JP2001216024A - 荷搬送設備 - Google Patents

荷搬送設備

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JP2001216024A
JP2001216024A JP2000023442A JP2000023442A JP2001216024A JP 2001216024 A JP2001216024 A JP 2001216024A JP 2000023442 A JP2000023442 A JP 2000023442A JP 2000023442 A JP2000023442 A JP 2000023442A JP 2001216024 A JP2001216024 A JP 2001216024A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、マグネットテープを使用せずに走
行レールの走行区間の経路形状を認識できる荷搬送設備
を提供することを目的とする。 【解決手段】 一対の走行レール1に案内されて自走
し、荷を搬送する複数台の自走台車3を備え、各自走台
車3に、駆動車輪のモータ45の駆動軸に連結された第1
エンコーダ63と、走行レール1の側面に接触して回動す
る検出ローラ64Aを有す第2エンコーダ64を設け、第1
エンコーダ63により検出される駆動車輪の回転数から求
められる駆動車輪の速度と、第2エンコーダにより検出
されるレール1部の移動距離によるレール部の速度を比
較することにより、走行中の走行レール1の区間が直線
部、左カーブ部、右カーブ部のいずれの区間であるかを
認識する。この認識により、マグネットテープを使用せ
ずに走行レールの走行区間の経路形状を認識できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行レールに案内
されて自走し、荷を搬送する自走台車を備えた荷搬送設
備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の荷搬送設備においては、特許第2
553912号に開示されているように、自走台車を案
内する走行レールの左カーブ部と右カーブ部にそれぞれ
極性の異なるマグネットテープを布設し、自走台車に、
マグネットテープおよびその極性を検出する磁気センサ
を設け、この磁気センサの検出信号により、自走台車が
走行している区間が直線部か左カーブ部か右カーブ部の
いずれかであることを認識している。そして、左カーブ
部または右カーブ部と認識すると、自走台車の走行速度
を低速に落とし、自走台車の安全な走行を確保し、また
積載している荷の落下を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記マグネッ
トテープを走行レールに沿って布設することから、布設
に時間がかかり作業効率が悪く、また設備毎に異なる走
行レールの径路形状によりマグネットテープの布設位置
およびその長さが異なり、設備毎に設計しなければなら
ないという問題があった。
【0004】そこで、本発明は、マグネットテープを使
用せずに走行レールの走行区間の径路形状を認識できる
荷搬送設備を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、一対の走
行レールに案内されて自走し、荷を搬送する複数台の自
走台車を備え、前記各自走台車は、モータにより駆動さ
れる駆動車輪と、従動車輪により支持された荷搬送設備
であって、前記自走台車に、前記モータの駆動軸に連結
され、前記駆動軸の回転に比例したパルスを出力する第
1エンコーダと、前記一方の走行レールの面に接触して
回動する検出ローラを有し、この検出ローラの回転に比
例したパルスを出力する第2エンコーダを設け、前記自
走台車が前記モータの駆動により走行しているとき、前
記第1エンコーダの出力パルスにより検出される前記駆
動車輪の速度と、前記第2エンコーダの出力パルスによ
り検出される前記走行レール部における速度を比較する
ことにより、走行中の走行レールの径路形状が直線部、
左カーブ部、右カーブ部のいずれであるかを認識するこ
とを特徴とするものである。
【0006】上記構成により、第1エンコーダの出力パ
ルスにより検出される駆動車輪の速度と、第2エンコー
ダの出力パルスにより検出される走行レール部における
速度は、左カーブ部、右カーブ部、直線部により異なる
ことによって、走行レールの区間の径路形状が判断さ
れ、認識される。
