JP2531991B2 - 搬送用自走台車 - Google Patents

搬送用自走台車

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JP2531991B2 JP1267759A JP26775989A JP2531991B2 JP 2531991 B2 JP2531991 B2 JP 2531991B2 JP 1267759 A JP1267759 A JP 1267759A JP 26775989 A JP26775989 A JP 26775989A JP 2531991 B2 JP2531991 B2 JP 2531991B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、走行経路に敷設された左右一対のガイドレ
ールに案内されて自走する搬送用自走台車に関するもの
である。
(従来の技術及びその問題点) この種の搬送用自走台車には、モーターに連動連結さ
れた走行用駆動車輪が必要であるが、前後2か所に夫々
左右一対の車輪を配置した4輪台車の1輪を走行用駆動
車輪とした場合には、ガイドレールの起伏などによって
走行用駆動車輪が浮き上がる可能性があり、安定的な走
行駆動が行えない。そこで、例えば特開昭63−125467号
公報に記載されるように、左右一対のガイドレールの内
の一方のガイドレールに案内される。一つの走行用駆動
車輪と、この駆動車輪に対し前後略対称位置で他方のガ
イドレールに案内される前後二つの従動車輪とを設けた
3輪台車が考えられたが、台車を水平にカーブ走行可能
に構成するには、水平カーブ経路部分に於けるガイドレ
ール上の走行用駆動車輪が載る位置と前後二つの従動車
輪が載る位置との間の距離が変化するので、前後二つの
前記従動車輪を夫々垂直操向軸の周りでガイドレールに
沿って操向運動し得るように構成するだけでなく、前記
距離の変化を吸収し得るように構成しなければならな
い。
従来のこの種の搬送用自走台車、例えば前記公報に記
載の自走台車では、前記距離の変化を吸収するために、
走行用駆動車輪を台車巾方向に横動可能に構成してい
た。このような従来の構成では、走行用駆動車輪が配置
される台車の中央部に、当該走行用駆動車輪とこれを駆
動する減速機付きモーターとが一体に横動する比較的大
きな空間を確保しなければならない。特に、台車の下側
に車輪が配置されていて、台車上に被搬送物を載置する
タイプの搬送用自走台車では、台車中央部下側に被搬送
物支持台の昇降駆動ユニットなどを配設しなければなら
ない場合が多いが、このような場合には、台車中央部に
走行用駆動車輪とこれを駆動する減速機付きモーターと
が一体に横動する比較的大きな空間を確保することがで
きず、実用化が困難であった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る3輪
形の搬送用自走台車を提供することを目的とするもので
あって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付し
て示すと、走行経路に敷設された左右一対のガイドレー
ル2a,2bの内の一方のガイドレール2aに案内される一つ
の駆動車輪ユニット3と、前後二つの横動体24a,24b
と、前記駆動車輪ユニット3に対し前後略対称位置で他
方のガイドレールに案内される前後二つの従動車輪ユニ
ット4A,4Bと、連動手段26とを備えた搬送用自走台車で
あって、一つの駆動車輪ユニット3は台車に対し位置固
定され、前後二つの横動体24a,24bは、それぞれ台車巾
方向に横動可能に同車に支持され、前後二つの従動車輪
ユニット4A,4Bは、前後二つの横動体24a,24bのそれぞれ
に垂直操向軸25a,25bの周りで回転可能に支持された軸
受け部材19と、この軸受け部材19に軸支されてガイドレ
ール2b上を転動する従動車輪20と、この従動車輪20の前
後2か所で前記ガイドレール2bを左右両側から挟む操向
用ガイドローラー22とから成り、連動手段26は、前後二
つの従動車輪ユニット4A,4Bが同一方向に同一量、連動
して横動するように、前後二つの横動体24a,24bを互い
に連動連結する構成となっている。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説
明する。
第1図〜第3図において、1は左右一対のガイドレー
ル2a,2bに案内されて自走する搬送用自走台車であっ
て、長さ方向の左右一側部に、一方のガイドレール2aに
案内される一つの駆動車輪ユニット3を備え、他側部に
は、前記駆動車輪ユニット3に対して前後対称位置にお
いて他方のガイドレール2bに案内される一対の従動車輪
ユニット4A,4Bを備えている。
前記ガイドレール2a,2bは、床面5と同一レベルの車
