JP2000045231A - アーチ橋梁の架設方法 - Google Patents

アーチ橋梁の架設方法

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JP2000045231A
JP2000045231A JP10216096A JP21609698A JP2000045231A JP 2000045231 A JP2000045231 A JP 2000045231A JP 10216096 A JP10216096 A JP 10216096A JP 21609698 A JP21609698 A JP 21609698A JP 2000045231 A JP2000045231 A JP 2000045231A
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arch
formwork
steel material
steel
bridge
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JP10216096A
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Masaaki Sakate
正明 坂手
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Taisei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の型枠同士の接合を容易とすることによ
り、工場製作された既製の型枠を利用して、現場作業の
省力化、工期の短縮、施工費用の低減を可能とするアー
チ橋梁の架設方法を提供する。 【課題手段】 (1)両岸のアーチアバットA1,A2
間に、アーチ形状に鋼材(メラン鋼材M)を架設する鋼
材設置工程、(2)前記鋼材の周囲に分割製作された型
枠Pを設置し、前記型枠Pを橋長方向に複数接合するこ
とによりアーチリブを架設する型枠設置工程、の各工程
を含むアーチ橋梁の架設方法であって、前記型枠設置工
程において、橋長方向中途部の前記鋼材の近傍に、前記
型枠Pを吊上設置する型枠吊上工程、及び、前記鋼材に
付設して設けられた型枠移動手段(走行用ウインチ42
等)を用いて、吊上設置された前記型枠Pを前記鋼材端
部方向に移動する型枠移動工程、及び、移動した複数の
前記型枠Pを接合する型枠接合工程を含むことを特徴と
するアーチ橋梁の架設方法とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アーチ形状に鋼材
を架設後、当該鋼材の周囲に分割製作された型枠を設置
し、上記型枠を橋長方向に複数接合することによりその
施工を行う、アーチ橋梁の架設方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】アーチ橋梁の架設方法には、その施工現
場の状況に応じて各種工法が存在している。その中で、
支保工やセントルを用いずに、分割製作された型枠を複
数接合してアーチリブを構築する工法としてはピロン工
法が存在するが、ピロン工法とは以下の各工程からなる
工法である。 ◎第1工程 工場、施工現場等において中空型枠を分割製作し、当該
中空型枠に所定の鉄筋、金具等を配置する。 ◎第2工程 上記中空型枠を施工現場において各種クレーン等で吊り
上げ、アーチアバットに固定する。次に、アーチアバッ
ト上部のエンドポスト上に、仮設斜材定着用の仮支柱で
あるピロンを設け、ピロン頂部から斜めに張った斜吊鋼
材により上記型枠を支持しつつ、型枠内部にコンクリー
トを打設する。 ◎第3工程 上記と同様の方法により、他の中空型枠を既設の中空型
枠に当接するように設置し、両型枠を接合する。更に、
両中空型枠接合部に重ね鉄筋等を設け、当該中空型枠同
士を一体化させる。その後、他の上記中空型枠を斜吊鋼
材により支持し、設置した中空型枠内部へのコンクリー
ト打設を行う。 ◎第4工程 順次、設置すべき中空型枠の数に応じて第3工程を繰り
