JPS6027719Y2 - 軌条走行台車 - Google Patents
軌条走行台車Info
- Publication number
- JPS6027719Y2 JPS6027719Y2 JP19761981U JP19761981U JPS6027719Y2 JP S6027719 Y2 JPS6027719 Y2 JP S6027719Y2 JP 19761981 U JP19761981 U JP 19761981U JP 19761981 U JP19761981 U JP 19761981U JP S6027719 Y2 JPS6027719 Y2 JP S6027719Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- running
- bogie
- guide rollers
- wheels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はモルレール上を走行する台車或はモルレール上
を走行するスタツカークレンに装備したレール脱線防止
用のガイドローラーの取付位置の改良に係り、特に台車
或はスタツカークレンが走行中にカーブに差しか）つた
際に発生する車輪とレールとの滑り及び滑りによって発
生する軌み音の発生を防止するようにした台車の改良に
関するものである。
を走行するスタツカークレンに装備したレール脱線防止
用のガイドローラーの取付位置の改良に係り、特に台車
或はスタツカークレンが走行中にカーブに差しか）つた
際に発生する車輪とレールとの滑り及び滑りによって発
生する軌み音の発生を防止するようにした台車の改良に
関するものである。
従来、ガイドローラー付きのモルレール台車の走行部分
は第１図に示されるように、レール１の上を走行する走
行車輪２の前後にレール１を挾むように二対のガイドロ
ーラー３，３を配設する構造となっていた。
は第１図に示されるように、レール１の上を走行する走
行車輪２の前後にレール１を挾むように二対のガイドロ
ーラー３，３を配設する構造となっていた。
一般的には走行車輪２は前後のガイドローラー３．３の
間隔２１のはＳ゛中央位置していた。
間隔２１のはＳ゛中央位置していた。
４は走行車輪の車軸を支持する車輪装置であり、５は台
車枠（図示せず）と車輪装置とを旋回自在に連結する旋
回軸である。
車枠（図示せず）と車輪装置とを旋回自在に連結する旋
回軸である。
か）る構造の車輪装置において、直線状のレールを走行
する場合には、走行車輪２がガイドローラー３，３に拘
束されてレール１の上面のはＳ゛中央回転走行し、円滑
な走行運転がなされる。
する場合には、走行車輪２がガイドローラー３，３に拘
束されてレール１の上面のはＳ゛中央回転走行し、円滑
な走行運転がなされる。
然し、か）る構造を要する走行台車は、直線状レールか
ら円弧状レールに移る時に、ガイドローラーに拘束され
た車輪とレールとの間に走行直角方向に滑りを生じ異常
な軌み音が発生する欠点があった。
ら円弧状レールに移る時に、ガイドローラーに拘束され
た車輪とレールとの間に走行直角方向に滑りを生じ異常
な軌み音が発生する欠点があった。
これは第２図に示すように直線状レール（一点鎖線で示
される２′の走行車輪の位置）から円弧状レールに移る
とき或は円弧状レールから直線部に移るとき、レールに
倣って進むガイドローラーに拘束されて走行車輪２がレ
ール１の芯から偏倚Ｅを生ずるからである。
される２′の走行車輪の位置）から円弧状レールに移る
とき或は円弧状レールから直線部に移るとき、レールに
倣って進むガイドローラーに拘束されて走行車輪２がレ
ール１の芯から偏倚Ｅを生ずるからである。
この走行車輪２とレール１との間では滑りはガリガリと
いった異常な刺み音を発生する。
いった異常な刺み音を発生する。
か）る軌み音は高音且つ不快音で、走行速度が大となれ
ばなるほど、又荷重が大きくなればなるほど大きくなり
騒音公害の因となる。
ばなるほど、又荷重が大きくなればなるほど大きくなり
騒音公害の因となる。
又高荷重における車輪とレールとの間の滑りは車輪の寿
命を短縮することにもなり、非常に太きな問題となって
いた。
命を短縮することにもなり、非常に太きな問題となって
いた。
本考案は第２図に示すような走行車輪２とレール１との
間での滑りの原因となる偏倚量Ｅを生じないようにして
、上述のような問題を解消するものである。
間での滑りの原因となる偏倚量Ｅを生じないようにして
、上述のような問題を解消するものである。
即ち本考案は、モルレール上を走行する台車の走行車輪
がレールから脱線しないようにレールの両側面に装備さ
れたガイドローラーのためレールが直線部から円弧部へ
或は円弧状から直線部へ変化する場合、要するにレール
