JPH02182616A - 荷搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、−足軽路上で台車に搭載されて搬送される被
搬送物を、経路中に予め設定されている複数の仕分は位
置の内の任意の仕分は位置で左右横方向に払い出す荷搬
送装置に関するものである。

従来の技術 従来のこの種の荷搬送装置としては、各台車上に左右に
傾倒可能なトレーを設置し、各仕分は位置には台車が通
過するときにトレーを転倒させるアクチュエータを設置
し、トレーの転倒によりトレー上の被搬送物を左右横方
向に払い出すように構成した装置が知られている。

発明が解決しようとする課題 しかし従来の荷搬送装置では、トレーの転倒により被搬
送物を払い出すのであるからショックに弱い被搬送物に
は不適当であり、トレー転倒時に騒音を伴うという問題
があった。また、転倒したトレーを元に戻すための手段
ら必要であるなど、機構的にも複雑で故障し易いという
問題があった。

この問題を解決するため、たとえば特公昭５３−１０３
３８号公報に開示された仕分はコンベヤの分岐装置が発
明されている。この発明は、各スケール（受は皿）にモ
ーターローラおよびフリーローラをｌ＃Ｉ′Ｎとしだロ
ーラ部を備え、モーターローラに仕分は位置に布設され
たトロリーバーより集電部を介して給電して、ローラ部
上の被搬送物をショックなしで仕分けるように構成され
、さらにモーターローラは、三相電源とトロリーバー間
に設けたマグネットコンタクタにより電源の相を入替え
てトロリーバーおよび集電部を介して給電されることに
より正転あるいは逆転駆動されるよう構成されている。

しかし、この発明においても各スケールに集電部を設け
るためコストが高くなり、また牽耗する各集電部の保守
に時間と費用が多く必要となるという問題があった。さ
らにモーターローラの駆動がトロリーバーへの供給電源
への給電を制御することにより地上側（固定側）で行わ
れるため、仕分は位置（トロリーバー位置）とスケール
の位置関係を常に把握してタイミングよく給電する必要
があり、地上側の仕分は制御が複雑になるという問題が
あった。また地上側の制御装置に異常が生じると、全仕
分は作業を中止さぜるを得す、作業効率が悪くなるとい
う問題もあった。

本発明は上記問題を解決するものであり、台車と仕分は
装置を常に把握しておく必要がなく、仕分けを可能とし
た荷搬送装置を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段 上記問題を解決するため本発明は、一定走行経路上を互
いに連結された状態で走行し、走行方向に対する左右横
方向に搬送する仕分は用コンベヤを上面に有し、このコ
ンベヤに電源の相を入替えて給電する切替え手段を有す
る走行台車と、前記コンベヤ上に積載された荷を仕分け
る仕分は先のナンバーからなる指令信号を出力する第１
の送信手段と、一定の仕分け先毎に走行経路に沿って設
けられ、設けられた仕分は先のナンバーからなる位置信
号を出力する第２の送信手段とを備え、各仕分け先毎に
検出板を設け、前記走行台車に、仕分は先の荷の搬出位
置に走行台車が到達したときに前記検出板を検出する搬
出タイミング検出器と、前記指令信号および位置信号を
受信する受信手段と、前記仕分は先と第２の送信手段の
レイアウトを予め記憶し、前記受信手段により受信した
指令信号を記憶し、この記憶した指令信号の仕分は先ナ
ンバーと受信手段により受信した位置信号の仕分は先ナ
ンバーあるいはこの仕分は先ナン、バーから記憶されて
いた第２の送信手段のレイアウトにより呼び出された一
定の仕分は先のナンバーとが一致し、かつ一致したナン
バーの仕分は先の検出板とレイアウトにより判断された
検出板を前記搬出タイミング検出器で検出したとき、仕
分は先のレイアウトにより前記コンベヤの正転、逆転を
判断して前記切替え手段を駆動する制御手段とを設けた
ものである。

