JPH03178859A - オーバーヘッドコンベアにおける被搬送物の姿勢制御装置 - Google Patents
オーバーヘッドコンベアにおける被搬送物の姿勢制御装置Info
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- JPH03178859A JPH03178859A JP1316785A JP31678589A JPH03178859A JP H03178859 A JPH03178859 A JP H03178859A JP 1316785 A JP1316785 A JP 1316785A JP 31678589 A JP31678589 A JP 31678589A JP H03178859 A JPH03178859 A JP H03178859A
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- Control Of Conveyors (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、発明の目的
(1)産業上の利用分野
本発明は、オーバーヘッドコンベアにおける被搬送物の
姿勢制御装置に関する。
姿勢制御装置に関する。
(2)従来の技術
従来、たとえば車両の組立工程において被搬送物として
の車体をオーバーヘッドコンベアで搬送する際に、該車
体の底面等の組立作業を容易とするために、ハンガ上で
車体を傾斜させるようにしたものが、たとえば特開昭6
1−5971号公報等により知られている。
の車体をオーバーヘッドコンベアで搬送する際に、該車
体の底面等の組立作業を容易とするために、ハンガ上で
車体を傾斜させるようにしたものが、たとえば特開昭6
1−5971号公報等により知られている。
〔3)発明が解決しようとする課題
上記従来のものでは、車体を傾斜させるべき位置に、車
体を持上げるための持上げ装置を配設している。このた
め車体を傾斜させても、車体の下方に持上げ装置が存在
することになり、車体底面の組立作業にその持上げ装置
が障害となるだけでなく、車体を傾斜させるべき位置に
それぞれ持上げ装置が必要となってコスト高となる。
体を持上げるための持上げ装置を配設している。このた
め車体を傾斜させても、車体の下方に持上げ装置が存在
することになり、車体底面の組立作業にその持上げ装置
が障害となるだけでなく、車体を傾斜させるべき位置に
それぞれ持上げ装置が必要となってコスト高となる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、被
搬送物の下方に障害物が存在することを回避しながら簡
単な構成で被搬送物の姿勢を制御し得るようにしたオー
バーヘッドコンベアにおける被搬送物の姿勢制御装置を
提供することを目的とする。
搬送物の下方に障害物が存在することを回避しながら簡
単な構成で被搬送物の姿勢を制御し得るようにしたオー
バーヘッドコンベアにおける被搬送物の姿勢制御装置を
提供することを目的とする。
B3発明の構成
(1)課題を解決するための手段
本発明の第1の特徴によれば、被搬送物を載置し得る左
、右一対のハンガが、走行レール上を走行可能な走行台
車により昇降可能に支承されながら上下に延びる一対の
リフトアームの下端にそれぞれ固着され、各リフトアー
ムを昇降駆動する一対のカムレールが走行レールの延設
方向に沿って配設される。
、右一対のハンガが、走行レール上を走行可能な走行台
車により昇降可能に支承されながら上下に延びる一対の
リフトアームの下端にそれぞれ固着され、各リフトアー
ムを昇降駆動する一対のカムレールが走行レールの延設
方向に沿って配設される。
また本発明の第2の特徴によれば、走行台車には、前記
各リフトアームをそれぞれ移動自在に挿通させる一対の
案内筒が固設され、それらの案内筒には、リフトアーム
の外周に摺接する複数のガイドローラが周方向に間隔を
あけて配設される。
各リフトアームをそれぞれ移動自在に挿通させる一対の
案内筒が固設され、それらの案内筒には、リフトアーム
の外周に摺接する複数のガイドローラが周方向に間隔を
あけて配設される。
(2)作用
上記第1の特徴の構成によると、一対のカムレールの相
