JP2007153178A - 搬送台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ボデーの載せ替え無しに、自動車のボデーの搬送高さを組立ラインにより昇降できる搬送台車を提供することを目的とする。
【解決手段】一定経路Cに沿って、床面Fより一定高さで移動し、作業者が移動している自動車のボデーYに対して作業する搬送台車本体1と、搬送台車本体1に設けられた取付孔に組み込まれて固定され、ボデーYを昇降する左右一対の昇降部3とを備え、昇降部3は、伸縮自在な3段のリフトフレームを備え、3段目(最上段)のリフトフレームが外部昇降装置により持ち上げられることにより2段目のリフトフレームが上昇し、3段目のリフトフレームが外部昇降装置により支持されながら下降されることにより2段目のリフトフレームが下降する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、搬送台車、特に自動車生産組立ラインに使用される搬送台車に関するものである。
自動車生産組立ラインでは、作業者による自動車の車体(ボデー)の組立作業を効率的に行えるように、搬送する自動車のボデーの高さを、トリムラインでは低く、続くシャシーラインでは高く、続くファイナルラインでは低くすることが求められている。従来、このような各ラインにおけるボテーの搬送高さの調整は、ライン毎に別々の搬送機を用いて実現している。例えば、特許文献1に開示されているように、トリムラインではフロア型の電車が用いられ、シャシーラインではオーバーヘッド型の電車が用いられている。
特開平6−155198号公報
しかし、従来の自動車生産組立ラインでは、別々の搬送機を用いることにより、各ライン間でボデーの載せ替えが必要となり、さらに載せ替え時の移載不良の発生という問題があった。
またシャシーラインではオーバーヘッド型の電車が用いられていることにより、設備(工程断面)が複雑で、かつ設備の規模が大きくなり、設備費が高くなるという問題があり、さらにラインの変更や増設の際の改造が容易に実行できないという問題があった。
そこで、本発明は、ボデーの載せ替え無しに、自動車のボデーの搬送高さを、各ラインで調整でき、設備費を削減できる搬送台車を提供することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、一定経路に沿って自動車の車体を支持して搬送する搬送台車であって、前記一定経路に沿って移動し、作業者が移動している前記自動車の車体に対して作業可能とされる搬送台車本体と、前記搬送台車本体に設けられて前記自動車の車体を支持し昇降する昇降部とを備え、前記昇降部は、垂直方向に伸縮自在に連結された複数段のリフトフレームを備えており、前記複数段のリフトフレームのうち最上段のリフトフレームが外部昇降装置により持ち上げられることにより、連結された下方のリフトフレームが上昇し、前記最上段のリフトフレームが前記外部昇降装置により支持されながら下降されることにより、連結された下方のリフトフレームが下降する構成とされていることを特徴とするものである。
上記構成によれば、最上段のリフトフレームが外部昇降装置により持ち上げられることにより各リフトフレームが伸びた状態とされることにより、昇降部に支持される車体の高さが高く調整され、最上段のリフトフレームが前記外部昇降装置により支持されながら下降されることにより各リフトフレームが下降されることにより車体の高さが低く調整される。よって車体の搬送高さを、トリムラインでは低く、続くシャシーラインでは高く、続くファイナルラインでは低くすることができ、このとき、各ライン間で車体の載せ替えが不要となることから、作業効率が改善され、さらに載せ替えに伴う移載不良の発生が無くなる。また複数段のリフトフレームを備えることにより、多段に車体の高さを調整することが可能となる。また組立ラインを流れる各搬送台車本体に昇降用の駆動源を持たせる必要がなく、構造を簡単に安価にでき、組立ラインの変更や増設の際の改造を従来より容易に実行できる。
また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、前記昇降部は、前記搬送台車本体に上下に貫通して空けられた取付孔に組み込まれており、前記複数段のリフトフレームのうち最下段のリフトフレームに、前記一定経路に沿って敷設された案内レールに案内される車輪を設け、前記案内レールの高低の変動により前記複数段のリフトフレーム全体が前記搬送台車本体に対して昇降する構成とされていることを特徴とするものである。
