JP2712981B2 - 昇降搬送装置 - Google Patents
昇降搬送装置Info
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- JP2712981B2 JP2712981B2 JP35222291A JP35222291A JP2712981B2 JP 2712981 B2 JP2712981 B2 JP 2712981B2 JP 35222291 A JP35222291 A JP 35222291A JP 35222291 A JP35222291 A JP 35222291A JP 2712981 B2 JP2712981 B2 JP 2712981B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にドロップリフタ
ーやテーブルリフターなどと呼称される昇降搬送装置、
すなわち、搬送用電車などの搬送手段を上下異なるレベ
ルの走行経路の一方から他方へ昇降移載するためや、被
搬送物の積み降ろしなどのために使用される昇降搬送装
置に関するものである。
ーやテーブルリフターなどと呼称される昇降搬送装置、
すなわち、搬送用電車などの搬送手段を上下異なるレベ
ルの走行経路の一方から他方へ昇降移載するためや、被
搬送物の積み降ろしなどのために使用される昇降搬送装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその問題点】この種の昇降搬送装置
で、大型重量物の昇降搬送に使用されるものとして、支
柱に沿って昇降可能な昇降キャレッジと当該昇降キャレ
ッジの昇降駆動用索とを備えた昇降駆動ユニットを、２
台並設し、両昇降駆動ユニットの昇降キャレッジにより
１台の搬送用昇降フレームを支持させたものが知られて
いる。このような昇降搬送装置では、両方の昇降駆動ユ
ニットにおける昇降駆動用索を１台の減速機付きモータ
で同期駆動するように構成するのが一般的である。
で、大型重量物の昇降搬送に使用されるものとして、支
柱に沿って昇降可能な昇降キャレッジと当該昇降キャレ
ッジの昇降駆動用索とを備えた昇降駆動ユニットを、２
台並設し、両昇降駆動ユニットの昇降キャレッジにより
１台の搬送用昇降フレームを支持させたものが知られて
いる。このような昇降搬送装置では、両方の昇降駆動ユ
ニットにおける昇降駆動用索を１台の減速機付きモータ
で同期駆動するように構成するのが一般的である。
【０００３】而して、従来のこの種の昇降搬送装置で
は、両方の昇降駆動ユニットにおける昇降駆動用索を駆
動する駆動輪を１本の駆動軸で互いに連動連結すると共
に、装置全体の重量バランスを良くし且つ装置の横巾を
最小限に抑えるために、前記駆動軸の中間位置側方で架
台上に設置した減速機付きモータの出力軸を、前記駆動
軸の中間部にアイドルギヤを介して連動連結している。
このような従来の構成では、減速機付きモータと駆動軸
とを連動させるために少なくとも２個の大型のアイドル
ギヤが必要であり、その軸受や保護ケースなどを含め
て、コスト高になる欠点があった。
は、両方の昇降駆動ユニットにおける昇降駆動用索を駆
動する駆動輪を１本の駆動軸で互いに連動連結すると共
に、装置全体の重量バランスを良くし且つ装置の横巾を
最小限に抑えるために、前記駆動軸の中間位置側方で架
台上に設置した減速機付きモータの出力軸を、前記駆動
軸の中間部にアイドルギヤを介して連動連結している。
このような従来の構成では、減速機付きモータと駆動軸
とを連動させるために少なくとも２個の大型のアイドル
ギヤが必要であり、その軸受や保護ケースなどを含め
て、コスト高になる欠点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明の昇降搬送装置は、支柱５，６に沿って昇降可能な
昇降キャレッジ７と当該昇降キャレッジ７の昇降駆動用
索９とを備えた２台の昇降駆動ユニット１Ａ，１Ｂを２
