JPH0217118Y2 - - Google Patents

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JPH0217118Y2
JPH0217118Y2 JP1983062499U JP6249983U JPH0217118Y2 JP H0217118 Y2 JPH0217118 Y2 JP H0217118Y2 JP 1983062499 U JP1983062499 U JP 1983062499U JP 6249983 U JP6249983 U JP 6249983U JP H0217118 Y2 JPH0217118 Y2 JP H0217118Y2
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JP
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swinging
door
movable member
connecting rod
part set
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JP1983062499U
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ドアの下端に床面との間を封じる
ために装着するタイト用可動部材の上下動装置に
関するものである。
(従来技術) ドアで開閉される出入口の床面には、ドアを受
け止める段部を下枠等で形成することがあるが、
歩行の障害になる等の理由により段部を設けない
で平たく形成することがある。
しかしながら段部を設けないで床面を平たく形
成すると、ドアとの間に隙間が生じ、そこから塵
や騒音が入るばかりか、防火戸等ではその目的を
十分に果し得ないことになる。
そこで、最近ではドアの下框に平らな床面また
は下枠との間を封じ得るタイト用可動部材を組み
合せ、ドアを締めたときに、可動部材を下ろすよ
うにする工夫が試みられている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、従来の可動部材の上下動装置は、可動
部材がドアの下框に直接組み込まれていたので、
可動部材の取付け、取り外し操作が複雑であつ
て、ドアの組立てが容易でないばかりか、故障時
の修理に非常に手数が掛かるという欠点があつ
た。
この考案は従来の可動部材の上下動装置が有す
る上記のような欠点を解決することを課題として
なされた。
(課題を解決するための手段) 説明の便宜上、実施例の符号を用いて記すと、
本考案は、取手13の回転動によつて掛止片22
が上下動せしめられる主動部セツトAと、前記掛
止片22の動きに応じて揺動し枢支連結されてい
る連杆27を前記揺動によつて左右移動せしめる
第1揺動挺25と、前記連杆27に枢着され該連
杆27の左右移動に応じて揺動され該揺動によつ
てシール部材42を上下動せしめる第2揺動挺2
6とを備えた従動部セツトBと、を組み合せてな
るドアDのタイト用可動部材の上下動装置におい
て、第1揺動挺25の先端角部に係合ピン51を
突設し、前記掛止片22に切欠部22を設け、該
切欠部22に前記係合ピン51を掛止して主動セ
ツトAと従動部セツトBとを連動させる構成とし
てある。
(作用) 上記構成の本考案の装置は、主動部セツトをあ
らかじめドアに組み込んでおき、該ドアと従動部
セツトとを別体として搬送に供し、現場にて組立
てるという用い方ができる。
具体的には、第1揺動挺の先端角部に突設され
ている係合ピンを、掛止片に設けられた切欠部に
係合し、この状態を保持したまま従動部セツトを
ドアの下縁に組み付ける。そして反対に分解する
にあつたつては、上記手順を逆に行なえばよい。
(実施例) 以下、本考案を添付図面に基づいて説明する。
図において、1はドアDの取付け開口部であり、
該開口部1は、左右縦枠2,2及び上枠3で形成
され、該開口部1の下部分は、平たい床面となさ
れている。
ドアDはステンレス製であつて、ステンレスの
表裏両面板5,6のうち、表面板5の端縁部を折
り曲げることによりヒンジ側面壁7、開放側面壁
8、上端面壁を形成し、下端には表裏両面板5,
6の下端を内側へ折り曲げて内向片9,9を形成
することによるその間に抜溝10を設け、両面板
5,6間には逆チヤンネル形の補強部材11を挟
み付けてある。本考案装置は、上記ドアDに組込
まれた主動部セツトAと、上記ドアDに取外し容
易に組み付けられる従動部セツトBとから成る。
主動部セツトAは、後述する可動部材12の操
作機構であり、具体的には、ピニオンとラツク機
構によりドアDの取手13の回転運動を縦ロツド
14の直線運動に変え、ラツチボルト15を引込
める時の取手13の操作により縦ロツド14が持
ち上がるようになつている。
そして上記縦ロツド14の下端には、従動部セ
ツトBを連結するための連結具16が取付けビス
17によつて止着されている。18は上記取付け
ビス17の押接を安定化するため縦ロツド14の
下部に形成された平滑な押接部である。連結具1
6は、逆L字形に屈折した基片19の上面に縦ロ
ツド16の下端部が嵌まる筒20を突設し、該筒
20に取付けビス17の螺入孔21を設け、基片
19の縦部に左右1対の掛止片22,22の上端
部を挟み付けてスポツト溶接し、両掛止片22,
22の下端部には横へ開口する切欠部23が設け
た構造となされている。
上記切欠部23は、後述する係合ピン51の掛
止部位として位される。
次に従動部セツトBは、固定部材24に可動部
材12を組み合わせ、固定部材24に第1揺動挺
25と左右1対の第2揺動挺26,26を軸承
し、各揺動挺25,26を連杆27で連結してあ
る。
固定部材24は、アルミ押出形材からなるもの
で、本体28をハツト形鋼状に形成し、その上面
に表裏1対の起立片29,30を立設して上部溝
31と下部溝32を有する。また上下両部溝3
1,32間の横壁33には揺動挺26,26の装
着箇所毎に溝孔34,35を設けてある。そして
本体28を補強部材11の抜溝10に差し込み、
下端の座片36,36を補強部材11にビス37
で固着してある。38はそのビス37の通し孔、
39は螺入孔である。
可動部材12は、これもアルミ押出形材からな
るもので、固定部材24の下部溝32に嵌まる断