【0007】また請求項2に記載の発明は、上記請求項
1に記載の発明であって、駆動車輪の速度から求められ
る駆動車輪の加減速度が、自走台車に設定された加減速
度より大きいとき、第1エンコーダの異常と判断し、走
行レール部における速度から求められる走行レール部に
おける加減速度が、前記自走台車に設定された加減速度
より大きいとき、第2エンコーダの異常と判断すること
を特徴とするものである。
【0008】上記構成により、第1エンコーダあるいは
第2エンコーダの異常により、パルスの出力が停止す
る、あるいはスリップによりパルスの間隔が延びると
(異常が発生すると)、第1エンコーダあるいは第2エ
ンコーダのパルス出力から検出される加減速度は急変す
ることから、その異常が検出される。
【0009】また請求項3に記載の発明は、上記請求項
2に記載の発明であって、第1エンコーダの出力パルス
により検出される自走台車の移動距離に基づいて前記予
め認識した走行レールの径路形状を判断することにより
自走台車の速度を制御し、第1エンコーダの異常と判断
されると、第2エンコーダの出力パルスにより検出され
る自走台車の移動距離に基づいて前記予め認識した走行
レールの径路形状を判断することにより自走台車の速度
を制御することを特徴とするものである。
【0010】上記構成により、第1エンコーダの出力パ
ルスにより自走台車の移動距離が検出され、移動距離に
基づいて前記予め認識した走行レールの径路形状を判断
することにより自走台車の速度の制御が行われる。また
第2エンコーダの出力パルスにより検出される移動距離
により第1エンコーダ異常時の自走台車の速度の制御が
行われる(バックアップが行われる)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態にお
ける荷搬送設備の要部構成図である。
【0012】図1において、1はフロア2に設置された
一対の走行レールであり、3はこの走行レール1に案内
されて自走し、荷を搬送する4輪の自走台車である。自
走台車3は、図1〜図4に示すように、車体11と、この
車体11上に設置された荷の移載・載置装置(たとえば、
ローラコンベヤやチェンコンベヤ)12と、車体11の下部
に取付けられた、車体11を一方の走行レール1(図では
右側走行レール)に対して支持する2台の旋回式従動車
輪装置13および車体11を他方の走行レール1(図では左
側走行レール)に対して支持するとともに走行レール1
の曲がり形状に追従可能でかつ旋回式従動車輪装置13に
対して遠近移動自在(スライド自在)な2台の旋回・ス
ライド式駆動車輪装置14を備えている。
【0013】車体11は、図4に示すように、2台の旋回
式従動車輪装置13を縦軸心回りに旋回自在に支持する右
フレーム21と、2台の旋回・スライド式駆動車輪装置14
を縦軸心回りに旋回自在で、かつ左右方向(旋回式従動
車輪装置13への遠近方向)に移動自在に支持する左フレ
ーム22と、これら右フレーム21と左フレーム22の前後両
端を固定する前後フレーム23,24と、これらフレーム2
1,22,23,24により形成される枠上に固定される箱体2
5(図2)から構成され、この箱体25内に、上記荷移載
・載置装置12が設置される。
【0014】上記各旋回式従動車輪装置13は、上記右フ
レーム21に対して縦軸心回りに旋回自在な旋回体31と、
この旋回体31の下面側に連結され、右側走行レール1の
側面に対応した一対の脚部を有するブラケット32と、こ
のブラケット32の両脚部の中央部にそれぞれ設けられた
アクスル33と、このアクスル33に遊転自在に支持された
遊転車輪34と、前記ブラケット32の両脚部の下方前後左
右端にそれぞれ設けられ、右側走行レール1の両側面に
接触する遊転自在な4個のガイドローラ(ガイド装置の
一例)35から構成され、この4個のカイドローラ35によ
り、走行レール1の曲がりに対応してブラケット32を介
して縦軸心回りに旋回体31が回動することにより、遊転
車輪34は走行レール1に対して位置決めされ、脱輪する
ことなく走行レール1上を走行し得る。
【0015】また各旋回・スライド式駆動車輪装置14
は、上記左フレーム22に対して縦軸心回りに旋回自在
で、かつ左右方向に移動自在な旋回体41と、この旋回体
41の下面側に連結され、左側走行レール1の側面に対応
した一対の脚部を有するブラケット42と、このブラケッ
ト42の両脚部の中央部にそれぞれ設けられたアクスル43
と、このアクスル43に支持された駆動車輪44と、この駆
動車輪44の回転軸にその駆動軸が連結されたモータ45
