JP2682526B2 - 昇降搬送装置 - Google Patents

昇降搬送装置

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JP2682526B2 JP1788096A JP1788096A JP2682526B2 JP 2682526 B2 JP2682526 B2 JP 2682526B2 JP 1788096 A JP1788096 A JP 1788096A JP 1788096 A JP1788096 A JP 1788096A JP 2682526 B2 JP2682526 B2 JP 2682526B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にドロップリ
フターやテーブルリフターなどと呼称される昇降搬送装
置、すなわち、搬送用電車などの搬送手段を上下異なる
レベルの走行経路の一方から他方へ昇降移載するため
や、被搬送物の積み降ろしなどのために使用される昇降
搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】この種の昇降搬送装置
は、支柱と、昇降キャレッジと、当該昇降キャレッジと
逆方向に昇降するように連動連結されたカウンターウエ
イトとを備えており、大型重量物の被搬送物を昇降搬送
するために使用される昇降搬送装置では、前記支柱が、
2本の支柱単体を並列状に立設して構成され、各支柱単
体に昇降キャレッジやカウンターウエイトを昇降ガイド
する左右一対のガイドレール部が設けられる。
【0003】しかして、上記のように2本の支柱単体を
並列状に立設して支柱が構成される従来の昇降搬送装置
では、各支柱単体が、鋼管その他の形鋼の側面にガイド
レール部材を溶接などで突設して構成されていたため、
単に錆が出やすく、外観も悪いというだけでなく、2本
の支柱単体のそれぞれに設けられるガイドレール部間の
寸法精度を高めることが困難であり、昇降キャレッジや
カウンターウエイトを円滑に昇降ガイドさせることが非
常に難しいという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解消し得る昇降搬送装置を提供することを
目的とするものであって、その手段を後述する実施形態
の参照符号を付して示すと、支柱15と、昇降キャレッ
ジ32と、当該昇降キャレッジ32と逆方向に昇降する
ように連動連結されたカウンターウエイト33とを備
え、前記支柱15は、左右一対の昇降キャレッジ用ガイ
ドレール部4と、左右一対のカウンターウエイト用ガイ
ドレール部5とを備えたもので、互いに並列する2本の
支柱単体1と、両支柱単体1を互いに結合する連結部材
31a,31bとから成り、2本の支柱単体1はアルミ
ニウムの一体成形品から成るもので、その外側に前記左
右一対の昇降キャレッジ用ガイドレール部4が一体成形
されるとともに、その内側に前記左右一対のカウンター
ウエイト用ガイドレール部5が一体成形された構成とな
っている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適実施形態を添
付図に基づいて説明すると、図1において、15は支柱
であって、並列する2本の支柱単体1と、この支柱単体
1どうしを下端において互いに連結する下端連結部材3
1aと、前記支柱単体1どうしを上端において互いに連
結する上端連結部材31bとから構成されている。32
は前記支柱15に案内されて昇降する昇降キャレッジで
あって、その前方に延出するアーム部35には、搬送用
電車を案内するガイドレール30a,30b間を接続す
る接続レール36が取り付けられている。
【0006】33は前記支柱15の両支柱単体1間を昇
降するカウンターウエイトである。37aは支柱15の
上端連結部材31bに釣瓶式に掛張垂下された吊り下げ
チェンであって、その一端には昇降キャレッジ32のア
ーム部35が吊り下げられ、他端にはカウンターウエイ
ト33が吊り下げられている。37bは駆動チェンであ
って、その一端は昇降キャレッジ32の下端に結合さ
