JPH0558410A - 吊り下げ昇降移載装置付き搬送装置 - Google Patents
吊り下げ昇降移載装置付き搬送装置Info
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- JPH0558410A JPH0558410A JP24676591A JP24676591A JPH0558410A JP H0558410 A JPH0558410 A JP H0558410A JP 24676591 A JP24676591 A JP 24676591A JP 24676591 A JP24676591 A JP 24676591A JP H0558410 A JPH0558410 A JP H0558410A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】棚間の移載通路内への移載装置の吊り降ろし
や、当該移載通路内での移載装置の昇降を安全に行わせ
ることを目的とする。 【構成】搬送用電車1から昇降可能に吊り下げられた移
載装置5に、その左右両側から若干張り出す垂直ガイド
部17と、当該垂直ガイド部17の下端に連なり且つ前
記移載装置5の下端よりも下方に突出する内向き斜めガ
イド部16aとを備えた昇降ガイドフレーム11A,1
1Bを付設し、前記両垂直ガイド部17の外側面間距離
D2を、当該移載装置5が吊り降ろされる棚19A,1
9B間の移載通路の巾D1よりも適当に狭く構成して成
るものである。
や、当該移載通路内での移載装置の昇降を安全に行わせ
ることを目的とする。 【構成】搬送用電車1から昇降可能に吊り下げられた移
載装置5に、その左右両側から若干張り出す垂直ガイド
部17と、当該垂直ガイド部17の下端に連なり且つ前
記移載装置5の下端よりも下方に突出する内向き斜めガ
イド部16aとを備えた昇降ガイドフレーム11A,1
1Bを付設し、前記両垂直ガイド部17の外側面間距離
D2を、当該移載装置5が吊り降ろされる棚19A,1
9B間の移載通路の巾D1よりも適当に狭く構成して成
るものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガイドレールに案内さ
れて自走する搬送用電車から移載装置を昇降可能に吊り
下げて成る搬送装置、特に前記移載装置が棚間の各荷移
載レベルまで吊り降ろされて使用されるタイプの搬送装
置に関するものである。
れて自走する搬送用電車から移載装置を昇降可能に吊り
下げて成る搬送装置、特に前記移載装置が棚間の各荷移
載レベルまで吊り降ろされて使用されるタイプの搬送装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】上記のようなタイプの従
来の搬送装置では、移載装置を棚間の移載通路に吊り降
ろすときに棚に衝突したり、移載装置が棚間の移載通路
内を昇降しているときに棚側と不当に接触しないように
するため、例えば特開昭60−40304号公報に開示
されるように、移載装置側にガイドローラーを軸支し、
棚側には前記ガイドローラーが昇降可能に嵌合するガイ
ドレールを垂直に付設していたが、このような従来の構
成では、棚側にもガイドレール等を付設しなければなら
ないので、既存の棚をそのまま活用することが出来ない
ばかりでなく、荷移載時に移載装置に無理な外力が作用
したとき、棚側のガイドレールに嵌合するガイドローラ
ーの軸受部に応力集中が生じて、当該ガイドローラーが
容易に破損する恐れがあった。
来の搬送装置では、移載装置を棚間の移載通路に吊り降
ろすときに棚に衝突したり、移載装置が棚間の移載通路
内を昇降しているときに棚側と不当に接触しないように
するため、例えば特開昭60−40304号公報に開示
されるように、移載装置側にガイドローラーを軸支し、
棚側には前記ガイドローラーが昇降可能に嵌合するガイ
ドレールを垂直に付設していたが、このような従来の構
成では、棚側にもガイドレール等を付設しなければなら
ないので、既存の棚をそのまま活用することが出来ない
ばかりでなく、荷移載時に移載装置に無理な外力が作用
したとき、棚側のガイドレールに嵌合するガイドローラ
ーの軸受部に応力集中が生じて、当該ガイドローラーが
