JPH05221317A - 走行台車 - Google Patents

走行台車

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Publication number
JPH05221317A
JPH05221317A JP5955292A JP5955292A JPH05221317A JP H05221317 A JPH05221317 A JP H05221317A JP 5955292 A JP5955292 A JP 5955292A JP 5955292 A JP5955292 A JP 5955292A JP H05221317 A JPH05221317 A JP H05221317A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traveling
main body
wheels
bogie
rails
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5955292A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikashi Takemura
次司 竹村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP5955292A priority Critical patent/JPH05221317A/ja
Publication of JPH05221317A publication Critical patent/JPH05221317A/ja
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  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 直線部およびカーブ部の両者において、走行
台車の走行安定性を確保する。 【構成】 台車本体21には、レール11、12に沿っ
て転動する車輪22、24が前後左右に4つ取付けられ
る。各車輪22、24の上部に設けられた摺動部材44
は、台車本体21に設けられたガイド部材45に案内さ
れて、台車本体21の幅方向に移動自在である。したが
って各車輪22、24は、走行台車が直線部を走行する
状態からカーブ部を走行する状態に変化して、レール1
1、12間の間隔が変化した場合、それぞれ台車本体2
1の外側に移動する。これにより、走行台車の幅方向の
中心は、常にレール11、12間の中心に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動倉庫内等に
敷設されたレールに沿って走行し、荷物を搬送する走行
台車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動倉庫において、荷物を
収納庫から所定の処理ステーションにへ、レール上を走
行する走行台車によって搬送するシステムが知られてい
る。図7はこのような搬送システムの一例を示し、走行
台車10は倉庫内に敷設された2本のレール11、12
に案内されて走行する。走行台車10には、レール1
1、12に沿って転動する前後左右の合計4つの車輪1
3〜16が設けられる。レール11、12は、走行径路
に応じて、直線部とカーブ部を有している。
【0003】各車輪13〜16は、レール11、12に
対して鉛直な方向(紙面に垂直な方向)の軸を中心に旋
回自在に取付けられ、カーブ部を走行する際には、各車
輪13〜16はカーブ部の曲率中心Oに対して直角方向
を向くように旋回する。走行台車10が直線部を走行し
ているときと、カーブ部を走行しているときとを比較す
ると、左右に対向して対をなす2つの車輪13と15、
あるいは車輪14と16の各車輪間距離L2は、直線部
における距離L1よりも長くなる。
【0004】このように直線部とカーブ部とで車輪間距
離が変化するので、脱輪を防止するため、例えば実開平
3−100567号公報に開示されているように、カー
ブの外側に位置する車輪を、台車本体に対して左右方向
に移動自在に設けた構成が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成によると、走行台車の中心位置と左右の車輪の
中心位置とが、直線部とカーブ部とで変化することとな
り、例えば直線部における重量バランスを考慮して走行
台車を設計すると、カーブ部において、走行台車の重心
バランスが悪くなり、走行安定性が充分に確保されなく
なる。本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、直線部およびカーブ部の両者におい
て、走行台車の走行安定性を確保することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る走行台車
は、台車本体の前後左右にそれぞれ設けられ、レール上
を転動する車輪と、これらの車輪を台車本体の左右方向
に所定量だけ移動可能に支持する車輪支持機構とを備え
たことを特徴としている。
【0007】
【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。図
1は本発明の第1実施例に係る走行台車20を示し、台
車本体21には、レ―ル11、12を転動する前後左右
の合計4つの車輪22〜25が取付けられる。車輪22
には、減速機が内蔵されたモータ26が取付けられる。
各車輪は、図2に示されるように、車軸31を介してブ
ラケット32に回転自在に取付けられており、ブラケッ
ト32は台車本体21に対してレール11、12に鉛直
な軸を中心に旋回自在となっている。各ブラケット32
の左右および前後には、図1に示されるようにガイドロ
ーラ27がそれぞれ回転自在に装着される。各ガイドロ
ーラ27はレール11、12の両側面に係合する。なお
台車本体21の両側面には、車輪22〜25を覆うよう
にサイドカバー28が設けられる。
【0008】図3および図4は、車輪22とこの車輪の
支持機構とを示すものである。これらの図において、車
輪22のブラケット32には支持板33が固着され、こ
の支持板33にはモータ26が取付けられる。モータ2
6の出力軸は車輪22の車軸31に連結され、車輪22
はこのモータ26により駆動されるようになっている。
他の3つの車輪23〜25にはモータは備えられていな
い。
【0009】ブラケット32は、頂部32aと、これに
一体に連結された左右の側部32b、32cとを有し、
断面コの字形状を有する。ブラケット32の前後には、
支持部材34が固着され、各支持部材34には、ガイド
ローラ27が回転自在に装着される。
【0010】ブラケット32の頂部32aには支持軸4
1が固着され、この支持軸41は軸受42を介して筒体
43に回転自在に嵌合されている。筒体43の上端部に
固定された断面コ字状の摺動体44は、台車本体21の
下面に取付けられたガイド部材45に、摺動自在に係合
される。ガイド部材45は、台車本体21の左右方向す
なわちレール12の幅方向に延びる。摺動体44をガイ
ド部材45に沿って円滑に摺動させるため、摺動体44
の内壁面には、多数のボール46が直線状に配列されて
収容されており、これらのボール46はガイド部材45
の外側面に係合する。
【0011】摺動体44のガイド部材45に対する摺動
