JP2927138B2 - 荷搬送設備 - Google Patents

荷搬送設備

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JP2927138B2
JP2927138B2 JP5062341A JP6234193A JP2927138B2 JP 2927138 B2 JP2927138 B2 JP 2927138B2 JP 5062341 A JP5062341 A JP 5062341A JP 6234193 A JP6234193 A JP 6234193A JP 2927138 B2 JP2927138 B2 JP 2927138B2
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  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定経路に沿って複数
の仕分けシュートを設け、一定経路上を走行し、前記仕
分けシュートへ荷を搬出する走行台車を備えた荷搬送設
備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の荷搬送設備の一例を図5〜図9に
基づいて説明する。1は一定経路上を互いに連結された
状態で走行する走行台車で、その上部には、走行方向A
に対する左右横方向に荷(被搬送物)2を搬送する仕分
け用コンベヤ3を設けており、この仕分け用コンベヤ3
の駆動により荷2は、一定経路に沿って複数台設けられ
た仕分けシュート4に払い出される。
【0003】走行台車1を案内する走行レール5は長さ
方向における複数箇所がレールサポート6を介してモノ
レール式に支持され、走行レール5の一側面、すなわち
レールサポート6の連結面とは反対側の側面で複数箇所
に、リニアモータ7をレール長さ方向に取り付け、また
走行レール5の他側面に、3相の交流電源線および接地
線からなる給電レール8を設けている。
【0004】また走行台車1は、走行レール5に案内さ
れる本体10と、この本体10の上部に設けた仕分け用コン
ベヤ3とからなり、本体10は走行方向から見てC型状の
フレーム11を走行方向に一対(複数)有している。ここ
で両フレーム11は、逆L形部材11a と、この逆L形部材
11a の下端に固定具を介して一体化した水平部材11bと
によりC型状に形成されている。
【0005】そして四角板状の二次導体12の前後縁部を
逆L形部材11a の縦杆部内面に固定具により固定すると
ともに、プレート13の前後縁部を逆L形部材11a の横杆
部上面に固定具により固定することで、両フレーム11は
走行方向Aに所定間隔を置いた状態で二次導体12とプレ
ート13とを介して一体化される。
【0006】また各逆L形部材11a の横杆部の端部に
は、縦ピン15を介して上部ブラケット16が回動自在に設
けられ、これら上部ブラケット16には、走行レール5の
上部で両側面に対向自在な左右一対の上部横振れ防止ロ
ーラ17が設けられ、さらに各逆L形部材11a の横杆部に
走行レール5の上面に載置される走行用ローラ18が設け
られる。また水平部材11b の端部には、縦ピン19を介し
て下部ブラケット20が回動自在に設けられ、これら下部
ブラケット20には、走行レール5の下部で両側面に対向
自在な左右一対の下部横振れ防止ローラ21が設けられ、
さらに水平部材11b に走行レール5の下面に対向自在な
浮き上がり防止ローラ22が設けられる。
【0007】また、仕分け用コンベヤ3は、前後一対の
フレーム23と、これらフレーム23間に配設したコンベヤ
装置24とから構成され、フレーム23を本体10に連結して
いる。コンベヤ装置24は、駆動プーリ25と、従動プーリ
26と、両プーリ25,26間に掛張された無端のベルト27
と、サーボモータ28と、このサーボモータ28の回転を駆
動プーリ25に伝える伝動装置29などから構成される。
【0008】上記構成により走行台車1は、先行走行台
車1の後端の縦ピン15と後続走行台車1の前端の縦ピン
15との間に設けられる、長さ調節自在な連結杆31により
互いに連結されて無端の列車状となり、リニアモータ7
と二次導体12とによる磁石の吸引力や反発力を利用して
一定経路(走行レール5)上を所定速度で走行する。こ
の走行は、走行レール5に対して、走行用ローラ18によ
り支持案内され、上下の横振れ防止ローラ17,21により
横振れが防止され、浮き上がり防止ローラ22により浮き
上がりが防止された状態で行われ、騒音、振動、故障な
どがほとんど生じることなく行える。