容易に破損する恐れがあった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明の吊り下げ昇降移載装置付き搬送装置は、ガイドレ
ール2に案内されて自走する搬送用電車1から移載装置
5を昇降可能に吊り下げて成る搬送装置に於いて、前記
移載装置5に、その左右両側から若干張り出す垂直ガイ
ド部17と、当該垂直ガイド部17の下端に連なり且つ
前記移載装置5の下端よりも下方に突出する内向き斜め
ガイド部16aとを備えた昇降ガイドフレーム11A,
11Bを付設し、前記両垂直ガイド部17の外側面間距
離D2を、当該移載装置5が吊り降ろされる棚19A,
19B間の移載通路20の巾D1よりも適当に狭く構成
して成るものである。
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明の吊り下げ昇降移載装置付き搬送装置は、ガイドレ
ール2に案内されて自走する搬送用電車1から移載装置
5を昇降可能に吊り下げて成る搬送装置に於いて、前記
移載装置5に、その左右両側から若干張り出す垂直ガイ
ド部17と、当該垂直ガイド部17の下端に連なり且つ
前記移載装置5の下端よりも下方に突出する内向き斜め
ガイド部16aとを備えた昇降ガイドフレーム11A,
11Bを付設し、前記両垂直ガイド部17の外側面間距
離D2を、当該移載装置5が吊り降ろされる棚19A,
19B間の移載通路20の巾D1よりも適当に狭く構成
して成るものである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図1及び図2に於いて、1は搬送用
電車であって、床面上所定高さに架設されたガイドレー
ル2に嵌合する駆動車輪3と、図示省略したが前記ガイ
ドレール2に対する振れ止め用ガイドローラーと、前記
駆動車輪3を正逆任意の方向に回転駆動する走行用駆動
モーター4とを備えている。
づいて説明すると、図1及び図2に於いて、1は搬送用
電車であって、床面上所定高さに架設されたガイドレー
ル2に嵌合する駆動車輪3と、図示省略したが前記ガイ
ドレール2に対する振れ止め用ガイドローラーと、前記
駆動車輪3を正逆任意の方向に回転駆動する走行用駆動
モーター4とを備えている。
【0005】5は移載装置であって、上部フレーム6
と、この上部フレーム6から複数本の吊下支柱7を介し
て吊り下げられた下部フレーム8と、この下部フレーム
8上に於いて荷Wを支持して左右横方向に搬送する一対
のベルトコンベヤ9a,9bから構成された荷移載手段
9と、前記下部フレーム8の左右両端に配設された振れ
止め手段10A,10Bと、前記下部フレーム8の前後
両端外側に配設された昇降ガイドフレーム11A,11
Bとを備えている。
と、この上部フレーム6から複数本の吊下支柱7を介し
て吊り下げられた下部フレーム8と、この下部フレーム
8上に於いて荷Wを支持して左右横方向に搬送する一対
のベルトコンベヤ9a,9bから構成された荷移載手段
9と、前記下部フレーム8の左右両端に配設された振れ
止め手段10A,10Bと、前記下部フレーム8の前後
両端外側に配設された昇降ガイドフレーム11A,11
Bとを備えている。
【0006】前記移載装置5は、前記上部フレーム6に
連結された前後左右4本の吊下用ベルト12を備えた吊
下昇降手段13を介して前記搬送用電車1から吊り下げ
られている。この吊下昇降手段13は、前記4本の吊下
用ベルト12の巻き込み繰り出し用ドラム14と、当該
ドラム14を正逆任意の方向に回転駆動する昇降駆動用
モーター15とから成るものであり、搬送用電車1が上
下傾斜経路部を昇降走行しても前記移載装置5が水平姿
勢を維持し得るように、前記搬送用電車1の下側に前後
揺動自在に吊り下げることも出来るが、この図示例で
は、搬送用電車1の走行経路中に前記のような上下傾斜
経路部がないため、前記搬送用電車1のフレーム内に前
記吊下昇降手段13が内装されている。
連結された前後左右4本の吊下用ベルト12を備えた吊
下昇降手段13を介して前記搬送用電車1から吊り下げ
られている。この吊下昇降手段13は、前記4本の吊下
用ベルト12の巻き込み繰り出し用ドラム14と、当該
