JP3010770B2 - 荷搬送設備 - Google Patents
荷搬送設備Info
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- JP3010770B2 JP3010770B2 JP3080275A JP8027591A JP3010770B2 JP 3010770 B2 JP3010770 B2 JP 3010770B2 JP 3080275 A JP3080275 A JP 3080275A JP 8027591 A JP8027591 A JP 8027591A JP 3010770 B2 JP3010770 B2 JP 3010770B2
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- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 45
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 101100129500 Caenorhabditis elegans max-2 gene Proteins 0.000 description 3
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定経路を自走し、荷
を搬送する自走台車を複数台備えた荷搬送設備に関する
ものである。
を搬送する自走台車を複数台備えた荷搬送設備に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】上記荷搬送設備において、上記各自走台
車は互いに追突しないように、追突防止制御を行なって
いる。
車は互いに追突しないように、追突防止制御を行なって
いる。
【0003】従来の自走台車の追突防止制御を、図9の
模式図に従って説明する。自走台車1の前面に、斜線部
で示す前方の検出領域Aの物体(前方の自走台車1)の
有無を検出する光電スイッチ2と、前方からの光を検知
する光センサ受信器3を設け、自走台車1の後面に、後
方に光電スイッチ2の検出領域Aより遠くの広い領域B
にまで光を投光する光センサ送信器4を設け、図10に示
すように、光センサ受信器3が前方の自走台車1の光セ
ンサ送信器4からの光を受信して動作すると高速から低
速へ減速し、光電スイッチ2が前方の自走台車1を検出
して動作すると、停止するように制御し、追突を防止し
ている。図9において、5は自走台車1が案内される走
行レールであり、給電レール(図示せず)がこの走行レ
ール5に沿って敷設され、自走台車1に給電している。
模式図に従って説明する。自走台車1の前面に、斜線部
で示す前方の検出領域Aの物体(前方の自走台車1)の
有無を検出する光電スイッチ2と、前方からの光を検知
する光センサ受信器3を設け、自走台車1の後面に、後
方に光電スイッチ2の検出領域Aより遠くの広い領域B
にまで光を投光する光センサ送信器4を設け、図10に示
すように、光センサ受信器3が前方の自走台車1の光セ
ンサ送信器4からの光を受信して動作すると高速から低
速へ減速し、光電スイッチ2が前方の自走台車1を検出
して動作すると、停止するように制御し、追突を防止し
ている。図9において、5は自走台車1が案内される走
行レールであり、給電レール(図示せず)がこの走行レ
ール5に沿って敷設され、自走台車1に給電している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の荷搬送
設備では、走行レール5のループ部での光受信を可能と
するために、光センサ送信器4は光を広げて送信する必
要があり、遠くまで光を投光することができず、よって
自走台車1は速度調整する距離が短くなって追突してし
まうことがあった。
設備では、走行レール5のループ部での光受信を可能と
するために、光センサ送信器4は光を広げて送信する必
要があり、遠くまで光を投光することができず、よって
自走台車1は速度調整する距離が短くなって追突してし
まうことがあった。
【0005】よって、自走台車1の走行速度を遅くした
り、車間距離を長くして対応しており、自走台車1間の
追従性が悪く、搬送能力が悪くならざるを得ないという
問題があった。
り、車間距離を長くして対応しており、自走台車1間の
追従性が悪く、搬送能力が悪くならざるを得ないという
問題があった。
【0006】本発明は上記問題を解決するものであり、
早い時期から自走台車の速度調整を可能とし、搬送能力
を改善した荷搬送設備を提供することを目的とするもの
である。
早い時期から自走台車の速度調整を可能とし、搬送能力
を改善した荷搬送設備を提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
本発明の荷搬送設備は、一定経路を自走し、荷を搬送す
る自走台車を複数台備えた荷搬送設備であって、前記自
走台車に、前記自走台車の前記一定経路の基点からの走
行距離を検出する走行距離検出手段と、データを送受信
する送受信手段とを設け、前記走行距離検出手段より入
力する走行距離より自走速度を演算し、この自走速度お
よび現在の設定加減速度と前記走行距離を前記送受信手
段より送信し、自機の前記自走速度および設定加減速度
と走行距離と、前記送受信手段より入力した前方の自走
台車の自走速度および設定加減速度と走行距離とを比較
して、前方の自走台車が減速中で自機が加速中あるいは
自機が最高速度で走行中のとき、一旦減速する走行パタ
ーンを設定し、前方の自走台車の現在位置より所定距離
後方に達したとき、前方の自走台車の走行速度で減速中
とする前記走行パターンの速度、加減速時間を演算し、
前方の自走台車が加速中でも自機が加速中かつ自機の速