【0009】また、特定の走行台車1には、その上部ブ
ラケット16に、給電レール8からサーボモータ28用など
の給電を受ける集電子32が設けられ、他の走行台車1
に、この特定の走行台車1の集電子32から配線ケーブル
(図示せず)により給電される。また、仕分け用コンベ
ヤ3の制御装置33が両フレーム11の逆L形部材11a の縦
杆部外面間に固定具により固定され、その近傍に一定経
路に対向して各仕分けシュート4に設置された反射板34
を検出する光電スイッチ35が設けられている。
【0010】上記制御装置33は、一定経路に沿って固定
された地上側の光伝送装置36とデータの授受を行う光伝
送装置37と、サーボモータ28用のサーボアンプ38と、マ
イクロコンピュータからなるコントローラ39と、これら
装置の制御電源装置40から構成されており、コントロー
ラ39に光電スイッチ35、光伝送装置37、およびサーボア
ンプ38が接続されている。
【0011】コントローラ39は、カウント(C)信号が
オンのときに光電スイッチ35のパルス信号aをカウント
し、リセット(R)信号によりカウント値をリセットす
るカウンタ(CNT)41と、このCNT41のカウント値
が、上限設定値(U)以上、あるいは下限設定値(L)
以下かを検出する比較器(CMP)42と、実行命令信号
bに応じて予め設定された速度カーブで速度指令信号c
を出力するモータ駆動部43と、光伝送装置37を介して地
上側の制御盤(図示せず)から送られてくる移載命令信
号dに応じて、上記CNT41、CMP42、モータ駆動部
43を制御するシーケンス部44から構成されている。な
お、CMP42の下限設定値(L)は”0”に設定してい
る。
【0012】シーケンス部44の動作を、図9のフローチ
ャートに従って説明する。移載命令信号dを入力すると
(ステップ−1)、その命令内容、すなわち移載先の仕
分けシュート4を指定する仕分け用コンベヤ3の移載方
向と反射板34の数(仕分けシュートのナンバー)で表さ
れる命令を記憶する(ステップ−2)。次にCNT41の
カウント(C)信号をオンとして、CNT41により光電
スイッチ35のパルス信号aのカウントを開始させ(ステ
ップ−3)、指定された反射板34の数をCMP42の上限
設定値(U)として設定する(ステップ−4)。そし
て、CNT41により反射板34の数がカウントされ、CM
P42の上限設定値(U)以上となり、CMP42が動作す
ると、すなわち走行台車1が移載先の仕分けシュート4
に到達すると(ステップ−5)、モータ駆動部43に仕分
け用コンベヤ3の移載方向を含めた実行命令信号bを出
力する(ステップ−6)。この実行命令信号bによりモ
ータ駆動部43から速度カーブによる速度指令信号cが出
力され、その出力終了信号eを入力すると、すなわちサ
ーボアンプ38を介してサーボモータ28が正転あるいは逆
転され、以てベルト27上の荷2が仕分けシュート4に払
い出されると(ステップ−7)、CNT41にリセット
(R)信号を出力して、カウント値をリセットして(ス
テップ−8)、終了する。
【0013】上記構成により、給電レール8より集電子
32、あるいは配線ケーブルを介してサーボモータ28用の
給電を受けている状態で、制御装置33に送られてきた移
載命令信号dに応じて、サーボアンプ38を介してサーボ
モータ28を正転あるいは逆転させ、以てベルト27上の荷
2を仕分けシュート4に払い出せ得る。なお荷2の搬入
は、搬入コンベヤ(図示せず)から仕分け用コンベヤ3
へと行われる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記荷搬送設
備では、走行台車1の動作試験を、走行台車1を停止さ
せ、マニュアルでコンベヤ装置24を動作させて行ってい
る。しかし、走行台車1の数が多いために、手間も時間
もかかり、試験員の負担が大きく、全走行台車1の試験
を行うことは非常に困難であるという問題があった。
【0015】本発明は上記問題を解決するものであり、
走行台車の動作試験を走行台車にて行わせ、試験員の負
担を軽減し、短時間で試験を実行できる荷搬送設備を提
供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
第1の発明の荷搬送設備は、一定経路に沿って複数の仕
分けシュートを設け、前記一定経路上を走行し、前記仕
分けシュートへ荷を搬出する仕分け用ベルトコンベヤ装
置を有す走行台車を備えた荷搬送設備であって、前記コ
ンベヤ装置の無端ベルトに所定間隔で貫通孔を設け、前
記走行台車に、前記ベルトを挟んでこのベルト貫通孔に
その光電路を一致させた一対の光電スイッチと、前記コ