と、前記ブラケット42の両脚部の下方前後左右端にそれ
ぞれ設けられ、左側走行レール1の両側面に接触する遊
転自在な4個のガイドローラ(ガイド装置の一例)46と
から構成され、4個のガイドローラ46により、走行レー
ル1の曲がりに対応してブラケット42を介して縦軸心回
りに旋回体41が回動し、かつ一対の走行レール1間の幅
に対応してブラケット42を介して旋回体41が左右に移動
することにより、駆動車輪44は脱輪することなく走行レ
ール1上を走行し得、またモータ45の駆動により駆動車
輪44が回動することにより、自走台車3は走行レール3
に案内されて走行し得る。
【0016】このように、2輪の駆動車輪44を旋回・ス
ライド自在(遊転車輪34に対して遠近移動自在)な構造
とし、2輪の遊転車輪34で位置決めが行われることによ
り、カーブ部での自走台車3の走行が何ら支障なく円滑
に行われ、本体11が左右方向に振れることが防止され
る。さらに駆動車輪44のモータ45の負担が軽減され、駆
動車輪44で位置決めを行う場合と比較して遊転車輪34お
よび駆動車輪44の構成を簡易な構成とすることができ
る。
【0017】また一方の走行レール1の外方側面に走行
方向に沿って全長に集電レール51が布設され、一方の旋
回式従動車輪装置13のブラケット32の外方に集電子52が
設置されている。
【0018】また他方の走行レール1の外方側面に走行
方向に沿って全長にフィーダ線54が布設され、旋回・ス
ライド式駆動車輪装置14のブラケット42の外方にフィー
ダ線54に接近対向してワイヤレスモデム55が設置されて
いる。
【0019】また車体11の箱体25の下部に、フレーム2
1,22,23,24により形成される枠内で、かつ2台のモ
ータ45の空きスペースに、制御ボックス57と動力ボック
ス58が固定されている。
【0020】またセンサとして、箱体25に、荷移載・載
置装置12上の荷の有無、荷の定位置を検出する光電スイ
ッチからなる移載部検出器61と、追突を検出するバンパ
スイッチ62が設けられ、また1台のモータ45の駆動軸に
連結してモータ45の駆動軸の回転に比例したパルスを出
力する第1エンコーダ63が設けられ、また旋回・スライ
ド式駆動車輪装置14のブラケット42の外方に、左側走行
レール1の側面(外面)に接触して回動する検出ローラ
64Aを有し、この検出ローラ64Aの回転に比例したパル
スを出力する第2エンコーダ64が設けられ、さらに前後
の自走台車3間でデータの送受信を行うためのデータ送
受信手段として、光センサ送信器65と受信器66が設けら
れている。
【0021】これら光センサ送信器65と受信器66用に、
車体11の箱体25の下方で、かつ前後の中心位置にそれぞ
れ、光の下方への漏れを遮断する遮断部材を兼ねた平板
67が設けられており、光センサ送信器65と受信器66はそ
れぞれ、後方と前方を向けてこの平板67上に取付けられ
ている。また、光センサ送信器65と受信器66の取付け位
置(高さ)を、走行レール1の上面レベルと下面レベル
との間としている。
【0022】また図5に示すように、光センサ送信器65
から照射される光のエリアを、中央で20゜の角度分が
重なり、それぞれ80゜の角度で広がる2つの側方エリ
ア68A,68Bと、後方中心で4゜の角度で広がる中心エ
リア69からなる、140゜の広角エリアとし、走行レー
ル1のカーブ部において、前後の自走台車3間のデータ
の送受信を可能としており、光のエリアを、走行レール
1の左カーブ部では側方エリア68B、右カーブ部では側
方エリア68A、直線部では中心エリア69に切り換え可能
な構成としている。
【0023】このように、光センサ送信器65と光センサ
受信器66の取付け位置(高さ)を、走行レール1の上面
レベルと下面レベルの間としたことにより、光センサ送
信器65の光は、走行レール1の上面レベルと下面レベル
の間で水平方向に照射され、よって光が一対の走行レー
ル1に遮断されて左右の走行レール1の外方へ漏れるこ
とを防止でき、後続の他の自走台車以外の自走台車3、
特にカーブ部を走行中の他の自走台車3、あるいは走行
レール1に沿って配置された他の装置への誤入力を防止
できる。さらに光センサ送信器65と光センサ受信器66
を、車体11の下方に配置され、光の下方への漏れを遮断
する遮断部材を兼ねた平板67上に取付けたことにより、
上方へ広がる光センサ送信器65の光が、自走台車3(車
体11)により上方へ漏れることを防止でき、かつ下方へ
広がる光センサ送信器65の光が、平板67により下方に漏