度が速いときあるいは自機が最高速度で走行中のとき、
一旦減速する走行パターンを設定し、前方の自走台車の
現在位置より所定距離後方に達したとき、前方の自走台
車の走行速度で加速中とする前記走行パターンの速度、
加減速時間を演算し、前記設定した走行パターンにした
がって走行制御を行う制御手段を設けたことを特徴とす
るものである。
本発明の荷搬送設備は、一定経路を自走し、荷を搬送す
る自走台車を複数台備えた荷搬送設備であって、前記自
走台車に、前記自走台車の前記一定経路の基点からの走
行距離を検出する走行距離検出手段と、データを送受信
する送受信手段とを設け、前記走行距離検出手段より入
力する走行距離より自走速度を演算し、この自走速度お
よび現在の設定加減速度と前記走行距離を前記送受信手
段より送信し、自機の前記自走速度および設定加減速度
と走行距離と、前記送受信手段より入力した前方の自走
台車の自走速度および設定加減速度と走行距離とを比較
して、前方の自走台車が減速中で自機が加速中あるいは
自機が最高速度で走行中のとき、一旦減速する走行パタ
ーンを設定し、前方の自走台車の現在位置より所定距離
後方に達したとき、前方の自走台車の走行速度で減速中
とする前記走行パターンの速度、加減速時間を演算し、
前方の自走台車が加速中でも自機が加速中かつ自機の速
度が速いときあるいは自機が最高速度で走行中のとき、
一旦減速する走行パターンを設定し、前方の自走台車の
現在位置より所定距離後方に達したとき、前方の自走台
車の走行速度で加速中とする前記走行パターンの速度、
加減速時間を演算し、前記設定した走行パターンにした
がって走行制御を行う制御手段を設けたことを特徴とす
るものである。
【0008】
【作用】上記本発明の構成により、自機の自走速度およ
び設定加減速度と走行距離と前記送受信手段より入力し
た前方の自走台車の自走速度および設定加減速度と走行
距離とを比較して、前方の自走台車が減速中で自機が加
速中あるいは自機が最高速度で走行中のとき、一旦減速
する走行パターンを設定し、前方の自走台車の現在位置
より所定距離後方に達したとき、前方の自走台車の走行
速度で減速中とする前記走行パターンの速度、加減速時
間を演算し、また前方の自走台車が加速中でも自機が加
速中かつ自機の速度が速いときあるいは自機が最高速度
で走行中のとき、一旦減速する走行パターンを設定し、
前方の自走台車の現在位置より所定距離後方に達したと
き、前方の自走台車の走行速度で加速中とする前記走行
パターンの速度、加減速時間を演算し、前記設定した走
行パターンにしたがって走行制御を行う。よって、追突
が回避され、一定の車間距離を維持しながら追従するこ
とが可能となり、自走台車間の干渉によるロスが減少
し、車間距離を縮小することが可能となる。
び設定加減速度と走行距離と前記送受信手段より入力し
た前方の自走台車の自走速度および設定加減速度と走行
距離とを比較して、前方の自走台車が減速中で自機が加
速中あるいは自機が最高速度で走行中のとき、一旦減速
する走行パターンを設定し、前方の自走台車の現在位置
より所定距離後方に達したとき、前方の自走台車の走行
速度で減速中とする前記走行パターンの速度、加減速時
間を演算し、また前方の自走台車が加速中でも自機が加
速中かつ自機の速度が速いときあるいは自機が最高速度
で走行中のとき、一旦減速する走行パターンを設定し、
前方の自走台車の現在位置より所定距離後方に達したと
き、前方の自走台車の走行速度で加速中とする前記走行
パターンの速度、加減速時間を演算し、前記設定した走
行パターンにしたがって走行制御を行う。よって、追突
が回避され、一定の車間距離を維持しながら追従するこ
とが可能となり、自走台車間の干渉によるロスが減少
し、車間距離を縮小することが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、従来例の図9と同一の構成には同一の符
号を付して説明を省略する。
明する。なお、従来例の図9と同一の構成には同一の符
号を付して説明を省略する。
【0010】図1は本発明の一実施例における荷搬送設
備の自走台車のブロック図である。図1において、11は
マイクロコンピュータからなり、複数の自走台車12を総
括して制御する地上コントローラであり、走行レール5
に沿って散在し、荷の移載を行うステーションや上位の
ホストコンピュータ(いずれも図示せず)からの荷の移
載信号および地上モデム13からの各自走台車12毎のフィ
ードバック信号、たとえば現在位置のアドレス信号や荷
の有無などのデータ信号を入力して判断し、各自走台車
12毎に走行する行く先や移載を行うかなどの指令信号を
出力している。地上コントローラ11は自走台車12との信
号の伝送を、送受信機に相当する地上モデム13、および
アンテナとして一定経路である走行レール5に沿って全
長に敷設されたフィーダ線14を介して行っている。
備の自走台車のブロック図である。図1において、11は
マイクロコンピュータからなり、複数の自走台車12を総
括して制御する地上コントローラであり、走行レール5
に沿って散在し、荷の移載を行うステーションや上位の
ホストコンピュータ(いずれも図示せず)からの荷の移
載信号および地上モデム13からの各自走台車12毎のフィ
ードバック信号、たとえば現在位置のアドレス信号や荷
の有無などのデータ信号を入力して判断し、各自走台車
12毎に走行する行く先や移載を行うかなどの指令信号を
出力している。地上コントローラ11は自走台車12との信
号の伝送を、送受信機に相当する地上モデム13、および
アンテナとして一定経路である走行レール5に沿って全
長に敷設されたフィーダ線14を介して行っている。
【0011】自走台車12にはフィーダ線14に接近対向し
て自走台車12の走行方向に2本のアンテナ15A,15Bが
