JP2660882B2 - 荷搬送設備 - Google Patents

荷搬送設備

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JP2660882B2
JP2660882B2 JP3200996A JP20099691A JP2660882B2 JP 2660882 B2 JP2660882 B2 JP 2660882B2 JP 3200996 A JP3200996 A JP 3200996A JP 20099691 A JP20099691 A JP 20099691A JP 2660882 B2 JP2660882 B2 JP 2660882B2
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  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定経路上で台車に搭
載されて搬送される被搬送物(荷)を、経路中に予め設
定されている複数の仕分け位置(仕分けシユート)の内
の任意の仕分け位置で左右横方向に払い出す走行台車を
複数台備えた荷搬送設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の荷搬送設備としては、各
走行台車上に左右に傾倒可能なトレ―を設置し、各仕分
け位置には台車が通過するときにトレ―を転倒させるア
クチュエ―タを設置し、トレ―の転倒によりトレ―上の
被搬送物を左右横方向に払い出すように構成した装置が
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の荷搬送設
備では、トレ―の転倒により被搬送物を払い出すのであ
るからショックに弱い被搬送物には不適当であり、トレ
―転倒時に騒音を伴うという問題があった。また、転倒
したトレ―を元に戻すための手段も必要であるなど、機
構的にも複雑で故障し易いという問題があった。
【0004】この問題を解決するため、たとえば特公昭
53- 10338 号公報に開示された仕分けコンベヤの分岐装
置が発明されている。この発明は、各スケ―ル(受け
皿)にモ―タ―ロ―ラおよびフリ―ロ―ラを1組とした
ロ―ラ部を備え、モ―タ―ロ―ラに仕分け位置に布設さ
れたトロリ―バ―より集電部を介して給電して、ロ―ラ
部上の被搬送物をショックなしで仕分けるように構成さ
れ、さらにモ―タ―ロ―ラは、三相電源とトロリ―バ―
間に設けたマグネットコンタクタにより電源の相を入替
えてトロリ―バ―および集電部を介して給電されること
により正転あるいは逆転駆動されるよう構成されてい
る。しかし、この発明においてはモ―タ―ロ―ラの駆動
がトロリ―バ―への供給電源への給電を制御することに
より地上側(固定側)で行われるため、仕分け位置(ト
ロリ―バ―位置)とスケ―ルの位置関係を常に把握して
タイミングよく給電する必要があり、地上側の仕分け制
御が複雑になるという問題があった。さらに、台車の走
行速度が常に一定ではなく、また投入コンベヤからの投
入タイミングがずれることにより、被搬送物が中心より
ずれて載置されることが多く、かつ被搬送物の載置面が
コンベヤになっているのでトレーの場合と異なり、被搬
送物が中心に自然に寄ることがなく、載置されたままで
中心からずれたままとなることから、極端にずれると振
動などにより落下する危険があった。
【0005】本発明は上記問題を解決するものであり、
地上側の制御を簡単にするとともに、走行台車上に載置
された被搬送物の位置を中心に維持でき、被搬送物の落
下事故を防止できる荷搬送設備を提供することを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
本発明は、一定経路上を走行し、この一定経路に沿って
設けられた複数のローダより荷を搭載し、同じくこの一
定経路に沿って設けられた複数の仕分けシュートに荷を
払い出す走行台車を複数台所定間隔で連結して備えた荷
