JPS6025348Y2 - 吊設台車の走行機構 - Google Patents

吊設台車の走行機構

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JPS6025348Y2
JPS6025348Y2 JP7069581U JP7069581U JPS6025348Y2 JP S6025348 Y2 JPS6025348 Y2 JP S6025348Y2 JP 7069581 U JP7069581 U JP 7069581U JP 7069581 U JP7069581 U JP 7069581U JP S6025348 Y2 JPS6025348 Y2 JP S6025348Y2
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JP
Japan
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wheels
driven
suspended
support member
bracket
Prior art date
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Application number
JP7069581U
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JPS57185496U (ja
Inventor
龍次 村井
崟 西村
Original Assignee
株式会社神戸製鋼所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は吊り下げ型溶接合車の走行機構に関し、特に湾
曲された溶接構築物壁の頂面に沿って駆動車輪及び従動
車輪を配設させる走行機構において、湾曲率が異なる構
築物壁に対してもそのまま適用することができ且つ円滑
に走行し得る走行機構に関するものである。
第1図は例えば、タンク等の湾曲構築物壁1の横向き溶
接線1aに適用される溶接装置を搭載する吊り下げ型走
行台車2の一例を示す略図で、該走行台車2の構成を述
べると、頂板3及び下板4を夫々固定的に設けて枠組み
を構成し、該枠組み内には溶接装置例えば、(サブマー
ジアーク溶接装置)やフラックス受はベルト装置7、更
には他の付属装置が適当に配設される。
゛三方この様に構成される吊り下げ型溶接合車2では、
前記頂板3の下面側に設けられた駆動車輪及び従動車輪
によって枠組み全体が支えられる様になっており、これ
ら駆動車輪及び従動車輪は夫々両フランジ付車輪で構成
して構築物壁1の頂面1b上に載置されている。
そして走行に当っては駆動車輪が積極的に駆動され、所
定の速度で台車2を移動させ、従動車輪は頂板3を支持
して追従しながら回転する。
尚枠組みの下部側には構築物壁1の面に沿って回転する
ガイドローラ(図示せず)を該枠組みの壁画側両端部に
夫々設けて枠組みの姿勢を維持するように構成されてい
る。
ところで前記頂板3の下面側に設けられる走行機構の駆
動車輪及び従動車輪は第2図(一部省略平面図)に示す
様になっている。
即ち駆動車輪8は、頂板3の下面に固定された平板材(
図示せず)に一体若しく別体で固設されたブラケット8
at8aに枢支された軸9aに固設され、該軸9aは同
じく頂板3の下面に固設された駆動装置9から、直接若
しくは減速用歯車を介して駆動される様になっており、
この駆動系にはクラッチ装置が介装されている。
他方従動車輪10は駆動車輪8とほぼ同じ形状とし、前
記ブラケット8aと同じ様に形成して頂板下面に設けた
ブラケット10aに支軸を介して遊支されている。
即ちこれらブラケット8a及び10aはいずれも頂板3
の下面側に固定的に設けられている。
従って第2図において湾曲構築物壁(以下湾曲壁という
)1の頂面1bでは夫々を実線で示す位置に配設して円
滑な走行ができるが、曲率の異なる他の湾曲壁例えば鎖
線で示す大曲率湾曲壁の頂面1cに前記溶接台車2を適
用するに当っては、駆動車輪8及び従動車輪10の配置
並びに指向方向を変更する必要がある。
しかしながら駆動車輪8に対しては駆動装置9からの伝
動装置が必要であると共にこれらの駆動装置9は前記し
た様に構成されているので、駆動車輪8の取付位置を変
更したり或は指向方向を変更することは困難である。
その為一般には従動車輪10の配置及び指向方向を変更
しており、ブラケット10a、10aを点線10b、1
0bで示す様に取付位置を変更すると共に従動車輪10
の指向方向を変更している。
また構築物によっては前記頂面の曲率が部分的に歪んで
いるものもあり、この様な場合は駆動車輪8及び従動車
輪10の双方若しくは一方のフランジが頂面端縁と強く
摩擦され走行を阻害することがある。