れることを防止でき、周囲の環境に与える影響をなくす
ことができる。
【0024】また図1〜図3に示すように、直線部の走
行レール1の側面にはマグネットから形成された原点70
Aが設けられ、自走台車3の他方の旋回式従動車輪装置
13のブラケット32に、この原点70Aを検出する磁気セン
サからなる原点検出器70が設けられている。
【0025】図6に自走台車3の制御ブロックを示す。
図6において、71はマイクロコンピュータからなり、複
数の自走台車3を総括して制御する地上の制御手段であ
る地上コントローラであり、自走台車3が走行する走行
レール1に沿って散在し、荷の移載を行うステーション
や上位のホストコンピュータ(いずれも図示せず)から
の荷の移載信号および後述する地上モデム72からの各自
走台車3毎のフィードバック信号、たとえば現在位置
(走行距離またはアドレス)信号や荷の有無などの信号
を入力して判断し、各自走台車3毎に走行する行先や移
載を行うかどうかなどの制御を行っている。
【0026】地上コントローラ71は自走台車3との信号
の伝送を、送受信機に相当する地上モデム72およびアン
テナとして、径路である走行レール1に自走台車3の走
行方向に沿って全長に布設された前記フィーダ線54を介
して行っている。
【0027】自走台車3の本体コントローラ73は、フィ
ーダ線54に接近対向して設置された上記ワイヤレスモデ
ム55を介して地上コントローラ71との信号の伝送を行っ
ている。また本体コントローラ73には、上記センサや通
信機器、すなわち移載部検出器61とバンパスイッチ62と
第1エンコーダ63と第2エンコーダ64と光センサ送信器
65と受信器66と原点検出器70が接続されており、各セン
サや通信機器からの信号およびワイヤレスモデム55から
入力した地上コントローラ71からの制御信号により判断
し、インバータ76、切換スイッチ77を介して前記走行モ
ータ45あるいは切換スイッチ77にて切替えて荷移載・載
置装置12の移載モータ78を制御して自走台車3の自走お
よび自走台車3からの荷の移載を制御している。前記イ
ンバータ76は、走行モータ45の制御に際して、本体コン
トローラ73から入力した回転数指令値に基づいて走行モ
ータ45の回転数制御を実行し、また回転数指令値が変更
となると、予め設定された自走台車3の加減速度により
回転数を変化させる。
【0028】前記制御ボックス57に、本体コントローラ
73が収納され、動力ボックス58に、インバータ76と、切
換スイッチ77と、集電子52に接続され自走台車1内の装
置へ給電する電源装置(図示せず)が収納されている。
【0029】以下、上記本体コントローラ73による走行
制御について説明する。図7は、本体コントローラ73の
走行制御のブロック図である。図7において、81は、原
点検出器70の原点検出信号によりリセットされ、第1エ
ンコーダ63から出力されるパルスをカウントする第1カ
ウンタであり、この第1カウンタ81のカウント値は第1
走行距離演算部82へ入力され、第1走行距離演算部82に
おいてモータ45の駆動軸、すなわち駆動車輪44の累積回
転数が求められ、この駆動車輪44の累積回転数により原
点70Aからの駆動車輪44による走行距離(以下、車輪距
離と略す)Maが演算される。この車輪距離Maは、第
1走行制御部83、走行レール認識部(学習部)85、異常
検出部86(詳細は後述する)などへ入力される。
【0030】また図7において、91は、原点検出器70の
原点検出信号によりリセットされ、第2エンコーダ64か
ら出力されるパルスをカウントする第2カウンタであ
り、この第2カウンタ91のカウント値は第2走行距離演
算部92へ入力され、この第2走行距離演算部92において
検出ローラ64Aの累積回転数が求められ、この検出ロー
ラ64Aの累積回転数により左側走行レール1の外側面
(以下、左レール部と略す)における原点70Aからの走
行距離(以下、左レール距離と略す)Mbが演算され
る。この左レール距離Mbは、第2走行制御部93、走行
レール認識部85、異常検出部86(詳細は後述する)など
へ入力される。
【0031】走行レール認識部85は、実稼働前の走行テ
スト中に、原点70Aから車輪距離Maと左レール距離M
bにおける走行レール1の径路形状(直線部または左カ
ーブ部または右カーブ部)を認識(学習)するためのも
のであり、実稼働中には使用しない。走行レール認識部
85において認識された車輪距離Maと左レール距離Mb
における走行レール1の径路形状のデータは、区間メモ
リ部87へ記憶される。
