JP2743722B2 - 2本支柱型昇降搬送装置 - Google Patents

2本支柱型昇降搬送装置

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JP2743722B2 JP20081292A JP20081292A JP2743722B2 JP 2743722 B2 JP2743722 B2 JP 2743722B2 JP 20081292 A JP20081292 A JP 20081292A JP 20081292 A JP20081292 A JP 20081292A JP 2743722 B2 JP2743722 B2 JP 2743722B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にドロップリフタ
ーやテーブルリフターなどと呼称される昇降搬送装置、
すなわち、搬送用電車などの搬送手段を上下異なるレベ
ルの走行経路の一方から他方へ昇降移載するためや、被
搬送物の積み降ろしなどのために使用される昇降搬送装
置、特に昇降キャレッジとカウンターウエイトとを案内
する支柱が2本である昇降搬送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来のこの種の昇降搬送
装置は、円筒状支柱の左右両側にガイドレール用角材を
支柱長さ方向に沿って固着し、平面形状がコの字形の昇
降キャレッジには、両支柱の外側に位置するガイドレー
ル用角材を前後から挟む前後方向位置決め用ガイドロー
ラと、前記ガイドレール用角材の端面に当接する左右方
向位置決め用ガイドレールとを軸支していた。
【0003】このような従来の構成では、仮に前記ガイ
ドレールを支柱に一体成形することが出来たとしても、
昇降キャレッジに軸支される前後方向位置決め用ガイド
ローラの個数が多くなって、コスト高になり、しかも昇
降キャレッジ案内用のガイドレールが支柱の外側に突出
しているので、据え付け場所までの支柱の運搬作業時や
据え付け工事に際して、突出している前記ガイドレール
を他物との接触により損傷させてしまって、昇降キャレ
ッジの円滑な昇降運動に支障を来す恐れもあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明の2本支柱型昇降搬送装置は、並列させて立設した
2本の支柱1A,1Bの外側面と前面とに凹溝レール部
9,10を、両支柱1A,1Bの内側面には突出レール
部11を、夫々長さ方向に連続して形成し、昇降駆動手
段18により前記両支柱1A,1Bに沿って昇降する昇
降キャレッジ3には、前記両支柱1A,1Bの外側面に
ある各凹溝レール部10に嵌合する前後方向位置決め用
ガイドローラ12,13と、前記両支柱1A,1Bの前
面にある各凹溝レール部9に嵌合する左右方向位置決め
用ガイドローラ13,14とを軸支し、更に前記両支柱
1A,1B間で前記昇降キャレッジ3とは逆方向に連動
昇降するカウンターウエイト4には、前記両支柱1A,
1Bの内側面にある各突出レール部11に嵌合する昇降
ガイドローラ16,17を軸支した点に特徴を有する。
【0005】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図1及び図2Aにおいて、1A,1
Bは床面上に設置される基板2上に並列状態で立設され
た2本の支柱であって、3は両支柱1A,1Bに沿って
昇降可能な昇降キャレッジであり、4は前記両支柱1
A,1B間で前記昇降キャレッジ3とは逆方向に連動昇
降するカウンターウエイトである。前記昇降キャレッジ
3には片持ち状にアーム5が突設され、当該アーム5の
先端下側に、搬送用電車を案内するガイドレール6が水
平に取付けられている。而して、前記昇降キャレッジ3
が上昇限高さにあるとき、前記ガイドレール6は、所定
高さに架設されている上位ガイドレール7a,7bを接
続し、前記昇降キャレッジ3が下降限高さまで下降した
とき、前記ガイドレール6は、所定高さに架設されてい
る下位ガイドレール8に接続するので、前記上位ガイド
レール7a,7bに案内されて走行する搬送用電車を、
前記昇降キャレッジ3のガイドレール6を利用して前記
下位ガイドレール8へ乗り移らせたり、逆に下位ガイド
レール8から上位ガイドレール7a,7bへ乗り移らせ
ることが出来る。また、上位ガイドレール7a,7bに
案内される搬送用電車を、前記昇降キャレッジ3のガイ
ドレール6を利用して所定の積み降ろしレベルまで下降
させることも出来る。
