JPH0543036A - 走行台車試験装置 - Google Patents

走行台車試験装置

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JPH0543036A
JPH0543036A JP20099591A JP20099591A JPH0543036A JP H0543036 A JPH0543036 A JP H0543036A JP 20099591 A JP20099591 A JP 20099591A JP 20099591 A JP20099591 A JP 20099591A JP H0543036 A JPH0543036 A JP H0543036A
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JP
Japan
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traveling
traveling truck
traveling vehicle
conveyor
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JP20099591A
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English (en)
Inventor
Yoichi Kikuchi
洋一 菊池
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】走行台車の出荷時の完成度を高める走行台車の
試験装置を提供する。 【構成】走行台車1の光送受信器40に対向する光送受信
器72と、走行台車1の光シュート検出器37,38にそれぞ
れ対向した回動自在な反射板73,74と、スイッチパネル
75と、マイクロコンピュータからなり、前記スイッチパ
ネル75の操作信号に応じて、光送受信器72を介して走行
台車1の制御装置41のコントローラ43にプログラムをダ
ンプし、レイアウトデータ、走行速度データを設定し、
さらに仕分け先データを出力し、仕分け先データに応じ
て反射板73,74を回動するコントローラ76と、走行台車
1に給電する給電手段77から構成する。 【効果】試験員はスイッチパネル75のスイッチの選択で
仕分けコンベヤ3の動作方向が予め確認できることか
ら、走行台車の仕分けコンベヤの動作で走行台車1が正
常であるかを確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定経路上で台車に搭
載されて搬送される被搬送物(荷)を、経路中に予め設
定されている複数の仕分け位置(仕分けシユート)の内
の任意の仕分け位置で左右横方向に払い出す走行台車の
試験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の走行台車は、工場では各
構成要素の試験のみが行われ、出荷先で荷搬送システム
として組み合わされた後、トータル的な動作試験が行わ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の走行台車
の工場試験では、各走行台車の完成度が低く、そのため
トータル動作試験が行われて、異常が発生した場合、シ
ステムが異常なのか、走行台車が異常なのか不明な場合
が多く、その異常原因の発見に手間取り、試験期間が大
幅に延びるという問題があった。
【0004】本発明は上記問題を解決するものであり、
走行台車の出荷時の完成度を高める走行台車の試験装置
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
本発明は、一定経路に沿って設けられた仕分けシュ―ト
へ荷を払い出す仕分け用コンベヤと、このコンベヤを制
御する制御手段と、この制御手段に接続された、第1の
信号伝送手段および前記各仕分けシュートに設置された
反射板を検出する検出手段とを備え、前記一定経路上を
走行し、前記一定経路に沿って設けられた複数のローダ
より荷を搭載し、前記制御手段により前記第1の信号伝
送手段を介して入力した仕分け先データに応じて目的の
仕分けシュート位置を確認し、前記検出手段の検出信号
をカウントして目的の仕分けシュートを判断し、前記コ
ンベヤを制御してこのシュートに荷を払い出す走行台車
の試験装置であって、前記第1の信号伝送手段に対向す
る第2の信号伝送手段と、前記検出手段に対向した移動