作用 上記構成により、走行台車の制御手段は、第１の送信手
段から受信手段を介して入力しな指令信号を記憶し、こ
の指令信号の仕分は先ナンバーと、第２の送信手段から
受信手段を介して入力した位置信号の仕分は先ナンバー
あるいはこの位置信号の仕分は先ナンバーから予め記憶
された第２の送信手段と仕分は先のレイアウトにより呼
び出された仕分は先ナンバーが一致し、かつ一致したナ
ンバーの仕分は先の検出板とレイアウトにより判断され
た検出板を搬出タイミング検出器で検出したとき、仕分
は先のレイアウトによりコンベヤの正転、逆転を判断し
て切替え手段を駆動する。切替え手段は制御手段からの
駆動信号により電源の相を入替えてコンベヤに給電し、
コンベヤを正転あるいは逆転駆動させる。よって、地上
側の制御装置にて全走行台車仕分は位置を確認し、仕分
はタイミングを判断して仕分は制御を行う必要がなくな
り、地上側の制御が簡単となる。また制御手段が走行台
車側に分散されるため、１台が故障しても仕分は作業は
続行される。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第
１図は本発明の一実施例を示す荷搬送装置の要部斜視図
である。

第１図において、１は一定走行経路上を互いに連結され
た状態でＡ方向へ走行し、走行する入方向に対する左右
横方向に荷（被搬送物）２を搬送する仕分は用コンベヤ
装置３を上面に設けた走行台車であり、この走行台車１
上の仕分は用コンベヤ装置３の駆動により荷２は、Ａ方
向に対する左右横方向に開口し、走行経路に沿って複数
台設けられた仕分はシュート４に払い出される。

走行台車１のＷｉ造を第２図および第３図に基づいて説
明する。

仕分は用コンベヤ装置３は、モーターローラ５と従動ロ
ーラ６とこれらローラ５，６間に掛張された無端体のベ
ルト３Ａから構成され、モーターローラ５の駆動により
ベルト３Ａを回動して荷２を搬送する。また仕分は用コ
ンベヤ装置３は、可動体７の上面に設置されており、可
動体７は、機枠８と、走行経路を形成する走行レール９
上を機枠８を支持して走行する水平軸走行ローラ１０と
、走行レール９を左右から支持し横振れを防止する垂直
軸サイドローラ１１と、機枠８の側面に設けたローラ１
２からなり、可動体７はこのローラ１２が走行のＡ方向
に回転しているスクリュー１３の溝に沿って回動するこ
とによって押されて移動する。

また走行台車１は連結機構１４により互いに連結されて
いる。さらに特定の１台の走行台車（以下親台車と称す
）ＩＡには、第３図に示すように走行レール９に沿って
布設された、３相の交流電源線および接地線からなる４
本の給電レール１５から仕分は用コンベヤ装置３のモー
ターローラ５用の給電を受ける集電子１６が設けられて
いる。そして、親台車ＩＡから他の走行台車（以下、子
台車と称す）ＩＢには第２図に示す配線ライン１７を介
して給電される゛。

また、走行台車１の制御装置１８には、第４図に示すよ
うに、モーターローラ５に電源の相を入替えて給電する
コンタクタＭＣＦ、ＭＣＲが設けられており、各走行台
車１のコンタクタＭＣＦ、ＭＣＲは制御装置１８内に設
けられたコントローラ１９により制御され、コンタクタ
ＭＣＦが駆動されるとモーターローラ５は正転して右方
向に荷２を払出し、コンタクタＭＣＲが駆動されるとモ
ーターローラ５は逆転して左方向に荷２を払出す、さら
に、制御装置１８内にはコントローラ１９およびコンタ
クタＭＣＦ、ＭＣＲ用の定電圧な源２０が設けられてい
る。