即ちこの様な走行機構では従動車輪10の取付変更に当
って手数を要したり、或は円滑な走行が保証されず溶接
不良を招くおそれがある。
これらを防止する目的で、例えば従動車輪10の幅を広
くした(フランジ間隔を広げる)ものを検討したが、溶
接装置の指向方向を不安定にする傾向があった。
また従動車輪10は単一の車輪で構成しているため、頂
面1bに高底差があったり或は障害物を乗り越える場合
、その上下動をそのまま台車2に伝え、ワイヤ先端と母
材との距離を不安定にしている。
その為湾曲率が相当に変った湾曲壁であっても従動車輪
の取付変更を行なう必要がないと共に円滑に走行し得る
様な吊設型溶接台車の走行機構が望まれる。
本考案はこれらに着目してなされたもので、これら要望
を満足させる様な走行機構の提供を目的そするものであ
る。
しかしてこの様な本考案とは前記従動車輪を、2つの車
輪が一列に並んだダンデム型とし、夫々を一個のブラケ
ットに遊支すると共に、前記台車に固設した梁部材には
、台車移動方向に沿って揺動自在に枢支した支持部材を
設け、該支持部材の下部側に枢軸を介して前記ブラケッ
トを揺動方向と直交する様に旋回自在に設けて構成した
ものである。
以下本考案を図面に基づいて詳細に説明するが図は本考
案の具体的な実施の一例を示すもので、本考案はこれら
の図示例に限定されず、前・後記の趣旨に徴して構成部
材の形状を変更したり或は一部の設計を変更しても同様
の効果を奏することができる。
第3図は本考案の概要説明見取図、第4図は本考案に適
用する従動車輪の側面図で一部を破断して示す。
第5図は第4図の左側面図、第6図は第4図の切断線V
I−Vlに沿う矢視方向一部断面図である。
即ち本考案は第3図に略示する様に前記従動車輪側をフ
ランジ付滑車11.llaで構成すると共にこれらの従
動車輪11.llaを、断面コ字形のブラケット12に
夫々遊支する。
そして該ブラケット12の頂面で且つ両従動車輪11.
llaのほぼ中間部に枢支部13を設け、該枢支部13
を支持部材14の下面側はぼ中央部に回転自在に設ける
また該支持部材14は、後述する梁部材15(第4図参
照)に揺動自在に枢支される。
従って従動車輪11.llaを回転自在に支持している
ブラケット12は、前記枢支部13によって矢印B方向
に自由に旋回することができると共に該枢支部13を支
持する支持部材14が揺動自在に枢支されているので、
第3図の枢支軸線Cに対して矢印り方向に揺動すること
ができる。
そして駆動車輪8は矢印Aで示す様に駆動され、図では
溶接台車2(図示せず)を左方向に移動させながら従動
車輪11.llaが追従する。
従って曲率が相当に変ったり或は湾曲の歪があっても、
従動車輪11.llaはこれらのフランジによってブラ
ケット12を旋回させ安定した走行が維持できる。
また該従動車輪11,11aが頂面1bの段部にさしか
かっても、前記枢支部13及び支持部材14の枢支軸線
Cが従動車輪11.llaの中間部にあるため、まず前
側の従動車輪11がこの段部によって上昇若しくは下降
してブラケット12及び枢支部13を介して支持部材1
4を揺動させる。
従って支持部材14の枢支軸線Cの昇降は緩衝されなが
ら円滑に行なわれ、走行抵抗を少なくすると共に頂面1
bに追従した走行が得られる。
本考案は、この様に構成する限り前記ブラケット12、
枢支部13及び支持部材14の形状並びに構成は自由に
変更することができるが、好ましい構成例としては第4
図が例示される。
即ちブラケット12としては、第5図に示す様に上板1
2aの両側下部に前後フランジ付側板12c、12bを
固着して形成し、該側板に従動車輪11,11aを遊支
した支軸を夫々不回転に取り付ける。
又遊支部にはベヤリングを配設する。
尚側板としては台車配設側の側板12cを長く下垂して
形成したものであることが推奨される。
他方該上板12aのほぼ中央部には枢支部13を設ける
が、該枢支部13としては、第6図に示す様に、上面側
に摺動面を形威しその中心部に枢軸13aを一体的に立
設した枢支部13dを前記上板12aに固着し、該枢軸
13aの頂部にはねじ溝を形成する。
他方支持部材14は、下板14bの上面に間隔を保持し
て台形側板14a、14aを固着すると共に、その根元
側外方には複数(図では3個)の補強リブを夫々固着す
る。
また該下板14bの下面両側には中間部材17.17を
取り付け、該中間部材17.17の下面側に前記枢支部
13の構成部材を取り付ける。
モして該枢支部構成部材の中央部には前記枢軸13aを
遊挿する軸孔を形成すると共にその下面側周辺に摺動フ
ランジ部13eを形成し、これらの組み付けに当っては
枢軸13aを固設したブラケット12の該枢軸13aを
前記軸孔に貫通させ、ナツト13bによって取り付ける
尚該取り付けに当ってはブツシュ13Cを介装すると共