面H字形に形成して、上部に揺動挺25,26の
差込溝40を有し、下部にシール部材42の嵌着
溝41を有する。また差込溝40内には上端裏側
縁に他縁へ向けて突片55を形成することにより
表側に開口する横溝43を設けてある。
固定部材24には各溝孔34,35毎に四角板
状のブラケツト44,45を設け、各ブラケツト
44,45を表側起立片29にビス46で止め、
各揺動挺25,26はこのブラケツト44,45
に上下揺動可能に軸承されており、47,48は
その揺動軸である。
各揺動挺25,26は、ブラケツト44,45
に対する軸承部を一角とする略三角形に形成さ
れ、主して横方向に動く上部角部をピン49,5
0で連杆27に連結してある。また第1揺動挺2
5は、上下動する先端角部に係合ピン51を両横
へ突出させ、その先端角度を縦ロツト14下端の
連結具16の両掛止片22,22間に挟んでピン
51をその切欠部23に引つ掛けてある。また第
2揺動挺26は、先端部に可動部材12との連結
用支持車2を軸承し、支持車52を可動部材12
の横溝43に係合させてある。
図において53は連杆27を可動部材12の重
みに抗し得ない程度に弱く引き付ける微調整用の
コイルバネ、54は取付ビス16の操作孔であ
る。
この考案によるタイト用可動部材の上下動装置
は上記の構造であるから、取手13を回して縦ロ
ツド14を持ち上げると、第1揺動挺25をドア
のヒンンジ側へ回転させ、連杆27を介して左右
両方の第2揺動挺26,26を同方向へ回転させ
る。そのため第2揺動挺26,26先端の支持車
52が上へ回動して可動部材12を持ち上げる。
この場合支持車52は揺動軸48を中心とする円
軌道に沿つて上がるけれども、可動部材12とは
横溝43で係合している関係で、支持車52の横
への変位に影響されずに可動部材12は水平を維
持した状態で持ち上がる。
したがつて、ドアDはこの可動部材12が持ち
上がつた状態で開閉することができ、また可動部
材12を持ち上げる取手13の上記の如き操作に
よりラツチボルト15が縦枠2から外れる。
また、取手13を逆に回して縦ロツド14を押
し下げると、丁度作用が逆になつて可動部材12
が押し下げられ床面4と接合する。
そして上記本考案装置は、主動部セツトAと従
動部セツトBとに分けて搬送に供し、現場におい
て係合ピン51を切欠部22に係合し、ビス37
により従動部セツトBをドアDに組み付け得る。
逆に故障時には、ビス37を抜き取り、係合ピン
51を切欠部22から外すことにより従動部セツ
トBをドアDから分離し、故障箇所を見つけ修理
する。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、取手13の回転
動によつて掛止片22が上下動せしめられる主動
部セツトAと、前記掛止片22の動きに応じて揺
動し枢支連結されている連杆27を前記揺動によ
つて左右移動せしめる第1揺動挺25と、前記連
杆27に枢着され該連杆27の左右移動に応じて
揺動され該揺動によつてシール部材42を上下動
せしめる第2揺動挺26とを備えた従動部セツト
Bと、を組み合せてなるドアDのタイト用可動部
材の上下動装置であつて、第1揺動挺25の先端
角部に係合ピン51を突設し、前記掛止片22に
切欠部22を設け、該切欠部22に前記係合ピン
51を掛止して主動セツトAと従動部セツトBと
を連動させる構成であるので、主動部セツトと従
動部セツトの組付け、分解が可能であり、係合ピ
ンを切欠部に係合するだけで組付けができるた
め、現場組立あるいは工場における組立の簡素
化、迅速化が図れ、また、装置の故障時には、そ
の主な部品を一挙に取外すことができるので、故
障を見つけやすく、しかもその修理が容易である
等の顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はド
アの取付け部の正面図、第2図は縦ロツド下端の
連結具と第1揺動挺との係合状態を示す斜視図、
第3図は装置の主要部を切欠して示す分解斜視
図、第4図は可動部材が上つた状態におけるドア
の下端一部の正面図、第5図は第4図X−X線矢
視の断面図、第6図は可動部材が下つた状態にお
けるドア下端一部の正面図、第7図は第6図Y−
Y線矢視の断面図、第8図はドアの取付部縦断面
図、第9図は同横断面図である。 13……取手、22……掛止片、23……切欠
部、25……第1揺動挺、26……第2揺動挺、
27……連杆、42……シール部材、A……主動
部セツト、B……従動部セツト、D……ドア。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 取手13の回転動によつて掛止片22が上下動
    せしめられる主動部セツトAと、 前記掛止片22の動きに応じて揺動し枢支連結
    されている連杆27を前記揺動によつて左右移動
    せしめる第1揺動挺25と、前記連杆27に枢着
    され該連杆27の左右移動に応じて揺動され該揺
    動によつてシール部材42を上下動せしめる第2
    揺動挺26とを備えた従動部セツトBと、 を組み合せてなるドアDのタイト用可動部材の上
    下動装置において、 第1揺動挺25の先端角部に係合ピン51を突
    設し、前記掛止片22に切欠部22を設け、 該切欠部22に前記係合ピン51を掛止して主
    動セツトAと従動部セツトBとを連動させる構成
    としたことを特徴とするドアのタイト用可動部材
    の上下動装置。
JP6249983U 1983-04-25 1983-04-25 ドアのタイト用可動部材の上下動装置 Granted JPS59167291U (ja)

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JPS59167291U JPS59167291U (ja) 1984-11-09
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JPS5856318Y2 (ja) * 1978-04-10 1983-12-24 不二サッシ株式会社 扉の遮蔽装置
JPS5513729U (ja) * 1978-07-13 1980-01-29

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