れ、他端はカウンターウエイト33の下端に結合され、
Uターン部が支柱15の下端連結部材31a上に設置さ
れた昇降駆動ユニット34のモーター38で正逆回転駆
動される駆動歯輪に係合している。
【0007】従って、昇降駆動ユニット34のモーター
38を稼働して駆動チェン37bを駆動することにより
昇降キャレッジ32を支柱15に沿って昇降させること
ができる。このときカウンターウエイト33が支柱15
の2本の支柱単体1間を逆方向に連動昇降する。しかし
て、昇降キャレッジ32の昇降により接続レール36
を、ガイドレール30a,30b間を接続する位置と所
定の作業レベルとの間で昇降させることができ、この接
続レール36の昇降により、ガイドレール30aまたは
30bから当該接続レール36に乗り移った搬送用電車
を作業レベルまで下降させて被搬送物の積み卸しなどの
作業を行い、作業後に元のガイドレール接続レベルまで
上昇させて、搬送用電車をガイドレール30bまたは3
0aに戻すことができる。
【0008】前記支柱15を構成している2本の支柱単
体1は、図2に示すようにアルミニウムの一体成形品で
あって、長辺方向両端の中央位置には小巾凹溝状の昇降
キャレッジ用ガイドレール部2,3が、短辺方向一端の
中央位置には大巾凹溝状の昇降キャレッジ用ガイドレー
ル部4が、そして短辺方向他端の中央位置には突起状の
カウンターウエイト用ガイドレール部5が、各々長さ方
向に連続して形成され、更に、前記長辺方向両端には、
長さ方向に連続する左右一対の部材取り付け用凹溝6,
7が前記ガイドレール部2,3の左右両側に振り分けて
形成され、前記短辺方向両端には、前記ガイドレール部
4の左右両側と前記ガイドレール部5の左右両側とに、
夫々長さ方向に連続する左右一対の部材取り付け用凹溝
8,9および10,11が形成されている。これら全て
の部材取り付け用凹溝6〜11は、支柱表面から一体に
突設された断面L形の突条体6a〜11aにより形成さ
れている。これら部材取り付け用凹溝6〜11は、支柱
単体1に制御用の各種部品を取り付けたり、安全囲いを
支柱に支持させるとき、或いは下端連結部材31aと支
柱単体1の下端とを結合するときや、上端連結部材31
bと支柱単体1の上端とを結合するときなどに利用する
ことができる。
【0009】また前記支柱単体1は、軽量化と材料節減
のために中空状に成形されているが、図示のように内部
空間を複数に区画する補強用内壁部12が一体に形成さ
れ、更に、長辺方向の中央軸線上で両小巾凹溝レール部
2,3の内側に隣接する位置には、長さ方向に連続する
断面真円形の貫通孔13が形成されている。この貫通孔
13は、単位長さの支柱単体1を長さ方向に突き合わせ
て接続するときの支柱間の芯出しや、基台に対する支柱
立設時の芯出しのために、芯出し用ピンを両者間にわた
って嵌合させるときに利用される。
【0010】以上のような横断面構造のアルミニウム一
体成形品から成る2本の支柱単体1は、図1及び図3に
示すように各支柱単体1の前記突出レール部5が内側で
互いに対向するように下端連結部材31a上に互いに並
列立設され、上端は上端連結部材31bにより互いに結
合される。
【0011】しかして、昇降キャレッジ32には、前記
両支柱単体1の外側に位置する昇降キャレッジ用ガイド
レール部4に夫々嵌合する前後方向位置決め用ガイドロ
ーラー39,40と、前記両支柱単体1の正面側に位置
する昇降キャレッジ用ガイドレール部2,3(支柱単体
1には天地がないので、同一のガイドレール部2または
3を使用することもできる)に夫々嵌合する左右方向位
置決め用ガイドローラー41,42とが軸支され、更に
前記両支柱単体1間に配置された前記カウンターウエイ
ト33には、前記両支柱単体1の内側に位置するカウン
ターウエイト用ガイドレール部5に夫々嵌合する昇降用
溝付きガイドローラー43,44が軸支されている。勿
論、これら各ガイドローラー39〜44は、昇降キャレ
ッジ32やカウンターウエイト33を垂直姿勢に保持し
得るように、各々これら昇降キャレッジ32やカウンタ
ーウエイト33の少なくとも上下両端2箇所に軸支され