設けられており、本体コントローラ17は、地上コントロ
ーラ11との信号の伝送を、この2本のアンテナ15A,15
B、分配器18、および送受信機にあたる本体モデム19を
介して行っている。また、自走台車12には、センサとし
て、荷の有無、荷の定位置を検出する光電スイッチから
なる移載部検出器20、走行レール5に設置された基点を
検出する光電スイッチからなる基点検出器16、追突を検
出するバンパースィッチ21、走行レール5に当接して回
動する車輪32の軸に連結して車輪32の回転数を検出する
エンコーダ23が設けられ、さらに自走台車12間の送受信
手段として、前面に配された光データ受信器7、後面で
後方の自走台車1の光データ受信器7に対向する位置に
配された光データ送信器8が設けられ、またエンコーダ
23のパルス数をカウントし、基点検出器16の検出信号で
リセットされるカウンタ6が設けられている。本体コン
トローラ17は、各センサ20,21からの検出信号、カウン
タ6からの基点からの走行距離に相当するカウント値お
よび本体モデム19から入力した地上コントローラ11から
の指令信号および光データ受信器7から入力した前方の
自走台車12からのデータ信号(カウント値、走行速度、
現在の設定加減速度)、あるいは操作面24に接続された
制御箱(図示せず)からの手動時の制御信号により、判
断し、インバータ25、切り換えスィッチ26を介して駆動
輪体の走行モータ22あるいは切り換えスィッチ26で切り
換えて移載モータ27を制御して自走台車12の自走および
自走台車12からの荷の移載を制御し、またカウンタ6か
ら入力したカウント値、走行速度、現在の設定加減速度
を光データ送信器8より後方の自走台車12へ送信してい
る。車輪32、エンコーダ23、基点検出器16およびカウン
タ6により、走行距離検出手段が構成されている。
て自走台車12の走行方向に2本のアンテナ15A,15Bが
設けられており、本体コントローラ17は、地上コントロ
ーラ11との信号の伝送を、この2本のアンテナ15A,15
B、分配器18、および送受信機にあたる本体モデム19を
介して行っている。また、自走台車12には、センサとし
て、荷の有無、荷の定位置を検出する光電スイッチから
なる移載部検出器20、走行レール5に設置された基点を
検出する光電スイッチからなる基点検出器16、追突を検
出するバンパースィッチ21、走行レール5に当接して回
動する車輪32の軸に連結して車輪32の回転数を検出する
エンコーダ23が設けられ、さらに自走台車12間の送受信
手段として、前面に配された光データ受信器7、後面で
後方の自走台車1の光データ受信器7に対向する位置に
配された光データ送信器8が設けられ、またエンコーダ
23のパルス数をカウントし、基点検出器16の検出信号で
リセットされるカウンタ6が設けられている。本体コン
トローラ17は、各センサ20,21からの検出信号、カウン
タ6からの基点からの走行距離に相当するカウント値お
よび本体モデム19から入力した地上コントローラ11から
の指令信号および光データ受信器7から入力した前方の
自走台車12からのデータ信号(カウント値、走行速度、
現在の設定加減速度)、あるいは操作面24に接続された
制御箱(図示せず)からの手動時の制御信号により、判
断し、インバータ25、切り換えスィッチ26を介して駆動
輪体の走行モータ22あるいは切り換えスィッチ26で切り
換えて移載モータ27を制御して自走台車12の自走および
自走台車12からの荷の移載を制御し、またカウンタ6か
ら入力したカウント値、走行速度、現在の設定加減速度
を光データ送信器8より後方の自走台車12へ送信してい
る。車輪32、エンコーダ23、基点検出器16およびカウン
タ6により、走行距離検出手段が構成されている。
【0012】また、インバータ25および本体コントロー
ラ17などの制御電源(図示せず)へ給電を受けるため
に、走行レール5に沿って敷設された給電レールから集
電する集電子(いずれも図示せず)が設けられている。
ラ17などの制御電源(図示せず)へ給電を受けるため
に、走行レール5に沿って敷設された給電レールから集
電する集電子(いずれも図示せず)が設けられている。
【0013】次に、本発明の要部である、本体コントロ
ーラ17の走行制御について、図2および図3のフローチ
ャートに従って詳細に説明する。なお、地上コントロー
ラ11からの走行指令信号を受信して自走台車12は走行中
であるとし、また全自走台車12の加速度と減速度は同一
の値であるとする。以下、前方の自走台車12を前車、自
分の自走台車12を自機と記す。
ーラ17の走行制御について、図2および図3のフローチ
ャートに従って詳細に説明する。なお、地上コントロー
ラ11からの走行指令信号を受信して自走台車12は走行中
であるとし、また全自走台車12の加速度と減速度は同一
の値であるとする。以下、前方の自走台車12を前車、自
分の自走台車12を自機と記す。
【0014】まず、カウンタ6より入力したカウント値
を保管し(ステップ−1)、次に光データ受信器7を介
して前車より入力した前車の現在のカウント値X、走行
速度V、設定加減速度Aを保管する(ステップ−2)。
を保管し(ステップ−1)、次に光データ受信器7を介
して前車より入力した前車の現在のカウント値X、走行
速度V、設定加減速度Aを保管する(ステップ−2)。
【0015】そして、次の(1)式により表される自機
の走行速度VJ を演算する(ステップ−3)。 現在の自機のカウント値;Y T秒前の自機のカウント値;Y1 カウント値をメートル単位に換算する値;Bとすると、 VJ =(Y−Y1 )B/T …(1) 次に、現在のカウント値Y、走行速度VJ 、設定加減速
度Gを光データ送信器8を介して後方の自走台車12へ出