【0032】走行レール認識部85における認識方法(学
習方法)を図8にしたがって説明する。なお、自走台車
3はテスト走行中であり、認識実行が指示されているも
のとする。
【0033】まず、原点70Aを通過したかを原点検出器
70の原点検出信号により確認し(ステップ−1)、原点
70Aの通過を確認するまで、前回の車輪距離Mazと前
回の左レール距離Mbz(後述する)をリセットする
(ステップ−2)。
【0034】ステップ−1において、原点70Aを検出す
ると、まず現在の車輪距離Maと前回の車輪距離Maz
との差により駆動車輪44の車輪駆動軸部の速度Saを演
算(微分演算)し(ステップ−3)、続いて現在の左レ
ール距離Mbと前回の左レール距離Mbzとの差により
左レール部の速度Sbを演算(微分演算)し(ステップ
−4)、これら車輪駆動軸部の速度Saと左レール部の
速度Sbの速度偏差eを演算する(ステップ−5)。
【0035】次に速度偏差eにより、現在走行中のレー
ルの径路形状を判断する(ステップ−6)。速度偏差e
が所定値α(>0)より大きいとき、すなわち車輪駆動
軸部の速度Saが左レール部の速度Sbより速いとき、
左カーブ部を走行中と判断し(ステップ−7)、速度偏
差eが所定値αの絶対値より小さいとき、すなわち車輪
駆動軸部の速度Saと左レール部の速度Sbがほぼ同じ
とき、直線部を走行中と判断し(ステップ−8)、速度
偏差eが所定値(−α)より小さいとき、すなわち左レ
ール部の速度Sbが車輪駆動軸部の速度Saがより速い
とき、右カーブ部を走行中と判断する(ステップ−
9)。
【0036】これら判断を、車輪駆動軸部の車輪距離
[Maz〜Ma]間、および左レール部の左レール距離
[Mbz〜Mb]間の走行レール1の径路形状として区
間メモリ部87に記憶する(ステップ−10)。
【0037】続いて次回の演算のために、現在の車輪距
離Maを前回の車輪距離Mazとして記憶し、現在の左
レール距離Mbを前回の左レール距離Mbzとして記憶
する(ステップ−11)。
【0038】上記ステップ−3〜ステップ−11を次に原
点70Aを検出するまで繰り返し実行する(ステップ−1
2)。上記繰り返しにより、区間メモリ部87に、原点70
Aから車輪距離Maおよび左レール距離Mbにおける走
行レール1の走行区間の径路形状(直線部または左カー
ブ部または右カーブ部)が記憶される。
【0039】このように、走行レール認識部85におい
て、マグネットテープを使用せずに走行レール1の走行
区間の径路形状が求められることにより、従来のように
走行レール1のカーブ部に連続してマグネットテープを
取り付ける必要がなくなり、作業効率が改善され、また
設備毎に異なる走行レールの径路形状によりマグネット
テープの布設位置およびその長さが異なり、設備毎に設
計しなければならないという問題を解決できる。
【0040】また上記異常検出部86は、第1エンコーダ
63と第2エンコーダ64の異常を検出するものであり、第
1エンコーダ63の異常を検出すると、第2エンコーダ64
が正常なとき、走行制御を、第1走行制御部83から第2
エンコーダ64の第2走行制御部93に切り換える信号(異
常検出信号)を出力し、リレイ88を励磁する。このリレ
イ88の動作接点により、第1走行制御部83の出力から第
2走行制御部93の出力へ切り換わり、同時に光センサ送
信器65とワイヤレスモデム55を介して地上コントローラ
71へ送信する現在の走行距離(位置アドレス)を車輪距
離Maより左レール距離Mbへ切り換える。また第1エ
ンコーダ63と第2エンコーダ64がともに異常であること
を検出すると、第1走行制御部83と第2走行制御部93へ
走行停止信号を出力する。またワイヤレスモデム55を介
して地上コントローラ71へ前記異常検出信号と走行停止
信号を出力する。
【0041】異常検出部86による異常検出方法の一例を
説明する。上記走行レール認識部85と同様に、入力した
車輪距離Maを微分演算して車輪駆動軸部の速度Saを
演算し、さらにこの速度Saを微分して車輪駆動軸部の
加速度Daを演算する。また入力した左レール距離Mb
を微分演算して左レール部の速度Sbを演算し、さらに
速度Sbを微分して左レール部の加速度Dbを演算す
る。
【0042】自走台車3の加減速度はインバータ76によ
り設定値βに制御されているので、車輪駆動軸部の加速
度Daの絶対値が加減速度βの絶対値より大きいとき、
第1エンコーダ63に異常(パルスが急になくなる、ある
いはスリップなどによりパルス間隔が延びるなど)が発
生したと判断できる(検出できる)。また同様に、左レ