対高さ位置を変化させることにより、両リフトアームの
下端位置すなわち両ハンガの高さ位置を相互に異ならせ
て被搬送物を傾斜させることができ、また一対のカムレ
ールの高さ位置を同一にしながらその延設方向に沿う途
中で上下に変化させることにより両ハンガの高さ位置す
なわち被搬送物の高さ位置を変化させることができる。
対高さ位置を変化させることにより、両リフトアームの
下端位置すなわち両ハンガの高さ位置を相互に異ならせ
て被搬送物を傾斜させることができ、また一対のカムレ
ールの高さ位置を同一にしながらその延設方向に沿う途
中で上下に変化させることにより両ハンガの高さ位置す
なわち被搬送物の高さ位置を変化させることができる。
また上記第2の特徴の構成によると、リフトアームの上
下移動を、芯振れが生じることを回避しなから円滑に案
内することができる。
下移動を、芯振れが生じることを回避しなから円滑に案
内することができる。
(3)実施例
以下、図面により本発明の一実施例について説明する。
先ず第1図および第2図において、車両の組立工場にお
いて、被搬送物としての車体Bは、オーバーヘッドコン
ベアlにより搬送されるものであり、該オーバーヘッド
コンベアlは、一対の走行レール2.2上を走行可能な
走行台車3を備え、車体Bを載置するための左、右一対
のハンガ4゜4が該走行台車3により相互に独立した昇
降作動を可能として支承される。
いて、被搬送物としての車体Bは、オーバーヘッドコン
ベアlにより搬送されるものであり、該オーバーヘッド
コンベアlは、一対の走行レール2.2上を走行可能な
走行台車3を備え、車体Bを載置するための左、右一対
のハンガ4゜4が該走行台車3により相互に独立した昇
降作動を可能として支承される。
車体Bの搬送方向5に沿って延びる一対の走行レール2
.2は、上下に延びる支持アーム7.7・・・の下端に
固着されており、それらの支持アーム7.7・・・は、
搬送方向5に沿って間隔をあけた位置における前記走行
レール2.2の上方で前記搬送方向5と直交する方向に
延びて固定的に配設された複数の支持梁6からそれぞれ
垂下される。
.2は、上下に延びる支持アーム7.7・・・の下端に
固着されており、それらの支持アーム7.7・・・は、
搬送方向5に沿って間隔をあけた位置における前記走行
レール2.2の上方で前記搬送方向5と直交する方向に
延びて固定的に配設された複数の支持梁6からそれぞれ
垂下される。
走行台車3は矩形状に形成されており、該走行台車3の
前記搬送方向5に沿う後部には、走行レール2,2上を
転勤する一対の走行用駆動ローラ8.8が回転自在に支
承される。すなわち走行台車3の前記後部における下面
には搬送方向5と直交する水平な軸線を有する回転軸9
が回転自在に支承されており、この回転軸9の走行台車
3から両側方に突出する端部に前記駆動ローラ8,8が
それぞれ固着される。しかも回転軸9の中間部には被動
スプロケット10が固設されており、走行台車3上に固
定的に配設された走行モータ11の出力軸に固設された
駆動スプロケット12と前記被動スブロケットエ0とに
無端状の伝動チェーン13が懸は渡される。また走行台
車3の前記搬送方向5に沿う前部には、走行レール2.
2上を転動可能な一対の走行用従動ローラ14が支承さ
れる。さらに走行台車3の前記搬送方向5に沿う前部お
よび後部には、走行レール2.2の内面に沿って転勤可
能な一対ずつ2組のステアリングローラ15.15・・
・が回転自在にそれぞれ支承される。
前記搬送方向5に沿う後部には、走行レール2,2上を
転勤する一対の走行用駆動ローラ8.8が回転自在に支
承される。すなわち走行台車3の前記後部における下面
には搬送方向5と直交する水平な軸線を有する回転軸9
が回転自在に支承されており、この回転軸9の走行台車
3から両側方に突出する端部に前記駆動ローラ8,8が
それぞれ固着される。しかも回転軸9の中間部には被動
スプロケット10が固設されており、走行台車3上に固
定的に配設された走行モータ11の出力軸に固設された
駆動スプロケット12と前記被動スブロケットエ0とに
無端状の伝動チェーン13が懸は渡される。また走行台
車3の前記搬送方向5に沿う前部には、走行レール2.