力する(ステップ−4)。そして、前車の加減速度Aに
より前車が減速中であるかを確認する(ステップ−
5)。 〔前車減速中〕 減速中の場合、まず自機が加減速度Gにより加速中かを
確認する(ステップ−6)。
の走行速度VJ を演算する(ステップ−3)。 現在の自機のカウント値;Y T秒前の自機のカウント値;Y1 カウント値をメートル単位に換算する値;Bとすると、 VJ =(Y−Y1 )B/T …(1) 次に、現在のカウント値Y、走行速度VJ 、設定加減速
度Gを光データ送信器8を介して後方の自走台車12へ出
力する(ステップ−4)。そして、前車の加減速度Aに
より前車が減速中であるかを確認する(ステップ−
5)。 〔前車減速中〕 減速中の場合、まず自機が加減速度Gにより加速中かを
確認する(ステップ−6)。
【0016】前車が減速中、自機が加速中のとき、 自走台車12の全長;L1 両自走台車12停止時のバンパー間距離;L2 とすると、自機は、前車の現在位置より(L1 +L2 )
後方に達した時、前車の走行速度Vで減速中でなければ
ならない。そこで図4に示すパターンを設定する。図4
において、 加速時間;t1 、加速中の走行距離;S1 定速時間;tA 、定速中の走行距離;SA 減速時間;t2 、減速中の走行距離;S2 定速度;Vx とする。但しtA は定数としている。
後方に達した時、前車の走行速度Vで減速中でなければ
ならない。そこで図4に示すパターンを設定する。図4
において、 加速時間;t1 、加速中の走行距離;S1 定速時間;tA 、定速中の走行距離;SA 減速時間;t2 、減速中の走行距離;S2 定速度;Vx とする。但しtA は定数としている。
【0017】加速中の走行距離S1 、定速中の走行距離
SA 、減速中の走行距離S2 は、次の(2)式、(3)
式、(4)式により表される。 S1 =(Vx 2 −VJ 2)/(2G) …(2) SA =Vx tA …(3) S2 =(Vx 2 −V2)/(2G) …(4) また、前車より入力したカウント値と自機のカウント値
とにより現在位置から速度Vまでの走行距離SS は次の
(5)式により表される。
SA 、減速中の走行距離S2 は、次の(2)式、(3)
式、(4)式により表される。 S1 =(Vx 2 −VJ 2)/(2G) …(2) SA =Vx tA …(3) S2 =(Vx 2 −V2)/(2G) …(4) また、前車より入力したカウント値と自機のカウント値
とにより現在位置から速度Vまでの走行距離SS は次の
(5)式により表される。
【0018】 SS =(X−Y)B−(L1 +L2 ) …(5) また、SS =S1 +SA +S2 であることより、
(2)式、(3)式、(4)式、(5)式により定速度
Vxは次の(6)式のように表される。
(2)式、(3)式、(4)式、(5)式により定速度
Vxは次の(6)式のように表される。
【0019】 Vx ={−2GtA + 〔4G2 tA 2 +8(VJ 2 +V2 +2GSS )〕1/2 }/4 …(6) この(6)式によりまず定速度Vx を演算する(ステッ
プ−7)。
プ−7)。
【0020】次に、加速時間t1 は次の(7)式により
表され、この(7)式により加速時間t1 を演算する
(ステップ−8)。 t1 =(Vx −VJ )/G …(7) そして、定速度Vx が最高速度VMAX 未満かどうかを確
認し(ステップ−9)、定速度Vx が最高速度VMAX 未
満のとき、図4のパターンを設定し、走行する。すなわ
ち、 0〜t1 ; 加速(G) t1 〜(t1 +tA );定速度Vx (t1 +tA )〜 ;減速(−G) で走行する(ステップ−10)。
表され、この(7)式により加速時間t1 を演算する
(ステップ−8)。 t1 =(Vx −VJ )/G …(7) そして、定速度Vx が最高速度VMAX 未満かどうかを確
認し(ステップ−9)、定速度Vx が最高速度VMAX 未
満のとき、図4のパターンを設定し、走行する。すなわ
ち、 0〜t1 ; 加速(G) t1 〜(t1 +tA );定速度Vx (t1 +tA )〜 ;減速(−G) で走行する(ステップ−10)。
【0021】ステップ−9において、定速度Vx が最高
速度VMAX 以上のとき、つまり、最高速度VMAX まで加
速できるとき、図5に示すパターンを設定し、最高速度
VMA X での走行時間tx を演算する(ステップ−11)。
(2)式、(3)式、(4)式において、Vx をVMAX
として演算すればよく、下記の(7)式、(8)式、
(9)式、および(5)式(但しSA はSx とする)よ
りtx は(11)式により表され、演算される。
速度VMAX 以上のとき、つまり、最高速度VMAX まで加
速できるとき、図5に示すパターンを設定し、最高速度
VMA X での走行時間tx を演算する(ステップ−11)。
(2)式、(3)式、(4)式において、Vx をVMAX
として演算すればよく、下記の(7)式、(8)式、
(9)式、および(5)式(但しSA はSx とする)よ
りtx は(11)式により表され、演算される。
【0022】 S1 =(VMAX 2 −VJ 2)/(2G) …(8) Sx =VMAX tx …(9) S2 =(VMAX 2 −V2)/(2G) …(10) tx ={SS −(2VMAX 2 −VJ 2 −V2)/2G}/VMAX …(11) このとき、図5のパターンを設定し、走行する。すなわ
ち、 0〜t1 ; 加速(G) t1 〜(t1 +tx );最高速度VMAX (t1 +tx )〜 ;減速(−G) で走行する(ステップ−12)。
ち、 0〜t1 ; 加速(G) t1 〜(t1 +tx );最高速度VMAX (t1 +tx )〜 ;減速(−G) で走行する(ステップ−12)。