ール部の加速度Dbの絶対値が加減速度βの絶対値より
大きいとき、第2エンコーダ64に異常が発生したと判断
できる(検出できる)。
【0043】第1エンコーダ63に異常が発生すると、第
2エンコーダ64が正常なとき、異常検出信号を出力し、
また第1エンコーダ63と第2エンコーダ64にともに異常
が発生すると、走行停止信号を出力する。
【0044】このように、上記異常検出部86により第1
エンコーダ63と第2エンコーダ64の異常を検出でき、第
1エンコーダ63に異常が発生した場合にも、第2走行制
御部93へ切り換えることにより走行制御を継続すること
ができ、設備の停止を回避でき、搬送作業を続行でき、
作業時間を維持できる。
【0045】上記第1走行制御部83には、光センサ受信
器66により受信している前方の自走台車3の現在の車輪
距離Pa(位置アドレス)と、現在の車輪距離Ma(現
在の位置のアドレス)とワイヤレスモデム55を介して地
上コントローラ71から伝送されてくる自走台車3の位置
の車輪距離(指令アドレス信号)が入力され、また異常
検出部86より走行停止信号が入力され、インバータ76へ
モータ45の回転数指令値を出力している。
【0046】この第1走行制御部83の走行制御につい
て、図9のフローチャートにしたがって説明する。ま
ず、異常検出部86より出力される走行停止信号の入力を
確認し(ステップ−1)、確認すると、走行停止とし、
回転数指令値を“0”とする(ステップ−2)。
【0047】次に、地上コントローラ71から伝送されて
くる目標値である自走台車3の位置の車輪距離Ms(指
令アドレス信号)と現在の車輪距離Ma(現在の位置の
アドレス)を比較して走行指令が伝送されてきたか判断
し(ステップ−3)、走行指令なしの場合は、ステップ
−2を実行する。走行指令有りの場合は、現在の車輪距
離Maにより区間メモリ部87を検索し、走行中の走行レ
ール1の形状(直線部または左カーブ部または右カーブ
部)を求める(ステップ−4)。
【0048】走行レール1の直線部にいると判断する
と、光センサ送信器65から送信する光のエリアとして中
心エリア69を選択した切換信号を光センサ送信器65へ出
力し(ステップ−5)、走行速度の上限値を高速、たと
えば100m/minに設定し(ステップ−6)、走行
レール1の左カーブ部にいると判断すると、側方エリア
68Bを選択した切換信号を光センサ送信器65へ出力し
(ステップ−7)、走行速度の上限値を低速1、たとえ
ば40m/minに設定し(ステップ−8)、右カーブ
部にいると判断すると、側方エリア68Aを選択した切換
信号を光センサ送信器65へ出力し(ステップ−9)、走
行速度の上限値を低速2、たとえば45m/minに設
定する(ステップ−10)。
【0049】次に、目標値である車輪距離Msと現在の
車輪距離Maとの差を演算し、その差が一定距離gより
短くなると、すなわち目標の停止位置に近づくと(ステ
ップ−11)、走行速度の上限値を停止前の低速3、たと
えば20m/minに設定する(ステップ−12)。さら
に目標値である車輪距離Msと現在の車輪距離Maとの
差が一定距離k(<g)より短くなると、すなわち目標
の停止位置の直前となると(ステップ−13)、ステップ
−2により走行停止とする。。
【0050】次に、光センサ受信器66により受信してい
る前方の自走台車3の現在の車輪距離Pa(位置アドレ
ス)と自身の現在の車輪距離Ma(位置アドレス)によ
り車間距離Lを演算する(ステップ−14)。
【0051】まず、前方の自走台車3の現在車輪距離P
aを微分して前方の自走台車3の走行速度vを演算す
る。次に、自身の現在車輪距離Maを微分して自身の走
行速度voを演算し、この速度vを微分して加速度bを
演算する。なお、自走台車3に予め設定された通常の停
止減速度をαとする。
【0052】次に、前方の自走台車3の停止距離と自身
の停止距離との差を演算して第1車間距離L1を求める
(式1)。この第1車間距離L1は、図10(a)に示
すように、両自走台車1が現在の走行速度より通常に停
止したときの距離の差に相当する。
【0053】 第1車間距離L1={Pa+v2/(2α)}−{Ma+vo2/(2α)} …(1) 次に、図10(b)に示すように、自身の走行速度vo
が前方の自走台車3の走行速度vより高速で、両自走台
車3が現在の走行速度より通常に停止したとき結果的に
は車間距離L1(>0)が存在するが、途中で前方の自
走台車3を一旦追い越して停止し、続いて追い越される
場合を想定すると、速度が同一となったときの両自走台
