JP2996582B2 - 台車屈曲走行装置 - Google Patents

台車屈曲走行装置

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JP2996582B2 JP5284228A JP28422893A JP2996582B2 JP 2996582 B2 JP2996582 B2 JP 2996582B2 JP 5284228 A JP5284228 A JP 5284228A JP 28422893 A JP28422893 A JP 28422893A JP 2996582 B2 JP2996582 B2 JP 2996582B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屈曲走行部のレール頭
部の巾を広くすることなく、台車を任意方向に屈曲走行
させることができる台車屈曲走行装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、長円形閉ループ状に敷設したレー
ル上を循環して屈曲走行する台車の屈曲走行装置として
は、実開平3−108576号公報により公表されてい
るものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の台車屈曲走
行装置の場合は、台車が屈曲方向を一定にして一方向に
のみ循環することはできるが、屈曲方向を進行方向の左
方向および右方向の何れにも屈曲して走行することはで
きない。また搬送ルートの変更などにより、屈曲方向を
台車の進行方向に関して循環方向とは反対の左右方向に
向ける必要が生じた時には、台車の車輪がレールから脱
落するのを防止するため、屈曲走行部における内側又は
外側のレールの頭部の巾を大巾に広くして屈曲走行する
ことも考えられるが、このようなレール頭部の巾が途中
で変化するレールを製作するのは煩雑である。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の問題を有利に解決
するために、本発明の台車屈曲走行装置においては、旋
回部を有する循環第1レール1と、旋回部を有する循環
第2レール2を、一定間隔で配置して固定し、循環第1
レール1および循環第2レール2に沿って移動する台車
3は、4箇所に走行車輪4,5を備え、旋回部を走行す
る時の台車3における巾方向内側部の走行車輪4の間隔
L1を、台車3における巾方向外側部の走行車輪5の間
隔L2よりも小さく設定した台車屈曲走行装置におい
て、台車3の車輪配置が、前記車輪配置とは反対に、旋
回部を走行する台車3の走行車輪4が、台車3における
巾方向外側に、又走行車輪5が、台車3における巾方向
内側に配置される旋回部におけるレールの配置が、レー
ル屈曲部の外側にある循環第1レール1における両側の
直線部の中心延長線6,7の交点8と、屈曲部の内側に
ある循環第2レール2における屈曲部中心点9とを結ぶ
直線10上に、台車3の走行方向に直角な中心線11が
あり、かつ台車3における内側の走行車輪5の巾方向中
を、内側にある循環第2レール2の巾方向中心に合わ
せて配置したとき、外側にある循環第1レール1を、そ
の屈曲部中心点36を、前記直線10上の一点とし、外
側の各走行車輪4,4を通過して、前記中心延長線6,
7に接する円弧として配置する。
【0005】
【実施例】図面は本発明の実施例を示すものであって、
U字形の右旋回部12およびL字形の左旋回部13を有
する循環第1レール1と、U字形の右旋回部14および
L字形の左旋回部15を有する循環第2レール2とが、
一定間隔で配置され、かつ循環第1レール1の下部フラ
ンジ16と循環第2レール2の下部フランジ17とは、
コンクリート製床18に下部が埋込み固定されているア
ンカーボルト19,20と、そのアンカーボルト19,
20に螺合された下部支承ナット21,22と、前記ア
ンカーボルト19,20に螺合された上部締付ナット2
3,24とにより、コンクリート製床18に固定され、
さらに循環第1レール1および循環第2レール2の上部
フランジ25,26は、同一水平面上に配置されてい
る。
【0006】被運搬物27を載置して運搬する台車3に
おける循環第1レール1側の下部に、その循環第1レー
ル1の長手方向に小間隔L1で一対のキャスターフレー
ム28が配置され、各キャスターフレーム28の上部
は、台車3に対し縦軸29により枢着され、かつ各キャ
スターフレーム28に、前記縦軸29の中心延長線から
循環第1レール1の長手方向に偏位した位置において、
循環第1レール1の上面に載置される走行車輪4が横軸
により回転自在に取付けられ、さらに前記キャスターフ
レーム28の下部における循環第1レール1の巾方向の
両側に、それぞれ上部フランジ25の巾方向の両側面に
係合されるガイドローラ30が縦軸により回転自在に取
付けられ、循環第1レール1の両側のガイドローラ30
の回転中心線と、走行車輪4の回転中心線とは、同一垂
直面上に配置されている。
【0007】前記台車3における循環第2レール2側の
下部に、その循環第2レール2の長手方向に大間隔L2
で一対の車輪支持部材31が配置され、各車輪支持部材
31の上部は、台車3に対し縦軸32により枢着され、
かつ各車輪支持部材31に、循環第2レール2の上面に
載置される走行車輪5が横軸により取付けられ、さらに
前記車輪支持部材31の下部における循環第2レール2
の巾方向の両側に、それぞれ上部フランジ26の巾方向
の両側面に係合される2箇のガイドローラ35が縦軸に
より回転自在に取付けられ、また一方の車輪支持部材3
1には、走行車輪5を駆動する減速機付き電動機からな
る走行用駆動装置33が固定されている。
【0008】次に循環第1レール1および循環第2レー
ル2の配置について説明する。循環第1レール1におけ
るU字形の右旋回部12に続くL字形の左旋回部13の
両側の直線部の中心延長線6,7の交点8と、循環第2
レール2におけるU字形の右旋回部14に続くL字形の