2上を転動可能な一対の走行用従動ローラ14が支承さ
れる。さらに走行台車3の前記搬送方向5に沿う前部お
よび後部には、走行レール2.2の内面に沿って転勤可
能な一対ずつ2組のステアリングローラ15.15・・
・が回転自在にそれぞれ支承される。
走行台車3上には、走行モータ11の作動を制御するた
めの制御盤16と、集電ベース17とが配設されており
、この集電ベース17の上端部に配設された集電ブラシ
18が、搬送方向5に沿って延設されながら支持梁6に
よって支持された給電レール19に摺接される。しかも
給電レール19に並列して支持梁6で支持された案内レ
ール20の両側に沿って転勤すべく一対の横振れ防止ロ
ーラ21.21が集電ベース17の上端で回転自在に支
承されており、これらの横振れ防止ローラ21.21お
よび案内レール20は走行台車3の走行時に集電ブラシ
18が給電レール19の側面から離反するのを防止する
働きをする。
めの制御盤16と、集電ベース17とが配設されており
、この集電ベース17の上端部に配設された集電ブラシ
18が、搬送方向5に沿って延設されながら支持梁6に
よって支持された給電レール19に摺接される。しかも
給電レール19に並列して支持梁6で支持された案内レ
ール20の両側に沿って転勤すべく一対の横振れ防止ロ
ーラ21.21が集電ベース17の上端で回転自在に支
承されており、これらの横振れ防止ローラ21.21お
よび案内レール20は走行台車3の走行時に集電ブラシ
18が給電レール19の側面から離反するのを防止する
働きをする。
而してかかる走行台車3では、集電ベース17に給電さ
れた電力が制御盤16で制御されて走行モータ11に供
給され、その走行モータ11の作動に応じた走行用駆動
ローラ8,8の回転作動と、それに伴う走行用従動ロー
ラ14の回転作動により走行台車3が走行レール2.2
上を走行することになる。しかも走行レール2,2が彎
曲していても各ステアリングローラ1.5,1.5・・
・が各走行レール2.2の内面に摺接していることによ
り、走行レール2.2に沿って走行台車3を円滑に走行
させることができる。
れた電力が制御盤16で制御されて走行モータ11に供
給され、その走行モータ11の作動に応じた走行用駆動
ローラ8,8の回転作動と、それに伴う走行用従動ロー
ラ14の回転作動により走行台車3が走行レール2.2
上を走行することになる。しかも走行レール2,2が彎
曲していても各ステアリングローラ1.5,1.5・・
・が各走行レール2.2の内面に摺接していることによ
り、走行レール2.2に沿って走行台車3を円滑に走行
させることができる。
第3図および第4図を併せて参照して、走行台車3には
、その搬送方向5に沿う両側で上下に延びる一対の案内
筒22.22の上端が固着される。
、その搬送方向5に沿う両側で上下に延びる一対の案内
筒22.22の上端が固着される。
これらの案内筒22は、その横断面形状が四角形の角筒
状であり、走行台車3には各案内筒22の上端に連なる
案内孔23がそれぞれ穿設される。
状であり、走行台車3には各案内筒22の上端に連なる
案内孔23がそれぞれ穿設される。
しかも各案内筒22.22の上端および走行台車3の下
面間にわたっては、各案内筒22,22の走行台車3へ
の連結強度を高めるべく、複数の補強部材24が設けら
れる。
面間にわたっては、各案内筒22,22の走行台車3へ
の連結強度を高めるべく、複数の補強部材24が設けら
れる。
前記各案内筒22および各案内孔23には、上下に延び
るリフトアーム25がそれぞれ移動可能に挿通される。
るリフトアーム25がそれぞれ移動可能に挿通される。
これらのリフトアーム25.25は、横断面形状を四角
形状とした角筒から成るものであり、各案内筒22.2
2の上下方向に間隔をあけた2個所にそれぞれ4個ずつ
配設されたガイドローラ26.26・・・により案内筒
22および案内孔23内での上下移動を案内される。す
なわち各案内筒22.22の上下に間隔をあけた2個所
には、横断面四角形状である案内筒22の各角部を切欠
いて4つの開口827・・・が設けられており、それら
の開口部27・・・から案内筒22内に−部を突入させ
るガイドローラ26・・・が各案内筒22の外面にそれ
ぞれ回転自在に支承され、それらのガイドローラ26・
・・は各リフトアーム25の4つの角部外面に摺接する
。而して、これらのガイドローラ26・・・により、リ
フトアーム25は、芯振れを回避しながら上下方向に円
滑に案内されることになる。
形状とした角筒から成るものであり、各案内筒22.2
2の上下方向に間隔をあけた2個所にそれぞれ4個ずつ
配設されたガイドローラ26.26・・・により案内筒