ンベヤ装置を速度カーブの速度指令にしたがって駆動
し、このコンベヤ装置の加速中、一定速度中、減速中に
おいてそれぞれ前記光電スイッチにて検出される貫通孔
の数をカウントすることによりコンベヤ装置の動作をチ
ェックするテスト装置を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0017】また、第2の発明の荷搬送設備は、一定経
路に沿って複数の仕分けシュートを設け、前記一定経路
上を走行し、前記仕分けシュートへ荷を搬出する仕分け
用ベルトコンベヤ装置を有す走行台車を備えた荷搬送設
備であって、前記各仕分けシュートに、前記一定経路に
対向して反射板を設置し、前記走行台車に、前記反射板
を検出する光電スイッチと、走行中に前記光電スイッチ
にて検出される反射板の間隔をカウントすることにより
反射板の取付け状態をチェックするテスト装置を設けた
ことを特徴とするものである。
【0018】
【作用】上記第1の発明の構成によると、走行台車に設
けたテスト装置により、速度カーブの速度指令にしたが
ってコンベヤ装置を駆動し、このコンベヤ装置の加速
中、一定速度中、減速中においてそれぞれ前記光電スイ
ッチにて検出される貫通孔の数をカウントすることによ
って、コンベヤ装置の動作がチェックされる。
【0019】また上記第2の発明の構成によると、走行
台車に設けたテスト装置により、走行中に光電スイッチ
にて検出される反射板の間隔をカウントすることにより
反射板の取付け状態がチェックされる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、従来例の図5〜図9の構成と同一の構成
には同一の符号を付して説明を省略する。
【0021】図1は本発明の一実施例における荷搬送設
備の要部構成図である。コンベヤ装置24のベルト27の側
端に走行方向Aに対する左右横方向に所定間隔で貫通孔
51を設け、走行台車1に、ベルト27を挟んで貫通孔51に
その光電路が一致させた一対の第1の光電スイッチ52を
設け、この第1の光電スイッチ52を図2に示すように、
制御装置33’のコントローラ39’に接続している。ま
た、地上側に、テスト信号を出力するとともに、試験結
果を表示するパーソナルコンピュータからなる試験装置
53が設けられ、この試験装置53と走行台車1のコントロ
ーラ39’間の信号の授受は、地上側の制御盤54、地上側
の光伝送装置36、および走行台車1の光伝送装置37を介
して行われる。
【0022】コントローラ39’は、図3に示すように、
従来のCNT41、CMP42、モータ駆動部43、シーケン
ス部44’に、さらにシーケンス部44’の出力信号により
駆動される”TEST”リレイ56、シーケンス部44’の
出力信号により1パルスの信号を出力するパルス発生器
(ONE SHOT)57、このONE SHOT57の出
力信号により駆動される”RESET”リレイ58、カウ
ント(C)信号としてモータ駆動部43から入力される加
速中信号がオンのときに第1の光電スイッチ52から出
力されるパルス信号fをカウントし、リセット(R)信
号によりカウント値をリセットするCNT59、このCN
T59のカウント値が、上限設定値(U)以上、あるいは
下限設定値(L)以下かを検出する比較器(CMP)6
0、カウント(C)信号としてモータ駆動部43から入力
される一定速度中信号がオンのときに第1の光電スイ
ッチ52から出力されるパルス信号fをカウントし、リセ
ット(R)信号によりカウント値をリセットするCNT
61、このCNT61のカウント値が、上限設定値(U)以
上、あるいは下限設定値(L)以下かを検出する比較器
(CMP)62、カウント(C)信号としてモータ駆動部
43から入力される減速中信号がオンのときに第1の光
電スイッチ52から出力されるパルス信号fをカウント
し、リセット(R)信号によりカウント値をリセットす
るCNT63、このCNT63のカウント値が、上限設定値
(U)以上、あるいは下限設定値(L)以下かを検出す
る比較器(CMP)64、シーケンス部44’の出力信号に
より駆動される”STUDY”リレイ65、シーケンス部
44’からの実行(D)信号によりCNT41のカウント値
を記憶するメモリ66、シーケンス部44’からの実行
(D)信号によりCNT41のカウント値とメモリ66に記
憶されたカウント値が一致しているかどうかを判定する
CMP67、カウント(C)信号としてSTUDYまたは
TEST信号がオンのときにカウントし、第2の光電ス
イッチ35から出力されるパルス信号aによりカウント値
をリセットするCNT68、STUDY信号と第2の光電
