ
ンナパネル17との当り面が離れてしまうため、ガラス
上端の動き量を見ることができず、初期調整を何回も繰
り返して行う必要があり、手間がかかるという問題があ
る。
【0009】すなわち、従来においては締結部材15に
ボルト調整による機能と固定機能とを共用しているた
め、調整基準を定めるのに手間がかかって設定しにくか
った。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明に係る車両用サッシュレスドアガラスの調整構造は、
車両用サッシュレスドアガラスを昇降自在とする昇降手
段を案内するガイドレールと、車両用ドア内側のインナ
パネルとを締結手段を介して締結すると共に該締結手段
の調整によりサッシュレスドアガラスの上縁の車体の幅
方向の位置調整を行う車両用サッシュレスドアガラスの
調整構造であって、上記ガイドレールに設けられネジ穴
を有するブラケットと、このブラケットのネジ穴の一方
が螺合すると共に、左ネジ右ネジを有し且つ車室内側軸
端面に六角穴を形成した調整ボルトと、この調整ボルト
をインナパネルに固着する固着手段と、上記調整ボルト
に車室内側から螺合して所定位置でボルトと固定支持部
材との軸方向の移動を規制するロックナットとを具備す
ることを特徴とする。
【0011】
【作用】ドアガラスを案内するガイドレールは調整ボル
ト,固着手段及びロックナットからなる締結手段を介し
てインナパネルと締結されており、インナパネルには上
記固着手段によって固着している。位置調整を行うには
ロックナットを外し、左ネジ右ネジを有する調整ボルト
を回転することでインナパネルとドアガラスとの車幅方
向の位置を調整する。
【0012】
【実施例】以下本発明の好適な一実施例を図面を参照し
て説明する。尚、前述した従来技術の構成と同一部材に
ついては同一符号を付してその説明は省略する。
【0013】図1は本実施例に係る車両用サッシュレス
ドアガラスの調整構造の概略図、図2はその斜視概略図
を示す。これらの図面に示すように、ドアガラス14の
下端部に設けられたローラ12を昇降自在に案内するガ
イドレール11にはブラケット25が設けられており、
このブラケット25には左ネジが螺合するネジ穴25a
が形成されている。このネジ穴25aに螺合する左ネジ
101aとその逆の右ネジ101bとを有する調整ボル
ト101は、車室内側の軸端面に六角穴102が形成さ
れており、六角レンチ(図示せず)によりブラケット2
5に螺合するようにしている。また、上記調整ボルト1
01の軸方向中央近傍には、該ボルト101に螺合する
と共にインナパネル17を挾持するフランジ部103a
を有する固着手段103が設けられている。
【0014】本実施例においては、上記固着手段103
はフランジ部103aとこのフランジ部103aから突
出した凸部103bの外周及び内周にネジ部103c,
103dを形成しており、内周面のネジ部103dに調
整ボルト101を螺合して一体部材としている。そし
て、インナパネル17に形成した固着穴17aに該凸部
103bを挿入した後にナット104を螺合して該イン
ナパネル17に調整ボルト101を固定するようにして
いる。尚、本実施例では調整ボルト101と固着手段1
03とを別々に製造したが、合成樹脂等により一体に成
形するようにしてもよい。
【0015】また、固着手段としては上記構成に限定さ
れるものではなく、例えばインナパネル17に角穴を設
けて矩形状の凸部に係止手段を設けて、角穴に嵌合する
と同時に固定するような手段等を用いるようにしてもよ
い。
【0016】軸方向の調整は六角レンチを六角穴102
に差し込んで調整すればよく、この際固定手段103に
よってインナパネル17に固定されているので、インナ
パネル17とドアガラス14の中心との距離調整が目視
でき確実となる。また、右ネジ左ネジを有する調整ボル
ト103を用いているので該調整ボルト103の1回転
の調整量が2倍となる。
【0017】所定の位置調整終了後には、ロックナット
105を車室内側から螺合して、調整ボルト103と固
定手段103との軸方向の移動を規制している。
【0018】よって、調整ボルト101,固定手段10
3,ナット104及びロックナット105から締結手段
を形成し、調整機能と固定機能とを分割するようにした
ので、従来においては調整と固定機能とを一緒にしてい
たため位置調整に基準が設定できず、手間と時間とがか
かり、熟練を要していたものが、本構造にすることによ
りドアガラス建付の調整工数の低減を図ることができる
と共に、初心者にもガラスの位置調整が容易に出来る。
【0019】上述した実施例では締結手段としてガイド
レールとインナパネルとを締結する調整ボルトについて
述べたが、上述したスタビライザ手段19のスタビライ
ザ21の調整にも適用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上、実施例と共に説明したように本発
明によれば、サッシュレスタイプのドアガラスをガイド
する、例えば、ガイドレールとインナパネルとの締結及
び位置調整する締結手段に調整機能と固定機能とを分割
するようにしたので、ドアガラス建付の初期の車両幅方
向の位置調整の調整工数が減少すると共に調整が容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の調整構造の概略断面図である。
【図2】その概略斜視図である。
【図3】ドアガラス建付構造の概略図である。
【図4】その正面概略図である。
【図5】図4の要部断面図である。
【図6】図5のVI部拡大図である。
【図7】従来の調整構造の概略断面図である。
【図8】その概略斜視図である。
【符号の説明】
11 ガイドレール 14 ドアガラス 17 インナパネル 19 スタビライザ手段 25 ブラケット 101 調整ボルト 102 六角穴 103 固定手段 104 ナット 105 ロックナット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用サッシュレスドアガラスを昇降自
    在とする昇降手段を案内するガイドレールと、車両用ド
    ア内側のインナパネルとを締結手段を介して締結すると
    共に、該締結手段の調整によりサッシュレスドアガラス
    の上縁の車体の幅方向の位置調整を行う車両用サッシュ
    レスドアガラスの調整構造であって、 上記ガイドレールに設けられネジ穴を有するブラケット
    と、このブラケットのネジ穴の一方が螺合すると共に左
    ネジ右ネジを有し且つ車室内側軸端面に六角穴を形成し
    た調整ボルトと、この調整ボルトをインナパネルに固着
    する固着手段と、上記調整ボルトに車室内側から螺合し
    て所定位置で調整ボルトと固定手段との軸方向の移動を
    規制するロックナットとを具備することを特徴とする車
    両用サッシュレスドアガラスの調整構造。
JP5303735A 1993-12-03 1993-12-03 車両用サッシュレスドアガラスの調整構造 Pending JPH07156662A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101870250A (zh) * 2010-06-28 2010-10-27 重庆长安汽车股份有限公司 一种汽车车门的总装滑槽
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CN109075501A (zh) * 2016-04-15 2018-12-21 宝马股份公司 尤其是用于车辆的、第一结构元件与第二结构元件的连接组件以及尤其是用于车辆的连接设备
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000111