車3の現在からの車輪距離の差S(式2){図10
(c)参照}が、現在の車輪距離の差(=Pa−Ma)
より大きい(S>Pa−Ma)と追突する。なお、速度
が同一となった以降は、自身の走行速度が前方の自走台
車3の走行速度より遅くなるので、追突する恐れはな
い。
【0054】 S=(v−vo)2/2/(α−b) …(2) このような事態を想定し、現在から所定時間後(たとえ
ば1秒後)の第2車間距離L2を求める(式3)。
【0055】 第2車間距離L2= {Pa+(2v−α)/2}−{Ma+(2vo−b)/2} …(3) 次に、これら第1車間距離L1と第2車間距離L2の短
い方を車間距離Lとする(式4)。
【0056】 車間距離L=min(L1,L2) …(4) 前記車間距離Lが所定の最低距離Lminより短いかを
判断する(ステップ−15)。車間距離Lが所定の最低距
離Lminより短いとき、自走台車3間が接近したと判
断して、ステップ−2により走行停止とする。
【0057】車間距離Lが所定の最低距離Lminより
短くないとき、上記演算した車間距離Lをフィードバッ
クしながら、所定の最適車間距離を目標値した走行制御
により、走行速度を演算し(ステップ−16)、この走行
速度を上記ステップ−5または7または9または12にお
いて設定した上限値により制限し(ステップ−17)、こ
の制限した走行速度をモータ45の回転数指令値へ変換し
てインバータ76へ出力し、最適な走行速度で自走台車3
を走行させる(ステップ−18)。
【0058】上記第2走行制御部93には、光センサ受信
器66により受信している前方の自走台車3の現在の車輪
距離Pa(位置アドレス)と、現在のレール距離Mb
(現在の位置のアドレス)とワイヤレスモデム55を介し
て地上コントローラ71から伝送されてくる自走台車3の
位置の車輪距離(指令アドレス信号)が入力され、また
異常検出部86より走行停止信号が入力され、インバータ
76へモータ45の回転数指令値を出力している。
【0059】第2走行制御部93は、第1走行制御部83の
バックアップを行うためのものである。制御の手順は上
記第1走行制御部83と同じであり、詳細な説明は省略す
る。第1走行制御部83または第2走行制御部93の構成に
より、エンコーダ63,64に異常が発生していないとき、
区間メモリ部87に記憶された走行レール1の径路形状に
基づいて現在走行している径路形状(直線部または左カ
ーブ部または右カーブ部)を判断でき、この径路形状に
より走行速度の上限を設定でき、またカーブ部において
も車間距離を把握でき走行制御を行うことにより、自走
台車3は直線部では、前方自走台車3との車間距離によ
り速度を制御し、またカーブ部では前方自走台車3との
車間距離により速度を制御しながら速度上限値によりカ
ーブ部に合わせた速度に落とし、目標の停止位置へ自走
台車3を走行させて停止できる。また車間距離により自
走台車3間が接近したと判断すると停止している。
【0060】このように、自走台車3間を最適な車間を
確保して安全に走行させることができ、搬送効率を向上
させることができる。なお、本実施の形態では、第1走
行距離演算部82または第2走行距離演算部92において演
算した車輪距離(走行距離)をワイヤレスモデム55、フ
ィーダ線54および地上モデム72を介して地上コントロー
ラ71へ送信し、現在位置を知らせているだけであるが、
上記走行距離に対応する走行区間のアドレスAを求め、
この走行区間のアドレスAに台車特有の番号を付したデ
ータ(「台車番号+走行区間のアドレスA」からなる位
置データ)を地上コントローラ71へ送信するようにする
こともできる。このとき、地上コントローラ71が受信し
た各自走台車3の「台車番号+走行区間のアドレス」か
らなる位置データを、全自走台車3に対して地上モデム
72、フィーダ線54を介して送信することにより、各自走
台車3は、受信した位置データの台車番号より前方を走
行している自走台車3の走行区間のアドレスAを認識す
ることができ、光センサ送信器65と受信器66との通信エ
リア外において、地上コントローラ71より入力される前
方の自走台車3の走行区間のアドレスと自身の走行区間
のアドレスAにより演算される車間距離Lにより、走行
制御部83または93において走行速度制御を行うことがで
きる。
【0061】また、光センサ送信器65と受信器66の通信
エリア外でも前方の自走台車3との車間距離Lを常に把
握できることにより、高速走行時においても予め減速を
行うことができ、安全に前方の自走台車3へ接近でき、