また、第２図〜第４図に示すように、走行台車１には、
第５図に示す、走行レール９に沿って設置された仕分は
シュート４毎の搬出位置を示す反射板２１を走行台車１
がこの搬出位置に到達したときに検：ｉｉする搬出タイ
ミング検出器である、２台の光電スイッチよりなるセン
サ２２．２３と、第５図に示すローダ制御装置２４に接
続された第１の光送信Ｒ２５からの後述する指令信号、
あるいは走行台車１の走行方向Ａの左右方向に対向した
、たとえば４台の仕分はシュート４毎に、走行台車１の
入車側に設けられた第２の光送信機２６から位置する１
台の仕分はシュート４のナンバーからなる位置信号を受
信する光受信＠２７が設けられている。

ローダ制御装置２４は、荷２を走行台車１に積載する投
入インダクションを備えなローダ用コンベヤ２８を制御
する制御装置であり、コンベヤ２８上に荷２を確認する
と、コンベヤ２８を駆動して荷２を走行台車１上のコン
ベヤ装置３に載せるとともに、第１の光送信機２５を介
して走行台車１上に積載した荷２の仕分は先の仕分はシ
ュート４のナンバーからなる指令信号を走行台車１へ伝
送している。

制御装置１８のコントローラ１９の動作を第６図のフロ
ーチャートにしたがって説明する。コントロ−ラ１９内
には第５図に示す仕分はシュート４および第２の光送信
機２６のレイアウトが予め記憶されている。

まず、ローダ制御装置２４から光受信ａ２７を介して指
令信号が入力しているかを判断しくステップ３１）、指
令信号が入力していると、記憶している目標の荷２を搬
出する仕分はシュート４のナンバーＬを指令信号の仕分
はシュート４のナンバーに更新する（ステップ３２）０
次に、第２の光送信機２６から光受信Ｒ２７を介して位
置信号が入力しているかを判断しくステップ３３）、入
力していなければ終了とし、入力していれば次に受信し
た位置信号の仕分はシュートナンバーＳから、レイアウ
トにより残り３台の仕分はシュートナンバー（Ｓ　＋１
）、（Ｓ＋２＞、（Ｓ＋３）を呼び出す（ステップ３４
）。仕分はシュートナンバーＳ、（Ｓ＋１）の仕分はシ
ュート４は走行方向Ａの右方向に、仕分はシュートナン
バー（Ｓ＋２）、（Ｓ＋３）の仕分はシュート４は走行
方向Ａの左方向に第５図に示すように位置するものとす
る。次に、仕分はシュートナンバーＳと指令信号のシュ
ートナンバーＬが一致するかを確認しくステップ３５）
、一致していれば、仕分はシュートナンバーＳの仕分は
シュート４の反射板２１をレイアラ１へより判断した右
方向のセンサ２２で検出するのを待ち（ステ・ンブ３６
）、検出するとコンタクタＭＣＦを一定時間駆動しくス
テップ３７）、終了とする。ステップ３５にて一致して
いない場合は仕分はシュートナンバー（Ｓ＋１）とシュ
ートナンバーＬが一致するかを確認しくステップ３８）
、一致していれば仕分はシュートナンバー（Ｓ＋１）の
仕分はシュート４の反射板２１をレイアウトより判断し
た右方向のセンサ２２で検出するのを待ち（ステップ３
９）、検出するとステップ３７でコンタクタＭＣＦを駆
動する。

以下、同様に仕分はシュートナンバー（Ｓ＋２）（Ｓ＋
３）とシュートナンバーＬが一致するかを確認し、レイ
アウトより判断した左方向のセンサ２３で反射板２１を
検出するとコンタクタＭＣＲを一定時間駆動する（ステ
ップ４０〜ステツプ４４）。

上記構成により、走行台車１はスクリュー１３により駆
動されて走行レール９上を一定速度で走行し、給電レー
ル１５より集電子１６あるいは配線ライン１７を介して
モーターローラ５用の給電を受け、光受信機２７により
受信された、ローダ制御装置２４からの指令信号の仕分
はシュートナンバーＬと、第２の光送信ｆｉ２６からの
位置信号の仕分はシュートナンバーＳあるいはこの仕分
はシュートナンバーＳからレイアウトに基づいて呼び出
された仕分はシュートナンバー（Ｓ＋１）〜（Ｓ＋３＞
とが一致すると、一致した仕分はシュートナンバーの仕
分はシュート４の反射板２１をレイアウトによりセンサ
２２あるいはセンサ２３にて検出することにより搬出タ
イミングを計り、レイアウトに基づいてコンタクタＭＣ
ＦあるいはコンタクタＭＣＲを駆動し、モーターローラ
５を正転あるいは逆転し、ベルト３Ａ上の荷２を指定さ
れた仕分はシュート４に払い出す。