自在な反射板と、前記走行台車の制御手段の制御手順お
よび制御定数と前記仕分け先データを設定し、これら情
報を前記第1、第2の信号伝送手段を介して前記走行台
車の制御手段へ伝送し、仕分け先データに応じて前記反
射板を移動する制御装置を備えたことを特徴とするもの
である。
【0006】
【作用】上記構成により、まず制御装置から制御手順お
よび制御定数と仕分け先データの情報が第1、第2の信
号伝送手段を介して走行台車の制御手段へ伝送される
と、制御手段は、制御手順および制御定数の情報に基づ
いて制御手順および制御定数を設定し、仕分け先データ
の情報に基づいて目的の仕分けシュート位置を確認す
る。そして制御装置が反射板を移動することにより、走
行台車の検出手段は仕分けシュートであるがごとく検出
し、制御手段は検出手段の検出信号をカウントして目的
の仕分けシュートと判断し、このシュートに荷を払い出
すようコンベヤを制御する。よって、仕分け先データの
情報にしたがってコンベヤが動作するかが確認され、走
行台車の制御手段、第1の信号伝送手段およびコンベヤ
が正常であることが確認される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の走行台車の試験装置で試験され
る走行台車を使用した荷搬送設備の要部斜視図である。
【0008】図1において、1が本発明の走行台車の試
験装置で試験される走行台車であり、一定の走行経路5
上を互いに連結された状態でA方向へ走行する。また、
走行台車1には走行するA方向に対する左右横方向に荷
(被搬送物)2を搬送する仕分けコンベヤ3が上面に設
けられており、この走行台車1上の仕分けコンベヤ3の
駆動により荷2は、A方向に対する左右横方向に開口
し、走行経路に沿って複数台設けられた仕分けシュ―ト
4に払い出される。
【0009】前記走行経路5の構造を図2および図3に
基づいて説明する。図2および図3に示すように、ベー
ス6は、左右一対のベースフレーム7を長さ方向の所定
間隔置きに連結材8により連結されて構成され、所定間
隔置きに設けた図1に示す脚体9を介して床上に設置さ
れる。このベース6の上方に、走行台車1を案内する走
行レール10がモノレール式に配設され、そして長さ方向
における複数箇所がベース6上の所定位置に立設された
逆J状のレールサポート11を介して支持される。
【0010】また走行レール10の一側面、すなわちレー
ルサポート11の連結面とは反対側の側面の複数箇所に
は、リニアモータ12がレール長さ方向に位置変更自在に
取付けられ、さらに走行レール10の他側面には保護レー
ル13が配設され、この保護レール13の外側面に、3相の
交流電源線および接地線からなる4本の給電レール14が
配設される。また、ベース6の上部から上方へと、両側
を囲むカバー15が連設される。16は配線ダクトを示す。
【0011】次に、走行台車1の構造を図2〜図6に基
づいて説明する。この走行台車1は、前記走行レール10
に案内される本体17と、この本体17の上部に設けた前記
仕分けコンベヤ3とからなる。本体17は、走行方向から
見てC型状の本体フレーム18を走行方向に一対(複数)
有し、四角板状の二次導体19の前後縁部を縦杆部内面に
固定するとともに、平面プレート20の前後縁部を横杆部
上面に固定することで、両本体フレーム18は走行方向に
所定間隔を置いた状態で二次導体19とプレート20とを介
して一体化される。
【0012】また本体フレーム18の上方横杆部の端部に
は、上部ブラケット21が回動自在に設けられ、これら上
部ブラケット21には、走行レール10の上部両側面に当接
自在な左右一対の横振れ防止ローラ22と、走行レール10
の上面に当接自在な上部ローラ23とが設けられる。
【0013】また本体フレーム18の下方横杆部の端部に
は、下部ブラケット24が回動自在に設けられ、これら下
部ブラケット24には、走行レール10の下部両側面に当接
自在な左右一対の横振れ防止ローラ25と、走行レール10
の下面に当接自在な下部ローラ26とが設けられる。
【0014】このように構成された本体17の上部に設け
た仕分けコンベヤ3は、前後一対のフレーム27と、これ
らフレーム27間に配設したコンベヤ装置28とから構成さ
れる。前記コンベヤ装置28は、駆動プーリ29と、従動プ
ーリ30と、両プーリ29,30間に掛張された無端のベルト
31と、サーボモータ32と、このサーボモータ32の回転を
駆動プーリ29に伝える伝動装置33などから構成される。