の曲率半径が変化する場所でガイドローラーにより拘束
された走行車輪とレールとの間に滑りが生ずるが、走行
車輪の前後に位置する夫々一対のがイドローラーのうち
いずれか一方の一対のガイドローラーを走行車輪の軸芯
を含むレール直角断面の平面内に位置せしめることによ
り走行車輪のレール上での滑りを防止するものである。
がレールから脱線しないようにレールの両側面に装備さ
れたガイドローラーのためレールが直線部から円弧部へ
或は円弧状から直線部へ変化する場合、要するにレール
の曲率半径が変化する場所でガイドローラーにより拘束
された走行車輪とレールとの間に滑りが生ずるが、走行
車輪の前後に位置する夫々一対のがイドローラーのうち
いずれか一方の一対のガイドローラーを走行車輪の軸芯
を含むレール直角断面の平面内に位置せしめることによ
り走行車輪のレール上での滑りを防止するものである。
本考案は第３図に示すように、走行車輪２の前後のガイ
ドローラー３，３の二対のうちいずれか一方の一対のガ
イドローラー３の軸芯を走行車輪２の軸芯を含んでレー
ルに直交する平面Ｘ−Ｘ内に含ませることにより、第４
図に示すように走行車輪２がレール１の直線部から円弧
状部に移るとき或は円弧状部から直線部に移るときに、
走行車輪２は常にレール上の中央を走行するためレール
に対して走行車輪が横すべりを生じることはなく、横す
べりによって発生していた異常な糺み音は防止すること
が出来る。
ドローラー３，３の二対のうちいずれか一方の一対のガ
イドローラー３の軸芯を走行車輪２の軸芯を含んでレー
ルに直交する平面Ｘ−Ｘ内に含ませることにより、第４
図に示すように走行車輪２がレール１の直線部から円弧
状部に移るとき或は円弧状部から直線部に移るときに、
走行車輪２は常にレール上の中央を走行するためレール
に対して走行車輪が横すべりを生じることはなく、横す
べりによって発生していた異常な糺み音は防止すること
が出来る。
従って車輪２及びレールの摩耗や破損事故を防止するこ
とが出来る。
とが出来る。
又、今迄曲率半径を小さくする事が出来なかったレール
についてもこれを小さくする事が出来るようになったた
め次に示すような効果が得られるようになった。
についてもこれを小さくする事が出来るようになったた
め次に示すような効果が得られるようになった。
第５図は立体倉庫を示すもので棚６，６の間のクレン通
路上にレール１が敷設しである。
路上にレール１が敷設しである。
レール１は直線状であり端部においてＵ字状レール１′
に接続し更に隣りのクレン通路上のレール１″に接続す
る。
に接続し更に隣りのクレン通路上のレール１″に接続す
る。
即ちスタッカークレン７はレール１又は１“を走行しＵ
字状レール１′の中央部近くにあるホームポジション８
に対し荷物の授受を行う。
字状レール１′の中央部近くにあるホームポジション８
に対し荷物の授受を行う。
スタツカークレン７はＵ字状レール１′を走行中ホーム
ポジション側に９なる突出量があるため、スタッカーク
レン７とホームポジション８との間には１０なる間隙を
保持する必要がある。
ポジション側に９なる突出量があるため、スタッカーク
レン７とホームポジション８との間には１０なる間隙を
保持する必要がある。
一方、スタツカークレン７とホームポジション８との隙
間１０は荷物の授受を行うためには極力小さくする必要
がある。
間１０は荷物の授受を行うためには極力小さくする必要
がある。
従来のＵ字状レールの場合には、この隙間が大きく、ホ
ームポジションを前後移動式にするなどして隙間を縮め
荷物の授受を行なっていた。
ームポジションを前後移動式にするなどして隙間を縮め
荷物の授受を行なっていた。
本考案の軌条走行台車ではレールの曲率半径を小さくす
るこが出来るので第６図に示すように、従来の曲率半径
Ｒをより小さい曲率半径Ｒ′とし、この２曲線間のホー
ムポジション８近くのレールを直線状とすることが可能
となり、スタツカークレン７とホームポジションの隙間
１０を小さくすることが可能となる。
るこが出来るので第６図に示すように、従来の曲率半径
Ｒをより小さい曲率半径Ｒ′とし、この２曲線間のホー
ムポジション８近くのレールを直線状とすることが可能
となり、スタツカークレン７とホームポジションの隙間
１０を小さくすることが可能となる。
この例に示すように本考案の軌条走行台車は、走行車輪
の滑りや騒音を防止することができるためレールの曲率
半径を小さくすることが可能となり、立体倉庫のホーム
ポジションの改善ならびに棚６とホームポジション８と
の距離りを短縮しＬ′となし、建屋空間の無駄を少なく
することにもその効果が波及するものである。
の滑りや騒音を防止することができるためレールの曲率
半径を小さくすることが可能となり、立体倉庫のホーム
ポジションの改善ならびに棚６とホームポジション８と
