JP2768282B2 - 橋梁の架設方法 - Google Patents

橋梁の架設方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、工場またはヤードで
製作された橋桁ブロックを1径間分ごと架設ガーダーに
吊り下げて架設するハンガー方式のスパンバイスパンプ
レキャストブロック工法による橋梁の架設方法の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】プレキャストブロック工法は、工場ある
いは製作ヤードで橋軸方向または橋軸直角方向に分割し
て構造物を製作し、架設現場に搬入し、プレストレスを
導入して一体構造物に作り上げる工法であり、橋梁の施
工等に用いられている。
【0003】プレキャストブロック工法を橋梁の架設に
適用した場合の利点としては、以下のようなものが挙げ
られる。
【0004】 プレキャストブロックを下部工の施工
中に製作し、ストックできるので、製作工程と架設工程
を別々に設定でき、工期が大幅に短縮できる。
【0005】 プレキャストブロックの製作は、工場
または製作ヤードでの繰り返し作業となり、品質の安定
した構造物を造ることができる。また、機械化施工を行
うことで合理化、省力化が可能である。
【0006】 ストックヤードでブロックを保管する
ことにより、架設後の乾燥収縮、クリープによる変形が
小さくなる。
【0007】上述の点からして、プレキャストブロック
工法は、PC橋工事の分野で最も急速施工、省力化施工
が期待できる工法であるが、そのためにはブロックの製
作では型枠設備等の自動化、ブロックの架設では架設機
械の大型化を前提とし、大規模な橋梁工事において有利
な工法となる。
【0008】なお、プレストレスの導入に関し、諸外国
では外ケーブルを使用する例が多く、それにより施工
性、経済性の向上が図られている。
【0009】また、プレキャストブロック工法の代表的
な架設方法としては、工場またはヤードで製作された1
径間分のブロックを架設ガーダー上に運搬して、所定の
位置決め後、接合し、プレストレスを与えながら1径間
ずつ架設して行くスパンバイスパン工法と、橋脚を中心
にバランスを取り、左右交互または同時にブロックを接
合してプレストレスを与えながら張り出して行く片持ち
架設工法があり、前者は支間40〜60m、後者は支間
60〜100m程度のPC桁橋に適している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本願発明が対象とする
スパンバイスパンプレキャストブロック工法では、架設
ガーダーによるブロックの支持方法に関し、ブロックを
架設ガーダー上に載せて架設するサポート方式と、ブロ
ックを架設ガーダーに吊り下げて架設するハンガー方式
があり、前者は支点上の主桁(柱頭部)をプレキャスト
ブロックとする場合、後者は支点上の主桁を場所打ちす
る場合に適している。
【0011】スパンバイスパンプレキャストブロック工
法では、橋桁ブロックは、架設完了した橋桁上をトレー
ラーまたは自動搬送車などで、まず橋桁上の所定位置ま
で運搬する。
【0012】ハンガー方式の場合、そこから架設ガーダ
ー上を走行するクラブトロリー等の吊り装置で吊り上
げ、架設ガーダー上を架設位置まで橋軸方向に走行させ
る。
【0013】この場合、橋軸方向に分割した形などに製
作されたプレキャストブロックは、横向きの状態で橋桁
上を搬送され、そのままクラブトロリーで吊り上げ、架
設ガーダーの支持脚としてのリアーレグを通過した位置
で90°回転させて、各ブロックの架設位置まで水平に
運搬され、吊り材を介して架設ガーダーから吊り下げら
れたハンガーに吊り替えられる。このとき、吊った状態
の多数のブロックを同時に水平移動させることは困難で
あるため、先方の橋脚側から順次手前にブロックを架設
して行くことになる。
【0014】その場合、先方からある程度までの区間に
ついては、吊り装置で支持したまま手前側の空間を利用
して90度方向転回させることができるが、手前側のブ
ロックについては、既に架設位置に到達しているブロッ
クやハンガー、吊り材などが障害となり、方向転回が不
能であるか、あるいは困難になる。
【0015】これに対処するため、一部のブロックを地
上から吊り上げるなどの手段も考えられるが、そのため
には、橋下のスペースが利用できることが前提であり、
また大型の機械設備、その他を要することになり、不経
済である。
【0016】本願発明は、このようなスパンバイスパン
プレキャストブロック工法による橋梁の架設方法におい
て、ハンガーによる吊り方式を工夫することにより、施
