JPH0714259Y2 - 上下間の移載装置 - Google Patents

上下間の移載装置

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JPH0714259Y2
JPH0714259Y2 JP1988130531U JP13053188U JPH0714259Y2 JP H0714259 Y2 JPH0714259 Y2 JP H0714259Y2 JP 1988130531 U JP1988130531 U JP 1988130531U JP 13053188 U JP13053188 U JP 13053188U JP H0714259 Y2 JPH0714259 Y2 JP H0714259Y2
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JP
Japan
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intermediate frame
lifting
transfer device
trolley
bodies
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JP1988130531U
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JPH0252825U (ja
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健 菅原
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、たとえば上位の吊下げ搬送装置に形成された
上位移載位置と下位の台車搬送装置に形成された下位移
載位置との間で、車体など物品の受け渡しを行うのに利
用される上下間の移載装置に関するものである。
従来の技術 従来、この種の装置としては、たとえば実開昭63−7791
4号に見られる物品の搬送装置が提供されている。すな
わち、この従来構成は、上位のオーバーヘッド・コンベ
ヤと下位のフロア・コンベヤとの間で物品の受け渡しを
行うもので、両コンベヤの平行する部分の両側方それぞ
れに支柱が立設されるとともに、これら支柱にそれぞれ
昇降体が設けられ、そして両昇降体に連動する共通の駆
動スプロケットが設けられている。各昇降体には、コン
ベヤ経路に沿って移動自在な前後動体が設けられ、そし
て前後動体に設けられた左右動体に、それぞれ垂直軸を
介してアームが設けられるとともに、各アームを回動さ
せる液体圧シリンダが設けられ、また各アームの遊端に
は物品支持部材が設けられている。
この従来構成によると、上位のオーバーヘッド・コンベ
ヤによりハンガを介して搬送されてきた物品の両側を、
両昇降体の上昇によってそれぞれの物品支持部材により
支持し、そしてハンガの退避後において両昇降体を下降
させることで、下位のフロア・コンベヤに物品を渡して
いる。
考案が解決しようとする課題 上記の従来構成によると、物品の支持を行う左右の物品
支持部材、すなわち左右のアームが分断されていること
から、両アームのそれぞれに大きな曲げモーメントが作
用することになり、これに耐えるためにアーム、昇降
体、支柱などを強固な構造にしなければならないことか
ら、装置全体の大型化を招く。
これに対しては、左右の昇降体間を中間フレームで連結
して三者を剛体化することも考えられるが、これによる
と、両支柱の立設ピッチの精度、両支柱の立設精度(傾
き)、昇降駆動装置における両チェーンの伸び量の差に
よる両昇降体間の段差などによって、両支柱側のガイド
レールに対する昇降体側のガイドローラの移動(転動)
がひっかかり状やつまり状となり、昇降体側の昇降を円
滑に行えない。
本考案の目的とするところは、曲げモーメントに対応す
べく中間フレームを使用した形式でありながら、昇降を
常に円滑に行える上下間の移載装置を提供する点にあ
る。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案における上下間の移載
装置は、上位移載位置と下位移載装置との間で物品の受
け渡しを行う上下間の移載装置であって、並設した一対
の支柱にそれぞれ昇降体を設け、これら昇降体に連動す
る共通の昇降駆動装置を設け、両昇降体間に中間フレー
ムを配設し、この中間フレームの一端を、並設方向とは
直交状の横ピンを介して一方の昇降体に上下揺動自在に
連結するとともに、中間フレームの他端を、並設方向と
は直交状の横ピンを介して他方の昇降体に上下揺動自在
ならびに並設方向摺動自在に連結し、前記中間フレーム
に物品の受け渡し具を設けている。
作用 かかる本考案の構成によると、中間フレームにより一体
化された両昇降体を昇降駆動装置によって上昇させるこ
とで、上位移載位置の物品を受け渡し具で受け取れ得、
そして両昇降体を下降させることで、物品を下位移載装
置に渡せ得る。
また逆の作用によって下位移載位置の物品を上位移載位
置に移載し得る。このような作用において両昇降体は中
間フレームにより一体化されていることから、コンパク
トにしながらも曲げモーメントに対応し得る。また昇降
に際しては、横ピンを介しての摺動自在な連結構造によ