【0006】前記支柱1A,1Bはアルミニウムの一体
成形品であって、図2Bに示すように、左右一対の短辺
部各々の中央位置に小巾凹溝レール部9が、前後一対の
長辺部の内、一方の長辺部の中央位置には大巾凹溝レー
ル部10が、そして他方の長辺部の中央位置には断面山
形の突出レール部11が、各々長さ方向に連続して形成
されており、前記突出レール部11が内側で互いに対向
するように前記基板2上に2本並列状に立設される。そ
して前記昇降キャレッジ3には、前記両支柱1A,1B
の外側に位置する各大巾凹溝レール部10に夫々嵌合す
る前後方向位置決め用ガイドローラ12,13と、前記
両支柱1A,1Bの前面側に位置する各小巾凹溝レール
部9に夫々嵌合する左右方向位置決め用ガイドローラ1
4,15とが軸支されている。勿論、これら各ガイドロ
ーラ12〜15は、図3に示すように昇降キャレッジ3
を垂直姿勢に保持し得るように、各々昇降キャレッジ3
の少なくとも上下両端2箇所に軸支されている。
【0007】前記カウンターウエイト4には、前記両支
柱1A,1Bの内側に位置する突出レール部11に夫々
嵌合する鍔付き昇降ガイドローラ16,17が軸支され
ている。この昇降ガイドローラ16,17は、図3に示
すようにカウンターウエイト4の上下両端夫々に軸支す
ることも出来るが、場合によっては、カウンターウエイ
ト4の下端部または上端部の何れか一方にのみ軸支する
ことも出来る。
【0008】図1及び図2Aに示すように前記昇降キャ
レッジ3とカウンターウエイト4とを互いに逆方向に連
動昇降させる昇降駆動手段18は、両端が前記昇降キャ
レッジ3とカウンターウエイト4とに連結されたチェン
などの昇降駆動用索19と、この索19に係合する駆動
輪(歯輪など)20と、当該駆動輪20を正逆任意の方
向に回転駆動する減速機付きモータ21とから構成され
ている。前記駆動輪20とモータ21とは、両支柱1
A,1Bの上端部間に架設された架台22上に配設さ
れ、当該架台22から正面側へ片持ち状に突設された張
出フレーム23の先端部には、前記昇降駆動用索19を
案内する案内輪24が軸支され、この案内輪24から垂
下する前記昇降駆動用索19の一端が前記昇降キャレッ
ジ3側のアーム5の先端部に結合され、前記案内輪24
から前記駆動輪20を経由して両支柱1A,1B間に垂
下する前記昇降駆動用索19の他端が前記カウンターウ
エイト4の上端中央部に結合されている。
【0009】従って、前記モータ21により駆動輪20
を介して昇降駆動用索19を正逆回転させることによ
り、昇降キャレッジ3とカウンターウエイト4とを互い
に逆方向に連動昇降するように、両支柱1A,1Bに沿
って昇降させることが出来、この昇降キャレッジ3に取
付けられたガイドレール6により、前記のように搬送用
電車を上下方向に移動させて走行経路の切り換えなどが
行えるのであるが、前記ガイドレール6に代えて被搬送
物を支持するフォークやハンガーを昇降キャレッジ3に
取付けることにより、搬送用電車などに対する被搬送物
の積み降ろしや、高低レベルの異なる搬送装置の間で被
搬送物を乗り移らせる手段にも使用することが出来る。
【0010】なお前記両支柱1A,1Bは、具体的には
次のように構成することが出来る。すなわち、図4に示
すように、支柱1の左右一対の短辺部と、前後一対の長
辺部各々の左右2箇所の合計6箇所には、長さ方向に連
続する左右一対の部材取付け用凹溝25a〜25fを、
夫々支柱表面から一体に突設された断面L形の突条体2
6により形成することが出来る。なお、両短辺部の部材
取付け用凹溝25a,25bは、小巾凹溝レール部9の
左右両側に振り分けられて形成されている。これら部材
取付け用凹溝25a〜25fは、単位長さの支柱1A,
1Bを継ぎ足すときの接続板の取付けや、基板2上への
支柱取付け用ブラケットを支柱1A,1Bの下端に取付
けるとき、或いは、検出器や被検出部材などの支柱1
A,1Bへの取付けに利用することが出来る。
【0011】また前記支柱1A,1Bは、軽量化と材料
節減のために中空状に成形するのが望ましいが、この場
合、図示のように内部空間を複数に区画する補強用内壁
部27を一体に形成し、更に、長辺方向と平行な中央軸
線上で両小巾凹溝レール部9の内側に隣接する位置に
は、長さ方向に連続する断面真円形の貫通孔28を形成
することが出来る。この貫通孔28は、単位長さの支柱
1を長さ方向に突き合わせて接続するときの支柱間の芯
出しや、基台に対する支柱立設時の芯出しのために、芯