工性、経済性の向上を図ったものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願発明は、工場または
ヤードで製作された1径間分の橋桁ブロックを、既設の
橋桁上より架設ガーダーに吊り下げて1径間ずつ架設す
るハンガー方式のスパンバイスパンプレキャストブロッ
ク工法による橋梁の架設方法において、橋軸方向に対し
90度回転した状態にあるブロックを、架設ガーダーに
沿って走行する吊り装置で順次吊り上げ、所定の転回位
置で90度方向転回させて、それぞれのブロックの架設
位置まで移動させ、架設ガーダーに吊り材を介して支持
されたハンガーに吊り替えるにあたり、少なくともブロ
ックの転回位置にあたる区間については、ハンガーを支
持する吊り材の間隔をブロックの橋軸方向の幅以上と
し、ブロックを吊り材間の空間で方向転回させて、各ブ
ロックの架設位置でハンガーに吊り替えるようにしたも
のである。
【0018】なお、ブロックの転回位置にあたる区間に
ついては、ハンガーに吊り替えたブロックを一旦橋桁架
設高さ以下に吊り降ろし、所要数のブロックをハンガー
に吊り替えた後、橋桁架設高さまで引き上げるようにす
れば、ブロックの転回のためのスペースを十分にとるこ
とができ、作業が容易となる。
【0019】また、架設ガーダー上に屋根装置(天蓋)
を装備することで、全天候型の施工が可能となる他、屋
根装置をプレキャストブロックの養生を目的として利用
することもできる。このような屋根装置としては、例え
ば、架設ガーダーの外側にレールを敷設し、施工スパン
全長に渡りジャバラ式に開閉するようなものが考えられ
る。
【0020】
【実施例】次に、図示した実施例について説明する。な
お、以下に述べる実施例はあくまで一実施例であり、本
願発明は実施例に限定されるものではない。
【0021】図1は、本願発明の対象となるハンガー方
式のスパンバイスパンプレキャストブロック工法におけ
る施工および機械構成の概要を示したものである。
【0022】(1) 本実施例における施工方針は以下の通
りである。
【0023】 施工支間は、40〜60m程度とす
る。
【0024】 ブロック3単体の重量は100t程度
までとする。
【0025】 架設可能なブロック3単位長さ当たり
の重量は、30t/mを標準とする。
【0026】 架設ガーダー11は、フロントレグ3
2、ランチングレグ33、リアーレグ34の3本の脚に
より支持され、平行かつ横断勾配、縦断勾配、平面線形
に合わせて設置される。また、これらの脚を使用し、手
延桁方式にて単スパンごとに架設し、移動する。
【0027】 ブロック3は、ブロック製作ヤードか
ら架設地点まで、架設完了した橋桁2上をトレーラー2
4または自動搬送車を用いて運搬することを原則とす
る。架設地点まで、仮設道路を使用し、架設地点直下よ
り架設ガーダー11のクラブトロリー16にて直接架設
することも可能である。
【0028】 柱頭部の施工は、場所打ち、プレキャ
ストブロック双方の施工が可能である。
【0029】(2) 本実施例における機械構成は以下の通
りである。
【0030】 架設ガーダー11 2径間をまたぐ2本の桁で構成され、架設ブロック3を
支える。架設ガーダー11上部は、クラブトロリー16
の走行路として使用される。
【0031】 クラブトロリー16(吊り装置) ブロック3を搬送車より吊り上げ、架設位置まで移動さ
せるためのクレーンで、橋軸方向に走行、横行が可能で
ある。
【0032】 フロントレグ32 架設ガーダー11最前部の脚で、送り出し、高さ調整、
横移動の機能がある。
【0033】 ランチングレグ33 架設ガーダー11中間部の脚で、送り出し、高さ調整、
横移動の機能がある。
【0034】 リアーレグ34 架設ガーダー11最後部の脚で、高さ調整、横移動の機
能があり、架設完了した桁2上を走行する走行装置を装
備している。
【0035】 Aハンガー25 吊ビーム27を介してブロック3を仮吊りするハンガー
で、ブロック3の幅より吊り材28による支持点間距離
が長い。
【0036】 Bハンガー26 標準のハンガーでブロック3の位置決め、架設支持を行
う。
【0037】 作業足場23(ワーキングステージ) ブロック3の位置決め、接合作業用の足場で架設ガーダ
ー11に沿い移動可能である。この作業足場23は中央
で左右に分離できるようになっており、分離した状態で
移動させることができる。
【0038】(3) 本実施例におけるブロック3の架設作
業は、以下のように行う。
【0039】先頭のブロック3から順次クラブトロリー
16を用いて架設位置まで移動させ、Bハンガー26ま
