JP2539150B2 - 橋梁架設装置 - Google Patents
橋梁架設装置Info
- Publication number
- JP2539150B2 JP2539150B2 JP4346521A JP34652192A JP2539150B2 JP 2539150 B2 JP2539150 B2 JP 2539150B2 JP 4346521 A JP4346521 A JP 4346521A JP 34652192 A JP34652192 A JP 34652192A JP 2539150 B2 JP2539150 B2 JP 2539150B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- girder
- main girder
- main
- erection
- bridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
の架設を、吊り上げながら縦横移動させて行う際に使用
される橋梁架設装置に関するものである。
上路式エレクションガーダー,抱き込み式エレクション
ガーダー,下吊り式エレクションガーダーが一般に知ら
れている。また、この他に、出願人は、図14および図15
に示すような橋脚上における桁材横取り装置を創案して
いる。
置での、従来のPC桁架設作業(ここでは橋脚の側端に
PC桁を架設する作業、所謂、耳桁架設作業)を説明す
ると、先ず、図16に示すように、PC桁30をウインチ31
で吊り上げることによって、縦取り用トロリー32でのP
C桁30の縦取りを行う。
ー33を横移動させると共に、この横移動完了後に、PC
桁30を一旦、橋脚34上に仮置きする。
33を横移動させて縦取り位置に戻すと共に、このメイン
ガーダー33に付設されている油圧ジャッキ35で、前述し
たように仮置きしたPC桁30を吊り上げる。
ー33を再び横移動させると共に、油圧ジャッキ35でPC
桁30を吊り下げて、橋脚34の側端にPC桁30を架設す
る。
の図14および図15に示した装置では、PC桁30を橋脚34
の側端部へ架設する時に、図17に示したように、設置位
置の手前における橋脚34上に、PC桁30を一度仮置きす
る必要がある。
用ローラー36と横取り用ベンド脚37とが別構造なので、
メインガーダー33の移動作業が面倒なものとなってい
る。例えば、移動作業時におけるメインガーダー33の荷
重をガーダー移動用ローラー36から横取り用ベント脚37
に盛替えるための危険なジャッキアップ作業が必要とな
る等から、面倒な作業となっている。
は、メインガーダー33の縦断面勾配に対応できないと共
に、メインガーダー33に固定することができない。
部材を、相当多数のボルト等によって連結することで形
成されている。従って、作業場所が変わって、橋梁架設
装置を使用しようとする場合は、その解体や組立に通常
一週間程度も費やしていた。この発明は前述した事情に
鑑みて創案されたもので、その目的はPC桁の架設作業
を、メインガーダーの移動や組立作業が容易かつ確実に
行える等、簡単に短時間に実施できるようにした橋梁架
設装置を提供することにある。
り上げながら縦横移動させ、各橋脚スパンの所定位置へ
PC桁を設置することにより、PC桁を架設する橋梁架
設装置であり、橋脚スパンに跨がる平行に二列配設さ
れ、補剛桁で補強されたI形桁が複数個ピン連結される
ことで構成されているメインガーダーと、該メインガー
ダーの後方下部に設置された前記メインガーダーが横方
向に移動可能な第1横取り車輪と、前記メインガーダー
の前方に設けられたメインガーダーが横方向に移動可能
な第2横取り車輪及びメインガーダーの支持面の角度調
整が可能で、かつ該メインガーダーを桁方向に移動させ
得るメインガーダー移動用ローラーが一体に形成され、
前方橋脚に移設可能に設けられた前方脚と、前記メイン
ガーダーの桁方向に平行に配設されたI形桁上を桁方向
に走行し得て、横方向にPC桁を移動し得る、PC桁の
吊り上げ装置を取着した2基のPC桁縦取り用トロリー
と、前記メインガーダーの先端部には、手延べ桁及び手
延べ桁を橋脚上に支持する先端サポートから構成されて
なることを特徴とする橋梁架設装置を主旨とする。
実施例によって説明する。
図である。
図である。
がる平行に二列配設され、補剛桁で補強されたI形桁6a
が複数個ピン連結されることで構成されているメインガ
ーダー6 と、該メインガーダー6 の後方下部に設置され
た前記メインガーダー6 が横方向に移動可能な第1横取
り車輪8 と、前記メインガーダー6 の前方に設けられた
メインガーダー6 が横方向に移動可能な第2横取り車輪
9 及びメインガーダー6 の支持面の角度調整が可能で、
かつ該メインガーダー6 を桁方向に移動させ得るメイン