自走台車3間を最適な距離(車間距離)を確保して安全
に走行させることができ、搬送効率を向上させることが
できる。また走行区間のアドレスのデータは、走行距離
のデータよりデータ量が小さく、またこの送信間隔は光
伝送による送信間隔より長くできるために、通信負荷を
減少でき、本体コントローラ73の負荷を軽減することが
できる。
【0062】また光センサ送信器65と受信器66との通信
エリア外では、すなわち前方の自走台車との距離が十分
にあるとき、走行レール1の直線部の走行速度上限値を
より高速に切り換えることも可能となり、前方の自走台
車3へ追いつくことができ、車間距離を最適な距離にす
ることができる。
【0063】また本実施の形態では、自走台車3を4輪
としているが、3輪とすることもできる。
【0064】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、マグ
ネットテープを使用せずに走行レールの走行区間の径路
形状が求められることにより、従来のように走行レール
のカーブ部に連続してマグネットテープを取り付ける必
要がなくなり、作業効率が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における荷搬送設備の要部
構成図である。
【図2】同荷搬送設備の走行レールおよび自走台車の側
面図である。
【図3】同荷搬送設備の走行レールの断面および自走台
車の要部正面図である。
【図4】同荷搬送設備の自走台車の一部平面図である。
【図5】同荷搬送設備の光センサ送信器の光エリアの説
明図である。
【図6】同荷搬送設備の自走台車の制御ブロック図であ
る。
【図7】同荷搬送設備の本体コントローラの走行制御の
ブロック図である。
【図8】同荷搬送設備の本体コントローラの走行レール
の認識のフローチャート図である。
【図9】同荷搬送設備の本体コントローラの走行制御の
フローチャート図である。
【図10】同荷搬送設備の本体コントローラの走行制御
の説明図である。
【符号の説明】 1 走行レール 3 自走台車 13 旋回式従動車輪装置 14 旋回・スライド式駆動車輪装置 45 走行モータ 63 第1エンコーダ 64 第2エンコーダ 73 本体コントローラ(制御手段) 76 インバータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の走行レールに案内されて自走し、
    荷を搬送する複数台の自走台車を備え、前記各自走台車
    は、モータにより駆動される駆動車輪と、従動車輪によ
    り支持された荷搬送設備であって、 前記自走台車に、 前記モータの駆動軸に連結され、前記駆動軸の回転に比
    例したパルスを出力する第1エンコーダと、 前記一方の走行レールの面に接触して回動する検出ロー
    ラを有し、この検出ローラの回転に比例したパルスを出
    力する第2エンコーダを設け、 前記自走台車が前記モータの駆動により走行していると
    き、前記第1エンコーダの出力パルスにより検出される
    前記駆動車輪の速度と、前記第2エンコーダの出力パル
    スにより検出される前記走行レール部における速度を比
    較することにより、走行中の走行レールの径路形状が直
    線部、左カーブ部、右カーブ部のいずれであるかを認識
    することを特徴とする荷搬送設備。
  2. 【請求項2】 駆動車輪の速度から求められる駆動車輪
    の加減速度が、自走台車に設定された加減速度より大き
    いとき、第1エンコーダの異常と判断し、走行レール部
    における速度から求められる走行レール部における加減
    速度が、前記自走台車に設定された加減速度より大きい
    とき、第2エンコーダの異常と判断することを特徴とす
    る請求項1に記載の荷搬送設備。
  3. 【請求項3】 第1エンコーダの出力パルスにより検出
    される自走台車の移動距離に基づいて前記予め認識した
    走行レールの径路形状を判断することにより自走台車の
    速度を制御し、第1エンコーダの異常と判断されると、
    第2エンコーダの出力パルスにより検出される自走台車
    の移動距離に基づいて前記予め認識した走行レールの径
    路形状を判断することにより自走台車の速度を制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載の荷搬送設備。
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