【0023】次に、ステップ−6において、自機が加減
速度Gにより加速中でない場合自機が最高速度VMAX で
走行中であるかを確認する(ステップ−13)。自機が最
高速度VMAX で走行中のとき、図6に示すパターンを設
定し、最高速度VMAX での走行時間tx を演算する(ス
テップ−14)。上記(9)式、(10)式、(5)式、お
よび SS = Sx +S2 より走行時間tx は(12)式で表さ
れ、演算される。
速度Gにより加速中でない場合自機が最高速度VMAX で
走行中であるかを確認する(ステップ−13)。自機が最
高速度VMAX で走行中のとき、図6に示すパターンを設
定し、最高速度VMAX での走行時間tx を演算する(ス
テップ−14)。上記(9)式、(10)式、(5)式、お
よび SS = Sx +S2 より走行時間tx は(12)式で表さ
れ、演算される。
【0024】 tx ={SS −(VMAX 2 −V2)/2G}/VMAX …(12) このとき、図6のパターンを設定し、走行する。すなわ
ち、 0〜tx ;最高速度VMAX tx 〜 ;減速(−G) で走行する(ステップ−15)。
ち、 0〜tx ;最高速度VMAX tx 〜 ;減速(−G) で走行する(ステップ−15)。
【0025】ステップ−13において、自機が最高速度V
MAX で走行中でない場合、すなわち減速中のとき、その
まま減速を続行する(ステップ−16)。次に、ステップ
−5において、前車の加減速度Aにより前車が減速中で
ない場合、前車が加速中であるかを確認する(ステップ
−17)。 〔前車加速中〕 前車加速中の場合、自機が最高速度VMAX で走行中かを
確認する(ステップ−18)。
MAX で走行中でない場合、すなわち減速中のとき、その
まま減速を続行する(ステップ−16)。次に、ステップ
−5において、前車の加減速度Aにより前車が減速中で
ない場合、前車が加速中であるかを確認する(ステップ
−17)。 〔前車加速中〕 前車加速中の場合、自機が最高速度VMAX で走行中かを
確認する(ステップ−18)。
【0026】前車が加速中、自機が最高速VMAX で走行
中のとき、自機は、tx 時間後に、前車より(L1 +L
2 )後方を同じ速度Vx で加速中でなければならない。
そこで図7のパターンを設定する。図7において、 最高速時間;t1 、最高速中の走行距離;S1 減速時間;t2 、減速中の走行距離;S2 定速時間;tA 、定速中の走行距離;SA tx 時間後の定速中の速度;Vx 、tx =t1 +t2 +
tA とする。但しtA は定数としている。
中のとき、自機は、tx 時間後に、前車より(L1 +L
2 )後方を同じ速度Vx で加速中でなければならない。
そこで図7のパターンを設定する。図7において、 最高速時間;t1 、最高速中の走行距離;S1 減速時間;t2 、減速中の走行距離;S2 定速時間;tA 、定速中の走行距離;SA tx 時間後の定速中の速度;Vx 、tx =t1 +t2 +
tA とする。但しtA は定数としている。
【0027】最高速中の走行距離S1 、減速中の走行距
離 S2、定速中の走行距離SA は次の(13)式、(1
4)式、(15)式により表される。 S1 =VMAX t1 …(13) S2 =(VMAX 2 −Vx 2)/(2G) …(14) SA =Vx tA …(15) また、減速時間t2 、時間tx は次の(16)式、(17)
式により表される。
離 S2、定速中の走行距離SA は次の(13)式、(1
4)式、(15)式により表される。 S1 =VMAX t1 …(13) S2 =(VMAX 2 −Vx 2)/(2G) …(14) SA =Vx tA …(15) また、減速時間t2 、時間tx は次の(16)式、(17)
式により表される。
【0028】 t2 =(VMAX −Vx )/G …(16) tx =(Vx −V)/G …(17) この(16)式、(17)式およびt1 =tx −t2 −tA
より最高速時間t1 は次の(18)式により表される。
より最高速時間t1 は次の(18)式により表される。
【0029】 t1 =(2Vx −V−VMAX −GtA )/G …(18) また、前車より入力したカウント値と自機のカウント値
とによりtx 間の走行距離Sx は次の(19)式により表
される。
とによりtx 間の走行距離Sx は次の(19)式により表
される。
【0030】 Sx =(X−Y)B−(L1 +L2 )+(Vx 2 −V2)/(2G)…(19) また、Sx =S1 +S2 +SA であることより、(1
3)式、(14)式、(15)式、(18)式および(19)式
により定速度Vx は次の(20)式により表され、この
(20)式により定速度Vx を演算する(ステップ−1
9)。
3)式、(14)式、(15)式、(18)式および(19)式
により定速度Vx は次の(20)式により表され、この
(20)式により定速度Vx を演算する(ステップ−1
9)。
【0031】 Vx ={β−(β2 −8γ)1/2 }/4…(20) 但し α=(X−Y)B−(L1 +L2 ) β=4VMAX +2GtA γ=2VMAX V+2VMAX 2 +2GVMAX tA −V2 +
2Gα この定速度Vx により(16)式、(18)式によって減速
時間t2 、最高速時間t1 を演算する(ステップ−20,
21)。このとき、図7のパターンを設定し、走行する。
すなわち、 0〜t1 ;最高速度VMAX t1 〜(t1 +t2 );減速(−G) (t1 +t2 )〜(t1 +t2 +tA );定速度Vx (t1 +t2 +tA )〜;加速(G) で走行する(ステップ−22)。
2Gα この定速度Vx により(16)式、(18)式によって減速