22および案内孔23内での上下移動を案内される。す
なわち各案内筒22.22の上下に間隔をあけた2個所
には、横断面四角形状である案内筒22の各角部を切欠
いて4つの開口827・・・が設けられており、それら
の開口部27・・・から案内筒22内に−部を突入させ
るガイドローラ26・・・が各案内筒22の外面にそれ
ぞれ回転自在に支承され、それらのガイドローラ26・
・・は各リフトアーム25の4つの角部外面に摺接する
。而して、これらのガイドローラ26・・・により、リ
フトアーム25は、芯振れを回避しながら上下方向に円
滑に案内されることになる。
各リフトアーム25,25の下端には、ハンガ4がそれ
ぞれ配設される。このハンガ4は、搬送方向5に沿って
水平に延びながら該搬送方向5に沿う前端寄りの部分が
リフトアーム25の下端に固着されるサイドアーム4a
と、該サイドアーム4aの前記搬送方向5に沿う前端お
よび後端に支持ピン4bを介してそれぞれ連結されなが
ら内方側に延びる一対のハンガアーム4c、4cとから
成る。而して支持ピン4b、4bは、鉛直な軸線を有す
るものであり、それにより各ハンガアーム4c、4cを
、車体Bを支承すべくサイドアーム4aから内方側に直
角に延びる位置と、車体Bの積卸しのため1.″搬送方
向5と平行に延びる位置との間で回動することが可能で
ある。
ぞれ配設される。このハンガ4は、搬送方向5に沿って
水平に延びながら該搬送方向5に沿う前端寄りの部分が
リフトアーム25の下端に固着されるサイドアーム4a
と、該サイドアーム4aの前記搬送方向5に沿う前端お
よび後端に支持ピン4bを介してそれぞれ連結されなが
ら内方側に延びる一対のハンガアーム4c、4cとから
成る。而して支持ピン4b、4bは、鉛直な軸線を有す
るものであり、それにより各ハンガアーム4c、4cを
、車体Bを支承すべくサイドアーム4aから内方側に直
角に延びる位置と、車体Bの積卸しのため1.″搬送方
向5と平行に延びる位置との間で回動することが可能で
ある。
上記各ハンガ4.4において、両ハンガアーム4c、4
cには、車体Bの両側下端すなわちサイドシルを受ける
受は部材28.28が、水平姿勢を保つ方向にばね付勢
されながら搬送方向5に向かって左、右への傾動を可能
として、しかも制限された範囲での前記左、右への移動
を可能として配設される。
cには、車体Bの両側下端すなわちサイドシルを受ける
受は部材28.28が、水平姿勢を保つ方向にばね付勢
されながら搬送方向5に向かって左、右への傾動を可能
として、しかも制限された範囲での前記左、右への移動
を可能として配設される。
第5図および第6図を併せて参照して、ハンガ4.4の
搬送方向5に沿う前部および後部において相互に対応す
るハンガアーム4Cには、搬送方向5と直交する方向に
延びるガイドレール29がそれぞれ固定的に配設される
。すなわちハンガアーム4C上には、搬送方向5と直交
する方向に間隔をあけた一対の支持板30.31がそれ
ぞれ立設されており、ガイドレール29はそれらの支持
板30.31間にわたって架設される。
搬送方向5に沿う前部および後部において相互に対応す
るハンガアーム4Cには、搬送方向5と直交する方向に
延びるガイドレール29がそれぞれ固定的に配設される
。すなわちハンガアーム4C上には、搬送方向5と直交
する方向に間隔をあけた一対の支持板30.31がそれ
ぞれ立設されており、ガイドレール29はそれらの支持
板30.31間にわたって架設される。
前記各ガイドレール29には、移動台32が複数のベア
リング33を介して移動可能にそれぞれ嵌合される。し
かも各移動台32上には支柱34がそれぞれ立設されて
おり、この支柱34の上端に、搬送方向5と平行な軸線
を有する支軸35を介して受は部材28が揺動可能に支
承される。すなわち受は部材28は搬送方向5に向かっ
て左、右への傾動を可能として支柱34の上端に支承さ
れることになる。しかも移動台32と受は部材28との
間には支柱34を囲繞するコイルばね36が介装されて
おり、このコイルばね36のばね力により受は部材28
はその水平姿勢を保つ方向に付勢されることになる。さ
らに番受は部材28上には、車体Bの両側下端を位置決
め嵌合するためのV字溝37がそれぞれ設けられる。
リング33を介して移動可能にそれぞれ嵌合される。し
かも各移動台32上には支柱34がそれぞれ立設されて
おり、この支柱34の上端に、搬送方向5と平行な軸線
を有する支軸35を介して受は部材28が揺動可能に支
承される。すなわち受は部材28は搬送方向5に向かっ
て左、右への傾動を可能として支柱34の上端に支承さ
れることになる。しかも移動台32と受は部材28との
間には支柱34を囲繞するコイルばね36が介装されて