34はローダ用コンベヤで、このローダ用コンベヤ34に仕
分け用コンベヤ3を接続した状態で荷2の搬入が行われ
る。
【0015】前記仕分けコンベヤ3のフレーム27の他端
間には下方へのシャーシ35が配設され、このシャーシ35
の外面側には、図5に示すように各仕分けシュ―ト4の
前面に設置された反射板36により各仕分けシュ―ト4の
位置を検出する光電式の一対のシュ―ト検出器37,38
と、図5に示すロ―ダ制御装置39と信号の授受を行うた
めの光送受信器40が設けられ、さらに制御装置41が設け
られ、サーボアンプ42が配設される。ロ―ダ制御装置39
は、荷2を走行台車1に搭載する投入インダクションを
備えた前記ロ―ダ用コンベヤ34を駆動して走行台車1へ
荷2を搭載すると、荷2の仕分け先デ―タ(たとえば荷
2を仕分ける店舗のコ―ドなど)からなる仕分け指令信
号xを光送受信器50を介して走行台車1へ伝送する。
【0016】また、前記走行台車1の制御装置41は、図
4に示すように、サーボアンプ42にサーボモータ32の正
転あるい逆転の信号を伝達するリレイMCF,MCR
と、後述するコントロ―ラ43と、コントロ―ラ43および
リレイMCF,MCRに電源を供給する定電圧電源44と
から構成されており、リレイMCF,MCRはコントロ
―ラ19により制御され、リレイMCFが駆動され、その
信号がサーボアンプ42に伝達されると、サーボモータ32
は正転して右方向に荷2を払出し、リレイMCRが駆動
され、その信号がサーボアンプ42に伝達されると、サー
ボモータ32は逆転して左方向に荷2を払出す。
【0017】上記のように構成された走行台車1は、連
結装置45により互いに連結され、さらに走行台車1群に
おいて、後続走行台車1の仕分け用コンベヤ3のフレー
ム27の前部上端に、前方に向けて金属製カバー46(アル
ミニュウムなど)を連設し、また先行走行台車1の仕分
け用コンベヤ3のフレーム27の後部上端に、前記金属製
カバー46上に載置自在でかつ軟質の樹脂製カバー47(軟
質の塩化ビニールなど)を後方に向けて連設している。
【0018】また図6の回路構成に示すように、前記走
行台車1は5台毎に群を形成しており、走行方向Aの先
頭の走行台車(以下親台車と称す)1Aのみには、その
上部ブラケット21に、前記給電レール14からサーボモー
タ32用などの給電を受ける集電子48が設けられている
(図3参照)。そして、親台車1Aから群の他の走行台
車(以下、子台車と称す)1Bには配線ライン49を介し
て給電される。
【0019】以下上記仕分け指令信号xを光送受信器40
を介して入力する制御装置41のコントロ―ラ43の構成お
よび動作について図7のブロック図に基づいて詳細に説
明する。このブロックは光送受信器40を介してダンプさ
れた走行台車1のプログラムにより形成される。
【0020】第1のカウンタ61は進行方向Aの右側に設
けられた仕分けシュ―ト4の反射板36を検出するシュ―
ト検出器37の検出信号aを入力とし、また後述する設定
器62からの設定信号bを入力して設定値Rとするカウン
タであり、検出信号aが入力する毎に設定値Rより1を
減算し、減算した結果が1以下となると、出力信号Cを
第1のパルス発生部63へ出力する。第1のパルス発生部
63は第1のカウンタ61から出力信号cを入力すると、設
定部62からのタイミング設定信号dにより時間T遅延さ
せて予め設定された時間Mの間リレイMCFをオンする
出力信号eを出力する。第2のカウンタ64は、進行方向
Aの左側に設けられた仕分けシュ―ト4の反射板36を検
出するシュ―ト検出器38の検出信号fを入力とし、設定
器62からの設定信号gを入力して設定値1とするカウン
タであり、検出信号fが入力する毎に設定値Lより1を
減算し、減算した結果が1以下となると、出力信号hを
第2のパルス発生部65へ出力する。第2のパルス発生部
65は第2のカウンタ64からの出力信号hを入力する、前
記タイミング設定信号dにより時間T遅延させて予め設
定された時間Mの間リレイMCRをオンする出力信号j
を出力する。
【0021】設定部62を図8のフロ―チャ―トにしたが
って説明する。まずロ―ダ制御装置39から光送受信器5
0,40を介して入力した仕分け指令信号xに仕分けシュ
ート4のレイアウトデ―タが含まれているかを確認し
(ステップ−1)、レイアウトデ―タが含まれている
と、レイアウトデ―タにしたがってシュ―トナンバ―と
仕分け先のコ―ドを変更する(ステップ−2)。次に、
仕分け指令信号xに走行速度デ―タが含まれているかを