搬送設備であって、前記各走行台車に、前記荷が搭載さ
れ前記仕分けシュ―トへ荷を払い出す仕分け用コンベヤ
と、このコンベヤを制御する制御手段と、この制御手段
に接続された第1の信号伝送手段を備え、地上側に、前
記走行台車上の荷の通過高さに前記一定経路に沿って、
前記走行台車の走行方向に直角な左右方向に同角度で対
象な2組の透過形の光電スイッチを設け、これら光電ス
イッチの下流側に前記第1の信号伝送手段に対向する第
2の信号伝送手段を設け、前記光電スイッチの2つの検
出信号を入力し、この信号の入力の時間差、および予め
設定された前記走行台車の走行速度、前記角度から前記
荷の左右方向のずれ量を演算し、このずれ量を前記第
1、第2の信号伝送手段を介して前記走行台車の制御手
段へ伝送する制御装置を備えたことを特徴とするもので
ある。
【0007】
【作用】上記構成により、制御装置は光電スイッチの2
つの検出信号の入力の時間差、および走行台車の走行速
度、2組の光電スイッチの取付け角度から走行台車上の
荷の左右方向のずれ量を演算し、このずれ量を第1、第
2の信号伝送手段を介して走行台車の制御手段へ伝送す
る。よって、走行台車の制御手段はこのずれ量によりコ
ンベヤを駆動して荷を中心位置に移動することができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例における荷搬送設備の
要部斜視図である。
【0009】図1において、1は一定の走行経路5上を
互いに連結された状態でA方向へ走行し、走行するA方
向に対する左右横方向に荷(被搬送物)2を搬送する仕
分けコンベヤ3を上面に設けた走行台車であり、この走
行台車1上の仕分けコンベヤ3の駆動により荷2は、A
方向に対する左右横方向に開口し、走行経路に沿って複
数台設けられた仕分けシュ―ト4に払い出される。
【0010】前記走行経路5の構造を図2および図3に
基づいて説明する。図2および図3に示すように、ベー
ス6は、左右一対のベースフレーム7を長さ方向の所定
間隔置きに連結材8により連結されて構成され、所定間
隔置きに設けた図1に示す脚体9を介して床上に設置さ
れる。このベース6の上方に、走行台車1を案内する走
行レール10がモノレール式に配設され、そして長さ方向
における複数箇所がベース6上の所定位置に立設された
逆J状のレールサポート11を介して支持される。
【0011】また走行レール10の一側面、すなわちレー
ルサポート11の連結面とは反対側の側面の複数箇所に
は、リニアモータ12がレール長さ方向に位置変更自在に
取付けられ、さらに走行レール10の他側面には保護レー
ル13が配設され、この保護レール13の外側面に、3相の
交流電源線および接地線からなる4本の給電レール14が
配設される。また、ベース6の上部から上方へと、両側
を囲むカバー15が連設される。16は配線ダクトを示す。
【0012】次に、走行台車1の構造を図2〜図6に基
づいて説明する。この走行台車1は、前記走行レール10
に案内される本体17と、この本体17の上部に設けた前記
仕分けコンベヤ3とからなる。本体17は、走行方向から
見てC型状の本体フレーム18を走行方向に一対(複数)
有し、四角板状の二次導体19の前後縁部を縦杆部内面に
固定するとともに、平面プレート20の前後縁部を横杆部
上面に固定することで、両本体フレーム18は走行方向に
所定間隔を置いた状態で二次導体19とプレート20とを介
して一体化される。
【0013】また本体フレーム18の上方横杆部の端部に
は、上部ブラケット21が回動自在に設けられ、これら上
部ブラケット21には、走行レール10の上部両側面に当接
自在な左右一対の横振れ防止ローラ22と、走行レール10
の上面に当接自在な上部ローラ23とが設けられる。
【0014】また本体フレーム18の下方横杆部の端部に
は、下部ブラケット24が回動自在に設けられ、これら下
部ブラケット24には、走行レール10の下部両側面に当接
自在な左右一対の横振れ防止ローラ25と、走行レール10