の距離りを短縮しＬ′となし、建屋空間の無駄を少なく
することにもその効果が波及するものである。
第１図は従来から使用されているガイドローラー付きの
走行台車の平面図、正面図、側面図を示す。 第２図は従来型走行台車の車輪が曲線部にさじか）つた
時に生ずる走行車輪の位置の偏倚を示す。 第３図は本考案に係る走行台車の平面図、正面図、側面
図を示す。 第４図は本考案の走行台車がレール曲線部にさじか）つ
た時の走行車輪の位置を示す。 第５図は従来のＵ字形レールによるスタツカークレンの
走行状態とホームポジションとの関係を示す平面図。 第６図は本考案の走行台車を採用することにより可能と
なったＵ字形レールの改良例とレールを走行するスタッ
カークレンとホームポジションとの関係を示す平面図を
示す。 １．１’、１”−・・・・・レール、２・・・・・・走
行車輪、３・・・・・・ガイドローラー、４・・・・・
・車輪装置、５・・・・・・施回軸、６−−−−−−１
ｍ、？−−−−−−スタッカークレン、８・・・・・・
ホームポジション、９・・・・・・スタッカークレンの
姿勢による突出量、１０・・・・・・隙間。
走行台車の平面図、正面図、側面図を示す。 第２図は従来型走行台車の車輪が曲線部にさじか）つた
時に生ずる走行車輪の位置の偏倚を示す。 第３図は本考案に係る走行台車の平面図、正面図、側面
図を示す。 第４図は本考案の走行台車がレール曲線部にさじか）つ
た時の走行車輪の位置を示す。 第５図は従来のＵ字形レールによるスタツカークレンの
走行状態とホームポジションとの関係を示す平面図。 第６図は本考案の走行台車を採用することにより可能と
なったＵ字形レールの改良例とレールを走行するスタッ
カークレンとホームポジションとの関係を示す平面図を
示す。 １．１’、１”−・・・・・レール、２・・・・・・走
行車輪、３・・・・・・ガイドローラー、４・・・・・
・車輪装置、５・・・・・・施回軸、６−−−−−−１
ｍ、？−−−−−−スタッカークレン、８・・・・・・
ホームポジション、９・・・・・・スタッカークレンの
姿勢による突出量、１０・・・・・・隙間。
Claims (1)
- モルレール上を走行する台車（或はスタツカークレン）
の走行車輪が該モルレールから脱線しないよいに、該レ
ールの両側面にレールを挾むように配設されレール両側
面に接触転動する二対のガイドローラーを備える軌条走
行台車において、台車の走行車輪の軸芯を含み且つレー
ルに対して直角をなす平面内に、上記二対のガイドロー
ラーのうち一対のガイド和−ラーの軸芯を含ませるよう
にガイドローラーを位置せしめたことを特徴とする軌条
走行台車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19761981U JPS6027719Y2 (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 軌条走行台車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19761981U JPS6027719Y2 (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 軌条走行台車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58100864U JPS58100864U (ja) | 1983-07-08 |
| JPS6027719Y2 true JPS6027719Y2 (ja) | 1985-08-21 |
Family
ID=30110832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19761981U Expired JPS6027719Y2 (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 軌条走行台車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6027719Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6502210B2 (ja) * | 2015-08-20 | 2019-04-17 | 住友重機械搬送システム株式会社 | 門型クレーン |
-
1981
- 1981-12-29 JP JP19761981U patent/JPS6027719Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58100864U (ja) | 1983-07-08 |
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