確認し(ステップ−3)、走行速度デ―タが含まれてい
ると、走行速度デ―タに反比例する遅延時間Tを演算し
(ステップ−4)、タイミング設定信号dとしてこの遅
延時間Tをパルス発生部63,65へ出力する(ステップ−
5)。次に仕分け指令信号xに仕分け先デ―タが含まれ
ているかを確認し(ステップ−6)、含まれていなけれ
ば終了とし、含まれていれば仕分け先デ―タ(コ―ド)
に基づいてシュ―トナンバ―を検索する(ステップ−
7)。シュ―トナンバ―が検索されると、シュ―トナン
バ―が進行方向Aの右側あるいは左側のどちら側の仕分
けシュ―ト4に相当するかを確認し(ステップ−8)、
続いて進行方向Aの手前から何番目の仕分けシュ―ト4
になるかを演算する(ステップ−9,10)。たとえば、
検索されたシュ―トナンバ―をN、仕分けシュ―ト4の
配列を進行方向Aの手前から順に右側を奇数とし、左側
を偶数とすると、シュ―トナンバ―が奇数か偶数かによ
り右側か左側かを特定でき、設定値RをR=(N+1)
/2、設定値LをL=N/2で演算できる。設定値Rあ
るいは設定値Lを第1あるいは第2のカウンタ61,64へ
出力信号bあるいは出力信号gとして出力する(ステッ
プ−11,12)。
【0022】上記コントロ―ラ43の構成により、コント
ロ―ラ43は、ロ―ダ制御装置39より仕分け指令信号xを
光送受信器50,40を介して入力すると、第1および第2
のパルス発生部63,65の遅延時間Tと、第1のカウンタ
61の設定値R、あるいは第2のカウンタ64の設定値Lを
設定し、光シュート検出器37あるいは38の検出信号aあ
るいはfにより仕分けシュ―ト4の反射板36をカウント
し、カウンタ61あるいは64の減算結果が1となると、パ
ルス発生部63あるいは65から遅延時間Tでパルス幅Mの
1パルスをリレイMCFあるいはMCRへ出力する。す
ると、サーボモータ32が正転あるいは逆転して仕分けコ
ンベヤ3が動作し、目的の仕分けシュ―ト4へ荷2が仕
分けられる。遅遠時間Tは走行速度が速くなると短くな
り、サーボモータ32が作動するタイミングが速くなり、
よって走行速度に応じて荷2が正確に仕分けられる。
【0023】上記実施例において走行台車1は、リニア
モータ12と二次導体19とによる磁石の吸引力や反発力を
利用して走行レール10上を所定速度で走行する。そし
て、給電レール14より集電子48あるいは配線ライン49を
介してサーボモータ32用の給電を受けている状態で、制
御装置41により、光送受信器40により送られてきた信号
に応じて、サーボモータ32を正転あるいは逆転させ、以
てベルト31上の荷2を仕分けシュート4に払い出せ得
る。なお荷2の搬入は、ローダ用コンベヤ34から仕分け
用コンベヤ3へと行われる。
【0024】そして走行時においては、金属製カバー46
と樹脂製カバー47との重合により前後の走行台車1間が
埋められていることから、荷2の脱落や塵埃の侵入を防
止し得、その際に重合部の強度は金属製カバー46により
確保し得る。
【0025】以上のように構成され、動作する走行台車
1の試験装置の構成を、図9のブロック図に基づいて説
明する。本発明の走行台車試験装置71は、走行台車1の
光送受信器40に対向する光送受信器72と、走行台車1の
光シュート検出器37,38にそれぞれ対向した回動自在な
反射板73,74と、スイッチパネル75と、マイクロコンピ
ュータからなり、前記スイッチパネル75の操作信号に応
じて、光送受信器72を介して走行台車1の制御装置41の
コントローラ43にプログラムをダンプし、前記レイアウ
トデータ、走行速度データを設定し、さらに仕分け先デ
ータを出力し、仕分け先データに応じて反射板73,74を
回動するコントローラ76と、前記集電子48あるいは配線
ライン49を介して走行台車1に給電する給電手段77から
構成されている。スイッチパネル75は、プログラムのダ
ンプを指示するプログラムダンプスイッチ78、第1のレ
イアウトデータの設定を指示するレイアウト1スイッチ
79と、第2のレイアウトデータの設定を指示するレイア
ウト2スイッチ80と、第1の走行速度データの設定を指
示する走行速度1スイッチ81と、第2の走行速度データ
の設定を指示する走行速度2スイッチ82と、仕分け先デ
ータAの設定を指示する試験Aスイッチ83と、仕分け先
データBの設定を指示する試験Bスイッチ84と、走行台
車1の制御装置41の異常を表示するコントローラ異常表
示灯85と、走行台車1の光送受信器40の異常を表示する
光送受信器異常表示灯86とから構成されている。またコ