の下面に当接自在な下部ローラ26とが設けられる。
【0015】このように構成された本体17の上部に設け
た仕分けコンベヤ3は、前後一対のフレーム27と、これ
らフレーム27間に配設したコンベヤ装置28とから構成さ
れる。前記コンベヤ装置28は、駆動プーリ29と、従動プ
ーリ30と、両プーリ29,30間に掛張された無端のベルト
31と、サーボモータ32と、このサーボモータ32の回転を
駆動プーリ29に伝える伝動装置33などから構成される。
34はローダ用コンベヤで、このローダ用コンベヤ34に仕
分け用コンベヤ3を接続した状態で荷2の搬入が行われ
る。
【0016】前記仕分けコンベヤ3のフレーム27の他端
間には下方へのシャーシ35が配設され、このシャーシ35
の外面側には、図5に示すように各仕分けシュ―ト4の
前面に設置された反射板36により各仕分けシュ―ト4の
位置を検出する光電式の一対のシュ―ト検出器37,38
と、図5に示すロ―ダ制御装置39と信号の授受を行うた
めの光送受信器40が設けられ、さらに後述する制御装置
41が設けられ、サーボアンプ42が配設される。ロ―ダ制
御装置39は、荷2を走行台車1に搭載する投入インダク
ションを備えた前記ロ―ダ用コンベヤ34を駆動して走行
台車1へ荷2を搭載すると、荷2の仕分け先デ―タ(た
とえば荷2を仕分ける店舗のコ―ドなど)、仕分けシュ
ート4のレイアウトデータ、走行台車1の走行速度デー
タからなる仕分け指令信号xを光送受信器50を介して走
行台車1へ伝送する。
【0017】前記走行台車1の制御装置41は、図4に示
すように、サーボアンプ42にサーボモータ32の正転ある
い逆転の信号を伝達するリレイMCF,MCRと、後述
するコントロ―ラ43と、コントロ―ラ43およびリレイM
CF,MCRに電源を供給する定電圧電源44とから構成
されており、リレイMCF,MCRはコントロ―ラ19に
より制御され、リレイMCFが駆動され、その信号がサ
ーボアンプ42に伝達されると、サーボモータ32は正転し
て右方向に荷2を払出し、リレイMCRが駆動され、そ
の信号がサーボアンプ42に伝達されると、サーボモータ
32は逆転して左方向に荷2を払出す。
【0018】上記のように構成された走行台車1は、連
結装置45により互いに連結され、さらに走行台車1群に
おいて、後続走行台車1の仕分け用コンベヤ3のフレー
ム27の前部上端に、前方に向けて金属製カバー46(アル
ミニュウムなど)を連設し、また先行走行台車1の仕分
け用コンベヤ3のフレーム27の後部上端に、前記金属製
カバー46上に載置自在でかつ軟質の樹脂製カバー47(軟
質の塩化ビニールなど)を後方に向けて連設している。
【0019】また図6の回路構成に示すように、前記走
行台車1は5台毎に群を形成しており、走行方向Aの先
頭の走行台車(以下親台車と称す)1Aのみには、その
上部ブラケット21に、前記給電レール14からサーボモー
タ32用などの給電を受ける集電子48が設けられている
(図3参照)。そして、親台車1Aから群の他の走行台
車(以下、子台車と称す)1Bには配線ライン49を介し
て給電される。
【0020】また図5に示すように、ローダ用コンベヤ
34の下流に走行経路5に沿って、走行台車1上の荷2の
通過高さに、走行台車1の走行方向Aに直角な左右方向
に同角度で対象な2組の透過形の光電スイッチ71,72を
設け、これら光電スイッチ71,72の下流側に走行台車1
の光送受信器40に対向する光送受信器73を設け、光電ス
イッチ71,72の2つの検出信号を入力し、信号の入力に
時間差があるとき、走行台車1の走行速度、前記角度か
ら荷2の左右方向のずれ量を演算し、このずれ量信号y
を光送受信器73,40を介して走行台車1の制御装置41の
コントローラ43へ伝送するずれ量検出装置74を設けてい
る。
【0021】このずれ量検出装置74によるずれ量の検出
原理を図7の模式図により説明する。光電スイッチ71,
72の取付け角度をΘ、荷2の走行台車1の中心からのず
れ量をw、走行台車1の走行速度をv、第1の光電スイ
