JP2866483B2 - 大型屋根開閉駆動台車 - Google Patents

大型屋根開閉駆動台車

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JP2866483B2
JP2866483B2 JP3020444A JP2044491A JP2866483B2 JP 2866483 B2 JP2866483 B2 JP 2866483B2 JP 3020444 A JP3020444 A JP 3020444A JP 2044491 A JP2044491 A JP 2044491A JP 2866483 B2 JP2866483 B2 JP 2866483B2
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JP
Japan
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roof
guide rail
large roof
traveling
support
Prior art date
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JP3020444A
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JPH04237751A (ja
Inventor
薫 西川
克己 新井
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Taisei Corp
IHI Corp
Original Assignee
Taisei Corp
IHI Corp
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Publication date
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  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドームの開閉式屋根等
のような大型屋根を移動させるために使用する、大型屋
根開閉駆動台車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドームにおいて大型屋根を移動可能にし
て開閉できるようにしたものが従来から使用されてい
る。
【0003】このような装置の一例を図6によって説明
すると、1は複数に分割した大型屋根であって、大型屋
根1の両端は図示しない駆動台車に各別に固定支持され
ていて、建造物の梁2上に敷設された案内レール3に沿
って図示しない駆動台車が走行するようになっている。
駆動台車は分割された大型屋根1ごとに取付けられてお
り、駆動台車ごとに各別の案内レール3が平行に敷設さ
れている。
【0004】大型屋根1は図6で明らかなように断面L
字形で互に重なっており、両端を支持している駆動台車
の走行によって図6に示すように順次繰り出されて屋根
が閉じた状態になったり、あるいは大型屋根1が順次図
6の左方に移動して隣接する大型屋根1の下側に収めら
れ、屋根が開いた状態にされたりする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の大型屋根1の両
端は、案内レール3に沿って走行する駆動台車に固定支
持されていたので、大型屋根1の熱変形、積雪等の荷重
変動等によって案内レール3に直交する方向に大型屋根
1が変形すると、駆動台車の部分に過大な水平応力が発
生し、大型屋根1、駆動台車、案内レール3等を破損し
てしまう恐れがあった。
【0006】本発明はこのような従来の欠点を除去し、
大型屋根が案内レールに直交する方向に変形しても駆動
台車がその影響を受けないようにして過大な水平応力が
発生しないようにし、破損を防止できるようにした大型
屋根開閉駆動台車を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の大型屋根開閉駆
動台車は、傾斜又は円弧状案内レールに沿って昇降走行
し、上部に前記案内レールに平行な軸線の支持ローラを
備え、該支持ローラ上に大型屋根の一端を支持するよう
にした走行支持台車と、前記案内レールに沿って走行
し、且つ前後に、上下方向の軸線を有して前記大型屋根
に突設したブラケットに当接する押圧ローラを設けた走
行駆動台車とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】大型屋根が案内レールに直交する方向に変形す
ると支持ローラが回転して変形を自由に許容し、大型屋
根、走行支持台車、案内レールに過大な水平応力は発生
しない。又走行駆動台車は上下方向に軸線を有する押圧
ローラによりブラケットを押して大型屋根を移動させる
ようにしているので、大型屋根の変形により走行駆動台
車に無理な力が作用することもない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0010】図1は、従来と同様に複数に分割した大型
屋根1を図6のI方向から見た本発明の拡大側面図であ
って、大型屋根1の一端下方の梁2上に敷設された傾斜
又は円弧状の案内レール3に沿う前後両側には、車輪4
を有する走行支持台車5が設けられている。
【0011】走行支持台車5上には、図2ないし図4に
示すように案内レール3に直交する水平方向の軸6が設