って両支柱の並設ピッチの変化に対応し得るとともに、
両横ピンを介して上下揺動自在な連結構造によってチエ
ンの伸びなどによる両昇降体の段差に対応し得ることに
なる。
実施例 以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
1は上位搬送装置の一例である吊下げ搬送装置で、トロ
リ案内用レール2と、その上方に架設したトロリ駆動装
置用レール3と、前記トロリ案内用レール2に案内され
て一定経路4上で走行自在なトロリ装置5と、このトロ
リ装置5に取付けたハンガ6と、前記トロリ駆動装置用
レール3に案内されるトロリ駆動装置(チエンコンベヤ
など)7などから構成される。前記ハンガ6は正面視C
形状であって、その下部杆の上面には、物品の一例であ
る車体9の下面を支持する受け具8が設けられる。
前記吊下げ搬送装置1の下方で床側には、下位搬送装置
の一例である台車式搬送装置11が、その搬送経路12を前
記一定経路4に平行して配設される。この台車式搬送装
置11は、台車案内用レール13と、その下方に配設した台
車走行装置用レール14と、前記台車案内用レール13に案
内されて搬送経路12上で走行自在な台車15と、前記台車
走行装置用レール14に案内される走行駆動装置(チエン
コンベヤ)16などから構成され、前記台車15の上面には
車体9の下面を支持する受け具17が設けられる。
両経路4,12が上下で平行する部分には、上位移載位置と
下位移載位置とが形成され、両位置の側方間に亘って、
上位移載位置と下位移載位置との間で車体9の受け渡し
を行う移載装置21が設けられる。すなわち床22上から前
後(経路方向)一対の支柱23A,23Bが立設され、これら
支柱23A,23Bの上端間は上部枠24により連結されてい
る。両支柱23A,23Bの側面には上下方向のガイドレール2
5A,23Bが取付けられ、これらガイドレール25A,25Bに複
数個のローラ26A,26Bを介して案内される昇降体27A,27B
が設けられる。
これら昇降体27A,27Bに連動する共通の昇降駆動装置28
は、前記上部枠24上に複数の軸受29を介して配設した前
後方向の駆動軸30と、この駆動軸30に連動連結しかつ正
逆駆動自在な駆動部31と、前記駆動軸30に固着されたス
プロケット32A,32Bと、このスプロケット32A,32Bに巻回
されかつ一端が昇降体27A,27Bに連結されたチエン33A,3
3Bと、このチエン33A,33Bの他端に取付けられかつ筒状
の前記支柱23A,23B内で昇降自在なカウンターウエイト3
4A,34Bとから構成される。
前記昇降体27A,27B間に配設される中間フレーム35は平
枠状であって、その前後方向の一端で左右方向の二箇所
から連設したブラケット36Bは、一方の昇降体27Bから連
設した一対のフランジ37Bに横ピン38Bを介して連結して
あり、したがって中間フレーム35と一方の昇降体27Bと
は左右方向軸心39Bの周りで相対的に上下揺動自在とな
る。
また他方の昇降体27Aから連設した一対のフランジ37Aに
は前後方向の長孔40が形成されており、この長孔40内に
は矩形ブロック状の摺動体41が長孔40の長さ範囲内で摺
動自在に配設されている。そして中間フレーム35の他端
で左右方向の二箇所から連設したブラケット36Aを、前
記摺動体41に横ピン38Aを介して連結しており、したが
って中間フレーム35と他方の昇降体27Aとは、左右方向
軸心39Aの周りで相対的に上下揺動自在に、ならびに前
後方向で摺動自在となる。
前記中間フレーム35には車体9の受け渡し具42が設けら
れる。この受け渡し具42は前後一対のフォーク形式であ
って、中間フレーム35に支持部材43を介して配設した左
右方向の固定部材44と、この固定部材44に対して左右動
自在な中間部材45と、この中間部材45に対して左右動自
在な作動部材46と、ピニオン・ラック機構47を介して中
間部材45ならびに作動部材46を左右動させる駆動部48と
からなり、前記作動部材46の上面には車体9の下面を支
持する受け部49が設けられる。
次に上記実施例において、吊下げ搬送装置1で上位移載
位置に搬送してきた車体9を、下位移載位置において台
車式搬送装置11に移載する作業を説明する。
受け渡し具42の両部材45,46が退入した状態において、
車体9を支持してなるトロリ装置5が移載装置21に対向
して停止される。この状態で受け渡し具42を作動させ、
ハンガ6の受け具8でかつ車体9の下方に作動部材46を
突出させる。次いで昇降駆動装置28を作動させ、両昇降
体27A,27Bとともに中間フレーム35を上昇させて、受け
部49を介して車体9の持ち上げる。そして受け渡し具42
を逆作動させ、車体9を両支柱23A,23B間に位置させ
る。このとき台車式搬送装置11の下位移載装置では、空
の台車15が移載装置21に対向して停止している。
次いで両昇降体27A,27Bとともに中間フレーム35を下降
させて車体9を所定のレベルまで下降させる。そして受
け渡し具42を突出動させ、台車15の受け具17の上方に車
体9を位置させる。この状態で受け渡し具42側を少し下
降させ、車体9を台車15の受け具17上に渡す。その後に
受け渡し具42は退入動するのであり、そして車体9を支
持した台車15は次行程へと走行される。