時間t2 、最高速時間t1 を演算する(ステップ−20,
21)。このとき、図7のパターンを設定し、走行する。
すなわち、 0〜t1 ;最高速度VMAX t1 〜(t1 +t2 );減速(−G) (t1 +t2 )〜(t1 +t2 +tA );定速度Vx (t1 +t2 +tA )〜;加速(G) で走行する(ステップ−22)。
【0032】またステップ−18において、自機が最高速
度 VMAXで走行中でない場合、自機が加速中であるか
を確認し(ステップ−23)、自機が加速中のとき、自機
の速度VJ が前車の速度Vより速いかを確認する(ステ
ップ−24)。
度 VMAXで走行中でない場合、自機が加速中であるか
を確認し(ステップ−23)、自機が加速中のとき、自機
の速度VJ が前車の速度Vより速いかを確認する(ステ
ップ−24)。
【0033】自機の速度VJ が前車の速度Vより速い場
合について説明する。自機は、tx 時間後に、前車より
(L1 +L2 )後方を同じ速度Vx で加速中でなければ
ならない。そこで図8のパターンを設定する。図8にお
いて、 加速時間;t1 、加速中の走行距離;S1 減速時間;t2 、減速中の走行距離;S2 t1 時間後の速度;VL 、tx 時間後の速度;Vx tx =t1 +t2 とする。
合について説明する。自機は、tx 時間後に、前車より
(L1 +L2 )後方を同じ速度Vx で加速中でなければ
ならない。そこで図8のパターンを設定する。図8にお
いて、 加速時間;t1 、加速中の走行距離;S1 減速時間;t2 、減速中の走行距離;S2 t1 時間後の速度;VL 、tx 時間後の速度;Vx tx =t1 +t2 とする。
【0034】加速中の走行距離S1 、減速中の走行距離
S2 は次の(21)式、(22)式により表される。 S1 =(VL 2 −VJ 2)/(2G) …(21) S2 =(VL 2 −Vx 2)/(2G) …(22) また、t1 時間後の速度VL は次の(23)式により表さ
れる。
S2 は次の(21)式、(22)式により表される。 S1 =(VL 2 −VJ 2)/(2G) …(21) S2 =(VL 2 −Vx 2)/(2G) …(22) また、t1 時間後の速度VL は次の(23)式により表さ
れる。
【0035】 t1 =(VL −VJ )/G …(23) また、 t2 =(VL −Vx )/G …(24) tx =(Vx −V)/G …(25) であるから、tx =t1 +t2 より速度VL は次の(2
6)式により表される。
6)式により表される。
【0036】 VL =(2Vx −V+VJ )/2 …(26) また、前車より入力したカウント値と自機のカウント値
とによりtx 間の走行距離Sx は次の(27)式により表
される。
とによりtx 間の走行距離Sx は次の(27)式により表
される。
【0037】 Sx =(X−Y)B−(L1 +L2 )+(Vx 2 −V2)/(2G)…(27) また、Sx =S1 +S2 であることより、(21)式、
(22)式、(26)式および(27)式により速度Vx は次
の(28)式により表され、この(28)式により速度Vx
を演算する(ステップ−25)。
(22)式、(26)式および(27)式により速度Vx は次
の(28)式により表され、この(28)式により速度Vx
を演算する(ステップ−25)。
【0038】 Vx =(VJ 2 +2VVJ −3V2 +4Gα)/{4(VJ −V)} …(28) 但し α=(X−Y)B−(L1 +L2 ) そして、この速度Vx により(26)式、(23)式、(2
4)式によって、加速時間t1 、減速時間t2 を演算す
る(ステップ−26,27)。
4)式によって、加速時間t1 、減速時間t2 を演算す
る(ステップ−26,27)。
【0039】このとき、図8のパターンで走行する。す
なわち、 0〜t1 ;加速(G) t1 〜(t1 +t2 );減速(−G) (t1 +t2 )〜;加速(G) で走行する(ステップ−28)。
なわち、 0〜t1 ;加速(G) t1 〜(t1 +t2 );減速(−G) (t1 +t2 )〜;加速(G) で走行する(ステップ−28)。
【0040】ステップ−24において、自機の速度VJ が
前車の速度Vより遅い場合、そのまま加速を続行し(ス
テップ−29)、ステップ−23において、自機が減速中の
場合、そのまま減速を続行する(ステップ−30)。 〔前車最高速度VMAX で走行中〕 次にステップ−17において、前車が加速中ではない場
合、すなわち前車が最高速度VMAX で走行中のとき、自
機は現在の設定で走行する(ステップ−31)。
前車の速度Vより遅い場合、そのまま加速を続行し(ス
テップ−29)、ステップ−23において、自機が減速中の
場合、そのまま減速を続行する(ステップ−30)。 〔前車最高速度VMAX で走行中〕 次にステップ−17において、前車が加速中ではない場
合、すなわち前車が最高速度VMAX で走行中のとき、自
機は現在の設定で走行する(ステップ−31)。
【0041】このように、現在の走行速度では前車と自
機が追突の危れがあるとき、すなわち前車が減速中で自
機が加速中あるいは自機が最高速度VMAXで走行中のと
き、前車が加速中でも自機が加速中かつ自機の速度が速
いときあるいは自機が最高速度VMAXで走行中のとき、
一旦減速するパターンを設定し、加減速時間を演算し、
走行制御を行うことによって、追突の危れを回避すると
ともに、一定の車間距離L2 を維持しながら追従でき、
自走台車12間の干渉によるロスが減少し、車間距離を縮
小することができ、よって搬送能力を向上でき、搬送効
率を向上させることができる。
機が追突の危れがあるとき、すなわち前車が減速中で自
機が加速中あるいは自機が最高速度VMAXで走行中のと