上記構成によれば、最下段のリフトフレームに一定経路に沿って敷設された案内レールに案内される車輪を有し、案内レールの高低の変動により複数段のリフトフレーム全体が昇降することにより、昇降部に支持される車体の高さを、案内レールの高さにより各組立ラインで細かに調整することができ、作業効率が改善される。
また請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明であって、前記昇降部の各リフトフレーム間に、前記伸長されたリフトフレーム位置を維持するロック機構を設けたことを特徴とするものである。
上記構成によれば、ロック機構により伸長されたリフトフレーム位置が維持され、自動車の車体の高さが維持される。またリフトフレームが作業中に落ちることを確実に防止でき、作業者の安全を図ることができる。
また請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明であって、前記ロック機構は、前記リフトフレームの外側面上部に設けられてこのリフトフレームの側面外方位置と内方位置との間で移動されるストッパと、前記リフトフレームより一つ上段のリフトフレームの外側面下部に設けられて前記内方位置に移動したストッパに上方から係合する係合部材とから構成されることを特徴とするものである。
上記構成によれば、リフトフレームの外側面上部に設けられたストッパとこの一つ上段のリフトフレームの外側面下部に設けられた係合部材が係合することにより、リフトフレームの位置が維持される。
また請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の発明であって、前記ロック機構は、前記リフトフレームの内側面下部に設けられてこのリフトフレームの側面内方位置と外方位置との間で移動されるストッパと、前記リフトフレームより一つ下段のリフトフレームの内側面上部に設けられて前記外方位置に移動したストッパに下方から係合する係合部材から構成されていることを特徴とするものである。
上記構成によれば、リフトフレームの内側面下部に設けられたストッパとこの一つ下段のリフトフレームの内側面上部に設けられた係合部材が係合することにより、リフトフレームの位置が維持される。
また請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の発明であって、前記搬送台車本体に、前記昇降部による前記自動車の車体の昇降時の振れを防止する振れ防止装置を設けたことを特徴とするものである。
上記構成によれば、昇降部による自動車の車体の昇降時の振れを防止でき、車体の振れにより車体の万一の落下を防止でき、作業者の安全を図ることができる。
また請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の発明であって、前記昇降部に、前記自動車の車体を下方から支持する車体支持装置を設け、前記車体支持装置に、前記自動車の車体の左右側面に対向する安全部材を設けたことを特徴とするものである。
上記構成によれば、安全部材が車体の左右側面に設けられることより、車体の左右方向のずれが防止される。
また請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明であって、前記安全部材の先端に、前記一定経路に沿って天井部に敷設された案内レールに案内されるローラを設けたことを特徴とするものである。
上記構成によれば、安全部材の先端に設けたローラが、天井部に敷設された案内レールに案内されることにより、安全部材が案内レールに支持され、よって車体の万一の落下の際に、安全部材により確実に車体を支持でき、作業者の安全を図ることができる。
本発明の搬送台車は、昇降部に支持される車体の高さを、各組立ラインにおいて車体の載せ替え無しに調整することができ、よって作業効率を改善でき、また載せ替えに伴う移載不良の発生を無くすことができ、さらに車体の高さを、トリムラインでは低く、続くシャシーラインでは高く、続くファイナルラインでは低くすることができ、各ラインにおける組立作業を効率よく行うことができる、という効果を有している。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態における搬送台車の側面図、図2は同搬送台車の平面図、図3は同搬送台車の正面図である。