ドラム14を正逆任意の方向に回転駆動する昇降駆動用
モーター15とから成るものであり、搬送用電車1が上
下傾斜経路部を昇降走行しても前記移載装置5が水平姿
勢を維持し得るように、前記搬送用電車1の下側に前後
揺動自在に吊り下げることも出来るが、この図示例で
は、搬送用電車1の走行経路中に前記のような上下傾斜
経路部がないため、前記搬送用電車1のフレーム内に前
記吊下昇降手段13が内装されている。
【0007】前記昇降ガイドフレーム11A,11B
は、搬送用電車1の走行方向から見て角Uの字形の、互
いに同一形状のものであって、前記下部フレーム8より
若干下側位置にある下端水平部16は、その左右両端を
斜めにカットして内向き斜めガイド部16aを備えた形
状であり、前記下部フレーム8より若干左右外側位置に
張り出す垂直ガイド部17は、上部フレーム6の近くに
達している上端が若干内側(上部フレーム6側)に湾曲
した形状であり、前記垂直ガイド部17が同一側にある
前記吊下支柱7に連結部材18で連結されることによ
り、移載装置5に取付けられている。
は、搬送用電車1の走行方向から見て角Uの字形の、互
いに同一形状のものであって、前記下部フレーム8より
若干下側位置にある下端水平部16は、その左右両端を
斜めにカットして内向き斜めガイド部16aを備えた形
状であり、前記下部フレーム8より若干左右外側位置に
張り出す垂直ガイド部17は、上部フレーム6の近くに
達している上端が若干内側(上部フレーム6側)に湾曲
した形状であり、前記垂直ガイド部17が同一側にある
前記吊下支柱7に連結部材18で連結されることによ
り、移載装置5に取付けられている。
【0008】図3は上記のように構成された搬送用電車
1の使用状態を示し、床面上に据え付けられた左右一組
の棚19A,19B間の移載通路20の真上に前記ガイ
ドレール2が架設されている。各棚19A,19Bは、
移載通路20に対して直角方向で当該移載通路20から
遠ざかるに従って下がるように傾斜したフリーローラー
コンベヤ利用の、上下複数段の荷支持台21を備えたも
のであって、各棚19A,19Bに於ける各段の荷支持
台21は同一レベルに配設されている。22は各段の荷
支持台21を支持する側枠である。又、図4及び図5に
示すように、前記移載通路20の左右横巾、即ち、両棚
19A,19Bの各段の荷支持台21の於ける移載通路
20側の後端面間の間隔D1は、移載装置5が移載通路
20内で昇降可能なように、当該移載装置5に於ける最
大左右横巾、即ち、昇降ガイドフレーム11A,11B
の左右両垂直ガイド部17の外側面間距離D2よりも適
当に広く設定されている。
1の使用状態を示し、床面上に据え付けられた左右一組
の棚19A,19B間の移載通路20の真上に前記ガイ
ドレール2が架設されている。各棚19A,19Bは、
移載通路20に対して直角方向で当該移載通路20から
遠ざかるに従って下がるように傾斜したフリーローラー
コンベヤ利用の、上下複数段の荷支持台21を備えたも
のであって、各棚19A,19Bに於ける各段の荷支持
台21は同一レベルに配設されている。22は各段の荷
支持台21を支持する側枠である。又、図4及び図5に
示すように、前記移載通路20の左右横巾、即ち、両棚
19A,19Bの各段の荷支持台21の於ける移載通路
20側の後端面間の間隔D1は、移載装置5が移載通路
20内で昇降可能なように、当該移載装置5に於ける最
大左右横巾、即ち、昇降ガイドフレーム11A,11B
の左右両垂直ガイド部17の外側面間距離D2よりも適
当に広く設定されている。
【0009】図4及び図5に示すように、前記振れ止め
手段10A,10Bは、ベルトコンベヤ9a,9bの両
端間で下部フレーム8に水平に支承された回転軸22
と、この回転軸22の両端に固着突設された一対のアー
ム23と、この一対のアーム23間に水平支軸で軸支さ
れたローラーから成る振れ止め具24と、当該振れ止め
具24の姿勢切換用駆動手段25とから構成され、姿勢
切換用駆動手段25は、前記回転軸22に固着されたギ
ヤ26と、当該ギヤ26に咬合するギヤ27が出力軸に
取付けられた減速機付きモーター28とから構成されて
いる。
手段10A,10Bは、ベルトコンベヤ9a,9bの両