返すことにより、アーチリブを完成させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記ピロン工
法では、設置する型枠の支持、隣接する型枠同士の金具
等による接合、及び、重ね鉄筋等の取付等の作業が高所
作業となり、作業が非常に難しいという問題点を有して
いた。また、上記作業は、主としてクレーン等による吊
り上げ作業により行われるため、型枠同士の接合が非常
に難しいという問題点を有していた。本発明は、上記の
問題点を除くためになされたものであり、当該複数の型
枠の設置を容易とすることにより、工場製作された既製
の型枠を利用して、現場作業の省力化、工期の短縮、施
工費用の低減を可能とするアーチ橋梁の架設方法を提供
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】要するに、本発明は、
(1)両岸のアーチアバット間に、アーチ形状に鋼材を
架設する鋼材設置工程、(2)前記鋼材の周囲に分割製
作された型枠を設置し、前記型枠を橋長方向に複数接合
することによりアーチリブを架設する型枠設置工程、の
各工程からなるアーチ橋梁の架設方法であって、前記型
枠設置工程において、橋長方向中途部の前記鋼材の近傍
に、前記型枠を吊上設置する型枠吊上工程、及び、前記
鋼材に付設して設けられた型枠移動手段を用いて、吊上
設置された前記型枠を前記鋼材端部方向に移動する型枠
移動工程、及び、移動した複数の前記型枠を接合する型
枠接合工程を含むことを特徴とするアーチ橋梁の架設方
法を提供するものである。
【0005】すなわち、本発明は、上記型枠吊上工程、
型枠移動工程、及び型枠接合工程を用いることにより、
型枠の接合及びセパレータの取付等の各種作業を容易と
するアーチ橋梁の架設方法を提供するものである。特
に、上記型枠吊上工程、及び、型枠移動工程において、
従来用いられていたクレーン等による型枠の吊上、設置
作業を不要とすることにより、作業の省力化を図ったも
のである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係るアーチ橋梁架設方法
の実施形態の一例について添付図面により詳細に説明す
る。
【0007】まず、本架設方法を行う準備工程として、
図1(a)に示すように、アーチ橋梁を架設する区間の
両端部の所定位置にアーチアバットA1,A2、及び、
橋台Bを構築しておく必要がある。また、架設桟橋S、
及び、架設架台Kを構築し、架設桟橋S上に作業用のク
ローラクレーンCを設置しておく必要がある。上記架設
桟橋Sは、鋼材及び型枠用部材等を搬入するために、そ
の上を作業用のクローラクレーンC等が運行する他、鋼
材及び型枠P等を架設組立するために利用されることか
ら、架設されるアーチ橋梁のアーチアバットA1,A2
間の全体部(本実施形態では、架設されるアーチリブの
下方)にわたって設ける必要がある。また、上記架設架
台Kは、鋼材、型枠P等を設置するために用いられるた
め、架設されるアーチリブの中央部に存在するアーチク
ラウン5の直下の位置に、地盤上からアーチリブの最上
部に至る高さを有する架台として設けられる。
【0008】以下に本発明に係るアーチ橋梁架設方法に
ついて説明するが、本方法は、(1)鋼材設置工程(図
1(a))、及び、(2)型枠設置工程(図1(b))
の主要2工程から構成されている。ここで、両工程につ
いて簡単に説明する。第1の鋼材設置工程は、両岸のア
ーチアバットA1,A2間に、アーチリブの補強材とな
る鋼材(メラン鋼材M)を、架設されるべきアーチ橋梁
に対応するアーチ形状に設置する工程である。また、第
2の型枠設置工程は、上記鋼材(メラン鋼材M)の周囲
に、分割製作された型枠Pを橋長方向に複数接合するこ
とにより設置し、アーチリブを構築する工程である。以
下に各工程について、詳細に説明する。
【0009】(1)鋼材設置工程 鋼材設置工程は、更に、任意工程である鋼材組立工程、
必須工程である鋼材架設工程、及び、任意工程である充
填材充填工程から構成されている。
【0010】◎鋼材組立工程 本工程は、アーチリブの補強材となる鋼材を、架設桟橋
S上で、所定形状に組み立てる工程である。鋼材は、ア
ーチリブの補強材となるため、所定の強度及び断面形状
を有している必要があり、架設されるアーチ橋梁の種
類、施工現場の状況等により決定されることになるが、
本実施形態ではメラン鋼材Mを用いる。メラン鋼材M
は、コンクリート部材の補強材として用いられる鋼材で
あり、コンクリートと一体化させることにより合成鋼材
として用いるものである。当該メラン鋼材Mは、耐荷
力、じん性等に優れ、断面形状を小さくできる等の各種
利点を有している。図2に示すように、本実施形態で用
いられているメラン鋼材M1〜M4は、長方形の断面形
状を有し、その中心部に充填材を充填するための円筒中
空部13を有している。但し、メラン鋼材Mは中空部を
有する部材に限られるものではなく、中空部を有しない
部材を適宜組み合わせて用いることも可能である。
【0011】アーチ橋梁は橋長が長大な場合に用いられ
ることが多いが、作業性、運搬性等を考慮して、メラン
鋼材Mは、工場で分割して製作されたものを架設現場ま
で運搬し、現場の架設桟橋S上で一定の形状に組立てた
ものを用いることとする。但し、海上等において施工す
る際に、予め組立を行った鋼材を施工現場まで運搬する
場合には、本工程は省略され、直ちに鋼材架設工程が行
われることになる。
【0012】実際の工程では、まず、分割製作された複
数のメラン鋼材ピースを、長方形断面部を当接させて側
面部をボルト接合等することにより橋長方向に連結す
る。その際、メラン鋼材ピースの連結は、一方のアーチ
アバットA1(又はA2)からアーチクラウン5までを
その長さとするように行う(以下、橋長方向に連結され
たメラン鋼材ピースを「メラン鋼材」という)。
【0013】次に、連結された2体のメラン鋼材M1,
M2を、架設桟橋S上において橋長方向に並設し、両メ
ラン鋼材M1,M2を橋長方向と直交する方向(以下、
「橋幅方向」という)に連結する。橋幅方向へのメラン
鋼材M1,M2の連結は、対置して設置されているメラ
ン鋼材M1,M2の内側側面部の上端部及び下端部同士
を横つなぎ材11(11A,11B)により接合し、更
に、横つなぎ材11(11A,11B)を補強するため
に、対角線状に2本の斜材12を設けることにより行う
(図2(a))。以下、メラン鋼材Mの側面部の上端部
に設けられた横つなぎ材11を上部横つなぎ材11Aと
いい、メラン鋼材Mの側面部の下端部に設けられた横つ
なぎ材11を下部横つなぎ材11Bということにする。
上記横つなぎ材11及び斜材12は、橋長方向に一定の
間隔で設けられており、更に、橋長方向に隣接して設け
られている横つなぎ材11同士も、斜材14により補強
されている(図2(b))。この橋幅方向への連結によ
り、2体のメラン鋼材M1,M2は一体構造(以下、
「連結メラン鋼材」という)となり、転倒に対する安全
性等が確保されることになる。尚、下部横つなぎ材11
Bは、後述する埋込セパレータ24を支持するための支
持部材としての役割をも果たすものである。
【0014】◎鋼材架設工程 図2に示すように、上記の架設桟橋S上で連結された連
結メラン鋼材は、クローラクレーンCを用いて架設され
る。本実施形態では、2台のクローラクレーンCにより
連結メラン鋼材の所定位置を支持し、そのバランスを保
ちながら、一方の端部を架設架台K上に設置し、他方の
端部をアーチアバットA1に固定する。その際、両岸に
設置したエンドポスト6間に張設したワイヤを用い、上
記連結メラン鋼材を吊上支持する等の補助手段を用いて
その施工を行う場合もある。その後、先に固定された連
結メラン鋼材とは別の連結メラン鋼材についても、同様
の方法により、その一方の端部を上記架設架台K上に設
置し、他方の端部をアーチアバットA2に固定する。そ
して、上記架設架台K上に設置されている連結メラン鋼
材の相対する端部を連結し、2体の連結メラン鋼材から
構成されるアーチ構造体を構築する。
【0015】更に、先に設置されている上記アーチ構造
体と並設する位置に、上記と同様の方法によりもう一体
のアーチ構造体を設置する。そして、架設架台K上にお
いて、両アーチ構造体を構成している4本のメラン鋼材
M1〜M4の中で内側に設置されているメラン鋼材M
2,M3同士を横つなぎ材11及び斜材12により連結
する。これにより、両アーチ構造体を一体の構造(以
下、「メラン鋼材アーチ」という)とすることができ
る。尚、本工程では上記の実施形態に限らず、連結メラ
ン鋼材の組立を総て行った後にその設置を行う場合等、
各種の施工方法が考えられる。
【0016】◎充填材充填工程 本工程は、メラン鋼材アーチの有しているアーチ形状の
中空部に充填材を充填することにより、メラン鋼材Mと
充填材からなる合成鋼材を形成する工程である。鋼材と
してメラン鋼材を用いる場合には、充填材には各種のコ
ンクリートが用いられる。尚、メラン鋼材以外の鋼材を
使用した場合には本工程は省略される場合があり、その
際には次の型枠設置工程が行われる。
【0017】(2)型枠設置工程 次に、型枠設置工程について説明する。型枠設置工程
は、上記メラン鋼材アーチの周囲を取り囲むように、分
割製作された型枠Pを橋長方向に複数接合し、更に、場
合により当該型枠P内部に充填材を充填してアーチリブ
を架設する工程であり、型枠組立工程、型枠吊上工程、
型枠移動工程、型枠接合工程、の必須4工程及び、任意
工程である充填材充填工程から構成されている。以下に
各工程について、詳細に説明する。
【0018】◎準備工程 本工程の準備工程として、架設架台K近傍のメラン鋼材
M上に、型枠吊上手段及び型枠移動手段を設置しておく
必要がある。ここで、上記型枠吊上手段及び型枠移動手
段の構成について説明する。
【0019】型枠吊上手段は、架設桟橋S上において組
み立てられた型枠Pをメラン鋼材M近傍にまで吊り上げ
るために用いられる手段である。図5から図7に示すよ
うに、型枠吊上手段は、主として架設架台K近傍のメラ
ン鋼材M上に設置された門型支柱33、門型支柱33上
に設置されている吊上鋼材31、及び吊上用ウインチ3
4から構成されている。門型支柱33は、メラン鋼材ア
ーチを構成するメラン鋼材M上のアーチクラウン5の近
傍に、門型支柱33の門型断面の方向が橋幅方向となる
ように設置され、更に、それぞれのメラン鋼材M1〜M
4上に1体ずつ、隣接する門型支柱33が対向する位置
に設けられている。当該門型支柱33は、その上部に載
置される橋幅方向吊上鋼材31aを水平に支持するため
に設置される部材である。また、門型支柱33の上部側
面部の所定位置には、鉛直面上で回動自在である滑車3
6Aが設けられている。
【0020】吊上鋼材31は、上記橋幅方向吊上鋼材3
1aと橋長方向吊上鋼材31bから構成されており、本
実施形態では両鋼材とも箱形断面の鋼材が用いられてい
る。橋幅方向吊上鋼材31aは、4体の門型支柱33の
上面部に横架されており、その両端部には、上記橋幅方
向吊上鋼材31aと直交する方向に橋長方向吊上鋼材3
1bが設けられている。従って、吊上鋼材31は、上面
方向からみるとH字形状を呈している。橋長方向吊上鋼
材31bの端部下面には、鉛直面上で回動自在である滑
車36Bが設けられており、また橋幅方向吊上鋼材31
aと橋長方向吊上鋼材31bの接合部の下部には、水平
面内で回動自在である滑車37が設けられている(図6
(a))。尚、吊上鋼材31は、後述する吊りワイヤ3
5,57を介して型枠Pを支持するために設置されてい
る部材である。
【0021】メラン鋼材アーチを形成しているメラン鋼
材Mは4本設置されている。その中の内側2本のメラン
鋼材M2,M3間に取り付けられている上部横つなぎ材
11A上の中間部に吊上用ウインチ34が設置されてい
る。吊上用ウインチ34には、図5(b)で示す左右方
向にそれぞれ吊りワイヤ35が捲回されている。当該吊
りワイヤ35は複数の滑車36A,37,36Bを介し
てその先端部には吊り金具58が付設されており、当該
吊り金具58は吊りワイヤ57を支持可能となってい
る。更に、上記吊りワイヤ57の先端部はエアークラン
プ38に接続されており、吊桁32に付設されている支
持金具39に取り付け可能となっている。尚、上記吊り
ワイヤ35の支持構造は左右対称となっており、吊上用
ウインチ34を作動させることにより、両側の吊りワイ
ヤ35,57を介して、型枠Pの両端を支持して持ち上
げることができる構造となっている。
【0022】また、型枠移動手段とは、上記型枠吊上手
段により吊り上げられた型枠Pを、メラン鋼材Mの中途
部からその端部方向に移動するために用いられる手段で
ある。図6及び図7に示すように、型枠移動手段は、主
として受桁41、走行用ウインチ42及びメラン鋼材M
上に敷設されている軌道45により構成されている。受
桁41にはH形鋼が用いられており、メラン鋼材M上の
橋幅方向に設置されている。また、その所定位置には軌
道45上を走行するための車輪48が設けられている。
当該車輪48は、4本のメラン鋼材M1〜M4上の軌道
45に対応する位置(すなわち、4箇所)に設けられて
おり、受桁41の中心軸の回りに回動自在に設けられて
いる。上記受桁41は、2本の受桁41が一体となって
型枠Pを支持しつつ、移動することができるように、そ
れぞれの受桁41である2本のH形鋼のウエブ部分が複
数箇所、連結具46により連結されている。また、図7
に示すように、2本の受桁41の下部フランジの両端部
(すなわち、計4箇所)には、吊り金具55が設けられ
ている。更に、その下部には、シャックル51、ターン
バックル52及び吊りワイヤ53が設けられており、吊
りワイヤ53を後述する吊り金具54に取り付けること
により、型枠Pを支持できる構造になっている。
【0023】走行用ウインチ42は、4本のメラン鋼材
M1〜M4のうち、左右2本ずつのメラン鋼材((M
1,M2)及び(M3,M4))間に取り付けられてい
る上部横つなぎ材11A上の中間部(すなわち、2箇
所)にそれぞれ設置されている。走行用ウインチ42に
は支持ワイヤ43が捲回されており、その他端は滑車4
4(図1(b))を介して支持金具56により受桁41
に取り付けられている。これにより、当該支持ワイヤ4
3を弛緩又は緊張させることにより受桁41の位置を移
動させることができるため、受桁41に支持されている
型枠Pの位置を移動することが可能となっている。ま
た、併設して設置されているもう一方の走行用ウインチ
42’も同様な構成となっており、受桁41を移動させ
る際には、両走行用ウインチ42,42’を同時に操作
できるようになっている。
【0024】軌道45は受桁41に付設されている上記
車輪48を支持するため、4本総てのメラン鋼材M1〜
M4上面部上に、橋長方向全体にわたって敷設されてい
る。
【0025】尚、本実施形態においては、上記型枠吊上
手段及び型枠移動手段は、作業の便宜上、アーチアバッ
トA1方向、及び、アーチアバットA2方向に、型枠P
を移動する際にそれぞれ独立して用いることが可能とな
るように、アーチクラウン5の両側に同一構造のものを
併設して設けている。
【0026】更に、図5(a)に示すように、吊上鋼材
31直下であり架設桟橋S上の所定位置に、吊桁32で
ある2本の鋼材(本実施形態ではH形鋼)を橋幅方向に
設置しておく必要がある。当該吊桁32はその上部に型
枠Pを載置し、型枠Pを吊上、移動等をする際の補助部
材としての役割を果たすものである。また、吊桁32の
両端部には、エアークランプ38を介して吊りワイヤ5
7を取り付けるための支持金具39が付設されている。
【0027】続いて、以下に各工程について説明する。 ◎型枠組立工程 本工程は、工場製作された型枠用部材を施工現場に運搬
し、当該施工現場において、型枠Pを分割製作するため
の工程である。ここで、型枠Pとは、上記メラン鋼材ア
ーチの周囲に設けられ、アーチリブを構成するために用
いられる枠部材である。本実施形態では、上記型枠P
は、メラン鋼材アーチの外周部に設置され、その内部に
充填材を充填するための枠部材としての役割を果たすと
共に、充填材と一体となりアーチリブを形成するために
用いられるものである。
【0028】本工程は、工場製作されたコンクリート板
を施工現場まで運搬し、アーチクラウン5直下に架設さ
れている拡幅桟橋T上で組み立てることにより、それを
一つのユニットとして、以下の各工程の作業を行うもの
である。ここで、コンクリート板は、種々のコンクリー
トを用いた製品を用いることが可能であるが、特に、ポ
リマー(樹脂)含浸コンクリート(以下、「PIC」と
いう)を用いたものが望ましいものである。PICは、
硬化コンクリートの微細な空隙にポリマーを含浸させ緻
密にした複合材料であり、遮塩性、遮水性、耐凍害性、
耐摩耗性に優れているだけではなく、塩素イオンなど有
害物質に対しても十分な遮蔽能力を有している材料であ
る。従って、長大な橋長を有し、過酷な自然条件下で、
過大な荷重に耐えることを求められるアーチ橋梁には最
適な材料であるといえる。
【0029】上記型枠Pの組立方法は以下の手順により
行う。図4に示すように、まず、複数の底部PIC板2
1を連設し、各々の底部PIC板21を接合することに
より、型枠底面部P1を形成する。底部PIC板21の
接合は、隣接する底部PIC板21の側面部をエポキシ
樹脂系等の接着剤65を用いて当着させ、更に、当該接
合部位60を、山形鋼61を用いてボルト接合すること
により補強することで行う。次に、上記方法により形成
された型枠底面部P1の両端部に側面部PIC板20を
対置するように立設させ、固定具25(図3(a))に
より固定して、開口部が上向きのコ字型形状に組み立て
る。
【0030】メラン鋼材アーチの周囲に設置された型枠
P内には最終的に充填材たるコンクリートを打設し、R
C構造のアーチリブを構築するため、組み立てられた型
枠P内に、予め所定の鉄筋を配置する。図3に示すよう
に、上記鉄筋は、橋幅方向と平行に設けられる軸直角方
向下鉄筋22と、鉛直方向に所定の間隔で設けられるス
ターラップ筋23を配置する。また、メラン鋼材M及び
下部横つなぎ材11Bと連結するために用いられる埋込
セパレータ24が、型枠底面部P1上に所定の間隔で付
設されている。
【0031】以上のように、工場製作されたコンクリー
ト板を施工現場で組み立て、型枠Pとすることにより、
一定品質の型枠Pを用い、容易に施工を行うことができ
ることになるため、所定の強度のアーチ橋梁を安価な施
工費用及び短期の施工期間で施工することが可能とな
る。
【0032】但し、施工現場に組立場所等の余裕がない
場合等には、別の場所において予め組立を行った型枠P
を施工現場まで運搬することもあるが、そのような場合
には、本工程は省略され、直ちに型枠吊上工程が行われ
ることになる。また、型枠Pの形状としては、上記のコ
字型形状の型枠Pに限定されるものではなく、ロ字型形
状の型枠等を用いることもできる。更に、本実施の形態
では、型枠Pとして、工場で製作されたコンクリート板
を組み立てて用いているが、鉄板等の他の材料を用いて
型枠を製作することも可能である。
【0033】◎型枠吊上工程 本工程は、組立られた型枠Pを吊上げ、架設架台K上に
移動するための工程であり、更に、型枠支持作業及び型
枠受換作業から構成されている。
【0034】(型枠支持作業)図5に示すように、本作
業は、組立られた型枠Pを架設架台K上に吊上げ支持す
るための作業である。まず、吊桁32上に、製作された
型枠Pを型枠底面部P1を下方として、型枠底面部P1
の長辺が吊桁32の軸方向と平行になるように設置し、
上記吊桁32と吊り金具54により、型枠底面部P1の
隅角部を挟持する。次に、吊りワイヤ57を、吊桁32
の端部に付設されている支持金具39に、エアークラン
プ38を介して取り付ける。更に、吊りワイヤ57を、
吊りワイヤ35の先端部の吊り金具58に取り付ける。
続いて、吊上用ウインチ34を操作して吊りワイヤ35
を捲回することにより、吊桁32を架設架台K上部付近
にまで上昇させることにより、吊桁32ごと型枠Pを吊
り上げる。
【0035】(型枠受換作業)本作業は、吊上鋼材31
により支持されている型枠Pをメラン鋼材M上の軌道4
5に沿って橋長方向に移動させるために、当該型枠Pを
受桁41に取り付ける作業である。図6(a)に示すよ
うに、型枠支持作業終了時には、型枠Pは吊りワイヤ3
5,57を介して吊上鋼材31により支持されている。
そこで、まず、図6(b)に示すように、型枠Pと吊桁
32を狭持している吊り金具54に、受桁41の両端部
に付設されている吊りワイヤ53を取り付ける。次に、
既設の型枠P’と現在支持している型枠Pとの接合位置
を適合させるために、ターンバックル52を操作して、
型枠Pの高さ調整を行う。その後、無線等によりエアー
クランプ38を解除して、支持金具39から吊りワイヤ
57を取り外す。以上の手順により、型枠Pを受桁41
により支持させることが可能となる。
【0036】◎型枠移動工程 本工程は、受桁41により支持された型枠Pをアーチア
バットA1方向に向けて移動する工程である。図7に示
すように、走行用ウインチ42に捲回されている支持ワ
イヤ43を弛緩させると、重力により受桁41には下方
方向の力が働くため、受桁41により支持された型枠P
は、車輪48により軌道45上をアーチアバット方向A
1(メラン鋼材端部方向)に降下していく。この間、走
行用ウインチ42を操作することにより、適宜、支持ワ
イヤ43のワイヤ長を調節しながら、既設の型枠P’に
当接する位置にまで型枠Pを移動させることになる。
尚、アーチアバットA1,A2には、予め調整型枠(図
示せず)が設けられているため、既設の型枠P’が設置
されていない状態で型枠Pを設置する際には、上記と同
様の方法により、上記調整型枠に当接する位置にまで型
枠Pを移動させることになる。
【0037】◎型枠接合工程 本工程は既設の型枠P’と型枠移動工程により設置され
た型枠Pを接合し、両者を一体の構造とする工程であ
る。上記型枠移動工程により設置された型枠Pは、型枠
底面部P1及び型枠側面部P2の端面部で、既設の型枠
P’と当接している状態となっている。従って、図4
(a),(b)に示す型枠組立工程における方法と同様
の方法により、両型枠P,P’の接合を行う(以下、接
合されて一体となった型枠を「接合型枠」という)。次
に、型枠底面部P1に一定間隔に付設された埋込セパレ
ータ24をメラン鋼材M及び下部横つなぎ材11Bに固
定することにより、型枠Pを連結メラン鋼材と接合す
る。
【0038】更に、架設中のメラン鋼材Mや接合型枠に
作用する応力に抵抗させるために、接合型枠の所定箇所
に斜吊鋼材Fを張設する。斜吊鋼材Fは、アーチアバッ
トA1,A2上部のエンドポスト6の頂部を通り、それ
ぞれ橋台Bのフーチング部に固定されており、その張力
により接合型枠を支持するものである。
【0039】上記斜吊鋼材Fの張設後、図示しない2台
のクレーンに付設されているワイヤを再度吊桁32の支
持金具39に取り付け、上記クレーンにより吊桁32を
支持した状態で、吊桁32と型枠底面部P1を支持して
いる吊り金具54のボルトを撤去する。これにより、吊
桁32と型枠Pの結合が解除されるため、上記クレーン
の操作により吊桁32を回収することができる。回収さ
れた吊桁32は、架設桟橋S上の所定位置に再び設置さ
れ、上記の各工程を行うために用いられることになる。
【0040】また、型枠Pを支持する作業を終了した受
桁41は走行用ウインチ42の支持ワイヤ43を捲回す
ることにより、アーチクラウン5上に移動させ、次回の
作業に用いることになる。
【0041】尚、上記の吊桁32の回収作業は、1本の
吊桁32ごとに行うことになるため、1回の型枠接合工
程において、同様の作業を2度行うことになる。更に、
調整型枠に型枠Pを接合する場合にも、同様の方法によ
り、型枠Pの側面部を調整型枠の側面部に接合すること
になる。
【0042】◎充填材充填工程 本工程は、設置された型枠P内の中空部(メラン鋼材M
以外の部分)に、充填材を充填することにより、メラン
鋼材M、型枠P、鉄筋及び充填材から形成される合成鋼
材のアーチリブを構築する工程である。充填材は、主と
して各種のコンクリートが用いられる。合成鋼材からな
るアーチリブとする理由は、耐荷力、じん性等に優れ、
断面形状を小さくできる等の各種利点を有する構造とす
るためである。尚、本工程は任意工程であり、施工現場
の状況、型枠の材質及び形状等によっては省略される場
合もありうる工程である。
【0043】◎繰り返し工程 材料充填工程後は、更に上記の型枠組立工程から材料充
填工程を繰り返すことにより施工作業を行う。すなわ
ち、一方のアーチアバットA1から、架設架台Kまで型
枠Pを設置していくことにより接合型枠を半アーチ形状
に形成し、その後、同様の方法により他方のアーチアバ
ットA2から、架設架台Kに至るまで型枠Pを設置して
いくことにより同様の半アーチ形状の接合型枠を構築す
る。そして、架設架台K上で、両者を接合することによ