ッチ71の検出信号がオンとなり、第2の光電スイッチ72
がオンとなるまでの時間差をta (第2の光電スイッチ
72が先にオンとなるとマイナスとする)、第1の光電ス
イッチ71の検出信号がオフとなり、第2の光電スイッチ
72がオフとなるまでの時間差をtb (第2の光電スイッ
チ72が先にオフとなるとマイナスとする)、第1の光電
スイッチ71の検出信号がオンとなり、第2の光電スイッ
チ72がオンとなるまでの走行距離をa、第1の光電スイ
ッチ71の検出信号がオフとなり、第2の光電スイッチ72
がオフとなるまでの走行距離をbとすると、 a=ta *v b=tb *v と表せ、この距離a,bが検出される地
点と走行経路中心迄の距離をc,dとすると、 c=a/(2tanΘ)=ta *v/(2tanΘ) d=b/(2tanΘ)=tb *v/(2tanΘ) したがって、w=(c+d)/2=(v/4)*(ta
+tb )/tanΘ と表せる。
【0022】ずれ量検出装置74はこの式により、ずれ量
wを演算して走行台車1へ出力する。以下上記仕分け指
令信号xおよびずれ量信号yを光送受信器40を介して入
力する制御装置41のコントロ―ラ43の構成およびこのコ
ントローラ43による仕分けコンベヤ3の駆動動作につい
て図8のブロック図に基づいて詳細に説明する。
【0023】第1のカウンタ61は走行方向Aの右側に設
けられた仕分けシュ―ト4の反射板36を検出するシュ―
ト検出器37の検出信号aを入力とし、また後述する設定
器62からの設定信号bを入力して設定値Rとするカウン
タであり、検出信号aが入力する毎に設定値Rより1を
減算し、減算した結果が1以下となると、出力信号cを
第1のパルス発生部63へ出力する。第1のパルス発生部
63は第1のカウンタ61から出力信号cを入力すると、設
定部62からのタイミング設定信号dにより時間T遅延さ
せて予め設定された時間Mの間リレイMCFをオンする
出力信号eを出力する。第2のカウンタ64は、走行方向
Aの左側に設けられた仕分けシュ―ト4の反射板36を検
出するシュ―ト検出器38の検出信号fを入力とし、設定
器62からの設定信号gを入力して設定値1とするカウン
タであり、検出信号fが入力する毎に設定値Lより1を
減算し、減算した結果が1以下となると、出力信号hを
第2のパルス発生部65へ出力する。第2のパルス発生部
65は第2のカウンタ64からの出力信号hを入力すると、
前記タイミング設定信号dにより時間T遅延させて予め
設定された時間Mの間リレイMCRをオンする出力信号
jを出力する。また、第1のパルス発生部63は、設定部
62より第1のずれ量タイマー設定信号pを入力すると、
この信号pにより設定されたタイマー時間、リレイMC
Fをオンする出力信号eを出力し、第2のパルス発生部
65は、設定部62より第2のずれ量タイマー設定信号qを
入力すると、この信号qにより設定されたタイマー時
間、リレイMCRをオンする出力信号eを出力する。
【0024】仕分け指令信号xが入力した際の設定部62
の動作を図9のフロ―チャ―トにしたがって説明する。
まずロ―ダ制御装置39から光送受信器50,40を介して入
力した仕分け指令信号xに仕分けシュート4のレイアウ
トデ―タが含まれているかを確認し(ステップ−1)、
レイアウトデ―タが含まれていると、レイアウトデ―タ
にしたがってシュ―トナンバ―と仕分け先のコ―ドを変
更する(ステップ−2)。次に、仕分け指令信号xに走
行速度デ―タが含まれているかを確認し(ステップ−
3)、走行速度デ―タが含まれていると、走行速度デ―
タに反比例する遅延時間Tを演算し(ステップ−4)、
タイミング設定信号dとしてこの遅延時間Tをパルス発
生部63,65へ出力する(ステップ−5)。次に仕分け指
令信号xに仕分け先デ―タが含まれているかを確認し
(ステップ−6)、含まれていなければ終了とし、含ま
れていれば仕分け先デ―タ(コ―ド)に基づいてシュ―
トナンバ―を検索する(ステップ−7)。シュ―トナン