に前記枢支部13dと摺動フランジ部13eとの間に摺
擦座環を介装することが好ましい。
一方この様に構成した支持部材14の取り付は部は次の
様に構成される。
即ち第4図に示す様に、頂板3の従動車輪配設部に取付
孔部3cを形威し、該取付孔部3cを跨ぐ様に設けた梁
部材15に枢支する。
即ち前記支持部材14の台形側板14a、14aの上部
に設けた孔と、梁部材15に設けた孔とを一致させ、支
軸16を貫通させて揺動自在に吊設する。
尚上記で述べた1吊設ヨとは、組み付は状態を説明する
もので実際には台車2の荷重の半分を該支軸16で受は
支える格好となり、台車の頂板3が吊り下げられている
また第4図及び第5図に示す3b、3aは台車2の頂板
3を構成する柱材を示し、該柱材の頂面に踏板を取り付
けて頂板3が形成されるものを示している。
本考案吊設台車の走行機構はこの様に構成したから、湾
曲壁の曲率が変わっても従動車輪の取付変更を要しない
でものまま台車を適用することができる。
また曲率歪があったり走行頂面に起伏があっても円滑に
走行させることができ、常に良好な溶接を行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は吊設溶接台車の一例を示す概要説明見取図、第
2図は走行機構説明用平面略図、第3図は本考案の構成
並びに作用説明見取図、第4図は本考案に係る従動車輪
の取付構成を示す側面図、第5図は第4図の左側面図、
第6図は第4図の切断線VI−VTに沿う矢視方向一部
断面図である。 1・・・・・・湾曲構築物壁、2・・・・・・吊り下げ
型走行台車、3・・・・・・頂板、4・・・・・・下板
、5・・・・・・支柱、6・・・・・・溶接装置、7・
・・・・・フラックス保持装置、8・・・・・・駆動車
輪、9・・・・・・駆動装置、10・・・・・・従動車
輪、11・・・・・・タンデム従動車輪、12・・・・
・・ブラケット、13・・・・・・枢支部、14・・・
・・・支持部材、15・・・・・・梁部材、16・・・
・・・支軸、17・・・・・・中間部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 湾曲構築物壁の頂面にフランジ付駆動車輪及びフランジ
    付従動車輪を介して吊設される溶接装置搭載用台車機構
    であって、駆動車輪は台車に対して固定的に設けると共
    に該台車に固設した駆動装置によって駆動される様に構
    成し、従動車輪は2つの車輪で構成してこれらを一列に
    並べてブラケットに夫々遊支すると共に、台車に固設し
    た梁部材には、台車移動方向に沿って揺動自在に吊設し
    た支持部材を設け、該支持部材の下部には枢軸を介して
    前記ブラケットを旋回自在に設けて構成したことを特徴
    とする吊設台車の走行機構。
JP7069581U 1981-05-15 1981-05-15 吊設台車の走行機構 Expired JPS6025348Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7069581U JPS6025348Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15 吊設台車の走行機構

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JP7069581U JPS6025348Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15 吊設台車の走行機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57185496U JPS57185496U (ja) 1982-11-25
JPS6025348Y2 true JPS6025348Y2 (ja) 1985-07-30

Family

ID=29866507

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7069581U Expired JPS6025348Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15 吊設台車の走行機構

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0541153Y2 (ja) * 1987-05-25 1993-10-19

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JPS57185496U (ja) 1982-11-25

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