出し用ピンを両者間にわたって嵌合させるときに利用さ
れる。
【0012】尚、図2Bにおいて、両支柱1A,1Bの
後面側に位置する、使用されていない小巾凹溝レール部
9は、省くことも出来る。更に、より大型大重量の被搬
送物を取り扱う昇降搬送装置を構成する場合には、上記
のように構成された2本支柱型昇降搬送装置を2台並設
し、両昇降搬送装置の昇降キャレッジ3により、1つの
ガイドレール6や被搬送物支持手段を支持させることも
出来る。
【0013】
【発明の作用及び効果】以上のように実施し得る本発明
の2本支柱型昇降搬送装置によれば、支柱の側面に対し
凹入した凹溝レール部により昇降キャレッジを案内する
のであるから、当該支柱の据え付け場所までの運搬作業
時や据え付け工事に際して、キャレッジ案内レール部に
他物が接触して損傷するような恐れがなくなり、当該作
業などを容易に行うことが出来る。
【0014】しかも、前後方向位置決め用ガイドローラ
は、両支柱の外側に位置する各凹溝レール部に嵌合して
前後方向の位置決めを行うのであるから、前後方向の位
置決めが必要な1箇所について1つのローラを使用すれ
ば良く、突出するレールを前後から挟むローラを使用す
る場合と比較して、前後方向位置決め用ローラの個数を
少なくし得る。また、左右方向位置決め用ローラは、前
記前後方向位置決め用ローラが嵌合する凹溝レール部の
底面に当接させるのではなく、両支柱の前面に位置する
凹溝レール部に夫々嵌合させるようにしたので、当該左
右方向位置決め用ローラの支軸を前記両支柱の前面に対
面する昇降キャレッジの背面部に直接支承することが出
来、当該左右方向位置決め用ローラの軸支構造が非常に
シンプルとなる。このようなことから、昇降搬送装置全
体を安価に構成することが出来る。
【0015】更に、両支柱間で昇降するカウンターウエ
イトは、両支柱の内側面に形成された突出レール部に嵌
合する昇降ガイドローラにより前後の振れを防止して安
定的に昇降させることが出来るのであるが、当該カウン
ターウエイトを案内する突出レール部が、各支柱の外側
面に形成される凹溝レール部による強度低下を補うこと
になり、昇降キャレッジを案内する凹溝レール部を少な
くとも2側面に形成された支柱でありながら、当該支柱
の横断面サイズの縮小を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】昇降搬送装置全体を示す正面図である。
【図2】A図は昇降搬送装置全体の一部切り欠き側面図
であり、B図は支柱と昇降キャレッジとの関連構造を説
明する横断平面図である。
【図3】前記支柱と昇降キャレッジ及びカウンターウエ
イトとの関連構造を説明する縦断側面図である。
【図4】支柱の具体構造を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1A 支柱 1B 支柱 2 基板 3 昇降キャレッジ 4 カウンターウエイト 6 搬送用電車のガイドレール 7a 搬送用電車のガイドレール 7b 搬送用電車のガイドレール 8 搬送用電車のガイドレール 9 小巾凹溝レール部 10 大巾凹溝レール部 11 突出レール部 12 前後方向位置決め用ガイドローラ 13 前後方向位置決め用ガイドローラ 14 左右方向位置決め用ガイドローラ 15 左右方向位置決め用ガイドローラ 16 カウンターウエイトの鍔付き昇降ガイドローラ 17 カウンターウエイトの鍔付き昇降ガイドローラ 18 昇降駆動手段 19 チェンなどの昇降駆動用索 20 駆動輪(歯輪など) 21 減速機付きモータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】並列させて立設した2本の支柱の外側面と
    前面とに凹溝レール部を、両支柱の内側面には突出レー
    ル部を、夫々長さ方向に連続して形成し、昇降駆動手段
    により前記両支柱に沿って昇降する昇降キャレッジに
    は、前記両支柱の外側面にある各凹溝レール部に嵌合す
    る前後方向位置決め用ガイドローラと、前記両支柱の前
    面にある各凹溝レール部に嵌合する左右方向位置決め用
    ガイドローラとを軸支し、更に前記両支柱間で前記昇降
    キャレッジとは逆方向に連動昇降するカウンターウエイ
    トには、前記両支柱の内側面にある各突出レール部に嵌
    合する昇降ガイドローラを軸支して成る2本支柱型昇降
    搬送装置。
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