ガーダー移動用ローラー10が一体に形成され、前方橋脚
3 に移設可能に設けられた前方脚12と、前記メインガー
ダー6 の桁方向に平行に配設されたI形桁6a上を桁方向
に走行し得て、横方向にPC桁2 を移動し得る、PC桁
2 の吊り上げ装置を取着した2基のPC桁縦取り用トロ
リー5 と、前記メインガーダー6 の先端部には、手延べ
桁13及び手延べ桁13を橋脚上に支持する先端サポート14
から構成されている。
C桁縦取り用トロリー5 及び前方脚12を示す詳細図であ
る。
用トロリー5 が桁方向に移動する場合のレールを構成
し、桁方向に2列に平行に配置された、補剛桁で補強さ
れたI形桁6aが複数個ピン接合してなる。
6 の後方のアバット又は既設桁に設置された横方向のレ
ール7 上を移動可能である。
面の角度が、ターンバックル17によって揺動自在に調整
可能に設けたメインガーダー移動用ローラー10と、橋脚
3 上で横取り用レール11上を横方向に移動可能なように
設けた第2横取り用車輪9 とで一体に形成されている。
は、メインガーダー6 を前方脚12に固定する固定金具18
が設けられている。
使用して、橋梁のPC桁2 を、橋脚3 の側端部に架設す
る作業、所謂、耳桁架設作業を実施するには、次に述べ
るようにして行う。
の橋梁架設装置によるPC桁の架設状況を示す架設工程
図である。まず、図5 に示すように、PC桁縦取り用ト
ロリー5 によって、PC桁2 の縦取りを行うと共に、図
6 に示すように、吊上げ装置4 における昇降用油圧シリ
ンダー部16によって、縦取りしたPC桁2 をメインガー
ダー6 の下方位置へ下降させる。
でワイヤーを巻き取り、吊上げ装置4 を横移動させて、
PC桁横取りトロリー5の端まで横移動させると共にメ
インガーダー6を横移動させ、PC桁2 を橋脚3 の側端
部における架設位置へ移動させる。そして、図8 に示す
ように、吊上げ装置4 における昇降用油圧シリンダー部
16によって、架設位置へ横移動させたPC桁2 を下降さ
せて、橋脚3 の側端部に架設する。
3 の側端部に架設する作業、所謂、耳桁架設作業を実施
することができる。
メインガーダー6 を次の橋脚スパンに移動させる。この
場合のメインガーダー6 の動きを説明する。図9 、図1
0、図11、図12、図13は、順に本発明の橋梁架設装置に
よるPC桁2 架設時におけるメインガーダー6 の移動状
況を示す移動工程図である。
に、高さ調整式のローラー19および電動ローラー20を配
置すると共に、ローラー付前方脚12の固定金具18を外
す。
でメインガーダー6 を次に架設する橋脚スパン方向に送
り出すと共に、そのメインガーダー6 における手延べ桁
13の先端を、橋脚3 上において先端サポート14で支持す
る。手延べ桁13はメインガーダー6 が次の橋脚に達する
迄、片持ち梁になるので、メインガーダー6 の転覆を防
ぐための軽量な支持桁である。
横取り用レール11を前方の橋脚3 に移動し、この前方脚
12および横取り用レール11を橋脚3 上で固定支持する。
6 を最終位置まで送り出し、メインガーダー6 と前方脚
12とを固定金具18(図3 参照)によって固定すると共
に、図13に示すように、メインガーダー6 後方部の支持
を電動ローラー20からレール7に受けかえてセットす
る。
ー5 によって次に架設するPC桁2を吊上げ縦取りしつ
つ、該PC桁縦取り用トロリー5 をメインガーダー6 の
レールに沿って橋脚3 の方向に移動させる。最後に後部
のPC桁縦取り用トロリー5にPC桁2 の終端を吊っ
て、以下前述した図5 、図6 、図7 、図8 に示した工程
に沿ってPC桁を架設していく。
が横移動することができるので、これにより耳桁の据え
付けのために、横レールを必要以上に伸ばしたり、浮き
上がり防止用アンカーの設置が不要であり、据え付け途
中で桁を仮置きしなくてもよい。耳桁架設時に於けるP
C桁の仮置き作業が必要ないものとなると共に、前方脚
はメインガーダー移動用ローラーと第2横取り車輪が一
体となった構造なので、メインガーダーの移動に際して
危険なジャッキアップ作業等を必要としない。
結合であり、殆どの部分が一体構造なので、メインガー
ダーの組立、解体を迅速に行うことができる。
ラーは、角度を縦勾配に合わせて調整できるので、縦勾
配にも容易に対応できると共に、メインガーダーを固定
することもできる。そのため、メインガーダーの移動を
確実に行うことができる。前述の如く前方のみメインガ
ーダーの移動用ローラーと横取り車輪を一体化した構造
であり、後方は横取り車輪だけの装置であり、横取りレ
ールは1ケ所1列でよい。
れば、PC桁の架設作業を、メインガーダーの移動や組
立作業が容易かつ確実に行える等、簡単に短時間に実施
することができる。
る。
る。