おり、このコイルばね36のばね力により受は部材28
はその水平姿勢を保つ方向に付勢されることになる。さ
らに番受は部材28上には、車体Bの両側下端を位置決
め嵌合するためのV字溝37がそれぞれ設けられる。
第7図を併せて参照して、走行台車3の上方位置には、
各リフトアーム25,25の上端を案内するための一対
のカムレール38.38が搬送方向5に沿って固定的に
配設される。すなわち各カムレール38.38は、搬送
方向5に沿って間隔をあけた位置で支持梁6から垂下さ
れた支持アーム40.40の下端にそれぞれ固着される
。これらのカムレール38.38は、基本的には横断面
四角形状の角筒から成るものであるが、その下部中央に
は搬送方向5に沿って延びる一条のスリット39がそれ
ぞれ設けられる。
各リフトアーム25,25の上端を案内するための一対
のカムレール38.38が搬送方向5に沿って固定的に
配設される。すなわち各カムレール38.38は、搬送
方向5に沿って間隔をあけた位置で支持梁6から垂下さ
れた支持アーム40.40の下端にそれぞれ固着される
。これらのカムレール38.38は、基本的には横断面
四角形状の角筒から成るものであるが、その下部中央に
は搬送方向5に沿って延びる一条のスリット39がそれ
ぞれ設けられる。
一方、各リフトアーム25,25の上端には、前記スリ
ット39からカムレール38.38内に緩く挿入される
支持部材41がそれぞれ固設されており、それらの支持
部材41の上端には、カムレール38.38の下部内面
上を転勤する一対のカムローラ42.42が回転自在に
支承されている。したがって走行台車3の走行レール2
.2に沿う走行時に、各カムローラ42.42はカムレ
ール38内を転勤することになり、カムレール38.3
8の高さ位置に応じてリフトアーム25゜25の上端位
置が定まり、したがってリフトアーム25.25の下端
すなわちハンガ4,4の高さ位置が定まることになる。
ット39からカムレール38.38内に緩く挿入される
支持部材41がそれぞれ固設されており、それらの支持
部材41の上端には、カムレール38.38の下部内面
上を転勤する一対のカムローラ42.42が回転自在に
支承されている。したがって走行台車3の走行レール2
.2に沿う走行時に、各カムローラ42.42はカムレ
ール38内を転勤することになり、カムレール38.3
8の高さ位置に応じてリフトアーム25゜25の上端位
置が定まり、したがってリフトアーム25.25の下端
すなわちハンガ4,4の高さ位置が定まることになる。
しかも両カムレール38.38の一方は、搬送方向5に
沿う途中で車体Bを傾斜すべき位置では、第1図の右側
および第7図で示すように、高さ位置を他方と異ならせ
て配設されるものであり、これにより両ハンガ4,4の
一方が他方よりも高い位置に上昇せしめられることにな
る。また前記搬送方向5に沿う途中で水平姿勢にある車
体Bの高さを変更すべき位置では、同一高さ位置にある
両カムレール38.38の高さを上下に変更することも
可能である。
沿う途中で車体Bを傾斜すべき位置では、第1図の右側
および第7図で示すように、高さ位置を他方と異ならせ
て配設されるものであり、これにより両ハンガ4,4の
一方が他方よりも高い位置に上昇せしめられることにな
る。また前記搬送方向5に沿う途中で水平姿勢にある車
体Bの高さを変更すべき位置では、同一高さ位置にある
両カムレール38.38の高さを上下に変更することも
可能である。
次にこの実施例の作用について説明すると、搬送方向5
に沿う途中で、たとえば車体Bの底面への部品の取付は
等のために車体Bを左、右いずれか一方に傾斜すべきと
きには、第7図で示すように、両カムレール38.38
の一方の高さ位置を他方と異ならせて設定しておく。そ
うすると、第8図で示すように両ハンガ4,4の高さ位
置が相互に異なるようになり、それに応じて車体Bが傾
斜し、車体Bの底面への部品の取付は等を容易に行なう
ことができる。
に沿う途中で、たとえば車体Bの底面への部品の取付は
等のために車体Bを左、右いずれか一方に傾斜すべきと
きには、第7図で示すように、両カムレール38.38
の一方の高さ位置を他方と異ならせて設定しておく。そ
うすると、第8図で示すように両ハンガ4,4の高さ位
置が相互に異なるようになり、それに応じて車体Bが傾
斜し、車体Bの底面への部品の取付は等を容易に行なう
ことができる。
しかも車体Bを傾斜させるための装置が、車体Bの下方
に存在することはないので、作業に支障を来すことはな
く、また車体Bを傾斜させるにあたってハンガ4,4が
外側方にはみ出すことがなイノテ、オーバーヘッドコン
ベアlの側方にデッドスペースを設けることが不要とな