台並設し、各昇降駆動ユニット１Ａ，１Ｂの昇降駆動用
索９を駆動する駆動輪１２を、減速機付きモータ１７の
減速機部分１５から左右両側に同心状に突出する出力軸
１４ａ，１４ｂに各々連動連結すると共に、前記減速機
部分１５の出力軸１４ａ，１４ｂから離れた偏心位置に
廻り止め用被固定部２５，２８を設け、この被固定部２
５，２８に廻り止め用ブラケット２６，２９を結合した
点に特徴を有する。
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明の昇降搬送装置は、支柱５，６に沿って昇降可能な
昇降キャレッジ７と当該昇降キャレッジ７の昇降駆動用
索９とを備えた２台の昇降駆動ユニット１Ａ，１Ｂを２
台並設し、各昇降駆動ユニット１Ａ，１Ｂの昇降駆動用
索９を駆動する駆動輪１２を、減速機付きモータ１７の
減速機部分１５から左右両側に同心状に突出する出力軸
１４ａ，１４ｂに各々連動連結すると共に、前記減速機
部分１５の出力軸１４ａ，１４ｂから離れた偏心位置に
廻り止め用被固定部２５，２８を設け、この被固定部２
５，２８に廻り止め用ブラケット２６，２９を結合した
点に特徴を有する。
【０００５】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図１に示す昇降搬送装置は、並設さ
れた２台の昇降駆動ユニット１Ａ，１Ｂと、１台の架台
２、および１台の搬送用昇降フレーム３から構成されて
いる。各昇降駆動ユニット１Ａ，１Ｂは、夫々図２にも
示すように、床面上に設置される基台４上に立設された
２本の支柱５，６と、当該両支柱５，６に沿って昇降可
能な一つの昇降キャレッジ７と、前記両支柱５，６間で
昇降可能なカウンターウエイト８と、前記昇降キャレッ
ジ７とカウンターウエイト８とを釣瓶式に吊り下げて互
いに逆方向に連動昇降させる昇降駆動用索（チェンな
ど）９から構成されている。
づいて説明すると、図１に示す昇降搬送装置は、並設さ
れた２台の昇降駆動ユニット１Ａ，１Ｂと、１台の架台
２、および１台の搬送用昇降フレーム３から構成されて
いる。各昇降駆動ユニット１Ａ，１Ｂは、夫々図２にも
示すように、床面上に設置される基台４上に立設された
２本の支柱５，６と、当該両支柱５，６に沿って昇降可
能な一つの昇降キャレッジ７と、前記両支柱５，６間で
昇降可能なカウンターウエイト８と、前記昇降キャレッ
ジ７とカウンターウエイト８とを釣瓶式に吊り下げて互
いに逆方向に連動昇降させる昇降駆動用索（チェンな
ど）９から構成されている。
【０００６】図２にも示すように、前記各昇降駆動ユニ
ット１Ａ，１Ｂにおける昇降キャレッジ７には前方に延
出するアーム１０が連設され、これら両昇降キャレッジ
７の各アーム１０によって、１台の搬送用昇降フレーム
３の両端部が支持され、両昇降キャレッジ７は前記搬送
用昇降フレーム３によって互いに連結一体化されてい
る。一方、両昇降駆動ユニット１Ａ，１Ｂの支柱５，６
の上端間には１台の架台２が載置固定され、この架台２
により４本の支柱５，６の上端部が連結一体化されてい
る。架台２からは、各昇降駆動ユニット１Ａ，１Ｂに対
応して、搬送用昇降フレーム３の上方位置に延出するア
ーム状フレーム１１ａ，１１ｂが片持ち状に連設されて
いる。
ット１Ａ，１Ｂにおける昇降キャレッジ７には前方に延
出するアーム１０が連設され、これら両昇降キャレッジ
７の各アーム１０によって、１台の搬送用昇降フレーム
３の両端部が支持され、両昇降キャレッジ７は前記搬送
用昇降フレーム３によって互いに連結一体化されてい
る。一方、両昇降駆動ユニット１Ａ，１Ｂの支柱５，６
の上端間には１台の架台２が載置固定され、この架台２
により４本の支柱５，６の上端部が連結一体化されてい
る。架台２からは、各昇降駆動ユニット１Ａ，１Ｂに対
応して、搬送用昇降フレーム３の上方位置に延出するア
ーム状フレーム１１ａ，１１ｂが片持ち状に連設されて
いる。
【０００７】前記各昇降駆動ユニット１Ａ，１Ｂにおけ
