JPS6026685Y2 - 吊下げ高さ調整用ブラケツト - Google Patents

吊下げ高さ調整用ブラケツト

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JPS6026685Y2
JPS6026685Y2 JP221881U JP221881U JPS6026685Y2 JP S6026685 Y2 JPS6026685 Y2 JP S6026685Y2 JP 221881 U JP221881 U JP 221881U JP 221881 U JP221881 U JP 221881U JP S6026685 Y2 JPS6026685 Y2 JP S6026685Y2
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JP
Japan
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hanging
elongated hole
bracket
screws
elongated
Prior art date
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Expired
Application number
JP221881U
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English (en)
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JPS57116182U (ja
Inventor
進造 田中
Original Assignee
日本板硝子株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、建物固定部に対して吊下げ支持すべき物体に
水平又はほぼ水平方向に適当間隔離して緊緩自在にねじ
込む一対のねじを挿通ずる一対の長孔を形成しであると
ともに、前記固定部から垂下の吊下げ具を前記長孔の中
間部で前記ねじの挿通方向と平行又はほぼ平行軸芯周り
で揺動可能に係止自在な吊下げ支点を有する吊下げ高さ
調整用ブラケットに関する。
従来一般のこの種のブラケットは第6図の例示するよう
に一対の長孔2,3が鉛直方向に沿った互いに平行な直
線姿勢で形成されており、長孔2.3を通して吊下げ物
体6にねじ込んだねじ7.8の締付けによるねじ7,8
の頭部とブラケットAの長孔2,3の周辺板面とを圧接
摩擦作用のみで吊下げ物体6の荷重を支けるものである
ため、長期使用中のねじ7,8の緩みにより吊下げ物体
6が位置ずれを起こす欠点があった。
また、長孔2,3に代えねじ7,8よりや)大きい小径
丸孔を鉛直方向に複数個形成する場合は、荷重支持強度
は増大する反面、吊下げ高さの無段階的(連続的)微調
整ができない。
又、一方を単一の小径丸孔に、他方をこの丸孔を中心と
する円弧状長孔に形成したものも知られていて、この場
合は第6図の平行直線状長礼式のものよりも吊下げ物体
の位置ずれ現象が少ない反面、吊下げ高さの調整代がほ
ぼ半減する欠点があった。
本考案による吊下げ高さ調整用ブラケットは、上記諸点
に鑑みて開発されたもので、冒記構成のものにおいて、
前記一対の長孔をその上下両端とも互いに等しい又はほ
ぼ等しい高さ位置にし、かつ、第一の長孔は、その上端
と第二の長孔の下端とを結ぶ線分を半径とし、第二の長
孔の下端を中心とする円弧上にあり、かよ第二の長孔は
前記線分を半径とし第一の長孔の上端を中心とする円弧
上にあるように形威しであることを特徴構成とするもの
で、次のような作用及び効果を発揮する。
即ち、吊下げ高さの調整代は、前記一対の円弧状長孔の
下端どうしを結ぶ線分および上端どうしを結ぶ線分の各
々に対し前記吊下げ支点からおろした垂線の長さの差(
上記両線分が平行な場合は両線分間の距離)に相当し、
十分に大なる範囲のものであり、しかも無段階的(連続
的)微調整が可能である。
加えて、一対の円弧状長孔と一対のねじとの相対姿勢が
特殊な場合を除きどのようになっていても、ねじの軸部
と円弧状長孔の孔線との接点において長孔の円弧に引い
た接線が鉛直方向に対し傾斜している。
つまり、吊下げ物体の荷重がねじの軸部を介し、この軸
部と長孔孔縁との接点において接線方向と法線方向との
分離され、法線方向の荷重成分が長孔孔縁において受止
め支持される。
言い換えると、吊下げ物体の荷重は、ねじの締付けによ
る圧接摩擦作用と前記法線成分の受止め支持作用との相
乗をもって支えることになるため、多少の振動が加わる
条件下においても長期間に亘り吊下げ物体を位置ずれの
ない、或いは、僅かなずれ範囲に保って支持することが
できる。
つまり本考案によれば、個々の従来品では互いに相反し
同時には満足できなかったところの、■十分に大なる範
囲での無段階微調整と、■ 位置ずれを確実に防止ない
し抑制した安定のよに支持との両件用をともに矛盾なく
満足することができるに至った。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図、第2図のようにブラケットAは、金属製の扁平
板1の下半側左右両脇に一対の長孔2゜3を形成すると
ともに、前記扁平板1の上半側で前記一対の長孔2,3
の中間相当部に吊下げ支点4を設けたもので、具体的に
は次の通りである。
即ち、前記一対の長孔2,3はその上端2a、3aどう
しおよび下端2b、3bどうしを夫々互いに等しい又は
ほぼ等しい高さ位置とし、かつ第一の長孔2は、その上
端2aと第二の長孔3の下端3bとを結ぶ線分りを半径
とし第二の長孔3を下端3bを中心とする円弧上にあり
、かつ第二の長孔2は前記の線分りを半径とし第一の長
孔2の上端2aを中心とする円弧上にあるように形威し
である。
尚、上端2 at 3 a、下端2b、3bとは本明
細書では正確には、後述ねじ7,8をそこに位置させた
ときのそのねじ7,8の軸芯に相当する位置を指す。
前記吊下げ支点4として本態様では、扁平板1にリベッ
トカシメした突起物4aと扁平板1に形成したダルマ孔
4bとの二種をもたせである。
5は第三のねじ孔である。尚、ブラケットAの下手側の
一方の側辺部1aは、長孔3と中心を共有する円弧に近
似させた大きなアール形状としである。
上記のブラケットAを図示のものと、これとは左右反対
勝手のものとの二種を準備しておく(第3図参照)。
第3図、第4図は、吊下げ物体6として可動式鏡保持枠
を例にとっている。
この鏡保持枠6は、左右の縦框6a、6aと上下の横框
6b、6bを矩形状に組付け、背面に押え板7を当付は
固定することにより鏡(姿見)8を嵌合保持するもので
、前記縦框6a、6aの上端においてその背面側に段部
6C,6cが切欠いてあり、この段部6c、6cに突起
物4a*4aを臨ませた状態で左勝手、右脇手の両ブラ
ケットA、Aを縦框6a。
6a上上端面に当付け、各ブラケットAの長孔2.3を
通し縦框6a、6aにタッピンねじ7゜8を同−又はほ
ぼ同一高さ位置でねじ込んである。
この鏡保持枠6は鴨居(建物固定部の一例)9において
、障子10の開閉に支障ない位置に取付けたガイドレー
ル11に沿って移動自在に吊下げ支持されるもので、前
記各ブラケットA、Aの突起物4a、4aを揺動可能に
係止するフック部を下端に形成した吊下げ具12.12
の上端を転輪13.13に枢支し、この転輪13.13
を前記ガイドレール11に係合させである。
鏡保持枠6の高さ調整の要領は第5図イ9口。
八に示す通りである。
即ち、ねじ7,8がともに長孔2,3の上端2ay3a
にあるイの状態が鏡保持枠6の最高レベルであり、又、
ねじ7,8がともに長孔2,3の下端2b、3bにある
への状態が鏡保持砕石の最低レベルであり、高さ調整代
はHであるが、イから八までの調整操作は、長孔2の上
端2aのねじ7を回転中心としてブラケットAを長孔3
がねじ8に沿って上方に向かうように揺動させ、長孔3
の下端3bが口のようにねじ8に当接したのちは、ねじ
8を回転中心としてブラケットAを長孔2がねじ7に沿
って上方に向かうように揺動させるもので、長孔2の下
端2bがねじ7に当接するとへの状態となる。
八からイへの調整操作は上記と逆に行なう。
もちろん、この二連の揺動操作の任意の位置でその操作
をとめ、そこでねじ7,8を強く締めつけることにより
鏡保持枠6の高さ調整を無段階的に行なえる。
このようにして高さ調整を終えたのち、第3図に示すよ
うに各ブラケットAの第三の孔5を通しタッピンねじ1
4を縦框6aにねじ込んで万全を期すことが望ましい。
鏡保持枠6を位置固定状態で吊下げる場合は適当な固定
部9にねじ込んだタッピンねじ(これが吊下げ具12と
なる)に対しダルマ孔4bを利用して掛止めする。
吊下げ物体6としては鏡保持枠以外何であってもよいし
、又、一つの吊下げ物体6に対して取付けるブラケット
Aの数はその物体6に応じて適当に定めればよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る吊下げ高さ調整用ブラケットの実施
例を示し、第1図は正面図、第2図は側面図、第3図は
使用例を示す一部切欠の正面図、第4図はその場合の一
部切欠の側面図、第5図イ9口、ハは作用説明図であり
、第6図は従来例の正面図である。 2.3・・・・・・長孔、4・・・・・・吊下げ支点、
6・・・・・・吊下げ物体、7,8・・・・・・ねじ、
9・・・・・・固定部、11・・・・・・ガイドレール
、12・・・・・・吊下げ具、13・・・・・・転輪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 建物固定部9に対して吊下げ支持すべき物体6に水
    平又はほぼ水平方向に適当間隔離して緊緩自在にねじ込
    む一対のねじ7,8を挿通する一対の長孔2,3を形成
    しであるとともに、前記固定部9から垂下の吊下げ具1
    2を前記長孔2.3の中間部で前記ねじ7,8の挿通方
    向と平行又はほぼ平行軸芯周りて揺動可能に係止自在な
    吊下げ支点4を有するブラケットであって、前記一対の
    長孔2,3をその上下両端とも互いに等しい又はほぼ等
    しい高さ位置にし、かつ、第一の長孔2は、その上端と
    第二の長孔3の下端とを結ぶ線分を半径とし第二の長孔
    8の下端を中心とする円弧上にあり、かつ第二の長孔3
    は前記線分を半径とし第一の長孔2の上端を中心とする
    円弧上にあるように形成しであることを特徴とする吊下
    げ高さ調整用ブラケット。 ■ 前記吊下げ物体6が鏡保持枠である実用新案登録請
    求の範囲第■項に記載の吊下げ高さ調整用ブラケット。 ■ 前記吊下げ具12がその上端に前記固定部9に取付
    けのガイドレール11に対して転勤自在に係合する転輪
    13を枢支したものである実用新案登録請求の範囲第■
    項又は第■項に記載の吊下げ高さ調整用ブラケット。
JP221881U 1981-01-09 1981-01-09 吊下げ高さ調整用ブラケツト Expired JPS6026685Y2 (ja)

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JP221881U JPS6026685Y2 (ja) 1981-01-09 1981-01-09 吊下げ高さ調整用ブラケツト

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JPS57116182U JPS57116182U (ja) 1982-07-19
JPS6026685Y2 true JPS6026685Y2 (ja) 1985-08-12

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JPH03130Y2 (ja) * 1986-05-02 1991-01-07
EP2389307B1 (en) * 2008-12-23 2015-11-25 Volvo Lastvagnar AB Subframe with guiding means and vehicle comprising said subframe
JP7064477B2 (ja) * 2019-10-18 2022-05-10 川崎車両株式会社 取付具

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JPS57116182U (ja) 1982-07-19

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