JPS604321B2 - 橋桁架設装置 - Google Patents

橋桁架設装置

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Publication number
JPS604321B2
JPS604321B2 JP16472982A JP16472982A JPS604321B2 JP S604321 B2 JPS604321 B2 JP S604321B2 JP 16472982 A JP16472982 A JP 16472982A JP 16472982 A JP16472982 A JP 16472982A JP S604321 B2 JPS604321 B2 JP S604321B2
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JP
Japan
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support
bridge girder
girder
bridge
free end
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Expired
Application number
JP16472982A
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English (en)
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JPS5955904A (ja
Inventor
紀久 谷口
文廣 赤尾
正徳 丹下
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NIPPON KOKUJU TETSUDO
TONICHI KOTSU KONSARUTANTO KK
Original Assignee
NIPPON KOKUJU TETSUDO
TONICHI KOTSU KONSARUTANTO KK
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Publication date
Application filed by NIPPON KOKUJU TETSUDO, TONICHI KOTSU KONSARUTANTO KK filed Critical NIPPON KOKUJU TETSUDO
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Publication of JPS5955904A publication Critical patent/JPS5955904A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は橋桁架設装置に関する。
一般に鉄道や道路等の障害物をまたぐように橋桁を架設
する場合にあって、ベント架設工法や手延べ架設工法が
困難な場合には、回転架設工法が多く採用されている。
回転架設工法とは、橋桁の一端部を支点として旋回させ
ることにより、他端遊端部を障害物上を越えさせて設檀
点まで移動させる工法である。回転架設工法の1つとし
て、橋桁にカウンタウェィトを軟補して、バランスを取
りながら橋桁を1つの旋回支点のみで支持する方式、い
わゆる「やじるべえ方式」が従来より採用されている。
ところが橋桁の架設時における張出スパン長が長くなる
と、完成時(戦層時)の橋桁にかかる応力よりも架設時
にかかる応力が大きくなり、そのために橋桁の強度を架
設時の応力に対応させて高くしなければならず、不経済
である。しかもやじるべえ方式では架設時の安定性が悪
く、長大スパンの橋桁を架設する場合には、鉄道(線路
)等の障害物を破損するおそれもある。上記のようなや
じるべえ方式の不具合を解消する回転架設工法として、
移動台車及び架設用受桁よりなる架設装置を用いて行う
方式が開発されている。
即ち橋桁の遊端側部分を移動台車で支持し、橋桁遊端側
部分の設置点へ延びる架設用受桁上に台車を載せ、受桁
上で台車を移動させることにより橋桁遊端側部分を設置
点まで移動するのである。ところが従来の台車等よりな
る架設装置は、橋桁の遊機側部分が台車に対し橋桁長さ
方向移動不能に固定支持されており、従って橋桁旋回時
に台車は受桁上を円弧軌跡で移動するようになっている
そのため、橋桁の必要旋回角度(例えば第4図の角度a
)が大きくなるに伴い、受桁の幅(第6図のD)も大き
くしなければならず、経済的にまだ問題がある。本発明
は回転架設工法に用いられると共に移動台車及び受桁を
備えた架設装置において、上記従来の問題点を解決すべ
〈なされたものであり、その特徴とするところは、台車
を受桁の長さ方向に直線状に移動自在とし、台車上に垂
直軸D回り回転自在なターンテーブルを設けると共に、
ターンテーブル上に受けローラを介して橋桁長さ方向移
動自在に橋桁受梁を備え、この受梁に橋桁遊端側部分を
固定支持するようにしたことである。
以下実施例図面に基づいて本発明を説明する。第1〜4
図は架設装置全体の概要を示しており、例えば複数の鉄