このように、コントローラ１９によってローダ制御装置
２４にて指定された仕分はシュート４に荷２を仕分ける
ことができ、地上側で全走行台車１と仕分は位置の位置
関係を把握しておく必要がなくなり地上側の装置を簡易
に安価に構成できる。また１台の走行台車１のコントロ
ーラ１９が故障しても全走行台車１を停止する必要がな
く、正常な走行台車１を使用して仕分は作業を続行する
ことができる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、走行台車に設けた制御手
段により仕分は先と搬出タイミングを確認して切替え手
段を駆動して被搬送物を払出す実際の仕分は作業が実行
されるため、地上側では仕分は位置と走行台車の位置関
係を常に把握しておく必要がなくなり、地上側の装置を
簡易に安価に構成することができる。さらに、−台の走
行台車１の制御手段が故障しても仕分は作業を中止する
必要がなく、正常な走行台車を使用して仕分は作業を続
行することができ、作業効率を向上させることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す荷搬送装置の一部斜視
図、第２図および第３図はそれぞれ同荷搬送装置の走行
台車の一部断面側面図および正面図、第４図は同荷搬送
装置の要部回路図、第５図は同荷搬送装置の動作を説明
するための模式図、第６図は同荷搬送装置の走行台車の
コントローラのフローチャートである。 １・・・走行台車、２・・・荷（被搬送物）、３・・・
仕分は用コンベヤ装置、４・・・仕分はシュート（仕分
は先）、９・・・走行レール（走行経路）、１５・・・
給電レール、１８・・・走行台車の制御装置、１９・・
・コントローラ（制御手段）、２１・・・反射板（検出
板）　、２２．２３・・・センサ（搬出タイミング検出
器）、２５・・・第１の光送信機（第１の送信手段）、
２６・・・第２の光送信機（第２の送信手段）、２７・
・・光受信機（受信手段）。 ３　訂分＋１１１１コ〉べ又装置 ４、（τ分１１シュートＣ打号１１先ン代理人　　　森
　　本　　義　　弘

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、一定走行経路上を互いに連結された状態で走行し、
   走行方向に対する左右横方向に搬送する仕分け用コンベ
   ヤを上面に有し、このコンベヤに電源の相を入替えて給
   電する切替え手段を有する走行台車と、前記コンベヤ上
   に積載された荷を仕分ける仕分け先のナンバーからなる
   指令信号を出力する第１の送信手段と、一定の仕分け先
   毎に走行経路に沿って設けられ、設けられた仕分け先の
   ナンバーからなる位置信号を出力する第２の送信手段と
   を備え、各仕分け先毎に検出板を設け、前記走行台車に
   、仕分け先の荷の搬出位置に走行台車が到達したときに
   前記検出板を検出する搬出タイミング検出器と、前記指
   令信号および位置信号を受信する受信手段と、前記仕分
   け先と第２の送信手段のレイアウトを予め記憶し、前記
   受信手段により受信した指令信号を記憶し、この記憶し
   た指令信号の仕分け先ナンバーと受信手段により受信し
   た位置信号の仕分け先ナンバーあるいはこの仕分け先ナ
   ンバーから記憶されていた第２の送信手段のレイアウト
   により呼び出された一定の仕分け先のナンバーとが一致
   し、かつ一致したナンバーの仕分け先の検出板とレイア
   ウトにより判断された検出板を前記搬出タイミング検出
   器で検出したとき、仕分け先のレイアウトにより前記コ
   ンベヤの正転、逆転を判断して前記切替え手段を駆動す
   る制御手段とを設けた荷搬送装置。