スイッチ35から出力されるパルス信号aがともにオンの
ときに、CNT68のカウント値を順に記憶するメモリ6
9、TEST信号と第2の光電スイッチ35から出力され
るパルス信号aがともにオンのときに、CNT68のカウ
ント値を順に記憶するメモリ70、シーケンス部44’から
の実行(D)信号によりメモリ69に記憶されたカウント
値とメモリ70に記憶されたカウント値が一致しているか
どうかを判定するCMP71から構成されている。
【0023】CMP60の上限設定値U1 と下限設定値L
1 は、ベルト27(サーボモータ28)が加速中に検出され
る所定の貫通孔51の数に誤差の範囲の数をプラス・マイ
ナスして設定され、CMP62の上限設定値U2 と下限設
定値L2 は、ベルト27が一定速度中に検出される所定の
貫通孔51の数に誤差の範囲の数をプラス・マイナスして
設定され、CMP64の上限設定値U3 と下限設定値L3
は、ベルト27が減速中に検出される所定の貫通孔51の数
に誤差の範囲の数をプラス・マイナスして設定される。
したがって、CMP60,62,64が動作すると、サーボ駆
動部に異常があることが判明する。
【0024】また、STUDYリレイ65がオンのとき
に、第2の光電スイッチ35がオンする毎にCNT68のカ
ウント値はメモリ69に記憶され、すなわち反射板34の間
隔が順に記憶され、またTESTリレイ56がオンのとき
に、同様にメモリ70に反射板34の間隔が順に記憶され、
これらメモリ69,70に順に記憶された反射板34の間隔が
CMP71において順に比較され、誤差が発生したとき反
射板34の取付けに異常が発生したことが判明する。
【0025】また、走行台車1が一定経路を一周したこ
とによるシーケンス部44’の実行(D)信号によりメモ
リ66に記憶されたCNT41のカウント値、すなわち反射
板34の総数は、走行台車1が一定経路を一周する毎にそ
の回のCNT41のカウント値とCMP67により比較さ
れ、一致することで、カウント機能、すなわち搬送先の
検出機能と光通信機能が正常なことが判明する。
【0026】シーケンス部44’の動作を図4のフローチ
ャートに従って説明する。まず、試験装置53から地上側
の制御盤54、地上側の光伝送装置36、および走行台車1
の光伝送装置37を介して学習(命令)信号jを入力して
いるかを確認し(ステップ−1)、学習命令信号jを入
力していることを確認すると、STUDYリレイ65を駆
動する(ステップ−2)。このSTUDYリレイ65の動
作により、CNT68のカウント(C)信号がオンとな
り、CNT68がカウントを開始し、光電スイッチ35のパ
ルス信号aの入力によりそのときのCNT68のカウント
値がメモリ69に記憶され、またCNT68は光電スイッチ
35のパルス信号aによりリセットされ、またカウントを
開始する。よって光電スイッチ35のパルス信号aの入力
毎にCNT68のカウント値がメモリ69に記憶される。す
なわち、STUDY時の反射板34の間隔がメモリ69に順
に記憶される。
【0027】次に、走行台車1が一周したかを、たとえ
ば光伝送装置36,37による光通信が可能となることで確
認し(ステップ−3)、確認すると、メモリ66に実行
(D)信号を出力してCNT41のカウント値、すなわち
反射板34の総数を記憶し(ステップ−4)、STUDY
リレイ65をオフとして(ステップ−5)、終了する。
【0028】ステップ−1において、学習(命令)信号
jを入力していないとき、テスト(命令)信号gを入力
しているかを確認し(ステップ−6)、テスト命令信号
gを入力していない場合、地上側の制御盤54から移載命
令信号dを入力しているかを確認する(ステップ−
7)。移載命令信号dを入力している場合、図9により
説明した通常の移載制御を行う。
【0029】ステップ−6において、テスト命令信号g
を入力していることが確認されると、次にTESTリレ
イ56を駆動する(ステップ−8)。このTESTリレイ
56の動作により、CNT68のカウント(C)信号がオン
となり、CNT68がカウントを開始し、光電スイッチ35
のパルス信号aの入力によりそのときのCNT68のカウ
ント値がメモリ70に記憶され、またCNT68は光電スイ
ッチ35のパルス信号aによりリセットされ、またカウン
トを開始する。よって光電スイッチ35のパルス信号aの
入力毎にCNT68のカウント値がメモリ70に記憶され
る。すなわち、TEST時の反射板34の間隔がメモリ70
に順に記憶される。
【0030】次に、モータ駆動部43に仕分け用コンベヤ
3の移載方向を含めた実行命令信号bを出力する(ステ