る。
に存在することはないので、作業に支障を来すことはな
く、また車体Bを傾斜させるにあたってハンガ4,4が
外側方にはみ出すことがなイノテ、オーバーヘッドコン
ベアlの側方にデッドスペースを設けることが不要とな
る。
さらに上述のように両ハンガ4,4の一方が他方よりも
高い位置に上昇することに伴う車体Bの傾斜時に、相互
に対応する位置で車体Bの両側下端を載せている受は部
材28.28は、車体Bの傾斜に応じて傾斜することが
でき、しかも車体Bの両側下端の水平方向距離がその傾
斜によって変化するのに応じて左、右に移動することが
でき、車体Bの傾斜に応じて該車体Bに無理な力が作用
することもない。
高い位置に上昇することに伴う車体Bの傾斜時に、相互
に対応する位置で車体Bの両側下端を載せている受は部
材28.28は、車体Bの傾斜に応じて傾斜することが
でき、しかも車体Bの両側下端の水平方向距離がその傾
斜によって変化するのに応じて左、右に移動することが
でき、車体Bの傾斜に応じて該車体Bに無理な力が作用
することもない。
C0発明の効果
以上のように本発明の第1の特徴によれば、被搬送物を
載置し得る左、右一対のハンガが、走行レール上を走行
可能な走行台車により昇降可能に支承されながら上下に
延びる一対のリフトアームの下端にそれぞれ固着され、
各リフトアームを昇降駆動する一対のカムレールが走行
レールの延設方向に沿って配設されるので、両ハンガの
高さ位置をそれに対応するカムレールの高さ位置に対応
させることができ、両カムレールの高さ位置を適宜設定
することにより被搬送物を傾斜させたり、水平姿勢のま
まで高さ位置を変化させたりすることができ、被搬送物
の下方に障害物が存在することを回避して作業を容易と
することができ、さらにハンガの外側方へのはみだしを
回避して姿勢変化にあたって余分なスペースが必要とな
ることもない。
載置し得る左、右一対のハンガが、走行レール上を走行
可能な走行台車により昇降可能に支承されながら上下に
延びる一対のリフトアームの下端にそれぞれ固着され、
各リフトアームを昇降駆動する一対のカムレールが走行
レールの延設方向に沿って配設されるので、両ハンガの
高さ位置をそれに対応するカムレールの高さ位置に対応
させることができ、両カムレールの高さ位置を適宜設定
することにより被搬送物を傾斜させたり、水平姿勢のま
まで高さ位置を変化させたりすることができ、被搬送物
の下方に障害物が存在することを回避して作業を容易と
することができ、さらにハンガの外側方へのはみだしを
回避して姿勢変化にあたって余分なスペースが必要とな
ることもない。
本発明の第2の特徴によれば、走行台車には、前記各リ
フトアームをそれぞれ移動自在に挿通させる一対の案内
筒が固設され、それらの案内筒には、リフトアームの外
周に摺接する複数のガイドローラが周方向に間隔をあけ
て配設されるので、リフトアームの上下移動を、芯振れ
が生じることを回避しながら円滑に案内し、ハンガの上
下移動を円滑に行なうことができる。
フトアームをそれぞれ移動自在に挿通させる一対の案内
筒が固設され、それらの案内筒には、リフトアームの外
周に摺接する複数のガイドローラが周方向に間隔をあけ
て配設されるので、リフトアームの上下移動を、芯振れ
が生じることを回避しながら円滑に案内し、ハンガの上
下移動を円滑に行なうことができる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は側面図
、第2図は第1図の■矢視正面図、第3図は第2図の要
部拡大図、第4図は第3図のIV−■線拡大断面図、第
5図は第3図のV部拡大図、第6図は第5図のVl−V
I線断面図、第7図は一対のカムレールの高さ位置を異
ならせた状態での第2図に対応する正面図、第8図は第
7図の要部拡大図である。 1・・・オーバーヘッドコンベア、2・・・走行レール
、3・・・走行台車、4・・・ハンガ、22・・・案内
筒、25・・・リフトアーム、26・・・ガイドローラ
、38・・・カムレール、 B・・・被搬送物としての車体 第2 1、、に+ 第4 図 第7図 第5 図 \ 第6 図
、第2図は第1図の■矢視正面図、第3図は第2図の要
部拡大図、第4図は第3図のIV−■線拡大断面図、第
5図は第3図のV部拡大図、第6図は第5図のVl−V
I線断面図、第7図は一対のカムレールの高さ位置を異
ならせた状態での第2図に対応する正面図、第8図は第
7図の要部拡大図である。 1・・・オーバーヘッドコンベア、2・・・走行レール
、3・・・走行台車、4・・・ハンガ、22・・・案内
筒、25・・・リフトアーム、26・・・ガイドローラ