端間で下部フレーム8に水平に支承された回転軸22
と、この回転軸22の両端に固着突設された一対のアー
ム23と、この一対のアーム23間に水平支軸で軸支さ
れたローラーから成る振れ止め具24と、当該振れ止め
具24の姿勢切換用駆動手段25とから構成され、姿勢
切換用駆動手段25は、前記回転軸22に固着されたギ
ヤ26と、当該ギヤ26に咬合するギヤ27が出力軸に
取付けられた減速機付きモーター28とから構成されて
いる。
【0010】従って、前記モーター28を稼働させて前
記回転軸22を正逆回転させることにより、前記一対の
アーム23を介して振れ止め具(ローラー)24を前記
回転軸22の周りに回動させ、図5に実線で示すストッ
パー作用姿勢と仮想線で示す振れ止め作用姿勢とに切り
換えることが出来る。前記ストッパー作用姿勢では、前
記振れ止め具24が荷移載手段9(ベルトコンベヤ9
a,9b)の荷支持レベルよりも上方に突出し、前記振
れ止め作用姿勢では、前記振れ止め具24が荷移載手段
9の荷支持レベルよりも下側で且つ下部フレーム8より
も横外側に突出する。
記回転軸22を正逆回転させることにより、前記一対の
アーム23を介して振れ止め具(ローラー)24を前記
回転軸22の周りに回動させ、図5に実線で示すストッ
パー作用姿勢と仮想線で示す振れ止め作用姿勢とに切り
換えることが出来る。前記ストッパー作用姿勢では、前
記振れ止め具24が荷移載手段9(ベルトコンベヤ9
a,9b)の荷支持レベルよりも上方に突出し、前記振
れ止め作用姿勢では、前記振れ止め具24が荷移載手段
9の荷支持レベルよりも下側で且つ下部フレーム8より
も横外側に突出する。
【0011】尚、図示省略しているが、前記回転軸22
(アーム23)を90度の範囲内での正逆回転のみを許
す回動制限ストッパーが併設される。又、図中29は一
対のベルトコンベヤ9a,9bを正逆任意の方向に回転
駆動する減速機付きモーターであり、30a,30bは
荷移載手段9の左右両側に突設されたサイドガイドであ
り、31a,31bは棚19A,19Bの各段荷支持台
21に於ける各荷支持列毎に並設された荷支持用ローラ
ーレールであり、32は棚19A,19Bの各段荷支持
台21に於ける各荷支持列間に配設された仕切りガイド
である。
(アーム23)を90度の範囲内での正逆回転のみを許
す回動制限ストッパーが併設される。又、図中29は一
対のベルトコンベヤ9a,9bを正逆任意の方向に回転
駆動する減速機付きモーターであり、30a,30bは
荷移載手段9の左右両側に突設されたサイドガイドであ
り、31a,31bは棚19A,19Bの各段荷支持台
21に於ける各荷支持列毎に並設された荷支持用ローラ
ーレールであり、32は棚19A,19Bの各段荷支持
台21に於ける各荷支持列間に配設された仕切りガイド
である。
【0012】上記のように構成された搬送装置の使用方
法を説明すると、図3に示すように、棚19A,19B
の各段荷支持台21の中で、荷Wを補充しなければなら
ない荷支持台21の荷支持列があると、吊り下げている
移載装置5の荷移載手段9(左右一対のベルトコンベヤ
9a,9b)上で補充する荷Wを支持させた状態の搬送
用電車1をガイドレール2に沿って自走させ、荷Wを補
充しなければならない荷支持台21の荷支持列に対応す
る定位置で停止させる。この搬送用電車1の走行時に
は、図1及び図2に仮想線で示しかつ図3に実線で示す
ように、移載装置5は上昇限まで吊り上げられており、
又、荷移載手段9の両端にある振れ止め手段10A,1
0Bは、図1、図2、及び図5に実線で示すように、振
れ止め具(ローラー24)がストッパー作用姿勢に切り
換えられており、これら両振れ止め具(ローラー24)
が荷移載手段9上の荷Wに対する落下止めストッパーと
して機能している。
法を説明すると、図3に示すように、棚19A,19B
の各段荷支持台21の中で、荷Wを補充しなければなら
ない荷支持台21の荷支持列があると、吊り下げている
移載装置5の荷移載手段9(左右一対のベルトコンベヤ
9a,9b)上で補充する荷Wを支持させた状態の搬送
用電車1をガイドレール2に沿って自走させ、荷Wを補
充しなければならない荷支持台21の荷支持列に対応す