ストロークを規制するため、図5に示すように、ガイド
部材45の両端部には、摺動体44が当接可能なストッ
パ47、48が形成される。この摺動体44の摺動スト
ロークは、図7に示された直線部におけるレール間距離
L1と、カーブ部におけるレール間距離L2の差の約2
分の1に設定されている。
【0012】図3および図4は、4つの車輪22〜25
のうちの1つの車輪22の近傍の構成を示すが、他の3
つの車輪23〜25は、モータ26が設けられていない
ことを除き、同様の構造を有している。
【0013】上述した構造の車輪を有する走行台車20
がレール11、12の直線部を走行する時、図2に示す
ように、摺動体44は台車本体21の内側に位置するス
トッパ48に当接した状態となる。走行台車20がカー
ブ部に至ると、各車輪22〜25は、ガイドローラ27
がレール11、12の側面に沿って変位するため、支持
軸41を中心に旋回するとともに、台車本体21の外側
に向けてそれぞれ移動し、摺動体44が外側のストッパ
47に当接する。このように、走行台車20がカーブ部
を走行する時、左右の車輪が共に略同じ量だけ台車本体
21の外側に移動する。したがって、カーブ部を走行す
る時にも、直線部を走行する時と同様に、走行台車20
の左右方向の中心位置と、レール11、12の中心位置
とが常に一致し、走行台車20の重量バランスが保持さ
れる。
【0014】なお、走行台車20がカーブ部を走行する
時、摺動体44が外側のストッパ47に当接せずに、摺
動体44とストッパ47との間に小さいクリアランスが
生じていてもよい。
【0015】図6は第2実施例を示す図であり、この図
において、第1実施例における部材と共通する部材には
同一の符号が付されている。
【0016】車輪22を支持するブラケット32は、第
1実施例と同様な構成を有しており、各ブラケット32
にはそれぞれ、ガイドローラ27が4つずつ取付けられ
ている。ブラケット32は、連結アーム51を介して台
車本体17に揺動自在に連結される。連結アーム51
は、軸部52、53と、これらの軸部を相互に連結する
連結部54とを有する。軸部52は、ブラケット32の
頂部32aに取付けられた筒体55に回転自在に嵌合さ
れ、軸部53は、台車本体21に取付けられた筒体56
に回転自在に嵌合される。他の3つの車輪23〜25
(図1)も車輪22と同様な構成を有する。
【0017】したがって各車輪22〜25は、軸部52
を中心に旋回するとともに、軸部53を中心としてアー
ム54とともに揺動し、すなわち台車本体21の幅方向
に移動自在である。したがって第1実施例と同様に、走
行台車20がカーブ部を走行する時、直線部を走行する
ときと同様に、走行台車20の重量バランスは良好に保
持される。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、直線部お
よびカーブ部の両者において、走行台車の走行安定性を
確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る走行台車を示す平面
図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿う断面図である。
【図3】図2におけるIII −III 線に沿う断面図であ
る。
【図4】図3におけるIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】摺動体とガイド部材を示す斜視図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る走行台車を示し、図
3に対応した部分を示す一部切り欠き側面図である。
【図7】直線部およびカーブ部における走行台車の走行
状態を示す平面図である。
【符号の説明】
11、12 レ―ル 20 走行台車 21 台車本体 27 ガイドロ―ラ 44 ガイド部材 45 摺動体 47、48 ストッパ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車本体の前後左右にそれぞれ設けら
    れ、レール上を転動する車輪と、これらの車輪を台車本
    体の左右方向に所定量だけ移動可能に支持する車輪支持
    機構とを備えたことを特徴とする走行台車。
JP5955292A 1992-02-14 1992-02-14 走行台車 Pending JPH05221317A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5955292A JPH05221317A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 走行台車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5955292A JPH05221317A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 走行台車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05221317A true JPH05221317A (ja) 1993-08-31

Family

ID=13116533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5955292A Pending JPH05221317A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 走行台車

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JP (1) JPH05221317A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1988002602A1 (en) * 1986-10-08 1988-04-21 Dumbroff Erwin B Control of senescence in fruits, vegetables and flowers
JP2007001520A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Hosen Kiki Seibi Kk 台車
KR100940538B1 (ko) * 2008-04-04 2010-02-10 에스엠에이치 주식회사 곡선레일을 따라 이동할 수 있는 이송대차

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1988002602A1 (en) * 1986-10-08 1988-04-21 Dumbroff Erwin B Control of senescence in fruits, vegetables and flowers
JP2007001520A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Hosen Kiki Seibi Kk 台車
KR100940538B1 (ko) * 2008-04-04 2010-02-10 에스엠에이치 주식회사 곡선레일을 따라 이동할 수 있는 이송대차

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