道線路L(第2、第4図)をまたぐように、橋桁1を第
4図の仮想線のように架設する場合である。
これら第1〜第4図において、第2図の1対の橋桁用第
1、第2脚台2,3は線路Lをはさむように予め設けら
れており、一方の第1脚台2側には、複数の受桁(及び
橋桁)組立用支保工4が線路長さ方向に間隔を隔てて配
置されている。第1脚台2から最も離れた支保工4の第
1脚台2個には受桁回転台受支保工5が設けられており
、回転台受支保工5上には垂直軸0回り回転自在な回転
台6が備えられている。架設用受桁7は第1図に示すよ
うに支保工4,5上でクレーン9等によって組み立てら
れ、カウンターエイト10を反第2脚台3側端部に備え
ている。受桁7の組立終了後、回転台6を支点として第
2図の実線の位置から仮想線の位置まで受桁7はやじる
べえ式に旋回され、遊端部(第2図の第2脚台3側端部
)が受桁裾付用支保工11に支持される。第2図の仮想
線の状態では、受桁7は第2脚台3(橋桁遊端部設置点
)近傍の第1脚台2寄部分にまで延びている。なお受桁
7は橋桁1に比べて軽量であり、かつ長さも短いため、
やじるべえ方式で旋回しても特に問題はない。受桁7が
第2図の仮想線に状態(第4図の実線の状態)に据え付
けられると、次に各支保工4(第3図)を高くすると共
に、第1脚台2に隣接して旋回台受支保エー2を設け、
旋回台受支保エー2及び第1脚台2上に旋回台14を備
える。
そして各支保工4,5及び旋回台14上で橋桁(トラス
橋)1を組み立て、受桁7上の台車15によって橋桁遊
端部laを旋回台中心回りに第4図の実線の位置から仮
想線の位置まで運び、第2脚台3(設置点)に設置する
。このような架設装置において、受桁7及び移動台車1
5は本発明に従って次のように構成されている。
即ち第4図のV矢視拡大側面図である第5図、及び第5
図の平面図である第6図において、受桁7の上面には受
桁長さ方向(矢印F)に直線状に延びるし−ル17が敷
設されており、受桁7の幅Dは、レール17の幅に一定
の余裕幅を加えた程度に形成されている。
レール17上には直線状に受桁長さ方向移動自在な2台
の移動台車15,15′が載せられており、矢印F側(
第4図の第2脚台3側)の台車15にはワイヤ一20の
一端が固着されている。このワイヤ一20は受桁7の矢
印F側端部まで至り、ウィンチ21に巻取自在に連結さ
れている。なお反矢印F側の台車15′は矢印F側の台
車15に連結されてはいない。次に台車15(15′)
の構造を第7〜第9図により説明する。台車フレーム2
2は平面日形(第8図)をしており、4組の車輪装置2
3を備えると共に、フレーム22の中央部にはテーフル
ホルダ24(第7図)及びローラ取付台25よりなるタ
ーンテーブルが配置されている。テーフルホルダ24は
垂直軸心0回り3600回動自在にフレーム22に支持
され、取付台25は水平なピン26を介して、ピン回り
に一定角度回動自在にホルダ24に支持されている。取
付台25にはピン26と平行な(水平な)1対の受けロ
ーラ28が回転自在に支承されると共に、取付台25の
4隅上部には垂直軸心回り回転自在上部サイドローフ2
9がそれぞれ支承されている。また各車輪装置23には
それぞれ垂直軸心回り回転自在な下部サイドローラ30
が支承されており、下部サイドローラ30はしール17
の幅方向端縁に当俵し、車輪装置23のレール17から
の脱落を防止している。受けローラ28上には一定の長
さを有する受梁31が、ローラ28と直角な水平方向、
即ち橋桁1の長さ方向移動可能なようになっており、受
梁31の上面には多数のボルトによって橋桁1の遊端側
部分laが固定支持されている。
即ち橋桁1は受梁31を介して、台車15に対して橋桁
長さ方向相対移動自在に支持されている。また受梁31
は上部サイドローラ29により、受梁幅方向の移動が規
制されている。なお受梁31は断面形状ロの字形(第9
図)に形成されており、上面には受梁長さ方向略全長に
わたって橋桁連結用フランジ31aが形成され、さらに
長さ方向の間隔を隔てて多数のリブ31bが備えられて
いる。橋桁移動要領について説明する。
第5,第6図において、橋桁1の遊端側部分laを両台
車15,15′上に受梁31を介して支持させ、ウィン
チ21によりワイヤ一20をゆっくりと巻き取り、台車
15と共に橋桁1及び台車15′を矢印F側へ移動させ
る。台車15,15′は矢印F側へ直線移動するが、橋
桁1の遊端側部分laは第4図の旋回台14を支点とし
て円弧軌跡で移動するため、移動中の橋桁1は台車15
,15′に対し、受梁31(第5図)を介して橋桁長さ
方向に相対的にスライドする。即ち第6図の左側部分に
示す移動開始位置から受桁中央部Pまでの移動において
は、橋桁長さ方向におけるX,方向へ台車15,15′
に対して橋桁1がスライドし、中央部Pから移動終了位
置(第6図右側)までの移動においては、橋桁長さ方向
におけるX2方向へ台車15,15′に対して橋桁1が
スライドする。第6図の移動終了位置において、橋桁1
は第4図の仮想線で示すようにその遊端側部分laが第
2脚台3上に設置される。なお橋桁1の旋回角度8(第
4図)がたとえ900になっても、受桁7の幅D(第6