き、前車が加速中でも自機が加速中かつ自機の速度が速
いときあるいは自機が最高速度VMAXで走行中のとき、
一旦減速するパターンを設定し、加減速時間を演算し、
走行制御を行うことによって、追突の危れを回避すると
ともに、一定の車間距離L2 を維持しながら追従でき、
自走台車12間の干渉によるロスが減少し、車間距離を縮
小することができ、よって搬送能力を向上でき、搬送効
率を向上させることができる。
【0042】また、走行レール5がカーブしている場所
では、光データ受信器7,光データ送信器8を使用して
送受信はできないが、現在の走行速度VJ を保持して、
あるいは所定速度現在の走行速度VJ より減速して走行
させ、他の光センサ受信器などの動作で停止させること
で追突防止に対処している。
では、光データ受信器7,光データ送信器8を使用して
送受信はできないが、現在の走行速度VJ を保持して、
あるいは所定速度現在の走行速度VJ より減速して走行
させ、他の光センサ受信器などの動作で停止させること
で追突防止に対処している。
【0043】なお、本実施例では、自走台車12間のデー
タの送受信手段として光データ送受信器7,8を用いた
が、本体コントローラ17よりアンテナ15A,15B、フィ
ーダ線14を介してデータを地上コントローラ11に送信
し、この地上コントローラ11から送信される前方の自走
台車12のデータをフィーダ線14、アンテナ15A,15Bを
介して受信するようにしても良い。
タの送受信手段として光データ送受信器7,8を用いた
が、本体コントローラ17よりアンテナ15A,15B、フィ
ーダ線14を介してデータを地上コントローラ11に送信
し、この地上コントローラ11から送信される前方の自走
台車12のデータをフィーダ線14、アンテナ15A,15Bを
介して受信するようにしても良い。
【0044】さらに、本実施例では、エンコーダ23を用
いて検出用車輪32の回転数を検出しているが、これは走
行モータ22の回転数を検出しても良いし、走行車輪の回
転数を検出しても良い。また、走行距離検出手段として
車輪32、エンコーダ23、基点検出器16およびカウンタ6
を設けたが、これは自走台車12の走行速度を走行時間で
積分していくことで走行距離を算出し、基点検出器16の
検出信号で上記積分値をリセットするものであっても良
い。
いて検出用車輪32の回転数を検出しているが、これは走
行モータ22の回転数を検出しても良いし、走行車輪の回
転数を検出しても良い。また、走行距離検出手段として
車輪32、エンコーダ23、基点検出器16およびカウンタ6
を設けたが、これは自走台車12の走行速度を走行時間で
積分していくことで走行距離を算出し、基点検出器16の
検出信号で上記積分値をリセットするものであっても良
い。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、自
機の自走速度および設定加減速度と走行距離と前記送受
信手段より入力した前方の自走台車の自走速度および設
定加減速度と走行距離とを比較して、前方の自走台車が
減速中で自機が加速中あるいは自機が最高速度で走行中
のとき、一旦減速する走行パターンを設定し、前方の自
走台車の現在位置より所定距離後方に達したとき、前方
の自走台車の走行速度で減速中とする前記走行パターン
の速度、加減速時間を演算し、また前方の自走台車が加
速中でも自機が加速中かつ自機の速度が速いときあるい
は自機が最高速度で走行中のとき、一旦減速する走行パ
ターンを設定し、前方の自走台車の現在位置より所定距
離後方に達したとき、前方の自走台車の走行速度で加速
中とする前記走行パターンの速度、加減速時間を演算
し、前記設定した走行パターンにしたがって走行制御を
行うことによって、追突を防止でき、さらに一定の車間
距離を維持しながら追従することが可能となり、自走台
車間の干渉によるロスを減少でき、車間距離を縮小する
ことが可能となり、よって搬送能力を向上でき、搬送効
率を向上させることができる。
機の自走速度および設定加減速度と走行距離と前記送受
信手段より入力した前方の自走台車の自走速度および設
定加減速度と走行距離とを比較して、前方の自走台車が
減速中で自機が加速中あるいは自機が最高速度で走行中
のとき、一旦減速する走行パターンを設定し、前方の自
走台車の現在位置より所定距離後方に達したとき、前方
の自走台車の走行速度で減速中とする前記走行パターン
の速度、加減速時間を演算し、また前方の自走台車が加
速中でも自機が加速中かつ自機の速度が速いときあるい
は自機が最高速度で走行中のとき、一旦減速する走行パ
ターンを設定し、前方の自走台車の現在位置より所定距
離後方に達したとき、前方の自走台車の走行速度で加速
中とする前記走行パターンの速度、加減速時間を演算
し、前記設定した走行パターンにしたがって走行制御を
行うことによって、追突を防止でき、さらに一定の車間
距離を維持しながら追従することが可能となり、自走台
車間の干渉によるロスを減少でき、車間距離を縮小する
ことが可能となり、よって搬送能力を向上でき、搬送効
率を向上させることができる。
【図1】本発明の一実施例における荷搬送設備の自走台
車のブロックである。
車のブロックである。
【図2】同荷搬送設備の本体コントローラの走行制御の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図3】同荷搬送設備の本体コントローラの走行制御の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図4】同荷搬送設備の自走台車の走行パターン図であ
る。
る。
【図5】同荷搬送設備の自走台車の走行パターン図であ
る。
る。
【図6】同荷搬送設備の自走台車の走行パターン図であ