このような車体9の移載を行う移載装置21において、支
柱23A,23B、すなわちガイドレール25A,25Bの配設ピッチ
の精度が悪かったとき、または両支柱23A,23Bが傾き状
に立設されたときなどにおいては、昇降作動時に両昇降
体27A,27Bが互いに接近しようとしたり離間しようとし
たりするが、これに対しては横ピン38Aに連結された摺
動体41が長孔40内を摺動することで吸収し得、したがっ
てガイドレール25A,25Bにローラ26A,26Bが案内されるこ
とによる昇降は、つまったり引っ掛ったりすることなく
円滑に行われる。
また両チエン33A,33Bの伸び量の変化によって両昇降体2
7A,27B間に上下方向の段差が生じたとき、これは中間フ
レーム35が昇降体27A,27Bに対してそれぞれ左右方向軸
心39A,39Bの周りで相対的に上下揺動することと、前述
した摺動体41の摺動とによって吸収し得、昇降は円滑に
行われる。なお両昇降体27A,27Bと中間フレーム35とは
一体化されているため、コンパクトに構成しながらも曲
げモーメントに充分に対応できることになる。
上記実施例においては第2図に示すように、移載装置21
の両側それぞれに吊下へ搬送装置1ならびに台車搬送装
置11を配設した形式を示している。これによると、一側
で前述したように車体9の卸し(下降)を行い、他側で
前述とは逆作動によって車体9の積み(上昇)を行え
る。さらに一側から他側への卸しや積みも行える。なお
移載装置21に対して、いずれか片側のみに配設した形式
であってもよい。
考案の効果 上記構成の本考案によると、中間フレームにより一体化
された両昇降体の昇降動と受け渡し具の作動とによっ
て、上位移載位置と下位移載位置との間で物品の移載を
行うことができる。その際に両昇降体間を中間フレーム
で一体化するとともに、この中間フレームに物品の受け
渡し具を設けたことで、装置全体をコンパクトに構成し
ながらも、曲げモーメントに充分に対応することができ
て、全体の小型化をはかることができる。
さらに昇降は、横ピンを介して、中間フレームの他端を
他方の昇降体に並設方向摺動自在に連結したことで、両
支柱の並設ピッチの変化や傾斜立設などに対応でき、し
かも、それぞれ横ピンを介して、中間フレームの両端を
両昇降体に上下揺動自在に連結したことと、前述の並設
方向摺動自在に連結したことで、両昇降体間に生じた上
下方向の段差に対応することができ、これにより昇降体
側の昇降は、ひっかかりやつまりなど生じることなく常
に円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は側面図、第2
図は正面図、第3図は要部の横断平面図、第4図は連結
部の一部切欠き側面図、第5図は同一部切欠き平面図で
ある。 1…吊下げ搬送装置(上位搬送装置)、4…一定経路、
5…トロリ装置、6…ハンガ、8…受け具、9…車体
(被搬送物)、11…台車式搬送装置(下位搬送装置)、
12…搬送経路、15…台車、17…受け具、21…移載装置、
23A,23B…支柱、25A,25B…ガイドレール、26A,26B…ロ
ーラ、27A,27B…昇降体、28…昇降駆動装置、31…駆動
部、33A,33B…チエン、35…中間フレーム、38A,38B…横
ピン、39A,39B…左右方向軸心、40…長孔、41…摺動
体、42…受け渡し具、46…作動部材、48…駆動部、49…
受け部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上位移載位置と下位移載装置との間で物品
    の受け渡しを行う上下間の移載装置であって、並設した
    一対の支柱にそれぞれ昇降体を設け、これら昇降体に連
    動する共通の昇降駆動装置を設け、両昇降体間に中間フ
    レームを配設し、この中間フレームの一端を、並設方向
    とは直交状の横ピンを介して一方の昇降体に上下揺動自
    在に連結するとともに、中間フレームの他端を、並設方
    向とは直交状の横ピンを介して他方の昇降体に上下揺動
    自在ならびに並設方向摺動自在に連結し、前記中間フレ
    ームに物品の受け渡し具を設けたことを特徴とする上下
    間の移載装置。
JP1988130531U 1988-10-05 1988-10-05 上下間の移載装置 Expired - Lifetime JPH0714259Y2 (ja)

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JPH0252825U JPH0252825U (ja) 1990-04-17
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5845226U (ja) * 1981-09-18 1983-03-26 日産自動車株式会社 移載装置
JPH0649540Y2 (ja) * 1986-11-11 1994-12-14 中西金属工業株式会社 物品の搬送装置

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JPH0252825U (ja) 1990-04-17

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