JPH0423182Y2 - - Google Patents

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JPH0423182Y2
JPH0423182Y2 JP6693084U JP6693084U JPH0423182Y2 JP H0423182 Y2 JPH0423182 Y2 JP H0423182Y2 JP 6693084 U JP6693084 U JP 6693084U JP 6693084 U JP6693084 U JP 6693084U JP H0423182 Y2 JPH0423182 Y2 JP H0423182Y2
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JP
Japan
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door
hanging frame
locking pin
locking
hanging
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JP6693084U
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JPS60177277U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ホールの出入り口あるいは玄関な
どに設けられ、通常は戸を引違い形式に滑開閉さ
れるが、非常時には滑動して開いた戸を室外また
は室内側に回動して開く二重の開閉機能をもつた
戸の支持装置に関する。
〔従来の技術〕
戸の二重開放機能を第8図から第11図に示す
如く、4枚建ての各戸のうち中央部の両戸26,
26が左右に滑動開閉され、両端の両戸27,2
7は固定状態に建て込んであり、通常は中央部の
両戸26,26を滑動して開閉するが、非常時に
は第10図図示の如く、中央部の両戸26,26
を両端の各戸27,27と重なるように開き、次
いで第11図図示の如く、各戸26,26,2
7,27をそれぞれ吊軸を中心として室外側に向
かつて回動して開き、開口部を広く開ける形式の
ものである。
この種の戸の支持装置は、例えば実開昭59−
8479号公報によつて知られている。該公報の装置
は、レールに滑動可能に懸架した吊枠に戸を旋回
支店部とラツチ装置を介して吊りさげたものであ
り、そのラツチ装置は吊枠か戸の何れか一方にコ
時形板を設け、他方に差込み板を設け、差込み板
をコ時形板に係合して吊り下げた状態を保持する
もので、戸を旋回する時には、差込み板をこ字形
板より抜かれるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この種の戸は、レールに沿つて滑動して開閉す
る時には、戸の両端部が吊枠に旋回支店部とラツ
チ装置によつて支持されているので問題がない
が、旋回して開閉する際には、戸が旋回支店部の
みで支持され戸のラツチ装置側が自由端となり、
自重で下方へ傾く傾向があり、閉鎖する際に差込
み板をコ字形板に差し込み難くなる難点があつ
た。しかも前記公報の装置には建付け調整が殆ど
不可能であつた。
この考案は以上の従来の難点を解決することに
あり、戸が僅かに傾いても戸を閉鎖する方向に回
動するのみで、戸を確実に吊枠に係止することが
でき、しかも戸の建付け調整が容易に行ないうこ
とができることを目的として提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案による解決手段は、吊枠の前記吊軸を
支承する端部とは反対側の端部に、固定板を上下
調節自在に固着し、固定板の戸との対向面に先細
のテーパー付係止ピンを突設し、戸には係止ピン
が嵌まる係止孔を設け、かつ係止ピンと係止孔の
係止関係を保持するため、戸または吊枠の何れか
一方に弾力的に出没自在に突出する突起を、他方
に前記突起に係合する凹部を設けるものである。
〔作用〕
従つて、戸を回転して閉鎖した際には、戸が僅
かに傾いていても、係止ピンにテーパーが形成し
てあるので、係止ピンが係止孔に嵌まるに従つて
戸の傾斜が正常に修正されるものである。また固
定板を上下に調節できるので、その上下調整によ
つて戸の建付け調整が容易に行われるものであ
る。
〔実施例〕
この考案を具体的に実施例によつて説明する
と、第1図と第2図は本考案の概要を示してお
り、上部ガイドレール1に吊枠2をその両端部に
設けた上下より挟む各ローラ3,4で滑動自在に
付設し、戸26の横巾方向における一端部と該
部、に対抗する吊枠2の端部との間に吊軸5を備
え、戸26の前記とは反対側の端部と該端部に対
向する吊枠2の端部との間に係止部6を設けてい
る。
前記吊軸5は第3図と第4図に示す如く戸6の
上端より、起立して固着し、吊軸5の上端に鍔7
が突設してあり、吊枠2を貫通して吊枠2の上端
に固着してあるケース8に回転自在に係合してあ
り、また鍔7に4箇所の凹溝9を設け、ケース8
に一対のボール10,10が相対向する凹溝9に
スプリング11の附勢力で弾発的に押し付けてい
る。従つて吊軸5を中心に戸26を90度回転した
時にボール10,10が他の凹溝9に係合して戸
をその位置に仮固定するものである。
前記係止部6は第5図と第6図に示す如く、起
立部の上端に屈折部を備えた固定板12よりな
り、起立部に上下に長い長孔13があけてあり、
この固定板12をその起立部が吊枠2の側面に当
接し、屈折部が吊枠2の上方に位置して、長孔1
3に通した固定ボルト14で吊枠2の側面に止着
し、更に屈折部に通した調節ボルト15の先端を
吊枠2の上面に圧接してある。更に固定板12の
起立部は吊枠2より下方へ延長し戸26と相対面
するように形成してあり、その起立部における戸
26との相対向面に先端が順次先細となるテーパ
ー付き係止ピン16を突設している、一方戸26
の係止ピン16と対面する上部、にブロツク17