左旋回部15の屈曲部中心点9とを結ぶ直線10上に、
台車3の走行方向に直角な中心線11があるとき、台車
3における4箇所の走行車輪4,5の巾方向中心は、循
環第1レール1および循環第2レール2の巾方向中心に
合わせて配置されている。なお、屈曲部中心点とは旋回
部の曲率中心を意味し、図示の場合、前記屈曲部中心点
9とは、前記左旋回部15の曲率中心を意味する。循環
第1レール1および循環第2レール2をこのように構成
することにより、レールの踏面の巾を広げなくても、台
車3を支障なく走行させることができる。
【0009】図3に示すように、各走行車輪5が内側に
なるようにして屈曲走行する時、循環第1レール1およ
び循環第2レール2を単に等間隔で配置しただけでは
(図3に循環第1レール1Aを2点鎖線で示すように配
置した場合)、走行車輪が循環第1レール1または循環
第2レール2の踏面から脱落する恐れがあるが、循環第
1レール1および循環第2レール2を前述のように配置
することにより、走行車輪がレールの踏面から脱落する
のを防止することができる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、旋回部を有する循環第
1レール1と、旋回部を有する循環第2レール2を、一
定間隔で配置して固定し、循環第1レール1および循環
第2レール2に沿って移動する台車3は、4箇所に走行
車輪4,5を備え、旋回部を走行する時の台車3におけ
る巾方向内側部の走行車輪4の間隔L1を、台車3にお
ける巾方向外側部の走行車輪5の間隔L2よりも小さく
設定した台車屈曲走行装置において、台車の車輪配置
が、前記車輪配置とは反対に、旋回部を走行する台車3
の走行車輪4が、台車3における巾方向外側に、又走行
車輪5が、台車3における巾方向内側に配置される旋回
部におけるレールの配置が、レール屈曲部の外側にある
循環第1レール1における両側の直線部の中心延長線
6,7の交点8と、屈曲部の内側にある循環第2レール
2における屈曲部中心点9とを結ぶ直線10上に、台車
3の走行方向に直角な中心線11があり、かつ台車3に
おける内側の走行車輪5の巾方向中心を、内側にある循
環第2レール2の巾方向中心に合わせて配置したとき、
外側にある循環第1レール1を、その屈曲部中心点36
を、前記直線10上の一点とし、外側の各走行車輪4,
4を通過して、前記中心延長線6,7に接する円弧とし
て配置したので、簡単な手段によって、屈曲走行部にお
けるレールの頭部の巾を広くすることなく、台車3を、
右方向および左方向の何れにも、車輪がレールから脱落
するのを防止して、自由に屈曲走行させることができ、
また旋回部の各循環第1レール1および循環第2レール
2を一定曲率で屈曲させるだけで良いので、循環第1レ
ール1および循環第2レール2の加工も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る台車屈曲走行装置を示す
概略平面図である。
【図2】図1の一部を拡大して示す平面図である。
【図3】図1の一部を拡大して示す平面図である。
【図4】台車付近を拡大して示す平面図である。
【図5】循環第1レールおよび第2レールに載置された
台車を示す一部切欠正面図である。
【図6】循環第1レールおよび第2レールに載置された
台車を示す一部切欠側面図である。
【符号の説明】
1 循環第1レール 2 循環第2レール 3 台車 4 走行車輪 5 走行車輪 6 中心延長線 7 中心延長線 8 交点 9 屈曲部中心点 10 交点と屈曲部中心点とを結ぶ直線 11 走行方向に直角な中心線 12 右旋回部 13 左旋回部 14 右旋回部 15 左旋回部 16 下部フランジ 17 下部フランジ 18 コンクリート製床 19 アンカーボルト 20 アンカーボルト 21 下部支承ナット 22 下部支承ナット 23 上部締付ナット 24 上部締付ナット 25 上部フランジ 26 上部フランジ 27 被運搬物 28 キャスターフレーム 29 縦軸 30 ガイドローラ 31 車輪支持部材 32 縦軸 33 走行用駆動装置 34 直線部 35 ガイドローラ 36 屈曲部中心点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B61F 5/38 B61B 13/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回部を有する循環第1レール1と、旋
    回部を有する循環第2レール2を、一定間隔で配置して
    固定し、循環第1レール1および循環第2レール2に沿
    って移動する台車3は、4箇所に走行車輪4,5を備
    え、旋回部を走行する時の台車3における巾方向内側部
    の走行車輪4の間隔L1を、台車3における巾方向外側
    部の走行車輪5の間隔L2よりも小さく設定した台車屈
    曲走行装置において、台車3の車輪配置が、前記車輪配
    置とは反対に、旋回部を走行する台車3の走行車輪4
    が、台車3における巾方向外側に、又走行車輪5が、台
    車3における巾方向内側に配置される旋回部におけるレ
    ールの配置が、レール屈曲部の外側にある循環第1レー
    ル1における両側の直線部の中心延長線6,7の交点8
    と、屈曲部の内側にある循環第2レール2における屈曲
    部中心点9とを結ぶ直線10上に、台車3の走行方向に
    直角な中心線11があり、かつ台車3における内側の走
    行車輪5の巾方向中心を、内側にある循環第2レール2
    の巾方向中心に合わせて配置したとき、外側にある循環
    第1レール1を、その屈曲部中心点36を、前記直線1
    0上の一点とし、外側の各走行車輪4,4を通過して、
    前記中心延長線6,7に接する円弧として配置した台車
    屈曲走行装置。
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