バ―が検索されると、シュ―トナンバ―が進行方向Aの
右側あるいは左側のどちら側の仕分けシュ―ト4に相当
するかを確認し(ステップ−8)、続いて進行方向Aの
手前から何番目の仕分けシュ―ト4になるかを演算する
(ステップ−9,10)。たとえば、検索されたシュ―ト
ナンバ―をN、仕分けシュ―ト4の配列を進行方向Aの
手前から順に右側を奇数とし、左側を偶数とすると、シ
ュ―トナンバ―が奇数か偶数かにより右側か左側かを特
定でき、設定値RをR=(N+1)/2、設定値LをL
=N/2で演算できる。設定値Rあるいは設定値Lを第
1あるいは第2のカウンタ61,64へ出力信号bあるいは
出力信号gとして出力する(ステップ−11,12)。
【0025】次にずれ量信号yが入力した際の設定部62
の動作を図10のフロ―チャ―トにしたがって説明する。
まず、ずれ量信号yの入力を確認すると(ステップ−
1)、ずれ量信号yのずれ量wの絶対値をとり(ステッ
プ−2)、タイマー時間tを演算する。サーボモータ32
の所定の加減速度をαとすると、図11の速度特性図から
わかるように、w/2=(1/2)*α*t2 と表
せ、したがって、t=(w/α)1/2 と演算できる
(ステップ−3)。
【0026】次にずれ量wが正か負かを判断し(ステッ
プ−4)、正の場合、タイマー時間tからなる第1のず
れ量タイマー設定信号pを第1のパルス発生部63へ出力
し(ステップ−5)、負の場合、タイマー時間tからな
る第2のずれ量タイマー設定信号qを第2のパルス発生
部65へ出力する(ステップ−6)。
【0027】上記コントロ―ラ43の構成により、コント
ロ―ラ43は、ロ―ダ制御装置39より仕分け指令信号xを
光送受信器50,40を介して入力すると、第1および第2
のパルス発生部63,65の遅延時間Tと、第1のカウンタ
61の設定値R、あるいは第2のカウンタ64の設定値Lを
設定し、光シュート検出器37あるいは38の検出信号aあ
るいはfにより仕分けシュ―ト4の反射板36をカウント
し、カウンタ61あるいは64の減算結果が1となると、パ
ルス発生部63あるいは65から遅延時間Tでパルス幅Mの
1パルスをリレイMCFあるいはMCRへ出力する。す
ると、サーボモータ32が正転あるいは逆転して仕分けコ
ンベヤ3が動作し、目的の仕分けシュ―ト4へ荷2が仕
分けられる。遅遠時間Tは走行速度が速くなると短くな
り、サーボモータ32が作動するタイミングが速くなり、
よって走行速度に応じて荷2が正確に仕分けられる。ま
た、ずれ量信号yを光送受信器73,40を介して入力する
と、タイマー時間tを演算し、ずれ量信号yの正負によ
り第1あるいは第2のパルス発生部63,65にずれ量タイ
マー設定信号p,qを出力し、このタイマー時間tのパ
ルスがリレイMCFあるいはMCRへ出力され、サーボ
モータ32が正転あるいは逆転して仕分けコンベヤ3が動
作し、荷2は仕分けコンベヤ3の中心に移動する。
【0028】上記実施例において走行台車1は、リニア
モータ12と二次導体19とによる磁石の吸引力や反発力を
利用して走行レール10上を所定速度で走行する。そし
て、給電レール14より集電子48あるいは配線ライン49を
介してサーボモータ32用の給電を受けている状態で、制
御装置41により、光送受信器40により送られてきた信号
に応じて、サーボモータ32を正転あるいは逆転させ、以
てベルト31上の荷2を仕分けシュート4に払い出し、ま
たは中心に移動させ得る。なお荷2の搬入は、ローダ用
コンベヤ34から仕分け用コンベヤ3へと行われる。
【0029】そして走行時においては、金属製カバー46
と樹脂製カバー47との重合により前後の走行台車1間が
埋められていることから、荷2の脱落や塵埃の侵入を防
止し得、その際に重合部の強度は金属製カバー46により
確保し得る。
【0030】このように、仕分けコンベヤ3上の荷2の
ずれ量を検出し、その位置を中心に補正することがで
き、走行台車1の走行速度が一定でなく、荷2が搬入の
際にずれて載置された場合でも、その位置を補正でき、