ントローラ76にはこれらデータが予め設定されている。
【0026】上記構成の走行台車試験装置71を使用した
走行台車1の試験を図10のフローチャートにしたがって
説明する。なお、走行台車1は給電手段77から給電さ
れ、光送受信器40,72どうしが対向し、光シュート検出
器37,38がそれぞれ回動自在な反射板73,74に対向する
ように載置されているものとする。
【0027】まずコントローラ76は、プログラムダンプ
スイッチ78の操作を確認すると(ステップ−1)、プロ
グラムを光送受信器72,40を介して走行台車1のコント
ローラ43にダンプし(ステップ−2)、次にレイアウト
1スイッチ79の操作、あるいはレイアウト2スイッチ80
の操作を確認すると(ステップ−3,4)、第1のレイ
アウトデータあるいは第2のレイアウトデータを光送受
信器72,40を介して走行台車1のコントローラ43に設定
し(ステップ−5,6)、次に走行速度データ1スイッ
チ81の操作、あるいは走行速度2スイッチ82の操作を確
認すると(ステップ−7,8)、第1の走行速度データ
あるいは第2の走行速度データを光送受信器72,40を介
して走行台車1のコントローラ43に設定する(ステップ
−9,10)。
【0028】そして試験Aスイッチ83の操作を確認する
(ステップ−11)。試験Aスイッチ83の操作が確認され
ると、仕分け先データAを光送受信器72,40を介して走
行台車1のコントローラ43に設定し(ステップ−12)、
前記設定したレイアウトデータに基づいて仕分け先デー
タAより、仕分け先のシュート位置を確認し、右側また
は左側の何番目の反射板を検出すると、すなわち反射板
73あるいは74をNA 回回転させると仕分けを行うかを確
認する(ステップ−13)。ステップ−11において、試験
Aスイッチ83の操作が確認されないと、試験Bスイッチ
84の操作を確認し(ステップ−14)、試験Bスイッチ84
の操作が確認されると、仕分け先データBを光送受信器
72,40を介して走行台車1のコントローラ43に設定し
(ステップ−15)、前記設定したレイアウトデータに基
づいて仕分け先データBより、仕分け先のシュート位置
を確認し、右側または左側の何番目の反射板を検出する
と、すなわち反射板73あるいは74をNB 回回転させると
仕分けを行うかを確認する(ステップ−16)。次に反射
板が右側か左側かを確認し(ステップ−17)、右側の場
合、反射板73をNA 、またはNB 回回転させ(ステップ
−18,19,20)、終了し、左側の場合、反射板74を
A 、またはNB 回回転させ(ステップ−21,22,2
3)、初期化して(ステップ−24)、終了する。
【0029】上記走行台車試験装置71の動作により、走
行台車1のコントローラ43は、上述した図8のフローチ
ャートにしたがってレイアウトデータ、走行速度データ
を設定し、仕分け先データによりシュート4位置を確認
し、反射板73,74の回動の回数をシュートの通過とみな
して、目的のシュート4で仕分けコンベヤ3を左右方向
へ駆動する。したがって、試験員はスイッチ78〜84の選
択で、反射板73,74の回転数、仕分けコンベヤ3の動作
方向が予め確認できることから、仕分けコンベヤ3の動
作で走行台車1が正常であるかを確認できる。
【0030】また、コントローラ43は、サーボアンプ42
の故障接点を入力しており、サーボアンプ42の故障を検
出すると、サーボアンプ42異常信号を光送受信器40,72
を介して走行台車試験装置71のコントローラ76に出力
し、また光送受信器40は、コントローラ43と信号伝送不
能となると、コントローラ異常信号を光送受信器72を介
して走行台車試験装置71のコントローラ76に出力し、こ
のときコントローラ76はコントローラ異常表示灯85を点
灯し、さらに光送受信器72は、光送受信器40と信号伝送
不能となると、光送受信器異常信号を走行台車試験装置
71のコントローラ76に出力し、このときコントローラ76
は光送受信器異常表示灯86を点灯する。
【0031】このように、走行台車1の動作の確認、す
なわち、 1.仕分けコンベヤ3の正転、逆転方向の確認 2.光送受信器の通信の確認 3.反射板によるシュート検出器の動作確認 4.プログラムの動作確認 を行うことができることから、完成度の高い走行台車1
を出荷でき、したがって出荷先でのトータル試験をシス
テムの動作に限って試験を行うことができ、迅速に少な
い時間で試験を終了することができ、コストを削減する
ことができる。