る定位置で停止させる。この搬送用電車1の走行時に
は、図1及び図2に仮想線で示しかつ図3に実線で示す
ように、移載装置5は上昇限まで吊り上げられており、
又、荷移載手段9の両端にある振れ止め手段10A,1
0Bは、図1、図2、及び図5に実線で示すように、振
れ止め具(ローラー24)がストッパー作用姿勢に切り
換えられており、これら両振れ止め具(ローラー24)
が荷移載手段9上の荷Wに対する落下止めストッパーと
して機能している。
【0013】搬送用電車1を定位置で停止させたなら
ば、前記移載装置5を、図1及び図2に示すように吊下
昇降手段13の吊下用ベルト12を繰り出して下降さ
せ、図3に仮想線で示すように両棚19A,19B間の
移載通路20内に吊り降ろす。このとき、移載装置5の
前後両端に付設されている昇降ガイドフレーム11A,
11Bが当該移載装置5を、両棚19A,19Bに於け
る各段荷支持台21の後端面間、即ち移載通路20内
に、下端水平部16の両端にある内向き斜めガイド部1
6aにより誘導すると共に、両側垂直ガイド部17によ
り、下降する移載装置5が左右横方向に大きく揺れ動く
のを阻止する。
ば、前記移載装置5を、図1及び図2に示すように吊下
昇降手段13の吊下用ベルト12を繰り出して下降さ
せ、図3に仮想線で示すように両棚19A,19B間の
移載通路20内に吊り降ろす。このとき、移載装置5の
前後両端に付設されている昇降ガイドフレーム11A,
11Bが当該移載装置5を、両棚19A,19Bに於け
る各段荷支持台21の後端面間、即ち移載通路20内
に、下端水平部16の両端にある内向き斜めガイド部1
6aにより誘導すると共に、両側垂直ガイド部17によ
り、下降する移載装置5が左右横方向に大きく揺れ動く
のを阻止する。
【0014】荷Wを補充しなければならない荷支持台2
1の荷支持列に隣接するレベルまで移載装置5の荷移載
手段9を下降させたならば、前記吊下用ベルト12の繰
り出しを停止して移載装置5を定レベルで停止させる。
係る状態で、先ず左右両振れ止め手段10A,10Bの
振れ止め具(ローラー)24を、駆動手段25のモータ
ー27によってアーム23を90度外方へ回動させるこ
とにより、ストッパー作用姿勢から図5に仮想線で示す
振れ止め作用姿勢に切り換える。この結果、両振れ止め
手段10A,10Bの振れ止め具(ローラー)24が、
両棚19A,19Bの同一レベルにある荷支持台(一方
は荷補充対象の荷支持台)21に於ける後端面に近接
し、移載装置5を移載通路20内で左右横方向に振れな
いように固定することになる。
1の荷支持列に隣接するレベルまで移載装置5の荷移載
手段9を下降させたならば、前記吊下用ベルト12の繰
り出しを停止して移載装置5を定レベルで停止させる。
係る状態で、先ず左右両振れ止め手段10A,10Bの
振れ止め具(ローラー)24を、駆動手段25のモータ
ー27によってアーム23を90度外方へ回動させるこ
とにより、ストッパー作用姿勢から図5に仮想線で示す
振れ止め作用姿勢に切り換える。この結果、両振れ止め
手段10A,10Bの振れ止め具(ローラー)24が、
両棚19A,19Bの同一レベルにある荷支持台(一方
は荷補充対象の荷支持台)21に於ける後端面に近接
し、移載装置5を移載通路20内で左右横方向に振れな
いように固定することになる。
【0015】上記のように振れ止め手段10A,10B
で移載装置5を所定レベルで固定したならば、荷移載手
段9の一対のベルトコンベヤ9a,9bを荷補充対象の
荷支持台21の側へ荷Wを送り出す方向に駆動し、荷W
を当該ベルトコンベヤ9a,9b上から荷支持台21の
荷支持列に於けるローラーレール31a,31b上へ送
り出し、移載を完了する。移載が完了したならば、ベル
トコンベヤ9a,9bを停止すると共に、両振れ止め手
段10A,10Bの振れ止め具24を振れ止め作用姿勢
から元のストッパー作用姿勢に90度逆転させて戻した
後、移載装置5を吊下昇降手段13の吊下用ベルト12
により上昇限位置まで吊り上げ、この後、搬送用電車1
を走行させる。
で移載装置5を所定レベルで固定したならば、荷移載手
段9の一対のベルトコンベヤ9a,9bを荷補充対象の
荷支持台21の側へ荷Wを送り出す方向に駆動し、荷W