輪転動面6を形成する床板7と、この床板7を床下ピッ
ト8内で支持する型鋼9と、前記車輪転動面6の真下で
前記型鋼9に取り付けられた角棒状レール材10とから構
成され、車輪転動面6の側部には、床下ピット8内と床
上とを連通させるスリット状開口部11a,11bが形成され
ている。
前記駆動車輪ユニット3は、台車フレーム12に固定さ
れた軸受け部材13に軸支され且つガイドレール2aの車輪
転動面6上を転動する駆動車輪14と、前記軸受け部材13
に減速機15を介して取り付けられた車輪駆動用モーター
16と、前記スリット状開口部11aを貫通して床下ピット
8内に入り込むように軸受け部材13に設けられた垂直ブ
ラケット部17と、前記ガイドレール2aの角棒状レール材
10を左右両側から挟むように前記垂直ブラケット部17に
軸支された左右一対のガイドローラー18とから構成され
ている。
前後一対の前記従動車輪ユニット4A,4Bは、各々軸受
け部材19に軸支された従動車輪20と、前記スリット状開
口部11bを貫通して床下ピット8内に入り込むように軸
受け部材19に設けられた垂直ブラケット部21と、前記ガ
イドレール2bの角棒状レール材10を前記従動車輪20に対
する前後2か所で左右両側から挟むように前記垂直ブラ
ケット部21に軸支された4つのガイドローラー22とから
構成されている。
前記二つの従動車輪ユニット4A,4Bの軸受け部材19
は、これら両従動車輪ユニット4A,4Bの中間位置で台車
フレーム12に垂直支軸23a,23bで左右揺動可能に軸支さ
れた揺動アーム形の横動体24a,24bの遊端に各々垂直操
向軸25a,25bを介して操向運動可能に支持されている。
そして両横動体24a,24bを互いに連動揺動させる連動手
段26が設けられている。この連動手段26は、一方の横動
体24bに一対の平歯車27,28を介して連動する歯車29と、
他方の横動体24aに垂直連動する歯輪30と、両歯輪29,30
間に掛張された無端チェン31とから構成され、前後一対
の従動車輪ユニット4A,4Bが、両横動体24a24bを介して
同一方向に同一量だけ連動して台車巾方向に横動するよ
うに構成している。
上記のように構成された搬送用自走台車は、駆動車輪
ユニット3におけるモーター16を、走行経路に沿って敷
設された給電レールから台車側の集電ユニットを介して
モーター16に給電するなどの方法により稼働し、減速機
15を介して駆動車輪14を回転駆動させることにより、ガ
イドレール2a,2bに沿って走行させることができる。こ
のとき、駆動車輪ユニット3のガイドローラー18がガイ
ドレール2aの各棒状レール材10を左右両側から挟んでい
るので、駆動車輪14は、ガイドレール2aにおける角棒状
レール材10の真上で車輪転動面6上を転動し、また、従
動車輪ユニット4A,4Bのガイドローラー22がガイドレー
ル2bの角棒状レール材10を左右両側から挟んでいるの
で、従動車輪20は、ガイドレール2bにおける角棒状レー
ル10の真上で車輪転動面6上を転動することになる。
そして前後一対の従動車輪ユニット4A,4Bが、各々垂
直操向軸25a,25bの周りで操向運動し得るだけでなく、
横動体24a,24bを介して台車巾方向に横動することがで
き、しかも一方の横動体24a(または24b)の揺動運動
は、歯輪30,29、無端チェン31、及び平歯車27,28を介し
て他方の横動体24b(または24a)に伝達され、両横動体
24a,24bは常に同一方向に同一量だけ連動して揺動する
ので、第4図に示すようにガイドレール2a,2b(角棒状
レール材10)が水平にカーブする水平カーブ経路部分を
搬送用自走台車1が走行するときには、前後一対の従動
車輪ユニット4A,4Bの従動車輪20が、角棒状レール材10
の水平カーブに従って垂直操向軸25a,25bの周りに操向
運動しながら、角棒状レール材10と水平カーブの中心側
へ横動体24a,24bの揺動運動を伴って同一量だけ横動す
ることになる。従って搬送用自走台車1は、駆動車輪ユ
ニット3の駆動車輪14とガイドレール2aとの接点位置で
の、湾曲する角棒状レール材10に対する接線と常に平行
な向きを保ちながら、水平カーブ経路部分を走行するこ
とになる。
なお、前後一対の従動車輪ユニット4A,4Bは、台車巾
方向に直線的に横動可能に支持することもできる。ま
た、両従動車輪ユニット4A,4Bを連動横動させる連動手
段26も上記実施例のものに限定されない。例えば第5図
に示すように、横動体24a,24bに直結連動する歯輪(ま
たはプーリー)32,33に、これら両者が互いに逆方向に
連動回転するように、案内用歯輪(またはプーリー)34
a〜34eを介して無端チェン35(またはタイミングベル
ト)を掛張して成る連動手段36を利用することもできる
し、第6図及び第7図に示すように、両横動体24a,24b