たはAハンガー25に所定数のブロック3を均等な位置
間隔で吊り下げる。
【0040】この際、クラブトロリー16により吊り下
げられたブロック3は、橋軸方向に運搬され、所定の位
置で90度方向転回し、ハンガー25,26に吊り替え
られる必要がある。
【0041】この方向転回に必要な範囲を残し、所定数
のブロック3をBハンガー26に吊り下げた後、残され
た範囲のブロック3全数を方向転回に必要な空間を残し
た状態(所定の設置高さより低く仮吊りする)でAハン
ガー25に吊り替える。この区間の全数のブロック3が
Aハンガー25に仮吊りされた後、Aハンガー25のブ
ロック3を所定の高さ、間隔に位置決めする。
【0042】間詰め部の位置や、単径間の長さにより異
なるが、架設範囲内の方向転回の範囲が重ならない場合
は、Aハンガー25を使用する必要はない。
【0043】ブロックに、作業足場23上から接着剤を
塗布した後、引き寄せ鋼棒によりブロック3を順次引き
寄せながら接合する。
【0044】外ケーブルの敷設完了後、間詰め部の打
設、緊張を行い、単径間の施工を完了する。
【0045】(4) 本実施例における架設ガーダー11の
移動は、以下のように行う。
【0046】単径間の緊張完了後、Aハンガー25、B
ハンガー26を格納し、作業足場23の格納等の架設ガ
ーダー11の移動準備を行う。
【0047】架設ガーダー11の移動は、ランチングレ
グ33の支持を解放(移動時にせりが出ない高さまで引
き上げる)し、フロントレグ32、リアーレグ34で架
設ガーダー11を支持することから始まる。
【0048】フロントレグ32は、前方の橋脚1に固定
されており、架設ガーダー11とは移動装置32aを介
して接続されている。また、リアーレグ34の脚部は、
ガーダー走行装置34a(またはガーダー送り出し装
置)となっており、その上部で架設ガーダー11を支持
している。
【0049】リアーレグ34、フロントレグ32で支持
された状態で、走行装置34a、移動装置32aを駆動
し、架設ガーダー11を送り出して行く。
【0050】ランチングレグ33をフロントレグ32と
同位置まで送り出した後(ランチングレグ33は付属し
ている移動装置33aで、自力でフロントレグ32の位
置まで移動可能であり、架設ガーダー11のバランス、
作業性を考慮しながら送り出す)、ランチングレグ33
を橋脚1に支持固定し、フロントレグ32を解放し、架
設ガーダー11に沿い、前方の橋脚1位置までフロント
レグ32を自力移動させる。
【0051】(5) 次に、本実施例における施工手順を、
図2(a) 〜(d) および図3(e) 〜(h)に基づいて説明す
る。
【0052】 ブロック3の架設開始(図2(a) 参
照) 事前に移動式クレーンにより架設された先方橋脚1上の
基準ブロック3c側から架設を開始する。橋桁2上を運
搬したブロック3は、クラブトロリー16により吊り上
げられ、90度方向転回し、決められた位置まで運搬さ
れた後、順次等間隔に架設ガーダー11より下げられた
ハンガー(前方の区間は標準のハンガーであるBハンガ
ー25)に吊り替える。
【0053】 ブロック3の架設(図2(b) 参照) 方向転回に必要な範囲のブロック3は、いったんAハン
ガー25に所定の設置高さより低く仮吊りする。単径間
に必要数のブロック3がAハンガー25、Bハンガー2
6に吊り下がった状態で、Aハンガー25に吊り下がっ
たブロック3を所定の高さ、等間隔に引き上げて位置決
めする。同時に先方柱頭部側から作業足場23を使用
し、接着剤の塗布、引寄せ、接合を行う。
【0054】 外ケーブルの敷設、緊張(図2(c) 参
照) 単径間全数のブロック3の接合、引寄せ、仮緊張が完了
した後、間詰めコンクリートの施工を行う。その後、外
ケーブルの敷設、緊張を行い、単径間の施工を完了す
る。
【0055】 架設ガーダー11の移動準備(図2
(d) 参照) リアーレグ34、フロントレグ32で架設ガーダー11
を支え、ランチングレグ33のアンカーを解放し、若干
浮いた状態にする。同時にクラブトロリー16の固定、
ハンガー25,26の格納固定、作業足場23の移動準
備を実施する。
【0056】 架設ガーダー11の送り出し(図3
(e) 参照) リアーレグ34脚部に装備した走行装置34a(図1参
照)を用いて架設ガーダー11の送り出しを行う。フロ
ントレグ32脚部は、橋脚1にアンカーで固定され、フ
ロントレグ32と架設ガーダー11の接合部は移動装置
32aを介している。この移動装置32aをガイドとし
て架設ガーダー11が前進する。
【0057】 架設ガーダー11の位置決め調整(図
3(f) 参照) 架設ガーダー11の送り出し、フロントレグ32、ラン