けてあって、軸6の上には枕軸受7が取付けられ、軸6
の両端はキャップ8で塞がれている。枕軸受7の上側に
は、案内レール3に平行な軸線の2本の支持ローラ9が
設けてあって、該支持ローラ9によって大型屋根1の一
端を支持している。
【0012】大型屋根1の図示しない他端は、案内レー
ル3に平行な案内レールに沿って走行する台車上に固定
されている。このため大型屋根1が熱変形、積雪等の荷
重変動によって案内レール3に直交する方向に変形する
と、支持ローラ9が回転して大型屋根1の他端側が支持
ローラ9上において案内レール3に直交する方向に自由
に変位することが可能となり、大型屋根1、走行支持台
車5、案内レール3等には大きな応力は生じない。
【0013】図1に示すように、大型屋根1の下側の走
行支持台車5,5の間には、複数のブラケット10,1
0,…が突設されていて、ブラケット10,10の間に
は走行駆動台車11が設けられている。走行駆動台車1
1は大型屋根1の重量を負担することなく、図5に示す
ように前後に取付けてある上下方向の軸線を有した押圧
ローラ12がブラケット10に当接し、車輪13が案内
レール3上を転動するようになっている。また複数のピ
ニオンギヤ14が案内レール3に平行して敷設してある
図示しないラックレールと噛合っていて、ピニオンギヤ
14は走行駆動台車11上に設けてある減速機付モータ
15によりチェン16を介して回転駆動し、走行駆動台
車11を案内レール3に沿って走行させるようになって
いる。走行駆動台車11が案内レール3に沿って走行す
ると押圧ローラ12がブラケット10を案内レール3と
平行な方向に押し、大型屋根1を案内レール3に沿って
移動する。この際、図2ないし図4に示す走行支持台車
5は、大型屋根1から枕軸受7、軸6を介して案内レー
ル3に沿う方向の推力を受け、車輪4は案内レール3上
を転動することになる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、大型屋根の一端を、走行支持
台車上の傾斜又は円弧状の案内レールに平行な軸線の支
持ローラで支持しているので、大型屋根が案内レールに
直交する方向に変形しても、ローラが回転して大きな応
力が生じることがなく、大型屋根、台車、案内レール等
の破損を防ぐことができ、又走行駆動台車は上下方向に
軸線を有する押圧ローラによりブラケットを押して大型
屋根を移動させるようにしているので、大型屋根の変形
により走行駆動台車に無理な力が作用することもないと
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図6をI方向から見た本発明の一実施例の側面
図である。
【図2】走行支持台車の拡大切断側面図である。
【図3】図2のIII−III矢視図である。
【図4】走行支持台車を分解して示した斜視図である。
【図5】走行駆動台車の拡大側面図である。
【図6】大型屋根の一部を切断して示した斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 大型屋根 3 案内レール 5 走行支持台車 9 支持ローラ 10 ブラケット 11 走行駆動台車 12 押圧ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−276149(JP,A) 実開 平2−147502(JP,U) 実公 昭54−20271(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 7/16 E04B 1/343 101 E05D 15/06 119 E05F 15/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜又は円弧状案内レールに沿って昇降
    走行し、上部に前記案内レールに平行な軸線の支持ロー
    ラを備え、該支持ローラ上に大型屋根の一端を支持する
    ようにした走行支持台車と、前記案内レールに沿って走
    行し、且つ前後に、上下方向の軸線を有して前記大型屋
    根に突設したブラケットに当接する押圧ローラを設けた
    走行駆動台車とを備えたことを特徴とする大型屋根開閉
    駆動台車。
JP3020444A 1991-01-21 1991-01-21 大型屋根開閉駆動台車 Expired - Lifetime JP2866483B2 (ja)

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JP3020444A JP2866483B2 (ja) 1991-01-21 1991-01-21 大型屋根開閉駆動台車

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JPH04237751A JPH04237751A (ja) 1992-08-26
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JP4932332B2 (ja) * 2006-05-31 2012-05-16 株式会社 資生堂 粘性化粧品

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JPH04237751A (ja) 1992-08-26

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