の内端が互いに接近しているときは、両横動体24a,24b
と直結連動する2つの平歯車37,38から成る連動手段39
を利用することもできる。
更に、横動体24a,24bの内端軸支部の厚さ(垂直支軸2
3a,23bの有効長さ)を十分に確保できないときは、第7
図に示すように、横動体24a,24bの遊端上側に、台車フ
レーム12の底面に当接する水平軸ローラー40a,40bを軸
支し、このローラー40a,40bを介して台車側の荷重が従
動車輪20の支軸に作用するようにして、横動体24a,24b
に無理な曲げ応力が作用するのを防止することもでき
る。
(発明の作用及び効果) 以上のように本発明の搬送用自走台車によれば、各々
垂直操向軸25a,25bの周りで操向運動可能な前後二つの
従動車輪ユニット4A,4Bが同一方向に同一量、連動して
横動するように構成したので、台車の中央一側部に配設
される駆動車輪ユニット台車巾方向に横動させるように
構成した場合と同様に、台車をして水平カーブ経路部分
で位置及び姿勢を確定させながら円滑に走行させること
ができるのであるが、特に本発明の構成によれば、 (a)台車の中央一側部に配設される駆動車輪ユニット
3は位置固定し、当該駆動車輪ユニット3に対し前後略
対称位置に配設される前後一対の従動車輪ユニット4A,4
Bを台車巾方向に横動させるのであるから、台車の中央
部に従来のような大きな駆動車輪ユニット横動空間を確
保しておく必要がない。従って、台車中央部に各種機器
を設置しなければならないような搬送用自走台車におい
ても、駆動車輪ユニット3を台車の中央一側部に配設す
る3輪台車式に構成することが可能になる。
(b)しかも、前後二つの従動車輪ユニット4A,4Bは、
垂直操向軸25a,25bの周りで回転可能に支持された軸受
け部材19と、この軸受け部材19に軸支されてガイドレー
ル2b上を転動する従動車輪20と、この従動車輪20の前後
2か所で前記ガイドレール2bを左右両側から挟む操向用
ガイドローラー22とから成るもので、従動車輪20の操向
角度はガイドレール2bの水平カーブに伴って自動的に且
つ正確に制御されるものであるから、連動手段26は、そ
れぞれ従動車輪ユニット4A,4Bを前記垂直操向軸25a,25b
で支持する前後二つの横動体24a,24bを単に台車巾方向
に同一量だけ同一方向に連動横動させるものであれば良
く、前後二つの従動車輪20そのものの操向角度を正確に
連動制御させなければならないものと比較して、高精度
が要求されず、構造簡単安価に構成することができる。
というような格別の作用効果が得られるに至った。
【図面の簡単な説明】
第1図は横断平面図、第2図は縦断側面図、第3図は縦
断正面図、第4図は水平カーブ経路部分での作用状態を
説明する横断平面図、第5図〜第7図は夫々別の実施例
を示し、第5図及び第6図は要部の平面図、第7図は要
部の側面図である。 1……搬送用自走台車、2a,2b……ガイドレール、3
…駆動車輪ユニット、4A,4B……従動車輪ユニット、6
……車輪転動面、10……角棒状レール材、11a,11b……
スリット状開口部、13,19……軸受け部材、14……駆動
車輪、16……モーター、17,21……軸受け部材の垂直ブ
ラケット部、18,22……ガイドローラー、20……従動車
輪、24a,24b……横動体、25a,25b……垂直操向軸、26,3
6,39……連動手段、27,28,38,39……平歯車、29,30,32,
33……歯輪、31,35……無端チェン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行経路に敷設された左右一対のガイドレ
    ールの内の一方のガイドレールに案内される一つの駆動
    車輪ユニットと、前後二つの横動体と、前記駆動車輪ユ
    ニットに対し前後略対称位置で他方のガイドレールに案
    内される前後二つの従動車輪ユニットと、連動手段とを
    備えた搬送用自走台車であって、 一つの駆動車輪ユニットは台車に対し位置固定され、 前後二つの横動体は、それぞれ台車巾方向に横動可能に
    台車に支持され、 前後二つの従動車輪ユニットは、前後二つの横動体のそ
    れぞれに垂直操向軸の周りで回転可能に支持された軸受
    け部材と、この軸受け部材に軸支されてガイドレール上
    を転動する従動車輪と、この従動車輪の前後2か所で前
    記ガイドレールを左右両側から挟む操向用ガイドローラ
    ーとから成り、 連動手段は、前後二つと従動車輪ユニットが同一方向に
    同一量、連動して横動するように、前後二つの横動体を
    互いに連動連結する 搬送用自走台車。
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