る。
る。
【図7】同荷搬送設備の自走台車の走行パターン図であ
る。
る。
【図8】同荷搬送設備の自走台車の走行パターン図であ
る。
る。
【図9】従来の荷搬送設備の光電スイッチ、光センサ受
信器、光センサ送信器の動作を説明する模式図である。
信器、光センサ送信器の動作を説明する模式図である。
【図10】従来の荷搬送設備の自走台車の動作特性図であ
る。
る。
5 走行レール(一定経路) 6 カウンタ(走行距離検出手段) 7 光データ受信器(送受信手段) 8 光データ送信器(送受信手段) 12 自走台車 16 基点検出器(走行距離検出手段) 17 本体コントローラ(制御手段) 22 走行モータ 23 エンコーダ(走行距離検出手段) 32 車輪(走行距離検出手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−162109(JP,A) 特開 昭64−8108(JP,A) 特開 昭63−242807(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 1/02
Claims (1)
- 【請求項1】 一定経路を自走し、荷を搬送する自走台
車を複数台備えた荷搬送設備であって、 前記自走台車に、前記自走台車の前記一定経路の基点か
らの走行距離を検出する走行距離検出手段と、データを
送受信する送受信手段とを設け、 前記走行距離検出手段より入力する走行距離より自走速
度を演算し、 この自走速度および現在の設定加減速度と前記走行距離
を前記送受信手段より送信し、自機の 前記自走速度および設定加減速度と走行距離と、
前記送受信手段より入力した前方の自走台車の自走速度
および設定加減速度と走行距離とを比較して、前方の自走台車が減速中で自機が加速中あるいは自機が
最高速度で走行中のとき、一旦減速する走行パターンを
設定し、前方の自走台車の現在位置より所定距離後方に
達したとき、前方の自走台車の走行速度で減速中とする
前記走行パターンの速度、加減速時間を演算し、 前方の自走台車が加速中でも自機が加速中かつ自機の速
度が速いときあるいは自機が最高速度で走行中のとき、
一旦減速する走行パターンを設定し、前方の自走台車の
現在位置より所定距離後方に達したとき、前方の自走台
車の走行速度で加速中とする前記走行パターンの速度、
加減速時間を演算し、 前記設定した 走行パターンにしたがって走行制御を行う
制御手段を設けた荷搬送設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3080275A JP3010770B2 (ja) | 1990-11-29 | 1991-04-15 | 荷搬送設備 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33518990 | 1990-11-29 | ||
JP2-335189 | 1990-11-29 | ||
JP3080275A JP3010770B2 (ja) | 1990-11-29 | 1991-04-15 | 荷搬送設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04218813A JPH04218813A (ja) | 1992-08-10 |
JP3010770B2 true JP3010770B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=26421314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3080275A Expired - Fee Related JP3010770B2 (ja) | 1990-11-29 | 1991-04-15 | 荷搬送設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3010770B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07261841A (ja) * | 1994-03-18 | 1995-10-13 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 自動搬送機器の衝突防止制御方式 |
JP2006164181A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Bridgestone Corp | 搬送車、制御装置及び搬送車の制御方法 |
JP4485338B2 (ja) * | 2004-12-13 | 2010-06-23 | 株式会社日立プラントテクノロジー | 無人搬送車の監視システム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62140116A (ja) * | 1985-12-16 | 1987-06-23 | Daifuku Co Ltd | 自走台車の車間距離検出装置 |
JPH0649524B2 (ja) * | 1987-03-27 | 1994-06-29 | 株式会社日立製作所 | 移動体の走行制御方法 |
-
1991
- 1991-04-15 JP JP3080275A patent/JP3010770B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04218813A (ja) | 1992-08-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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