ップ−9)。この実行命令信号bにより、モータ駆動部
43から速度カーブによる速度指令信号がサーボアンプ38
に出力され、加速中にCNT59に加速中信号が、一定
速度中にCNT61に一定速度中信号が、減速中にCN
T63に減速中信号が出力される。また、サーボアンプ
38によりサーボモータ28が正転あるいは逆転され、以て
ベルト27が回動し、第1の光電スイッチ52により貫通孔
51が検出される。CNT59は加速中信号がオンのとき
に第1の光電スイッチ52から出力されるパルス信号をカ
ウントし、このCNT59のカウント値が、上限設定値U
1 以上、あるいは下限設定値L1 以下かがCMP60によ
り検出され、CNT61は一定速度中信号がオンのとき
に第1の光電スイッチ52から出力されるパルス信号fを
カウントし、このCNT61のカウント値が、上限設定値
2 以上、あるいは下限設定値L2 以下かがCMP62に
より検出され、また、CNT63は減速中信号がオンの
ときに第1の光電スイッチ52から出力されるパルス信号
fをカウントし、このCNT63のカウント値が、上限設
定値U3 以上、あるいは下限設定値L3 以下かがCMP
64により検出される。
【0031】次にモータ駆動部43から速度カーブによる
速度指令出力終了信号eを入力すると(ステップ−1
0)、CMP60,62,64の出力信号(デバイス)を記憶
する(ステップ−11)。すなわち、加速中に、CNT59
によりカウントされた貫通孔51の数K1 が、K1
1 、またはK1 ≦L1 のとき、CMP60の出力信号は
オンとなり、一定速度中に、CNT61によりカウントさ
れた貫通孔51の数K2 が、K2≧U2 、またはK2 ≦L
2 のとき、CMP62の出力信号はオンとなり、減速中
に、CNT63によりカウントされた貫通孔51の数K
3 が、K3 ≧U3 、またはK3≦L3 のとき、CMP64
の出力信号はオンとなり、サーボ駆動部不良として記憶
される。
【0032】次に、走行台車1が一周したかを確認し
(ステップ−12)、確認すると、実行(D)信号をCM
P71とCMP67に出力する(ステップ−13)。この実行
(D)信号により、CMP71において学習時にメモリ69
に順に記憶された反射板34の間隔と今回メモリ70に順に
記憶された反射板34の間隔が順に比較され、反射板34の
取付けに異常が発生したかどうかが検出され、またCM
P67において学習時にメモリ66に記憶された反射板34の
総数と、今回のCNT41のカウント値とCMP67により
比較され、搬送先の検出機能と光通信機能に異常が発生
したかどうかが検出される。
【0033】次に、TESTリレイ56をオフとし、ON
E SHOT57へリセット信号を出力して、RESET
リレイ58を1スキャンの間動作させる(ステップ−1
4)。このRESETリレイ58の動作により、CNT5
9,61,63にリセット(R)信号が入力され、カウント
値がリセットされる。
【0034】次に、試験装置53から伝送(命令)信号h
を入力すると(ステップ−15)、記憶したCMP60,6
2,64,67,71の出力信号(デバイス)を伝送し(ステ
ップ−16)、すなわち、試験結果(サーボ駆動部不良、
反射板34の取付け異常または搬送先の検出機能と光通信
機能の異常信号)を伝送し、終了する。
【0035】上記動作により、学習(命令)信号jを入
力すると、反射板34の間隔と総数が予め学習され、テス
ト信号gを入力すると、コンベヤ装置24を駆動し、所定
速度カーブによる加速中、一定速度中、減速中にそれぞ
れ第1の光電スイッチ52にて検出される貫通孔51の数を
カウントすることによって、コンベヤ装置24(サーボ駆
動部)の各動作がチェックされ、また走行中に(第2
の)光電スイッチ35にて検出される反射板34の間隔と総
数をカウントすることによって、反射板34の取付け状態
と搬送先の検出機能と光通信機能がチェックされ、伝送
信号hの入力により試験結果が出力される。
【0036】この試験結果は、走行台車1の光伝送装置
37、地上側の光伝送装置36、および地上側の制御盤54を
介して地上側の試験装置53に入力され、試験結果が走行
台車1のナンバーとともに表示される。また、試験装置
53には、全走行台車1の試験結果が表示され、試験員は
全走行台車1の試験結果を把握できる。
【0037】このように、試験装置53からのテスト信号
gに応じて、走行台車1においてコンベヤ装置24と反射
板34の取付け状態と搬送先の検出機能と光通信機能のセ
ルフテストが行われることによって、従来のように手間
と時間をかけずに各走行台車1の動作の良否を判定で