る昇降駆動用索（チェン）９は、図２に示すように架台
２上に軸支された駆動輪１２と、アーム状フレーム１１
ａ，１１ｂの先端側に軸支された案内輪１３とに掛張さ
れ、駆動輪１２から垂下する索のウエイト吊下端９ａ
は、カウンターウエイト８の上端に連結され、案内輪１
３から垂下する索のキャレッジ吊下端９ｂは、搬送用昇
降フレーム３の各昇降キャレッジ７に対応する両端近傍
位置に連結されている。
る昇降駆動用索（チェン）９は、図２に示すように架台
２上に軸支された駆動輪１２と、アーム状フレーム１１
ａ，１１ｂの先端側に軸支された案内輪１３とに掛張さ
れ、駆動輪１２から垂下する索のウエイト吊下端９ａ
は、カウンターウエイト８の上端に連結され、案内輪１
３から垂下する索のキャレッジ吊下端９ｂは、搬送用昇
降フレーム３の各昇降キャレッジ７に対応する両端近傍
位置に連結されている。
【０００８】図３に示すように、前記架台２上には、左
右両側から出力軸１４ａ，１４ｂが同心状に突出する減
速機部分１５と前記出力軸１４ａ，１４ｂから離れた側
部に取付けられたモータ１６とから成る減速機付きモー
タ１７が、架台２上の長さ方向の略中央位置で、前記両
出力軸１４ａ，１４ｂが両昇降駆動ユニット１Ａ，１Ｂ
における駆動輪１２と略同心になる位置に、前記両出力
軸１４ａ，１４ｂを支承する軸受１８ａ，１８ｂにより
支持されている。そしてこの減速機付きモータ１７の両
出力軸１４ａ，１４ｂと前記両昇降駆動ユニット１Ａ，
１Ｂにおける駆動輪１２とが駆動軸１９ａ，１９ｂによ
り連動連結されている。２０は必要に応じて使用される
カップリングであり、２１ａ，２１ｂおよび２２ａ，２
２ｂは駆動輪１２を軸支する軸受である。
右両側から出力軸１４ａ，１４ｂが同心状に突出する減
速機部分１５と前記出力軸１４ａ，１４ｂから離れた側
部に取付けられたモータ１６とから成る減速機付きモー
タ１７が、架台２上の長さ方向の略中央位置で、前記両
出力軸１４ａ，１４ｂが両昇降駆動ユニット１Ａ，１Ｂ
における駆動輪１２と略同心になる位置に、前記両出力
軸１４ａ，１４ｂを支承する軸受１８ａ，１８ｂにより
支持されている。そしてこの減速機付きモータ１７の両
出力軸１４ａ，１４ｂと前記両昇降駆動ユニット１Ａ，
１Ｂにおける駆動輪１２とが駆動軸１９ａ，１９ｂによ
り連動連結されている。２０は必要に応じて使用される
カップリングであり、２１ａ，２１ｂおよび２２ａ，２
２ｂは駆動輪１２を軸支する軸受である。
【０００９】なお、図１に示すように、駆動軸１９ａ，
１９ｂの各外端部に直接駆動輪１２を取付けても良い。
この場合は、駆動軸１９ａ，１９ｂの両端部を軸受２３
ａ，２３ｂおよび２４ａ，２４ｂで支承すれば良い。こ
の図１では、減速機付きモータ１７の出力軸１４ａ，１
４ｂと駆動軸１９ａ，１９ｂとを連結するカップリング
は図示省略している。
１９ｂの各外端部に直接駆動輪１２を取付けても良い。
この場合は、駆動軸１９ａ，１９ｂの両端部を軸受２３
ａ，２３ｂおよび２４ａ，２４ｂで支承すれば良い。こ
の図１では、減速機付きモータ１７の出力軸１４ａ，１
４ｂと駆動軸１９ａ，１９ｂとを連結するカップリング
は図示省略している。
【００１０】前記減速機付きモータ１７の減速機部分１
５には、モータ１６のある側の端部に廻り止め用被固定
部２５が設けられ、この被固定部２５が前記架台２上に
取付けられた廻り止め用ブラケット２６に、図４に示す
ように出力軸１４ａ，１４ｂと平行な連結ピン（ボルト
ナットなど）２７により結合されている。この場合、前
記連結ピン２７と前記廻り止め用被固定部２５との間、
または前記連結ピン２７と前記廻り止め用ブラケット２
６との間に、衝撃緩衝用の弾性材を介在させることが出
来る。勿論、図５に示すように、前記水平方向に扁平な
廻り止め用被固定部２８を減速機部分１５から突設し、
この被固定部２８を、架台２上に取付けた廻り止め用コ
の字形ブラケット２９内に、上下夫々に緩衝用弾性材３
０ａ，３０ｂを介して嵌合すると共に、上下方向に貫通