を当該ベルトコンベヤ9a,9b上から荷支持台21の
荷支持列に於けるローラーレール31a,31b上へ送
り出し、移載を完了する。移載が完了したならば、ベル
トコンベヤ9a,9bを停止すると共に、両振れ止め手
段10A,10Bの振れ止め具24を振れ止め作用姿勢
から元のストッパー作用姿勢に90度逆転させて戻した
後、移載装置5を吊下昇降手段13の吊下用ベルト12
により上昇限位置まで吊り上げ、この後、搬送用電車1
を走行させる。
【0016】尚、棚側の荷支持部の構成や、移載装置5
側の荷移載手段9の構成によっては、一般的な自動倉庫
のように、移載装置5から棚側へ荷を送り出す荷移載
と、棚側から移載装置5側へ荷を受け取る逆向きの荷移
載とを行わせることも出来る。又、移載装置5に付設し
た振れ止め手段10A,10Bは、本発明に必須のもの
ではない。
側の荷移載手段9の構成によっては、一般的な自動倉庫
のように、移載装置5から棚側へ荷を送り出す荷移載
と、棚側から移載装置5側へ荷を受け取る逆向きの荷移
載とを行わせることも出来る。又、移載装置5に付設し
た振れ止め手段10A,10Bは、本発明に必須のもの
ではない。
【0017】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明の吊り下げ
昇降移載装置付き搬送装置によれば、移載装置を棚間の
移載通路内に吊り降ろすとき、当該移載装置に付設され
た昇降ガイドフレームの両内向き斜めガイド部16aが
当該移載装置を棚間の移載通路内に誘導するので、吊り
降ろされる移載装置が左右横方向に揺れて棚に衝突する
のを防止する。そして前記移載通路内を移載装置が昇降
するときには、前記昇降ガイドフレームの両垂直ガイド
部が、吊り下げられている移載装置が左右横方向に揺れ
て棚へ不当に接触するのを防止することになる。
昇降移載装置付き搬送装置によれば、移載装置を棚間の
移載通路内に吊り降ろすとき、当該移載装置に付設され
た昇降ガイドフレームの両内向き斜めガイド部16aが
当該移載装置を棚間の移載通路内に誘導するので、吊り
降ろされる移載装置が左右横方向に揺れて棚に衝突する
のを防止する。そして前記移載通路内を移載装置が昇降
するときには、前記昇降ガイドフレームの両垂直ガイド
部が、吊り下げられている移載装置が左右横方向に揺れ
て棚へ不当に接触するのを防止することになる。
【0018】従って、棚間の移載通路内への移載装置の
吊り降ろしや、当該移載通路内での移載装置の昇降を安
全に行わせることが出来る。しかも、棚側には何も付設
する必要がないのでコストダウンを図ることが出来ると
共に、既存の棚もそのまま活用することが出来る。更
に、ローラーの軸支部と比較して衝撃に強く構成するこ
とが容易な昇降ガイドフレームを使用するのであるか
ら、棚側のガイドレールと移載装置側のガイドローラー
とを使用する方式よりも、耐用寿命を長からしめ得る。
吊り降ろしや、当該移載通路内での移載装置の昇降を安
全に行わせることが出来る。しかも、棚側には何も付設
する必要がないのでコストダウンを図ることが出来ると
共に、既存の棚もそのまま活用することが出来る。更
に、ローラーの軸支部と比較して衝撃に強く構成するこ
とが容易な昇降ガイドフレームを使用するのであるか
ら、棚側のガイドレールと移載装置側のガイドローラー
とを使用する方式よりも、耐用寿命を長からしめ得る。
【図1】 移載装置を下降させた状態での側面図であ
る。
る。
【図2】 同正面図である。
【図3】 棚と搬送装置とを示す概略正面図である。
【図4】 棚間所定レベルまで移載装置を下降させた状
態での要部の横断平面図である。
態での要部の横断平面図である。
【図5】 同要部の縦断側面図である。
1…搬送用電車、 2…電車用ガイドレール、 5…移載装置、 9…荷移載手段、 9a,9b…ベルトコンベヤ、 10A,10B…振れ止め手段、 11A,11B…昇降ガイドフレーム、 16…下端水平部、 16a…内向き斜めガイド部、 17…垂直ガイド部、 22…回転軸、 23…一対のアーム、 24…振れ止め具(ローラー) 25…振れ止め具姿勢切換用駆動手段。
Claims (2)
- 【請求項1】ガイドレールに案内されて自走する搬送用