振動や仕分けコンベヤ3の傾きなどによる荷2の落下を
防止できる。さらに、従来のように地上側の制御装置に
て全走行台車1の仕分け位置を確認し、仕分けタイミン
グを判断する仕分け制御を行う必要がなくなり、地上側
の制御を簡単にでき、また仕分け制御の制御手段が走行
台車1側に分散されるため、走行台車が1台故障しても
仕分け作業を続行することができる。
【0031】なお、実施例では走行台車1をリニアモー
タ12で走行させているが、走行台車1をリニアモータ方
式以外で走行させてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、制御装置
は光電スイッチの2つの検出信号の入力の時間差、およ
び走行台車の走行速度、2組の光電スイッチの取付け角
度から走行台車上の荷の左右方向のずれ量を演算し、こ
のずれ量を第1、第2の信号伝送手段を介して走行台車
の制御手段へ伝送することによって、走行台車の制御手
段はこのずれ量によりコンベヤを駆動して荷を中心位置
に移動することができ、走行台車の走行速度が一定でな
く、荷の搬入の際にずれて載置された場合でも、その位
置を補正でき、振動などによる荷の落下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の荷搬送設備の要部斜視図である。
【図2】同荷搬送設備の走行台車の側面図である。
【図3】同荷搬送設備の走行台車の一部断面正面図であ
る。
【図4】同荷搬送設備の制御装置の回路図である。
【図5】同荷搬送設備の一部構成を示す模式図である。
【図6】同荷搬送設備の走行台車間の配線図である。
【図7】同荷搬送設備の走行台車上の荷のずれ量を検出
する原理を説明する模式図である。
【図8】同荷搬送設備の走行台車制御装置内コントロ―
ラのブロック図である。
【図9】同荷搬送設備の走行台車制御装置内コントロ―
ラのフロ―チャ―トである。
【図10】同荷搬送設備の走行台車制御装置内コントロ―
ラのフロ―チャ―トである。
【図11】同荷搬送設備の走行台車上の荷を移動するコン
ベヤの速度特性図である。
【符号の説明】
1 走行台車 2 荷(被搬送物) 3 仕分け用コンベヤ 4 仕分けシュ―ト 5 走行経路 40,73 光送受信器(信号伝送手段) 41 制御装置 43 コントロ―ラ 71,72 光電スイッチ 74 ずれ量検出装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定経路上を走行し、この一定経路に沿
    って設けられた複数のローダより荷を搭載し、同じくこ
    の一定経路に沿って設けられた複数の仕分けシュートに
    荷を払い出す走行台車を複数台所定間隔で連結して備え
    た荷搬送設備であって、 前記各走行台車に、前記荷が搭載され前記仕分けシュ―
    トへ荷を払い出す仕分け用コンベヤと、このコンベヤを
    制御する制御手段と、この制御手段に接続された第1の
    信号伝送手段を備え、地上側に、前記走行台車上の荷の
    通過高さに前記一定経路に沿って、前記走行台車の走行
    方向に直角な左右方向に同角度で対象な2組の透過形の
    光電スイッチを設け、これら光電スイッチの下流側に前
    記第1の信号伝送手段に対向する第2の信号伝送手段を
    設け、前記光電スイッチの2つの検出信号を入力し、こ
    の信号の入力の時間差、および予め設定された前記走行
    台車の走行速度、前記角度から前記荷の左右方向のずれ
    量を演算し、このずれ量を前記第1、第2の信号伝送手
    段を介して前記走行台車の制御手段へ伝送する制御装置
    を備えたことを特徴とする荷搬送設備。
JP3200996A 1991-08-12 1991-08-12 荷搬送設備 Expired - Fee Related JP2660882B2 (ja)

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