する連結ピン３１により両者を結合することも出来る。
５には、モータ１６のある側の端部に廻り止め用被固定
部２５が設けられ、この被固定部２５が前記架台２上に
取付けられた廻り止め用ブラケット２６に、図４に示す
ように出力軸１４ａ，１４ｂと平行な連結ピン（ボルト
ナットなど）２７により結合されている。この場合、前
記連結ピン２７と前記廻り止め用被固定部２５との間、
または前記連結ピン２７と前記廻り止め用ブラケット２
６との間に、衝撃緩衝用の弾性材を介在させることが出
来る。勿論、図５に示すように、前記水平方向に扁平な
廻り止め用被固定部２８を減速機部分１５から突設し、
この被固定部２８を、架台２上に取付けた廻り止め用コ
の字形ブラケット２９内に、上下夫々に緩衝用弾性材３
０ａ，３０ｂを介して嵌合すると共に、上下方向に貫通
する連結ピン３１により両者を結合することも出来る。
【００１１】図１〜図３に示すように、前記搬送用昇降
フレーム３の下側には、昇降レール３２がブラケット３
３を介して吊り下げられ、両昇降キャレッジ７が上昇限
位置まで上昇したときに前記昇降レール３２の両端に接
続する固定レール３４ａ，３４ｂと、両昇降キャレッジ
７が下降限位置まで下降したときに前記昇降レール３２
の一端に接続する固定レール３４ｃとが架設されてい
る。而して、例えば高レベルの固定レール３４ａ，３４
ｂ上から昇降レール３２上に乗り移った搬送用電車など
を低レベルの固定レール３４ｃ上に乗り移すために、前
記昇降レール３２が２台の昇降駆動ユニット１Ａ，１Ｂ
により昇降駆動される。勿論、低レベルの固定レール３
４ｃがない場合には、昇降レール３２上に乗り移った搬
送用電車などを荷の積み降ろしレベルまで下降させるた
めに使用することも出来る。
フレーム３の下側には、昇降レール３２がブラケット３
３を介して吊り下げられ、両昇降キャレッジ７が上昇限
位置まで上昇したときに前記昇降レール３２の両端に接
続する固定レール３４ａ，３４ｂと、両昇降キャレッジ
７が下降限位置まで下降したときに前記昇降レール３２
の一端に接続する固定レール３４ｃとが架設されてい
る。而して、例えば高レベルの固定レール３４ａ，３４
ｂ上から昇降レール３２上に乗り移った搬送用電車など
を低レベルの固定レール３４ｃ上に乗り移すために、前
記昇降レール３２が２台の昇降駆動ユニット１Ａ，１Ｂ
により昇降駆動される。勿論、低レベルの固定レール３
４ｃがない場合には、昇降レール３２上に乗り移った搬
送用電車などを荷の積み降ろしレベルまで下降させるた
めに使用することも出来る。
【００１２】上記の構成によれば、減速機付きモータ１
７のモータ１６を稼働させ、そのモータ出力軸の回転を
減速機部分１５が内蔵する減速機構により所定回転数ま
で減速して両出力軸１４ａ，１４ｂに出力させることに
より、これら両出力軸１４ａ，１４ｂに夫々駆動軸１９
ａ，１９ｂを介して連動連結する、両昇降駆動ユニット
１Ａ，１Ｂの駆動輪１２が同一方向に同一速度で回転駆
動される。この結果、両昇降駆動ユニット１Ａ，１Ｂの
昇降駆動用索９が駆動され、夫々の昇降キャレッジ７が
同期的に昇降駆動されるので、１台の搬送用昇降フレー
ム３は円滑に昇降移動することになる。而して、当該フ
レーム３と一体に昇降する昇降レール３２により、先に
説明したように搬送用電車の経路切り換えなどを行わせ
ることが出来る。
７のモータ１６を稼働させ、そのモータ出力軸の回転を
減速機部分１５が内蔵する減速機構により所定回転数ま
で減速して両出力軸１４ａ，１４ｂに出力させることに
より、これら両出力軸１４ａ，１４ｂに夫々駆動軸１９
ａ，１９ｂを介して連動連結する、両昇降駆動ユニット
１Ａ，１Ｂの駆動輪１２が同一方向に同一速度で回転駆
動される。この結果、両昇降駆動ユニット１Ａ，１Ｂの
昇降駆動用索９が駆動され、夫々の昇降キャレッジ７が
同期的に昇降駆動されるので、１台の搬送用昇降フレー
ム３は円滑に昇降移動することになる。而して、当該フ