、38・・・カムレール、 B・・・被搬送物としての車体 第2 1、、に+ 第4 図 第7図 第5 図 \ 第6 図
Claims (2)
- (1)被搬送物(B)を載置し得る左、右一対のハンガ
(4、4)が、走行レール(2、2)上を走行可能な走
行台車(3)により昇降可能に支承されながら上下に延
びる一対のリフトアーム(25、25)の下端にそれぞ
れ固着され、各リフトアーム(25、25)を昇降駆動
する一対のカムレール(38、38)が走行レール(2
、2)の延設方向に沿って配設されることを特徴とする
オーバーヘッドコンベアにおける被搬送物の姿勢制御装
置。 - (2)走行台車(3)には、前記各リフトアーム(25
、25)をそれぞれ移動自在に挿通させる一対の案内筒
(22、22)が固設され、それらの案内筒(22、2
2)には、リフトアーム(25、25)の外周に摺接す
る複数のガイドローラ(26)が周方向に間隔をあけて
配設されることを特徴とする第(1)項記載のオーバー
ヘッドコンベアにおける被搬送物の姿勢制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1316785A JPH0657528B2 (ja) | 1989-12-06 | 1989-12-06 | オーバーヘッドコンベアにおける被搬送物の姿勢制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1316785A JPH0657528B2 (ja) | 1989-12-06 | 1989-12-06 | オーバーヘッドコンベアにおける被搬送物の姿勢制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03178859A true JPH03178859A (ja) | 1991-08-02 |
JPH0657528B2 JPH0657528B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=18080889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1316785A Expired - Fee Related JPH0657528B2 (ja) | 1989-12-06 | 1989-12-06 | オーバーヘッドコンベアにおける被搬送物の姿勢制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0657528B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007153178A (ja) * | 2005-12-07 | 2007-06-21 | Toyota Auto Body Co Ltd | 搬送台車 |
WO2008096517A1 (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-14 | Honda Motor Co., Ltd. | 車体の傾斜搬送装置 |
JP2011148359A (ja) * | 2010-01-20 | 2011-08-04 | Daihatsu Motor Co Ltd | 部品搬送システム |
JP2015098395A (ja) * | 2013-11-20 | 2015-05-28 | 富士通株式会社 | 搬送装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6050075U (ja) * | 1983-09-14 | 1985-04-08 | 中西金属工業株式会社 | トロリ・コンベア |
JPS62163854A (ja) * | 1986-01-14 | 1987-07-20 | 本田技研工業株式会社 | 吊下げ搬送設備 |
JPS62234773A (ja) * | 1986-04-02 | 1987-10-15 | 本田技研工業株式会社 | 搬送装置 |
-
1989
- 1989-12-06 JP JP1316785A patent/JPH0657528B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015098395A (ja) * | 2013-11-20 | 2015-05-28 | 富士通株式会社 | 搬送装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0657528B2 (ja) | 1994-08-03 |
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