図1〜図3に示すように、本発明の搬送台車は、一定経路Cに沿って床面Fより一定高さで移動され、作業者Xが自動車のボデー(車体)Yに対して乗った状態で組立作業が可能な平らな作業台を形成する搬送台車本体1と、搬送台車本体1の移動方向(前後方向)とは直角な左右方向の各略中央部に、上下に貫通して空けられた左右一対の四角形状の取付孔2に組み込み固定され、自動車のボデーYを昇降する左右一対の昇降部3と、搬送台車本体1に設けられ、各昇降部3によるボデーYの昇降時の振れを防止する振れ防止装置4と、各昇降部3の上面に固定され、ボデーYを下方から支持する左右一対のボデー支持装置5から構成されている。
また、左右一対のボデー支持装置5に作用して昇降部3を昇降させる外部昇降装置7(図16参照)が、シャシーラインの入口と出口にそれぞれ設置されている。
[搬送台車本体1]
前記一定経路Cに沿って、床面Fに、床面Fより一定高さに維持されて、左側と右側にそれぞれ断面がI字形状の案内レール11a,11bが敷設され、中心に断面が四角形状の案内レール11cが敷設されている。
搬送台車本体1の底面には、左側前後の2箇所に、左側案内レール11aの上面に案内される車輪12aと側面内方に案内されて脱線を防止するガイド13aが設けられ、また右側前後の2箇所に、右側案内レール11bの上面に案内される車輪12bと側面内方に案内されて脱線を防止するガイド13bが設けられ、さらに中心前後の2箇所に、中心案内レール11cの上面に案内される車輪12cが設けられている。
[昇降部3]
各昇降部3は、外部から持ち上げられるテレスコピック式昇降部3であり、図4〜図6に示すように、概略、テレスコピック式上下3段のリフトフレーム、すなわち上下に昇降する四角筒体からなる1段目のリフトフレーム21と、この1段目のリフトフレーム21の内面に沿って上下に昇降する、四角筒体からなる2段目のリフトフレーム22と、この2段目のリフトフレーム22の内面に沿って上下に昇降する、四角筒体からなる3段目のリフトフレーム23と、1段目のリフトフレーム21を上下に案内する固定フレーム24と、2段目のリフトフレーム22が伸びた状態でそのフレーム位置に、2段目のリフトフレーム22を固定(維持)する第1ロック機構25と、3段目のリフトフレーム23が伸びた状態でそのフレーム位置に、3段目のリフトフレーム23を固定(維持)する第2ロック機構26より構成されている。
また各昇降部3用に一定経路Cに沿って床面Fに、左側案内レール11aと中心案内レール11cとの間に、組立箇所により床面Fからの高さが変動する左右一対の高さ変動案内レール30aが敷設され、右側案内レール11bと中心案内レール11cとの間に、組立箇所により床面Fからの高さが変動する左右一対の高さ変動案内レール30bが敷設されている。
前記固定フレーム24は、搬送台車本体1の四角形状の取付孔2に組み込まれて固定される四角の枠体31からなり、中心前後の2箇所にはそれぞれ、上下方向に案内ガイド32a,32bが設けられている。
また前記1段目のリフトフレーム21には、前側面下部の上下2箇所に、固定フレーム24の前方側案内ガイド32aの正面に案内されるローラ34aと、左右の側面にそれぞれ案内されるローラ35aが設けられ、後側面下部の上下2箇所に、固定フレーム24の後方側案内ガイド32bの正面に案内されるローラ34bと、左右の側面にそれぞれ案内されるローラ35bが設けられている。また1段目のリフトフレーム21の左右側面下部にはそれぞれ、左右に水平に突出して車輪取付部材36a,36bが取り付けられ、これら車輪取付部材36a,36bにそれぞれ左右一対の高さ変動案内レール30a,30bの上面に案内される車輪37a,37bが設けられている。これら構成により、1段目のリフトフレーム21は、固定フレーム24の案内ガイド32a,32bに案内されて揺れることなく、上下に昇降自在とされ、さらに高さ変動案内レール30(30a,30b)の高さが変わると、案内される車輪37(37a,37b)の高さが変わり、よって高さ変動案内レール30の高さの変動により1段目のリフトフレーム21は上下に昇降され、リフトフレーム21,22,23全体が搬送台車本体1に対して昇降される。
また2段目のリフトフレーム22の外側面には、左右前後4箇所にそれぞれ上下方向に案内ガイド41が設けられ、1段目のリフトフレーム21の内面上部の左右前後4箇所にはそれぞれ、これら2段目のリフトフレーム22の案内ガイド41にそれぞれ案内される上下一対のガイド部材38が設けられている。これにより、2段目のリフトフレーム22は、揺れることなく、1段目のリフトフレーム21の内面に沿って上下に昇降自在とされる。