レーム３と一体に昇降する昇降レール３２により、先に
説明したように搬送用電車の経路切り換えなどを行わせ
ることが出来る。
【００１３】このように両昇降駆動ユニット１Ａ，１Ｂ
を減速機付きモータ１７により駆動するとき、その反力
で減速機付きモータ１７が出力軸１４ａ，１４ｂの廻り
で逆方向に回転しようとするが、この反力は、当該減速
機付きモータ１７側の廻り止め用被固定部２５または２
８と架台２側の廻り止め用ブラケット２６，２９との結
合により架台２側に受け止められ、減速機付きモータ１
７は安定している。
を減速機付きモータ１７により駆動するとき、その反力
で減速機付きモータ１７が出力軸１４ａ，１４ｂの廻り
で逆方向に回転しようとするが、この反力は、当該減速
機付きモータ１７側の廻り止め用被固定部２５または２
８と架台２側の廻り止め用ブラケット２６，２９との結
合により架台２側に受け止められ、減速機付きモータ１
７は安定している。
【００１４】なお、上記実施例では２台の昇降駆動ユニ
ット１Ａ，１Ｂにおける昇降キャレッジ７により、１台
の搬送用昇降フレーム３を支持するように構成したが、
前記両昇降キャレッジ７に連設した被搬送物支持手段に
より、長尺の被搬送物などの両端部を同時に支持して昇
降搬送するようなものであっても良い。また、両昇降駆
動ユニット１Ａ，１Ｂを対向並設し、互いに対向する昇
降キャレッジ７の被搬送物支持手段で、１つの被搬送物
の両側部を支持して昇降搬送するように構成することも
可能である。
ット１Ａ，１Ｂにおける昇降キャレッジ７により、１台
の搬送用昇降フレーム３を支持するように構成したが、
前記両昇降キャレッジ７に連設した被搬送物支持手段に
より、長尺の被搬送物などの両端部を同時に支持して昇
降搬送するようなものであっても良い。また、両昇降駆
動ユニット１Ａ，１Ｂを対向並設し、互いに対向する昇
降キャレッジ７の被搬送物支持手段で、１つの被搬送物
の両側部を支持して昇降搬送するように構成することも
可能である。
【００１５】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明の昇降搬送
装置によれば、並設された２台の昇降駆動ユニットにお
ける昇降キャレッジ駆動用索を１台の減速機付きモータ
により同期駆動することが出来、しかもその減速機付き
モータを両昇降駆動ユニットの中間位置に配置して、装
置全体の小型化、重量バランスの改善を図ることが出来
るものでありながら、前記減速機付きモータとして、減
速機部分の左右両側から同心状に出力軸が突出するもの
を使用して、両出力軸に前記両昇降駆動ユニットにおけ
る索駆動輪を連動連結したので、当該減速機付きモータ
と駆動軸中間部とを連動連結するアイドルギヤやその軸
受、および保護ケースなどが不要となる。勿論、前記減
速機付きモータは、その両側の出力軸を軸受で支承する
と共に、廻り止め用被固定部を固定フレーム側の廻り止
め用ブラケットに結合するだけの極めて簡単な方法で据
え付けることが出来るので、装置全体の大幅なコストダ
ウンを図ることが出来る。
装置によれば、並設された２台の昇降駆動ユニットにお
ける昇降キャレッジ駆動用索を１台の減速機付きモータ
により同期駆動することが出来、しかもその減速機付き
モータを両昇降駆動ユニットの中間位置に配置して、装
置全体の小型化、重量バランスの改善を図ることが出来
るものでありながら、前記減速機付きモータとして、減
速機部分の左右両側から同心状に出力軸が突出するもの
を使用して、両出力軸に前記両昇降駆動ユニットにおけ
る索駆動輪を連動連結したので、当該減速機付きモータ
と駆動軸中間部とを連動連結するアイドルギヤやその軸
受、および保護ケースなどが不要となる。勿論、前記減
速機付きモータは、その両側の出力軸を軸受で支承する
と共に、廻り止め用被固定部を固定フレーム側の廻り止
め用ブラケットに結合するだけの極めて簡単な方法で据
え付けることが出来るので、装置全体の大幅なコストダ