き、また試験員の負担を軽減でき、しかも短時間で試験
を実行できる。
【0038】なお、本実施例では、制御装置33’にテス
ト機能を付加しているが、テスト機能を分離してテスト
装置として単独で設置することも可能である。また、一
定経路上にテストエリアがあれば、荷2を実際に積載
し、移載しながら試験を行うことができ、より実際的な
試験結果を得ることができる。また、TEST時以外の
通常動作時においても、メモリ70の反射板34の間隔の記
憶を走行台車1の一周走行毎に更新することで、反射板
34の取付け異常を監視するようにすることもできる。ま
た、地上側の光伝送装置36を1台としているが、一定経
路に沿って所定間隔で2台設けることによって、一定経
路を一周することなく、途中の試験結果を入力できる。
【0039】
【発明の効果】上記第1の発明によれば、走行台車に設
けたテスト装置により、速度カーブの速度指令にしたが
ってコンベヤ装置を駆動し、このコンベヤ装置の加速
中、一定速度中、減速中においてそれぞれ光電スイッチ
にて検出される貫通孔の数をカウントすることによっ
て、コンベヤ装置の動作をチェックでき、従来のように
手間と時間をかけずに各走行台車のコンベヤ装置動作の
良否を判定でき、また試験員の負担を軽減でき、しかも
短時間で試験を実行できる。
【0040】また上記第2の発明の構成によると、走行
台車に設けたテスト装置により、走行中に光電スイッチ
にて検出される反射板の間隔をカウントすることにより
反射板の取付け状態をチェックでき、従来のように手間
と時間をかけずに各反射板の状態の良否を判定でき、ま
た試験員の負担を軽減でき、しかも短時間で試験を実行
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における荷搬送設備の要部構
成図である。
【図2】同荷搬送設備の走行台車の制御ブロック図であ
る。
【図3】同荷搬送設備の走行台車のコントローラのブロ
ック図である。
【図4】同荷搬送設備の走行台車のコントローラのシー
ケンサ部のフローチャートである。
【図5】従来の荷搬送設備の一部斜視図である。
【図6】従来の荷搬送設備の一部切欠き正面図である。
【図7】従来の荷搬送設備の側面図である。
【図8】従来の荷搬送設備の走行台車の制御ブロック図
である。
【図9】従来の荷搬送設備の走行台車のコントローラの
シーケンサ部のフローチャートである。
【符号の説明】
1 走行台車 2 荷 3 仕分け用コンベヤ 4 仕分けシュート 5 走行レール(一定経路) 24 コンベヤ装置 27 ベルト 28 サーボモータ 33’ 制御装置 34 反射板 35,52 光電スイッチ 36,37 光伝送装置 38 サーボアンプ 39’ コントローラ 44’ シーケンス部 51 貫通孔 53 試験装置 a,f 光電スイッチの検出信号
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 43/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定経路に沿って複数の仕分けシュート
    を設け、 前記一定経路上を走行し、前記仕分けシュートへ荷を搬
    出する仕分け用ベルトコンベヤ装置を有す走行台車を備
    えた荷搬送設備であって、 前記コンベヤ装置の無端ベルトに所定間隔で貫通孔を設
    け、 前記走行台車に、 前記ベルトを挟んでこのベルト貫通孔にその光電路を一
    致させた一対の光電スイッチと、 前記コンベヤ装置を速度カーブの速度指令にしたがって
    駆動し、このコンベヤ装置の加速中、一定速度中、減速
    中においてそれぞれ前記光電スイッチにて検出される貫
    通孔の数をカウントすることによりコンベヤ装置の動作
    をチェックするテスト装置を設けたことを特徴とする荷
    搬送設備。
  2. 【請求項2】 一定経路に沿って複数の仕分けシュート
    を設け、 前記一定経路上を走行し、前記仕分けシュートへ荷を搬
    出する仕分け用ベルトコンベヤ装置を有す走行台車を備
    えた荷搬送設備であって、前記各仕分けシュートに、前記一定経路に対向して反射
    板を設置し、 前記走行台車に、 前記反射板を検出する光電スイッチと、 走行中に前記光電スイッチにて検出される反射板の間隔
    をカウントすることにより反射板の取付け状態をチェッ
    クするテスト装置を設けたことを特徴とする荷搬送設
    備。
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