チングレグ33が同一の橋脚1上に位置し、架設ガーダ
ー11の先端部分が次の橋脚1に届いた状態で架設ガー
ダー11の位置決め、調整を行い、仮固定する。
【0058】 架設ガーダー11の固定(図3(g) 参
照) 橋脚1上のフロントレグ32、ランチングレグ33の支
持を入れ替える。ランチングレグ33を橋脚1上の基準
ブロック3a上にあずけ、固定した後、フロントレグ3
2を解放する。フロントレグ32の移動装置32aを駆
動させ、先方の橋脚1位置に固定する。
【0059】 ブロック3の架設準備(図3(h) 参
照) 架設ガーダー11の移動完了後、芯出し、微調整、位置
決めを行い、固定する。各部の点検、調整後、ブロック
3架設の準備を行う。
【0060】
【発明の効果】本願発明は、ハンガー方式のスパンバイ
スパンプレキャストブロック工法による橋梁の架設方法
において、架設ガーダーに沿って走行する吊り装置で順
次吊り上げ、所定の転回位置で90度方向転回させて、
それぞれのブロックの架設位置まで移動させ、架設ガー
ダーに吊り材を介して支持されたハンガーに吊り替える
にあたり、少なくともブロックの転回位置にあたる区間
については、吊り間隔を広げたハンガーを用いること
で、ブロックを吊り材間の空間で方向転回できるように
したものであり、架設作業を原則として桁上のみで行う
ことができる。
【0061】従って、橋下に移動クレーン等の設置スペ
ースがとれない場合でも、プレキャストブロック工法に
よる大規模な橋梁の施工が可能である。
【0062】また、ブロックの転回位置にあたる区間に
ついては、ハンガーに吊り替えたブロックを一旦橋桁架
設高さ以下に吊り降ろし、所要数のブロックをハンガー
に吊り替えた後、橋桁架設高さまで引き上げるようにす
れば、ブロックの転回のためのスペースを十分にとるこ
とができ、作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の対象となるハンガー方式のスパン
バイスパンプレキャストブロック工法の概要を示したも
ので、(a) は架設中の橋梁の側面図、(b) はA−A線断
面図、(c) はB−B線断面図、(d) はC−C線断面図、
(e) はD−D線断面図である。
【図2】 (a) 〜(d) は本願発明の対象となるサポート
方式のスパンバイスパンプレキャストブロック工法の一
実施例における施工手順を示す側面図である。
【図3】 (e) 〜(h) は図2(d) に続く施工手順を示す
側面図である。
【符号の説明】
1…橋脚、2…橋桁、3…ブロック、3c…基準ブロッ
ク、11…架設ガーダー、16…クラブトロリー、23
…作業足場、24…トレーラー、25…Aハンガー、2
6…Bハンガー、27…吊ビーム、28…吊り材、32
…フロントレグ、33…ランチングレグ、34…リアー
レグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 平2−51004(JP,B2) 特公 平2−37851(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01D 21/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工場またはヤードで製作された1径間分
    の橋桁ブロックを、既設の橋桁上より架設ガーダーに吊
    り下げて1径間ずつ架設するハンガー方式のスパンバイ
    スパンプレキャストブロック工法による橋梁の架設方法
    において、橋軸方向に対し90度回転した状態にあるブ
    ロックを、前記架設ガーダーに沿って走行する吊り装置
    で順次吊り上げ、所定の転回位置で90度方向転回させ
    て、それぞれのブロックの架設位置まで移動させ、前記
    架設ガーダーに吊り材を介して支持されたハンガーに吊
    り替えるにあたり、少なくとも前記転回位置にあたる区
    間については、前記ハンガーを支持する吊り材の間隔を
    ブロックの橋軸方向の幅以上とし、ブロックを前記吊り
    材間の空間で方向転回させて、各ブロックの架設位置で
    ハンガーに吊り替えることを特徴とする橋梁の架設方
    法。
  2. 【請求項2】 前記転回位置にあたる区間については、
    ハンガーに吊り替えたブロックを一旦橋桁架設高さ以下
    に吊り降ろし、所要数のブロックをハンガーに吊り替え
    た後、橋桁架設高さまで引き上げる請求項1記載の橋梁
    の架設方法。
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