用トロリーおよび前方脚を示す拡大詳細図である。
況を示す架設工程図である。
況を示す架設工程図である。
況を示す架設工程図である。
況を示す架設工程図である。
おけるメインガーダーの移動状況を示す移動工程図であ
る。
におけるメインガーダーの移動状況を示す移動工程図で
ある。
におけるメインガーダーの移動状況を示す移動工程図で
ある。
におけるメインガーダーの移動状況を示す移動工程図で
ある。
におけるメインガーダーの移動状況を示す移動工程図で
ある。
る。
る。
を示す架設工程図である。
を示す架設工程図である。
を示す架設工程図である。
を示す架設工程図である。
装置、5 …PC桁縦取り用トロリー、6 …メインガーダ
ー、7 …レール、8 …第1横取り車輪、9 …第2横取り
車輪、10…メインガーダー移動用ローラー、11…横取り
用レール、12…前方脚、13…手延べ桁、14…先端サポー
ト、15…駆動用モーター、16…昇降用油圧シリンダー
部、17…角度調整用ターンバックル、18…固定金具、19
…ローラー、20…電動ローラー、22…既設桁。
Claims (1)
- 【請求項1】 橋梁におけるPC桁を吊り上げながら縦
横移動させ、各橋脚スパンの所定位置へPC桁を設置す
ることにより、PC桁を架設する橋梁架設装置であり、 橋脚スパンに跨がる平行に二列配設され、補剛桁で補強
されたI形桁が複数個ピン連結されることで構成されて
いるメインガーダーと、 該メインガーダーの後方下部に設置された前記メインガ
ーダーが横方向に移動可能な第1横取り車輪と、 前記メインガーダーの前方に設けられた、メインガーダ
ーが横方向に移動可能な第2横取り車輪及びメインガー
ダーの支持面の角度調整が可能で、かつ該メインガーダ
ーを桁方向に移動させ得るメインガーダー移動用ローラ
ーが一体に形成され、前方橋脚に移設可能に設けられた
前方脚と、 前記メインガーダーの桁方向に平行に配設されたI形桁
上を桁方向に走行し得て、横方向にPC桁を移動し得
る、PC桁の吊り上げ装置を取着した2基のPC桁縦取
り用トロリーと、 前記メインガーダーの先端部には、手延べ桁及び手延べ
桁を橋脚上に支持する先端サポートから構成されてなる
ことを特徴とする橋梁架設装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4346521A JP2539150B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 橋梁架設装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4346521A JP2539150B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 橋梁架設装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06193017A JPH06193017A (ja) | 1994-07-12 |
JP2539150B2 true JP2539150B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=18383991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4346521A Expired - Fee Related JP2539150B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 橋梁架設装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2539150B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106065571A (zh) * | 2016-06-13 | 2016-11-02 | 中铁六局集团有限公司 | Dj180架桥机大坡度架梁方法 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4559370B2 (ja) * | 2006-02-06 | 2010-10-06 | 株式会社エム・テック | 橋梁側方からのエレクションガータによる桁架設工法 |
JP4704279B2 (ja) * | 2006-06-01 | 2011-06-15 | 三菱重工鉄構エンジニアリング株式会社 | 橋梁の施工方法 |
CN107700367A (zh) * | 2017-11-22 | 2018-02-16 | 浙江中建路桥设备有限公司 | 一种一体化桥机 |
CN110607753A (zh) * | 2019-09-30 | 2019-12-24 | 合肥正浩机械科技有限公司 | 一种架桥机隧道内架设桥梁的支腿结构 |
