JPH0515025Y2 - - Google Patents

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JPH0515025Y2
JPH0515025Y2 JP14987286U JP14987286U JPH0515025Y2 JP H0515025 Y2 JPH0515025 Y2 JP H0515025Y2 JP 14987286 U JP14987286 U JP 14987286U JP 14987286 U JP14987286 U JP 14987286U JP H0515025 Y2 JPH0515025 Y2 JP H0515025Y2
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JP
Japan
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guide rail
guide rails
pair
rollers
side walls
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JP14987286U
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JPS6354766U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、平行に配置されていてその長手方向
に相対移動可能な一対のガイドレールと、これら
両ガイドレール間に介在するよう両ガイドレール
に対し組付けられていて両ガイドレールの相対移
動時に一方のガイドレールの内面上を転動する一
対のローラとを有するガイドレール装置に関し、
特にそのローラの取付け構造に関する。
(従来の技術) 従来この種のガイドレール装置としては、実開
昭59−188289号公報の第7,8図にて窓部用とし
て示されたものがある。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このものでは、構成部品の製造
上不可欠な寸法公差に起因して両ガイドレール間
に生じるその幅方向や上下方向に関する相対位置
のズレを補正する配慮がなされていない。そこズ
レは両ガイドレール間のガタをもたらし、たとえ
ローラを配設したとしても、可動側のガイドレー
ルの移動がさして円滑にはならないと言う問題点
がある。
そこで、本考案は、構成部品の寸法公差に起因
する両ガイドレール間のガタを調節操作により吸
収できるようにすること、つまり両ガイドレール
間にガタのないように組立て得る構成にすること
をその技術的課題とする。
〔考案の構成〕
この課題解決のために本考案が講じた技術的手
段、つまり本願考案の構成は次の通りである。
平行に配置されていてその長手方向に相対移動
可能な一対のガイドレールと、これら両ガイドレ
ール間に介在するよう両ガイドレールに対し組付
けられていて両ガイドレールの相対移動時に一方
のガイドレールの内面上を転動する一対のローラ
とを有するガイドレール装置において、他方の前
記ガイドレールが前記一方のガイドレールの内部
空間内に位置しており、前記一方のガイドレール
が一対の側壁とこれら側壁を一体に連結する連結
壁とを有しており、且つ、この各側壁の内面は両
者の間隔が下方に向かうにつれて増大するように
傾斜されており、前記一対のローラは、前記一対
の側壁の傾斜した前記内面上をそれぞれ転動する
ように、前記各側壁と前記他方のガイドレールと
の間にそれぞれ配置された可動の一対のローラ保
持用ブラケツトに取付けられており、前記他方の
ガイドレールの両側面は前記側壁の前記内面の傾
斜とは逆に傾斜していて前記各ローラ保持用ブラ
ケツトとそれぞれ係合する傾斜面とされていると
ともに、これら各傾斜面とは逆に傾斜していて前
記各ローラ保持用ブラケツトとそれぞれ係合する
両側面を持つた調節部材が前記他方のガイドレー
ルに対して進退可能に取付けられており、前記ロ
ーラ及び前記ローラ保持用ブラケツトが前記側壁
の傾斜した前記内面と前記他方のガイドレール及
び前記調節部材の傾斜した前記側面の三者間に挟
み込まれている、ガイドレール装置のローラ取付
け構造。
(作用) 上記の構成においては、調節部材を調節操作に
より他方のガイドレールに対し進退させることに
よりローラ及びローラ保持用ブラケツトラケツト
が一体的に、一方のガイドレールの側壁に対する
進退及びこれと直行する方向である調節部材の移
動方向に同時に変位することとなり、従つてロー
ラと一方のガイドレールの側壁との間、ローラ保
持用ブラケツトと他方のガイドレール及び調節部
材との間にガタのないように組立てることができ
る。この結果、可動側のガイドレールの移動はき
わめて円滑で且つ軽快となる。
(実施例) 以下添付図面に従つて本考案の一実施例につい
て説明する。
第1図及び第2図に示されるように、一方のガ
イドレール9は、フランジ部9cにて自動車の側
面に配されるスライドドア15に固定される。こ
の際、ガイドレール9の長手方向が自動車の前後
方向となりガイドレール9が可動側となる。ガイ
ドレール9の内部空間内に配される他方のガイド
レール7は、ガイドレール9の下側中央の開口を
通り抜ける後述するボルト11に連結されたリン
ク16を介して車体17に固定される。
第3図に示されるように、両ガイドレール7,
9の間には左右一対のローラ4,10、ローラ保
持用ブラケツト5,6及び調節部材8が配設され
ている。
ガイドレール9は、一対の側壁9a,9aと、
これら側壁を上端にて一体に連結する連結壁9d
と、側壁の下端から互いに接近する方向へ伸びる
下壁9b,9bとを有している。側壁9a,9a
の内面の上方部分、つまりローラ4,10が転動
する内面は、下方に向かうにつれて両者の間隔が
広がるような傾斜がついている。
ローラ4はピン13によりブラケツト5に回転
自在に取付けられ、ローラ10はピン14により
ブラケツト6に回転自在に取付けられている。
ブラケツト5,6は図面にて上下方向及び左右
方向に移動可能であり、ブラケツト5はガイドレ
ール7の右側面である傾斜面2及び調節部材の傾
斜した右側面に係合、つまり当接し、またブラケ
ツト6はガイドレール7の左側面である傾斜面3
及び調節部材の傾斜した左側面に係合(当接)し
ている。調節部材8はこれとガイドレール7を貫
通するボルト11とボルト11の螺子部に螺合す
るナツト1とによつてガイドレール7に進退可能
に取付けられている。ガイドレール7の傾斜面は
ガイドレール9の側壁9aの内面の傾斜とは逆の
傾斜であり、調節部材8の側面の傾斜は側壁9a
の内面の傾斜と同じ方向の傾斜である。そのた
め、ガイドレール装置の組立終了段階において、
ナツト1を調節して締込むことでローラ4及びブ
ラケツト5が一体的に図面の右方及び上方に変位
し、同時にローラ10及びブラケツト6が一体的
に図面の左方及び上方に変位し、ローラ4,10
と側壁9a,9aの係合部位のガタ及びブラケツ
ト5,6とガイドレール7、調節部材8の係合部
位のガタが吸収される。
また、ローラ4,10が過度に側壁9a,9a
に押しつけられ両ガイドレール7,9の相対移動
が円滑且つ軽快ではないときには、上述したガタ
をなくすのとは反対にナツト1をブラケツト5,
6のボルト11への保持が外れない程度に回転調
整させればよい。
尚、一対のローラ4,10は、ガイドレール7
とガイドレール9との間に適宜間隔で複数対設置
されるものである。
以上の構成によるガイドレール装置は、ローラ
4,10と側壁9a,9aの係合部位及びブラケ
ツト5,6とガイドレール7、調節部材8の係合
部位にガタがなく、両ガイドレールの相対移動の
抵抗はローラ4,10の転がり摩擦抵抗であるの
で、スライドドアの開閉操作力が作用された場合
には円滑に且つ軽快に相対移動する。
尚、スライドドアの重量はガイドレール9−ロ
ーラ4,10−ピン13,14−ブラケツト5,
6−調節部材8−ナツト1−ボルト11−ガイド
レール7と順次経由して車体に負荷される。自動
車走行中の上下動によりガイドレール9がガイド
レール7に対し上方へ移動することを確実に防止
するためにはガイドレール9の下壁9b上を転動
する補助ローラ12を設け、該補助ローラ12を
ブラケツト5に回転自在に取付ければ足りる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案では、調節部材を
調節操作により他方のガイドレールに対し進退さ
せることによりローラ及びローラ保持用ブラケツ
トラケツトが一体的に、一方のガイドレールの側
壁に対する進退及びこれと直交する方向である調
節部材の移動方向に同時に変位することとなり、
従つてローラと一方のガイドレールの側壁との
間、ローラ保持用ブラケツトと他方のガイドレー
ル及び調節部材との間にガタのないように組立て
ることができる。この結果、可動側のガイドレー
ルの移動はきわめて円滑で且つ軽快となる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るガイドレール装置を搭載
した自動車を示す図である。図2は本発明に係る
ガイドレール装置の斜視図である。図3は本発明
に係るガイドレール装置を端面側から見た図であ
る。 1……ナツト、2,3……他方のガイドレール
の傾斜面、4,10……ローラ、5,6……ロー
ラ保持用ブラケツト、7……他方のガイドレー
ル、8……調節部材、9……一方のガイドレー
ル、9a,9a……一方のガイドレールの側壁、
11……ボルト、12……補助ローラ、13,1
4……ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 平行に配置されていてその長手方向に相対移動
    可能な一対のガイドレールと、 これら両ガイドレール間に介在するよう両ガイ
    ドレールに対し組付けられていて両ガイドレール
    の相対移動時に一方のガイドレールの内面上を転
    動する一対のローラとを有するガイドレール装置
    において、 他方の前記ガイドレールが前記一方のガイドレ
    ールの内部空間内に位置しており、 前記一方のガイドレールが一対の側壁とこれら
    側壁を一体に連結する連結壁とを有しており、且
    つ、この各側壁の内面は両者の間隔が下方に向か
    うにつれて増大するように傾斜されており、 前記一対のローラは、前記一対の側壁の傾斜し
    た前記内面上をそれぞれ転動するように、前記各
    側壁と前記他方のガイドレールとの間にそれぞれ
    配置された可動の一対のローラ保持用ブラケツト
    に取付けられており、 前記他方のガイドレールの両側面は前記側壁の
    前記内面の傾斜とは逆に傾斜していて前記各ロー
    ラ保持用ブラケツトとそれぞれ係合する傾斜面と
    されているとともに、これら各傾斜面とは逆に傾
    斜していて前記各ローラ保持用ブラケツトとそれ
    ぞれ係合する両側面を持つた調節部材が前記他方
    のガイドレールに対して進退可能に取付けられて
    おり、 前記ローラ及び前記ローラ保持用ブラケツトが
    前記側壁の傾斜した前記内面と前記他方のガイド
    レール及び前記調節部材の傾斜した前記側面の三
    者間に挟み込まれていることを特徴とするガイド
    レール装置のローラ取付け構造。
JP14987286U 1986-09-30 1986-09-30 Expired - Lifetime JPH0515025Y2 (ja)

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JP14987286U JPH0515025Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JP14987286U JPH0515025Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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Publication Number Publication Date
JPS6354766U JPS6354766U (ja) 1988-04-12
JPH0515025Y2 true JPH0515025Y2 (ja) 1993-04-21

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ID=31065489

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