電車から移載装置を昇降可能に吊り下げて成る搬送装置
に於いて、前記移載装置に、その左右両側から若干張り
出す垂直ガイド部と、当該垂直ガイド部の下端に連なり
且つ前記移載装置の下端よりも下方に突出する内向き斜
めガイド部とを備えた昇降ガイドフレームを付設し、前
記両垂直ガイド部の外側面間距離を、当該移載装置が吊
り降ろされる棚間の移載通路巾よりも適当に狭く構成し
て成る吊り下げ昇降移載装置付き搬送装置。 - 【請求項2】前記昇降ガイドフレームを、左右両垂直ガ
イド部の下端どうしを水平下端部で連結して、移載装置
の正面側から見たときに角Uの字形となるように構成
し、この昇降ガイドフレームを、前記移載装置の前後両
側に付設して成る請求項1に記載の吊り下げ昇降移載装
置付き搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3246765A JP2785537B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 吊り下げ昇降移載装置付き搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3246765A JP2785537B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 吊り下げ昇降移載装置付き搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0558410A true JPH0558410A (ja) | 1993-03-09 |
JP2785537B2 JP2785537B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=17153336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3246765A Expired - Fee Related JP2785537B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 吊り下げ昇降移載装置付き搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2785537B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009012890A1 (de) * | 2007-07-21 | 2009-01-29 | Westfalia Intralogistic Gmbh | Transportvorrichtung zum transportieren von lasten zu lagerplätzen, insbesondere in einem hochregallager |
CN113998616A (zh) * | 2021-10-28 | 2022-02-01 | 中国煤炭科工集团太原研究院有限公司 | 基于举升车的架棚钢梁安装方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6040304A (ja) * | 1983-08-16 | 1985-03-02 | Daifuku Co Ltd | 格納設備 |
JPS62140085U (ja) * | 1986-02-24 | 1987-09-03 |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP3246765A patent/JP2785537B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113998616A (zh) * | 2021-10-28 | 2022-02-01 | 中国煤炭科工集团太原研究院有限公司 | 基于举升车的架棚钢梁安装方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2785537B2 (ja) | 1998-08-13 |
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