図)を拡げる必要は生じない。
以上要するに本発明は、台車15,15′を受桁7の長
さ方向(矢印F)に直線状に移動自在とし、台車15,
15′上には垂直軸心回り回動自在なターンテーブル(
テーブルホルダ24及びローラ取付台25)を設けると
共に、ターンテーブル上に受けローラ28を介して橋桁
長さ方向移動自在に橋桁受梁31を備え、受梁31に橋
桁遊端側部分laを固定支持するようにしているので、
次のような利点がある。
‘1〕従来は前述のように、受桁上の移動台車を橋桁旋
回中心を支点とした円孤軌跡で移動するようにしている
ため、橋桁1の旋回角度8(第4図)が増加するに従い
受桁の幅(第6図のD)を大きくするか、あるいは受桁
を円弧状に形成しなければならず、たいへん不経済であ
り、しかも受桁自体の重量が重くなり、あるいは不安定
な円弧形になり、受桁自体の設置に手間がかかる。
これに対し本発明によると、橋桁旋回角度0の大小にか
かわらず、受桁7の幅をDを例えばレール幅に一定の余
裕幅を加えた程度に留めることができると共に、受桁7
を常に直線状に製造することができる。従って受桁7の
製造コストが安くなると共に軽量化も達成され、しかも
受桁設置作業も容易になる。【21台車15,15′は
直線状に移動するようになっているので、台車駆動機構
、例えばワイヤ‐20やウィンチ21等による駆動機構
も、円弧形移動に比べて簡単である。
なお台車駆動機構としては、図示のようなワイヤ一20
及びウィンチ21による機構のほかに、例えば第10図
のように複数のピンプレート40を枢着連結した素状体
及びテンションジャッキ41よりなる機構を採用するこ
ともできる。
第10図の場合は、テンションジャッキ41の1ストロ
ーク毎にピンプレート40の数を減らし、素状体を短く
することにより、台車15を徐々にたぐり寄せていく。
また台車15自体に駆動モータを搭載し、リモートコン
トロール形式で台車15を動かすようにすることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による架設装置の受桁組立時の状態を示
す側面図、第2図は第1図の平面図、第3図は橋桁組立
時の状態を示す側面図、第4図は第3図の平面図、第5
図は第4図のV矢視拡大図、第6図は第5図の平面図、
第7図、第8図、第9図はそれぞれ台車の正面図、平面
図及び側面図、第10図は別の実施例を示す側面部分図
である。 3・・・・・・橋桁、7・・・・・・受桁、15,15
′…・・・移動台車、23,24・・・・・・テーブル
ホルダ、受ローう取付台(ターンテーブル)、28・・
・・・・受けローラ、31・・・・・・受梁。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一端部が旋回自在に支持された橋桁の遊端側部分を
    移動台車で支持し、橋桁遊端側部分の設置点へ延びる架
    設用受桁上に上記台車を載せ、受桁上で台車を移動させ
    ることにより橋桁遊端側部分を設置点まで運ぶ橋桁架設
    装置において、台車を受桁の長さ方向に直線状に移動自
    在とし、台車上には垂直軸心回り回転自在なターンテー
    ブルを設けると共に、ターンテーブル上に受けローラを
    介して橋桁長さ方向移動自在に橋桁受梁を備え、この受
    梁に橋桁遊端側部分を固定支持するようにしたことを特
    徴とする橋桁架設装置。
JP16472982A 1982-09-20 1982-09-20 橋桁架設装置 Expired JPS604321B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16472982A JPS604321B2 (ja) 1982-09-20 1982-09-20 橋桁架設装置

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JP16472982A JPS604321B2 (ja) 1982-09-20 1982-09-20 橋桁架設装置

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JPS5955904A JPS5955904A (ja) 1984-03-31
JPS604321B2 true JPS604321B2 (ja) 1985-02-02

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KR100442471B1 (ko) * 2001-12-21 2004-07-30 (주)대우건설 회전식 교량상판거치공법
KR100443343B1 (ko) * 2001-12-21 2004-08-09 황낙연 교량상판의 회전을 위한 회전수용받침장치
KR100449498B1 (ko) * 2002-05-07 2004-09-22 주식회사 한진중공업 중량구조물 시공방법
KR100517283B1 (ko) * 2002-10-23 2005-09-27 배석동 교각의 가로보 시공 방법

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