CN111405806B (zh) * | 2020-04-24 | 2021-04-06 | 中航光电科技股份有限公司 | 机柜及其结构件 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1139150B (it) * | 1981-09-11 | 1986-09-17 | Antonio Zambon | Attrezzatura di tipo perfezionato per il varo e la posa in opera di travi prefabbricate su ponti,viadotti,cavalcavia e similari |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP4346521A patent/JP2539150B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106065571A (zh) * | 2016-06-13 | 2016-11-02 | 中铁六局集团有限公司 | Dj180架桥机大坡度架梁方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06193017A (ja) | 1994-07-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5047680B2 (ja) | 連続高架橋の施工方法 | |
CN107201719B (zh) | 高架桥防撞墙模板吊装转运机及防撞墙施工方法 | |
JPH0579018A (ja) | 橋桁架設装置 | |
JPS59501465A (ja) | 片持ばり工法によるプレストレスト・コンクリ−ト橋の分割注型装置 | |
JP3150572B2 (ja) | 橋梁架設装置 | |
JP2539150B2 (ja) | 橋梁架設装置 | |
JP2894226B2 (ja) | 橋梁の架設方法 | |
JP3110985B2 (ja) | 張出架設桁橋の柱頭部の施工方法 | |
EP1111135A2 (en) | Method of building viaducts | |
JP2768282B2 (ja) | 橋梁の架設方法 | |
CN110040632A (zh) | 一种大跨度型钢梁的分段吊装施工方法 | |
CN216515141U (zh) | 一种新悬挑施工爬模装置 | |
JP3032477B2 (ja) | 床版鉄筋組立用の移動足場 | |
JP2552997B2 (ja) | 橋桁架設工法およびその装置 | |
CN216305423U (zh) | 一种单跨式防护棚架横梁安拆用的提升移动装置 | |
CN115613477B (zh) | 一种主梁悬臂无轨三角挂篮及施工方法 | |
JP2768279B2 (ja) | プレキャストブロック工法用架設ガーダー | |
JPH0667511U (ja) | 電動式自動特殊支保工昇降装置 | |
JPH05195513A (ja) | アーチ橋用巻立作業車 | |
CN210341665U (zh) | 一种悬浇桥波形钢腹板安装装置 | |
JP3214407B2 (ja) | 梁部材の接続工法および高所作業用足場装置 | |
JP2002276199A (ja) | 鉄塔構築機および鉄塔構築方法 | |
JPH0240064Y2 (ja) | ||
JPH01310002A (ja) | 橋梁の架橋工法およびその装置 | |
JPH0361805B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090708 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090708 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100708 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110708 Year of fee payment: 15 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110708 Year of fee payment: 15 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120708 Year of fee payment: 16 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |