JPH0532316A - 荷搬送装置 - Google Patents
荷搬送装置Info
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- JPH0532316A JPH0532316A JP18906891A JP18906891A JPH0532316A JP H0532316 A JPH0532316 A JP H0532316A JP 18906891 A JP18906891 A JP 18906891A JP 18906891 A JP18906891 A JP 18906891A JP H0532316 A JPH0532316 A JP H0532316A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 互いに連結されて走行する走行台車1群を設
け、前後で隣接した走行台車1の一方から他方に向けて
金属製カバー80を連設し、他方の走行台車1から一方に
向けて金属製カバー80上に載置自在でかつ軟質の樹脂製
カバー82を連設し、両カバー80,82 は、その遊端で少な
くとも片側半分を台車本体1側にカットした傾斜面84,8
5 に形成した。 【効果】 走行時は、両カバーの重合により前後の走行
台車間を埋め、荷の脱落や塵埃の侵入を防止でき、重合
部の強度は金属製カバーにより確保できる。カーブ経路
部では、傾斜面により金属製カバーが隣接した走行台車
に衝突することを防止でき、バーチカル経路部では、両
カバーの相対的な角度の変化を樹脂製カバーの弾性変形
により吸収でき、その重合姿勢を維持することができ
る。
け、前後で隣接した走行台車1の一方から他方に向けて
金属製カバー80を連設し、他方の走行台車1から一方に
向けて金属製カバー80上に載置自在でかつ軟質の樹脂製
カバー82を連設し、両カバー80,82 は、その遊端で少な
くとも片側半分を台車本体1側にカットした傾斜面84,8
5 に形成した。 【効果】 走行時は、両カバーの重合により前後の走行
台車間を埋め、荷の脱落や塵埃の侵入を防止でき、重合
部の強度は金属製カバーにより確保できる。カーブ経路
部では、傾斜面により金属製カバーが隣接した走行台車
に衝突することを防止でき、バーチカル経路部では、両
カバーの相対的な角度の変化を樹脂製カバーの弾性変形
により吸収でき、その重合姿勢を維持することができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば一定経路上で
台車に搭載されて搬送される被搬送物を、経路中に予め
設定されている複数の仕分け位置の内の任意の仕分け位
置で左右横方向に払い出す荷搬送装置に関するものであ
る。
台車に搭載されて搬送される被搬送物を、経路中に予め
設定されている複数の仕分け位置の内の任意の仕分け位
置で左右横方向に払い出す荷搬送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の荷搬送装置としては、た
とえば特開平2−182611号公報に見られる構成が提供さ
れている。この従来構成では、断面C型状の走行レール
を設け、この走行レールに支持案内されて一定走行経路
上を走行自在な走行台車を設けている。この走行台車は
前記走行レールを跨ぐ形状の可動体を本体とし、そして
可動体に、前記走行レールに支持案内される走行ローラ
と横振れ防止ローラとを設けるとともに、この可動体の
上面に、走行方向に対する左右横方向に搬送する仕分け
用コンベヤを設けている。さらに可動体の外側面にはロ
ーラを設け、このローラをスクリューに嵌合させること
で、走行台車に走行力を付与している。
とえば特開平2−182611号公報に見られる構成が提供さ
れている。この従来構成では、断面C型状の走行レール
を設け、この走行レールに支持案内されて一定走行経路
上を走行自在な走行台車を設けている。この走行台車は
前記走行レールを跨ぐ形状の可動体を本体とし、そして
可動体に、前記走行レールに支持案内される走行ローラ
と横振れ防止ローラとを設けるとともに、この可動体の
上面に、走行方向に対する左右横方向に搬送する仕分け
用コンベヤを設けている。さらに可動体の外側面にはロ
ーラを設け、このローラをスクリューに嵌合させること
で、走行台車に走行力を付与している。
【0003】そして走行台車の前後間を連結して複数台
毎にまとめて群を形成し、この群の走行台車のうちの一
台に、前記走行レールの内側面に沿って布設した給電レ
ールより給電を受ける集電子を設けている。さらに、前
記群の他の走行台車は、集電子を設けた走行台車より配
線ラインを介して給電を受けている。
毎にまとめて群を形成し、この群の走行台車のうちの一
台に、前記走行レールの内側面に沿って布設した給電レ
ールより給電を受ける集電子を設けている。さらに、前
記群の他の走行台車は、集電子を設けた走行台車より配
線ラインを介して給電を受けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した荷搬送装置で
は、一定走行経路中に存在するカーブ経路部やバーチカ
ル経路部での走行を円滑に行うために、走行台車の前後
間に充分な隙間を確保しており、この隙間の存在により
荷が落下したり、塵埃が落下して所期の走行に悪影響を
及ぼしている。
は、一定走行経路中に存在するカーブ経路部やバーチカ
ル経路部での走行を円滑に行うために、走行台車の前後
間に充分な隙間を確保しており、この隙間の存在により
荷が落下したり、塵埃が落下して所期の走行に悪影響を
及ぼしている。
【0005】本発明の目的とするところは、走行台車間
に隙間が生じることを防止し得、しかもカーブ経路部や
バーチカル経路部での走行を円滑に行える荷搬送装置を
提供する点にある。
に隙間が生じることを防止し得、しかもカーブ経路部や
バーチカル経路部での走行を円滑に行える荷搬送装置を
提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の荷搬送装置は、一定経路上を互いに連結された状
態で走行する走行台車群を設け、この走行台車群のうち
の前後で隣接した走行台車の一方から他方に向けて金属
製カバーを連設するとともに、他方の走行台車から一方
に向けて前記金属製カバー上に載置自在でかつ軟質の樹
脂製カバーを連設し、前記両カバーは、その遊端で少な
くとも片側半分を台車本体側にカットした傾斜面に形成
している。
発明の荷搬送装置は、一定経路上を互いに連結された状
態で走行する走行台車群を設け、この走行台車群のうち
の前後で隣接した走行台車の一方から他方に向けて金属
製カバーを連設するとともに、他方の走行台車から一方
に向けて前記金属製カバー上に載置自在でかつ軟質の樹
脂製カバーを連設し、前記両カバーは、その遊端で少な
くとも片側半分を台車本体側にカットした傾斜面に形成
している。
【0007】
【作用】かかる本発明の構成によると、走行時において
は、金属製カバーと樹脂製カバーとの重合により前後の
走行台車間が埋められていることから、荷の脱落や塵埃
の侵入を防止し得、その際に重合部の強度は金属製カバ
ーにより確保し得る。さらに走行がカーブ経路部であっ
たとき、そのカーブ中心側にカットされた傾斜面により
金属製カバーが隣接した走行台車に衝突することを防止
し得る。また走行がバーチカル経路部であったとき、両
カバーの相対的な角度の変化は樹脂製カバーの弾性変形
により吸収し得、その重合姿勢は維持されることにな
る。
は、金属製カバーと樹脂製カバーとの重合により前後の
走行台車間が埋められていることから、荷の脱落や塵埃
の侵入を防止し得、その際に重合部の強度は金属製カバ
ーにより確保し得る。さらに走行がカーブ経路部であっ
たとき、そのカーブ中心側にカットされた傾斜面により
金属製カバーが隣接した走行台車に衝突することを防止
し得る。また走行がバーチカル経路部であったとき、両
カバーの相対的な角度の変化は樹脂製カバーの弾性変形
により吸収し得、その重合姿勢は維持されることにな
る。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図7において、1は一定経路上を互いに連結され
た状態で走行自在な走行台車で、その上部には、走行方
向Aに対する左右横方向に荷(被搬送物)2を搬送する
仕分け用コンベヤ60を設けており、この仕分け用コンベ
ヤ60の駆動により荷2は、一定経路に沿って複数台設け
られた仕分けシュート3に払い出される。
する。図7において、1は一定経路上を互いに連結され
た状態で走行自在な走行台車で、その上部には、走行方
向Aに対する左右横方向に荷(被搬送物)2を搬送する
仕分け用コンベヤ60を設けており、この仕分け用コンベ
ヤ60の駆動により荷2は、一定経路に沿って複数台設け
られた仕分けシュート3に払い出される。
【0009】図1〜図5に示すように、たとえば床上に
設置自在なベースフレーム4はアルミニュウムの押出し
材からなり、その両側面には、それぞれ複数の蟻溝部5
が左右対称にして形成されている。このベースフレーム
4は左右一対が配置され、長さ方向の所定間隔置きでそ
の相対向した内面間は、前記蟻溝部5を使用して連結材
6により連結され、以て両ベースフレーム4は、幅方向
に所定間隔を置いて一体化される。さらにベースフレー
ム4は、所定間隔置きに設けた脚体7を介して床上に設
置される。
設置自在なベースフレーム4はアルミニュウムの押出し
材からなり、その両側面には、それぞれ複数の蟻溝部5
が左右対称にして形成されている。このベースフレーム
4は左右一対が配置され、長さ方向の所定間隔置きでそ
の相対向した内面間は、前記蟻溝部5を使用して連結材
6により連結され、以て両ベースフレーム4は、幅方向
に所定間隔を置いて一体化される。さらにベースフレー
ム4は、所定間隔置きに設けた脚体7を介して床上に設
置される。
【0010】前記走行台車1を案内する走行レール10
は、アルミニュウムの押出し材からなり、その両側面に
は、それぞれ上から下へと複数の蟻溝部11A,11Bが左
右対称にして全長に形成され、さらに中間部には凹溝12
A,12Bが形成されている。この走行レール10は前記一
対のベースフレーム4間の上方にモノレール式に配設さ
れ、そして長さ方向における複数箇所がレールサポート
15を介して前記ベースフレーム4側に支持される。
は、アルミニュウムの押出し材からなり、その両側面に
は、それぞれ上から下へと複数の蟻溝部11A,11Bが左
右対称にして全長に形成され、さらに中間部には凹溝12
A,12Bが形成されている。この走行レール10は前記一
対のベースフレーム4間の上方にモノレール式に配設さ
れ、そして長さ方向における複数箇所がレールサポート
15を介して前記ベースフレーム4側に支持される。
【0011】前記レールサポート15は、上下方向の連結
部16と左右方向のベース部17とにより逆J状に形成され
ている。そして前記連結部16の上部を上下方向の平板部
18に形成し、この平板部18の外面に前記凹溝12Bに嵌合
自在な凸部19を形成するとともに、この凸部19の周辺で
複数箇所にボルト孔を形成している。
部16と左右方向のベース部17とにより逆J状に形成され
ている。そして前記連結部16の上部を上下方向の平板部
18に形成し、この平板部18の外面に前記凹溝12Bに嵌合
自在な凸部19を形成するとともに、この凸部19の周辺で
複数箇所にボルト孔を形成している。
【0012】前記走行レール10を、レールサポート15を
介して前記ベースフレーム4側に支持させるに、まず所
定位置にレールサポート15が立設される。これは前記ベ
ース部17に上方から通したボルト20を、前記連結材6側
に螺合させることで行える。前記連結部16の上部に前記
走行レール10の側面を連結するに、前記蟻溝部11Bに板
ナット21を位置させた状態で、前記凹溝12Bに凸部19を
嵌合させて平板部18に側面を当接させ、そして前記ボル
ト孔に横外方から通したボルト22を前記板ナット21に螺
合させることで行える。
介して前記ベースフレーム4側に支持させるに、まず所
定位置にレールサポート15が立設される。これは前記ベ
ース部17に上方から通したボルト20を、前記連結材6側
に螺合させることで行える。前記連結部16の上部に前記
走行レール10の側面を連結するに、前記蟻溝部11Bに板
ナット21を位置させた状態で、前記凹溝12Bに凸部19を
嵌合させて平板部18に側面を当接させ、そして前記ボル
ト孔に横外方から通したボルト22を前記板ナット21に螺
合させることで行える。
【0013】前記走行レール10は長円状に配設され、以
て一定経路は、平行した一対の直線経路部25と、これら
直線経路部25の始終端間を接続した半円状のカーブ経路
部26から形成される。そして直線経路部25の所定箇所に
は、ダウンやアップのためのバーチカル経路部27が形成
されている。
て一定経路は、平行した一対の直線経路部25と、これら
直線経路部25の始終端間を接続した半円状のカーブ経路
部26から形成される。そして直線経路部25の所定箇所に
は、ダウンやアップのためのバーチカル経路部27が形成
されている。
【0014】前記走行レール10の一側面、すなわちレー
ルサポート15の連結面とは反対側の側面で複数箇所に
は、前記蟻溝部11Aを利用してリニアモータ30をレール
長さ方向に位置変更自在に取付けている。
ルサポート15の連結面とは反対側の側面で複数箇所に
は、前記蟻溝部11Aを利用してリニアモータ30をレール
長さ方向に位置変更自在に取付けている。
【0015】すなわちリニアモータ30の裏面側には取付
ブラケット31が設けられ、この取付ブラケット31にはボ
ルト孔が形成されている。そして、前記蟻溝部11Aに板
ナット32を摺動自在に位置させた状態で、リニアモータ
30の取付ブラケット31を一側面に当接させ、次いでボル
ト孔に外側から通したボルト33を前記板ナット32に螺合
させることで、前記走行レール10の一側面に対するリニ
アモータ30の取付けを行える。
ブラケット31が設けられ、この取付ブラケット31にはボ
ルト孔が形成されている。そして、前記蟻溝部11Aに板
ナット32を摺動自在に位置させた状態で、リニアモータ
30の取付ブラケット31を一側面に当接させ、次いでボル
ト孔に外側から通したボルト33を前記板ナット32に螺合
させることで、前記走行レール10の一側面に対するリニ
アモータ30の取付けを行える。
【0016】その際にボルト33の締め付けを緩くしてお
くことで、前記板ナット32を蟻溝部11Aの内部で摺動さ
せながら、リニアモータ30をレール長さ方向に位置変更
し得、そして目的とする位置に達したのちボルト33を強
く締め付けることで所期の取付けを行える。
くことで、前記板ナット32を蟻溝部11Aの内部で摺動さ
せながら、リニアモータ30をレール長さ方向に位置変更
し得、そして目的とする位置に達したのちボルト33を強
く締め付けることで所期の取付けを行える。
【0017】また前記走行レール10の他側面に前記蟻溝
部11Bを利用して給電レール35を設けている。すなわち
走行レール10の他側面には保護レール36が配設され、こ
の保護レール36は、蟻溝部11B内に設けたナット37とボ
ルト38とを介して走行レール10の他側面に固定される。
そして保護レール36の外側面に、3相の交流電源線およ
び接地線からなる4本の給電レール35が配設されてい
る。
部11Bを利用して給電レール35を設けている。すなわち
走行レール10の他側面には保護レール36が配設され、こ
の保護レール36は、蟻溝部11B内に設けたナット37とボ
ルト38とを介して走行レール10の他側面に固定される。
そして保護レール36の外側面に、3相の交流電源線およ
び接地線からなる4本の給電レール35が配設されてい
る。
【0018】次に前記走行台車1を説明する。この走行
台車1は、前記走行レール10に案内される本体40と、こ
の本体40の上部に設けた仕分け用コンベヤ60とからな
る。前記本体40は、走行方向から見てC型状のフレーム
41を走行方向に一対(複数)有している。すなわち両フ
レーム41は、逆L形部材42と、この逆L形部材42の下端
に固定具43を介して一体化した水平部材44とによりC型
状に形成されている。そして四角板状の二次導体45の前
後縁部を前記逆L形部材42の縦杆部内面に固定具46によ
り固定するとともに、プレート55の前後縁部を前記逆L
形部材42の横杆部上面に固定具56により固定すること
で、両フレーム41は走行方向に所定間隔を置いた状態で
二次導体45とプレート55とを介して一体化される。
台車1は、前記走行レール10に案内される本体40と、こ
の本体40の上部に設けた仕分け用コンベヤ60とからな
る。前記本体40は、走行方向から見てC型状のフレーム
41を走行方向に一対(複数)有している。すなわち両フ
レーム41は、逆L形部材42と、この逆L形部材42の下端
に固定具43を介して一体化した水平部材44とによりC型
状に形成されている。そして四角板状の二次導体45の前
後縁部を前記逆L形部材42の縦杆部内面に固定具46によ
り固定するとともに、プレート55の前後縁部を前記逆L
形部材42の横杆部上面に固定具56により固定すること
で、両フレーム41は走行方向に所定間隔を置いた状態で
二次導体45とプレート55とを介して一体化される。
【0019】各逆L形部材42の横杆部の端部には、縦ピ
ン47を介して上部ブラケット48が回動自在に設けられ、
これら上部ブラケット48には、前記走行レール10の上部
両側面に当接自在な左右一対の横振れ防止ローラ49と、
前記走行レール10の上面に当接自在な上部ローラ50とが
設けられる。
ン47を介して上部ブラケット48が回動自在に設けられ、
これら上部ブラケット48には、前記走行レール10の上部
両側面に当接自在な左右一対の横振れ防止ローラ49と、
前記走行レール10の上面に当接自在な上部ローラ50とが
設けられる。
【0020】また水平部材44の端部には、縦ピン51を介
して下部ブラケット52が回動自在に設けられ、これら下
部ブラケット52には、前記走行レール10の下部両側面に
当接自在な左右一対の横振れ防止ローラ53と、前記走行
レール10の下面に当接自在な下部ローラ54とが設けられ
る。
して下部ブラケット52が回動自在に設けられ、これら下
部ブラケット52には、前記走行レール10の下部両側面に
当接自在な左右一対の横振れ防止ローラ53と、前記走行
レール10の下面に当接自在な下部ローラ54とが設けられ
る。
【0021】このように構成された本体40の上部に設け
た仕分け用コンベヤ60は、前後一対のフレーム61と、こ
れらフレーム61間に配設したコンベヤ装置62とから構成
される。前記コンベヤ装置62は、駆動プーリ63と、従動
プーリ65と、両プーリ63,64間に掛張された無端のベル
ト65と、サーボモータ66と、このサーボモータ66の回転
を駆動プーリ63に伝える伝動装置67などから構成され
る。
た仕分け用コンベヤ60は、前後一対のフレーム61と、こ
れらフレーム61間に配設したコンベヤ装置62とから構成
される。前記コンベヤ装置62は、駆動プーリ63と、従動
プーリ65と、両プーリ63,64間に掛張された無端のベル
ト65と、サーボモータ66と、このサーボモータ66の回転
を駆動プーリ63に伝える伝動装置67などから構成され
る。
【0022】前記フレーム61の他端間には下方へのシャ
ーシ70が配設され、このシャーシ70の外面側には、各仕
分けシュート3側との間で信号の授を行う光伝送ユニッ
ト71や制御装置72が設けられる。また前記逆L形部材42
の縦杆部外面にはサーボアンプ73が配設されている。こ
れら制御装置72やサーボアンプ73、ならびに前記サーボ
モータ66は適宜に接続している。
ーシ70が配設され、このシャーシ70の外面側には、各仕
分けシュート3側との間で信号の授を行う光伝送ユニッ
ト71や制御装置72が設けられる。また前記逆L形部材42
の縦杆部外面にはサーボアンプ73が配設されている。こ
れら制御装置72やサーボアンプ73、ならびに前記サーボ
モータ66は適宜に接続している。
【0023】上記のように構成された走行台車1は、連
結装置75により互いに連結されて無端の列車状で一定経
路上を走行する。すなわち、連結装置75は、先行走行台
車1の後端の縦ピン47と後続走行台車1の前端の縦ピン
47との間に設けられるもので、長さ調節自在な連結杆76
の両端を球軸受け77,78を介して縦ピン47,47に接続す
ることで所期の連結を行っている。
結装置75により互いに連結されて無端の列車状で一定経
路上を走行する。すなわち、連結装置75は、先行走行台
車1の後端の縦ピン47と後続走行台車1の前端の縦ピン
47との間に設けられるもので、長さ調節自在な連結杆76
の両端を球軸受け77,78を介して縦ピン47,47に接続す
ることで所期の連結を行っている。
【0024】そして走行台車1群において、後続走行台
車1の前部フレーム61の上端に、前方に向けて金属製カ
バー80(アルミニュウムなど)を連設し、この連設は固
定具81により行われる。また先行走行台車1の後部フレ
ーム61の上端に、前記金属製カバー80上に載置自在でか
つ軟質の樹脂製カバー82(軟質の塩化ビニールなど)を
後方に向けて連設し、この連設は固定具83により行われ
る。ここで両カバー80,82は、その遊端でかつ前記カー
ブ経路部26のカーブ中心に向く片側半分を、本体40側に
カットした傾斜面84,85に形成している。
車1の前部フレーム61の上端に、前方に向けて金属製カ
バー80(アルミニュウムなど)を連設し、この連設は固
定具81により行われる。また先行走行台車1の後部フレ
ーム61の上端に、前記金属製カバー80上に載置自在でか
つ軟質の樹脂製カバー82(軟質の塩化ビニールなど)を
後方に向けて連設し、この連設は固定具83により行われ
る。ここで両カバー80,82は、その遊端でかつ前記カー
ブ経路部26のカーブ中心に向く片側半分を、本体40側に
カットした傾斜面84,85に形成している。
【0025】図6の回路構成に示すように、前記走行台
車1は5台毎に群を形成しており、走行方向Aの先頭の
走行台車(以下親台車と称す)1Aのみには、その上部
ブラケット48に、前記給電レール35からサーボモータ66
用などの給電を受ける集電子88が設けられている(図3
参照)。そして、親台車1Aから群の他の走行台車(以
下、子台車と称す)1Bには配線ライン89を介して給電
される。
車1は5台毎に群を形成しており、走行方向Aの先頭の
走行台車(以下親台車と称す)1Aのみには、その上部
ブラケット48に、前記給電レール35からサーボモータ66
用などの給電を受ける集電子88が設けられている(図3
参照)。そして、親台車1Aから群の他の走行台車(以
下、子台車と称す)1Bには配線ライン89を介して給電
される。
【0026】図3に示すように、前記ベースフレーム4
の上部から上方へと、前記一定経路の両側を囲むカバー
90が連設されている。91は搬入コンベヤで、この搬入コ
ンベヤ91に仕分け用コンベヤ60を接続した状態で荷2の
搬入が行われる。92は配線ダクトを示す。
の上部から上方へと、前記一定経路の両側を囲むカバー
90が連設されている。91は搬入コンベヤで、この搬入コ
ンベヤ91に仕分け用コンベヤ60を接続した状態で荷2の
搬入が行われる。92は配線ダクトを示す。
【0027】上記実施例において走行台車1は、リニア
モータ30と二次導体45とによる磁石の吸引力や反発力を
利用して一定経路上を所定速度で走行する。そして、給
電レール35より集電子88あるいは配線ライン89を介して
サーボモータ66用の給電を受けている状態で、制御装置
72に、光伝送ユニット71により送られてきた信号に応じ
て、制御装置72介してサーボモータ66を正転あるいは逆
転させ、以てベルト65上の荷2を仕分けシュート3に払
い出せ得る。なお荷2の搬入は、搬入コンベヤ91から仕
分け用コンベヤ60へと行われる。
モータ30と二次導体45とによる磁石の吸引力や反発力を
利用して一定経路上を所定速度で走行する。そして、給
電レール35より集電子88あるいは配線ライン89を介して
サーボモータ66用の給電を受けている状態で、制御装置
72に、光伝送ユニット71により送られてきた信号に応じ
て、制御装置72介してサーボモータ66を正転あるいは逆
転させ、以てベルト65上の荷2を仕分けシュート3に払
い出せ得る。なお荷2の搬入は、搬入コンベヤ91から仕
分け用コンベヤ60へと行われる。
【0028】そして走行時においては、金属製カバー80
と樹脂製カバー82との重合により前後の走行台車1間が
埋められていることから、荷2の脱落や塵埃の侵入を防
止し得、その際に重合部の強度は金属製カバー80により
確保し得る。
と樹脂製カバー82との重合により前後の走行台車1間が
埋められていることから、荷2の脱落や塵埃の侵入を防
止し得、その際に重合部の強度は金属製カバー80により
確保し得る。
【0029】さらに走行がカーブ経路部26であったと
き、そのカーブ中心側にカットされた傾斜面84,85によ
り金属製カバー80がコンベヤ装置62のフレーム61に衝突
することを防止し得る。また走行がバーチカル経路部27
であったとき、両カバー80,82の相対的な角度の変化は
樹脂製カバー82の弾性変形により吸収し得、その重合姿
勢は維持されることになる。
き、そのカーブ中心側にカットされた傾斜面84,85によ
り金属製カバー80がコンベヤ装置62のフレーム61に衝突
することを防止し得る。また走行がバーチカル経路部27
であったとき、両カバー80,82の相対的な角度の変化は
樹脂製カバー82の弾性変形により吸収し得、その重合姿
勢は維持されることになる。
【0030】上記実施例ではカーブ中心側のみカットさ
れた傾斜面84,85を形成しているが、これはカーブが左
右に行われる場合などには両側にカットしてもよい。ま
た走行台車1はリニアモータ方式以外で走行させてもよ
い。
れた傾斜面84,85を形成しているが、これはカーブが左
右に行われる場合などには両側にカットしてもよい。ま
た走行台車1はリニアモータ方式以外で走行させてもよ
い。
【0031】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、走行時にお
いては、金属製カバーと樹脂製カバーとの重合により前
後の走行台車間を埋めることになり、走行に悪影響を及
ぼしていた荷の脱落や塵埃の侵入を防止でき、その際に
重合部の強度は金属製カバーにより確保できる。さらに
走行がカーブ経路部であったとき、そのカーブ中心側に
カットされた傾斜面により金属製カバーが隣接した走行
台車に衝突することを防止でき、また走行がバーチカル
経路部であったとき、両カバーの相対的な角度の変化は
樹脂製カバーの弾性変形により吸収でき、その重合姿勢
を維持することができ、いずれの経路でも走行を円滑に
行うことができる。
いては、金属製カバーと樹脂製カバーとの重合により前
後の走行台車間を埋めることになり、走行に悪影響を及
ぼしていた荷の脱落や塵埃の侵入を防止でき、その際に
重合部の強度は金属製カバーにより確保できる。さらに
走行がカーブ経路部であったとき、そのカーブ中心側に
カットされた傾斜面により金属製カバーが隣接した走行
台車に衝突することを防止でき、また走行がバーチカル
経路部であったとき、両カバーの相対的な角度の変化は
樹脂製カバーの弾性変形により吸収でき、その重合姿勢
を維持することができ、いずれの経路でも走行を円滑に
行うことができる。
【図1】本発明の一実施例を示し、荷搬送装置の要部の
側面図である。
側面図である。
【図2】同荷搬送装置の要部の平面図である。
【図3】同荷搬送装置の一部切欠き正面図である。
【図4】同経路全体を示す概略側面図である。
【図5】同経路全体を示す概略平面図である。
【図6】同荷搬送装置の給電回路図である。
【図7】同荷搬送装置の一部斜視図である。
1 走行台車 1A 親台車 1B 子台車 2 荷(被搬送物) 10 走行レール 11A 蟻溝部 11B 蟻溝部 12A 凹溝 12B 凹溝 15 レールサポート 25 直線経路部 26 カーブ経路部 27 バーチカル経路部 30 リニアモータ 31 取付ブラケット 35 給電レール 36 保護レール 40 本体 41 フレーム 45 二次導体 60 仕分け用コンベヤ 61 フレーム 62 コンベヤ装置 66 サーボモータ 72 制御装置 80 金属製カバー 82 樹脂製カバー 84 傾斜面 85 傾斜面 88 集電子 89 配線ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 54/02 9245−3F // B65G 17/10 A 8819−3F
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 一定経路上を互いに連結された状態で走
行する走行台車群を設け、この走行台車群のうちの前後
で隣接した走行台車の一方から他方に向けて金属製カバ
ーを連設するとともに、他方の走行台車から一方に向け
て前記金属製カバー上に載置自在でかつ軟質の樹脂製カ
バーを連設し、前記両カバーは、その遊端で少なくとも
片側半分を台車本体側にカットした傾斜面に形成したこ
とを特徴とする荷搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18906891A JP2689774B2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 荷搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18906891A JP2689774B2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 荷搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0532316A true JPH0532316A (ja) | 1993-02-09 |
JP2689774B2 JP2689774B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=16234767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18906891A Expired - Fee Related JP2689774B2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 荷搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2689774B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07177611A (ja) * | 1993-12-21 | 1995-07-14 | Hitachi Kiden Kogyo Ltd | リニアモータによる駆動装置 |
WO2021153564A1 (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-05 | 株式会社 東芝 | 搬送補助装置、搬送装置、及び荷物仕分け装置 |
CN114435887A (zh) * | 2022-03-07 | 2022-05-06 | 杭州康奋威科技股份有限公司 | 一种低噪音过弯的双层直线交叉带分拣机 |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP18906891A patent/JP2689774B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07177611A (ja) * | 1993-12-21 | 1995-07-14 | Hitachi Kiden Kogyo Ltd | リニアモータによる駆動装置 |
WO2021153564A1 (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-05 | 株式会社 東芝 | 搬送補助装置、搬送装置、及び荷物仕分け装置 |
JP2021123429A (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-30 | 株式会社東芝 | 搬送補助装置、搬送装置、及び荷物仕分け装置 |
US11926486B2 (en) | 2020-01-31 | 2024-03-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Conveyance assisting apparatus, conveyance apparatus, and packaging sorting apparatus |
CN114435887A (zh) * | 2022-03-07 | 2022-05-06 | 杭州康奋威科技股份有限公司 | 一种低噪音过弯的双层直线交叉带分拣机 |
CN114435887B (zh) * | 2022-03-07 | 2024-06-11 | 杭州康奋威科技股份有限公司 | 一种低噪音过弯的双层直线交叉带分拣机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2689774B2 (ja) | 1997-12-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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