ウンを図ることが出来る。
【図１】昇降搬送装置の一例を示す斜視図である。
【図２】昇降駆動ユニットの構成を説明する概略側面図
である。
である。
【図３】昇降搬送装置全体の駆動系を説明する概略平面
図である。
図である。
【図４】減速機付きモータの据え付け構造を示す側面図
である。
である。
【図５】減速機付きモータの他の据え付け構造を示す側
面図である。
面図である。
１Ａ，１Ｂ 昇降駆動ユニット ２ 架台 ３ 搬送用昇降フレーム ５，６ 支柱 ７ 昇降キャレッジ ８ カウンターウエイト ９ 昇降駆動用索 １２ 駆動輪 １３ 案内輪 １４ａ，１４ｂ 減速機付きモータの出力軸 １５ 減速機部分 １６ モータ １７ 減速機付きモータ １９ａ，１９ｂ 駆動軸 ２５，２８ 廻り止め用被固定部 ２６，２９ 廻り止め用ブラケット ２７，３１ 連結ピン
Claims (1)
- 【請求項１】支柱に沿って昇降可能な昇降キャレッジと
当該昇降キャレッジの昇降駆動用索とを備えた昇降駆動
ユニットを、２台並設し、各昇降駆動ユニットの昇降駆
動用索を駆動する駆動輪を、減速機付きモータの減速機
部分から左右両側に同心状に突出する出力軸に各々連動
連結すると共に、前記減速機部分の出力軸から離れた偏
心位置に廻り止め用被固定部を設け、この被固定部に廻
り止め用ブラケットを結合して成る昇降搬送装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35222291A JP2712981B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 昇降搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35222291A JP2712981B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 昇降搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05162988A JPH05162988A (ja) | 1993-06-29 |
| JP2712981B2 true JP2712981B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=18422595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35222291A Expired - Fee Related JP2712981B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 昇降搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2712981B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102530752B (zh) * | 2012-03-09 | 2015-06-10 | 无锡顺达智能自动化工程股份有限公司 | 一种可脱轨转载的两立柱皮带升降机 |
| CN108188805A (zh) * | 2017-11-22 | 2018-06-22 | 安徽新荣钢构有限公司 | 一种自动升降装置 |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP35222291A patent/JP2712981B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05162988A (ja) | 1993-06-29 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970930 |
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