【0032】なお、本実施例では、反射板73,74を回動
しているが、上下動させてもよく、シュート検出器37,
38が仕分けシュート4の反射板36を順に検出するがごと
く移動できればよい。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、制御装置
から制御手順および制御定数と仕分け先データの情報が
第1、第2の信号伝送手段を介して走行台車の制御手段
へ伝送されると、制御手段は、制御手順および制御定数
の情報に基づいて制御手順および制御定数を設定し、仕
分け先データの情報に基づいて目的の仕分けシュート位
置を確認し、制御装置が反射板を移動することにより、
検出手段は仕分けシュートであるがごとく検出し、制御
手段は検出手段の検出信号をカウントして目的の仕分け
シュートを判断し、このシュートに荷を払い出すようコ
ンベヤを制御する。よって、仕分け先データの情報にし
たがってコンベヤが動作するかを確認でき、走行台車の
制御手段、第1の信号伝送手段およびコンベヤが正常で
あるかを確認することができ、完成度の高い走行台車を
出荷できることから、出荷先でのトータル試験をシステ
ムの動作に限って試験を行うことができ、迅速に少ない
時間で試験を終了することができ、コストを削減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の走行台車の試験装置で試験される走行
台車を使用した荷搬送設備の要部斜視図である。
【図2】同荷搬送設備の走行台車の側面図である。
【図3】同荷搬送設備の走行台車の一部断面正面図であ
る。
【図4】同荷搬送設備の制御装置の回路図である。
【図5】同荷搬送設備の一部構成を示す模式図である。
【図6】同荷搬送設備の走行台車間の配線図である。
【図7】同荷搬送設備の走行台車制御装置内コントロ―
ラのブロック図である。
【図8】同荷搬送設備の走行台車制御装置内コントロ―
ラのフロ―チャ―トである。
【図9】本発明の走行台車の試験装置の構成図である。
【図10】同走行台車の試験装置内コントロ―ラのフロ―
チャ―トである。
【符号の説明】
1 走行台車 2 荷(被搬送物) 3 仕分け用コンベヤ 4 仕分けシュ―ト 5 走行経路 40,72 光送受信器(信号伝送手段) 41 制御装置 43 コントロ―ラ 71 走行台車試験装置 73,74 反射板 75 スイッチパネル 76 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01M 19/00 Z 7204−2G

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定経路に沿って設けられた仕分けシュ
    ―トへ荷を払い出す仕分け用コンベヤと、このコンベヤ
    を制御する制御手段と、この制御手段に接続された、第
    1の信号伝送手段および前記各仕分けシュートに設置さ
    れた反射板を検出する検出手段とを備え、前記一定経路
    上を走行し、前記一定経路に沿って設けられた複数のロ
    ーダより荷を搭載し、前記制御手段により前記第1の信
    号伝送手段を介して入力した仕分け先データに応じて目
    的の仕分けシュート位置を確認し、前記検出手段の検出
    信号をカウントして目的の仕分けシュートを判断し、こ
    のシュートに荷を払い出す走行台車の試験装置であっ
    て、 前記第1の信号伝送手段に対向する第2の信号伝送手段
    と、前記検出手段に対向した移動自在な反射板と、前記
    走行台車の制御手段の制御手順および制御定数と前記仕
    分け先データを設定し、これら情報を前記第1、第2の
    信号伝送手段を介して前記走行台車の制御手段へ伝送
    し、仕分け先データに応じて前記反射板を移動する制御
    装置を備えたことを特徴とする走行台車試験装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190016697A (ko) * 2017-08-09 2019-02-19 세메스 주식회사 용기 이송 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20190016697A (ko) * 2017-08-09 2019-02-19 세메스 주식회사 용기 이송 장치

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