ている。なお、カウンターウエイト33に関しては、特
に問題がなければ上下両端の何れか、若しくは中間高さ
にのみ、昇降用溝付きガイドローラー43,44を軸支
しても良い。
【0012】なお、昇降キャレッジ33に取り付けられ
た接続レール36は、搬送用電車などを高レベルの搬送
用ガイドレールと低レベルの搬送用ガイドレールとの一
方から他方へ乗り移らせるために使用することもできる
し、これら接続レール36に代えて被搬送物を支持する
フォークやハンガーを取り付けることにより、搬送用電
車などに対する被搬送物の積み卸しや、高低レベルの異
なる搬送装置の間で被搬送物を乗り移らせる手段にも使
用することができる。
【0013】また、昇降キャレッジ32とカウンターウ
エイト33とを釣瓶式に吊り下げる吊り下げチェン37
aのみを使用し、このチェン37aを、支柱単体1の上
端どうしを結合する上端連結部材31b上の昇降駆動ユ
ニットで駆動するように構成することもできる。更に、
上記構成の昇降搬送装置は、これを更に2台並設して、
2つの昇降キャレッジ32で1つのガイドレールや被搬
送物支持手段を支持させるることにより、大型大重量物
の昇降搬送装置として活用することもできる。勿論この
場合には、両昇降キャレッジ32を互いに同期させて昇
降駆動させることのできる昇降駆動手段を設けなければ
ならない。
【0014】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明の昇降搬送
装置は、その支柱を構成する2本の支柱単体が、これら
各支柱単体に昇降キャレッジ用ガイドレール部やカウン
ターウエイト用ガイドレール部を高精度に一体成形する
ことのできるアルミニウムの一体成形品から成り、この
2本の支柱単体が連結部材によって互いに結合されるの
であるから、両支柱単体の昇降キャレッジ用ガイドレー
ル部間やカウンターウエイト用ガイドレール部間の寸法
精度を容易に高めることができ、昇降キャレッジやカウ
ンターウエイトを円滑に昇降ガイドすることができる。
しかも、各支柱単体がアルミニウムの一体成形品から成
るのであるから、錆の発生を抑えることができるととも
に滑らかで美麗な表面を得ることができ、外観の体裁を
長期間にわたって良好に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 昇降搬送装置の全体を示す斜視図である。
【図2】 支柱単体の断面形状を示す斜視図である。
【図3】 昇降搬送装置の横断平面図である。
【符号の説明】
1 支柱単体 2 小巾凹溝状の昇降キャレッジ用ガイドレール部 3 小巾凹溝状の昇降キャレッジ用ガイドレール部 4 大巾凹溝状の昇降キャレッジ用ガイドレール部 5 突起状のカウンターウエイト用ガイドレール部 15 昇降搬送装置の支柱 32 昇降キャレッジ 33 カウンターウエイト 34 昇降駆動ユニット 39 前後方向位置決め用ガイドローラー 40 前後方向位置決め用ガイドローラー 41 左右方向位置決め用ガイドローラー 42 左右方向位置決め用ガイドローラー 43 昇降用溝付きガイドローラー 44 昇降用溝付きガイドローラー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支柱と、昇降キャレッジと、当該昇降キャ
    レッジと逆方向に昇降するように連動連結されたカウン
    ターウエイトとを備え、 前記支柱は、左右一対の昇降キャレッジ用ガイドレール
    部と、左右一対のカウンターウエイト用ガイドレール部
    とを備えたもので、互いに並列する2本の支柱単体と、
    両支柱単体を互いに結合する連結部材とから成り、 2本の支柱単体はアルミニウムの一体成形品から成るも
    ので、その外側に前記左右一対の昇降キャレッジ用ガイ
    ドレール部が一体成形されるとともに、その内側に前記
    左右一対のカウンターウエイト用ガイドレール部が一体
    成形されている昇降搬送装置。
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