り、一体のアーチリブが完成することになる。尚、アー
チリブ完成後には、斜吊鋼材F、架設架台K、型枠支持
手段、型枠移動手段等を撤去することになる。
【0044】上記方法によりアーチリブを架設した後
は、中央径間の主桁及び垂直方向の支柱(いずれも図示
せず)を、両岸に設置されている各エンドポスト6側か
らアーチクラウン5方向に向かって順次架設することに
より、アーチ橋梁の架設が完了することになる。
【0045】
【発明の効果】本発明により、アーチ橋梁の架設におい
て、上記型枠設置工程、型枠移動工程、及び、型枠接合
工程を用いることで、型枠の接合及びセパレータの取付
等の作業を容易とし、現場作業の省力化、工期の短縮を
可能とすることができる。また、本発明を採用すること
により、高所での作業が少なくなるため、作業の安全性
も向上するという効果を得ることができる。更に、本発
明によると、架橋地点の地形条件、資機材の運搬条件な
どの制約をうけずに目的とするアーチ橋梁を架設するこ
とができるという優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアーチ橋梁の架設方法の概念を説
明するための施工現場における正面図であり、(a)は
鋼材設置工程、(b)は型枠設置工程を示す。
【図2】鋼材架設工程を示したものであり、(a)は施
工現場の側面図、(b)は施工現場の平面図である。
【図3】本架設方法で使用する型枠を示したものであ
り、(a)は側面図、(b)は平面図である。
【図4】(a)は型枠の接合部位の拡大図であり、
(b)型枠の接合部の平面図である。
【図5】型枠吊上工程における型枠支持作業を示したも
のであり、(a)は施工現場の平面図、(b)は施工現
場の一部省略した断面側面図である。
【図6】(a)は型枠吊上工程における型枠受換作業を
示す施工現場の正面図、(b)は型枠受換作業終了時の
型枠の断面側面図である。
【図7】型枠移動工程を示したものであり、(a)は施
工現場の正面図、(b)は施工現場の一部省略した平面
図である。
【符号の説明】
A1,A2 アーチアバット B 橋台 K 架設架台 S 架設桟橋 T 拡幅桟橋 C クローラクレーン F 斜吊鋼材 P 型枠 P1 型枠底面部 P2 型枠側面部 P’ 既設型枠 M,M1,M2,M3,M4 メラン鋼材 5 アーチクラウン 6 エンドポスト 11 横つなぎ材 11A 上部横つなぎ材 11B 下部横つなぎ材 12 斜材 13 円筒中空部 14 斜材 20 側面部PIC板 21 底部PIC板 22 軸直角方向下鉄筋 23 スターラップ筋 24 埋込セパレータ 25 固定具 31 吊上鋼材 31a 橋幅方向吊上鋼材 31b 橋長方向吊上鋼材 32 吊桁 33 門型支柱 34 吊上用ウインチ 35 吊りワイヤ 36,37 滑車 38 エアークランプ 39 支持金具 40 ウインチ支持部材 41 受桁 42 走行用ウインチ 43 支持ワイヤ 44 滑車 45 軌道 46 連結具 48 車輪 51 シャックル 52 ターンバックル 53 吊りワイヤ 54,55 吊り金具 56 支持金具 57 吊りワイヤ 58 吊り金具 60 接合部位 61 山形鋼 65 接着剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)両岸のアーチアバット間に、アー
    チ形状に鋼材を架設する鋼材設置工程、 (2)前記鋼材の周囲に分割製作された型枠を設置し、
    前記型枠を橋長方向に複数接合することによりアーチリ
    ブを架設する型枠設置工程、の各工程を含むアーチ橋梁
    の架設方法であって、 前記型枠設置工程において、橋長方向中途部の前記鋼材
    の近傍に、前記型枠を吊上設置する型枠吊上工程、及
    び、前記鋼材に付設して設けられた型枠移動手段を用い
    て、吊上設置された前記型枠を前記鋼材端部方向に移動
    する型枠移動工程、及び、移動した複数の前記型枠を接
    合する型枠接合工程を含むことを特徴とするアーチ橋梁
    の架設方法。
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