を固着し、ブロツク17に前記係止ピン16が嵌
まる係止孔18が穿設してある。また吊枠2の下
面に固着したブラケツト19に突起20を下向き
に設けてある。該突起20はネジ杆21の下端に
ボール22をスプリング23で附勢して下端から
突出したもので、該ねじ杆21をブラケツト19
に螺合し、且つねじ杆21の上部にナツト24を
螺合して取り付けてある。一方戸26のブロツク
17における上面に前記ボール22が係合する凹
部25が形成してある。
第7図に示す例は突起20の類例であつて、前
述と同様にねじ杆21、ボール22及びスプリン
グ23で形成した突起20を、ボール22が係止
孔18に臨むように戸26、に取り付け、係止ピ
ン16に凹部25を設けたものである。
尚、固定状態に収めた側の戸27は、前述の吊
軸と係止部と同様の構造で設けられているが、こ
の戸27は滑動開閉する必要がないから、無目な
どの固定部材に固定と回動を選択的におこなえる
ように設けるものである。
上記構造であるから、建付け調整する場合に
は、係止部6における固定板12をその長孔13
に通した固定ボルト14を緩め、上部の調整ボル
ト15を回動することにより建付けが調整され
る。その際突起20をも同様に調整しておく。ま
た調整後には固定ボルト14を締め付けることは
当然である。
〔考案の効果〕
この考案による戸の支持装置は、上部ガイドレ
ールに沿って滑動する吊枠に戸を吊軸と係止部と
によつて吊下げたものにおいて、係止部が吊枠に
固定板を上下調節自在に設け、固定板に先細のテ
ーパー付き係止ピンを突設し、戸に係止ピンが嵌
まる係止孔を設け、且つ係止ピンの係止孔に係合
した状態を保持する突起を戸または吊枠の何れか
一方に添設したものであつて、係止ぴんを突設し
た固定板が上下に調節、されるいことから、戸の
建付け調整が可能となり、またその操作が容易に
できる。更に係止ピンにテーパーが設けてあるか
ら、回動して開放した戸を元の状態に閉める際、
戸が、自重で僅かに傾いていたも、戸を閉鎖方向
に回動するのみで係止ピンが難無くとの係止孔に
嵌まるものである、しかも突起が弾力的に収まる
手応えがあり、確実に閉鎖したことを確認される
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による戸の、支持装置を備え
た戸を要部切欠して示す正面図、第2図は同じく
側面図、第3図は吊軸の部分を示す平面図、第4
図は同じく正面図、第5図は係止部を戸のブロツ
クに係止した状態を示す断面図、第6図は係止部
を離脱舌状態を示す断面図、第7図は係止部の類
例を示す断面図、第8図はこの考案による戸の支
持装置を備えた戸を示す正面図、第9図は同じく
平面図、第10図戸を滑動して開放した状態を示
す平面図、第11図は戸を回動して開放した状態
を示す平面図である。 1……上部ガイドレール、2……吊枠、5……
吊軸、6……係止部、12……固定板、13……
長孔、14……固定ボルト、15……調節ボル
ト、16……係止ピン、17……、ブロツク、1
8……係止孔、20……突起、25……凹部、2
6,27……戸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部ガイドレール1を車輪3によつて滑動する
    吊枠2に、戸26を固定及び回動開閉自在に吊下
    げる戸に支持装置において、吊枠2の長手方向に
    おける一端部に戸26を吊軸5で開閉する方向に
    回動自在に支承し、該吊軸5を設けた側とは反対
    側の端部に固定板12を上下調節自在に固着し、
    固定板12の戸26との対向面に先細のテーパー
    付係止ピン16を突設し、戸26には係止ピン1
    6が嵌まる係止孔18を設け、かつ戸6または吊
    枠2の何れか一方に弾力的に出没自在に突出する
    突起20を、他方に前記突起20が係合する凹部
    25を互いに相対向して設けていることを特徴と
    する戸の支持装置。
JP6693084U 1984-05-07 1984-05-07 戸の支持装置 Granted JPS60177277U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6693084U JPS60177277U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 戸の支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6693084U JPS60177277U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 戸の支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60177277U JPS60177277U (ja) 1985-11-25
JPH0423182Y2 true JPH0423182Y2 (ja) 1992-05-28

Family

ID=30600280

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6693084U Granted JPS60177277U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 戸の支持装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3323167B2 (ja) 1999-11-02 2002-09-09 株式会社ナブコ 回転扉の扉支持機構

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JPS60177277U (ja) 1985-11-25

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