また3段目のリフトフレーム23の外側面には、左右前後4箇所にそれぞれ上下方向に案内ガイド46が設けられ、2段目のリフトフレーム22の内面上部の左右前後4箇所にはそれぞれ、これら3段目のリフトフレーム23の案内ガイド46にそれぞれ案内される上下一対のガイド部材42が設けられている。これにより、3段目のリフトフレーム23は、揺れることなく、2段目のリフトフレーム22の内面に沿って上下に昇降自在とされる。
「第1ロック機構25」
上記第1ロック機構25は、図7と図8に示すように、1段目のリフトフレーム21の外側面上端部(4面)に水平にそれぞれ支持され、両端に設けた傘歯車51により回転が伝達され、同時に同角度回転する4本のシャフト52と、各シャフト52の中心に固定され、シャフト52の回転により、1段目のリフトフレーム21の上端の側面外方位置と内方位置との間で回転するストッパ53と、2段目のリフトフレーム22の下端部に設けられ、内方位置へ回転した各ストッパ53に上方より係合する係合部材54と、1段目のリフトフレーム21の外側面に位置するシャフト52のストッパ53の両側部に固定され、シャフト52に作用して前記ストッパ53を内方位置へ回転させる第1レバー55および前記ストッパ53を側面外方位置へ回転させる第2レバー56とから構成されている。
この構成により、2段目のリフトフレーム22がその係合部材54が1段目のリフトフレーム21の上端より上へ出るまで持ち上げられた状態で、1段目のリフトフレーム21の外側面の外方から第1レバー55が押されると、シャフト52によりストッパ53は内方位置へ回転され、上部から2段目のリフトフレーム22が降りてくると、係合部材54が上方からストッパ53に係合し、リフトフレーム21,22間の位置がロックされる。また2段目のリフトフレーム22がその係合部材54が1段目のリフトフレーム21の上端より上へ出るまで持ち上げられた状態で、1段目のリフトフレーム21の外側面の外方から第2レバー56が押されると、シャフト52によりストッパ53は側面外方位置へ回転され、ロック状態が解除される。よって、上部から2段目のリフトフレーム22が降りてくると、そのまま降りていく。
「第2ロック機構26」
上記第2ロック機構26は、図9〜図11に示すように、3段目のリフトフレーム23の内側面下端部(4面)に水平にそれぞれ支持され、両端に設けた傘歯車61により、回転が伝達され同時に同角度回転する4本のシャフト62と、各シャフト62の中心に固定され、シャフト62の回転により、3段目のリフトフレーム23の下端の外方位置と側面内方位置との間で回転するストッパ63と、2段目のリフトフレーム22の上端部に設けられ、外方位置へ回転した各ストッパ63に下方から係合する係合部材64と、3段目のリフトフレーム23の外側面側の内面に位置するシャフト62のストッパ63の両側部に固定され、3段目のリフトフレーム23に設けた貫通孔65aを介してシャフト62に作用し前記ストッパ63を外方位置へ回転させる第3レバー65および貫通孔66aを介してシャフト62に作用し前記ストッパ63を側面内方位置へ回転させる第4レバー66と、3段目のリフトフレーム23の外側面側の内面に位置するシャフト62のストッパ63の内側に一端が固定される開きコイルばね67aおよびこの開きコイルばね67aの内部空間に配置され、開きコイルばね67aの他端が固定された接続部材68aと、3段目のリフトフレーム23の内側面側の内面に位置するシャフト62のストッパ63の内側に一端が固定される開きコイルばね67bおよびこの開きコイルばね67bの内部空間に配置され、開きコイルばね67bの他端が固定された接続部材68bと、接続部材68aと接続部材68bを、中央で回転自在に連結するピン69から構成されている。
この構成により、3段目のリフトフレーム23が、そのストッパ63が2段目のリフトフレーム22の上端より上へ出るまで持ち上げられた状態で、3段目のリフトフレーム23の外側面の外方から貫通孔65aを通して第3レバー65が押されると、シャフト62によりストッパ63は外方位置へ回転され、上部から3段目のリフトフレーム23が降りると、ストッパ63は2段目のリフトフレーム22の係合部材64に係合し、リフトフレーム22,23間の位置がロックされる。また3段目のリフトフレーム23が、そのストッパ63が2段目のリフトフレーム22の上端より上へ出るまで持ち上げられた状態で、3段目のリフトフレーム23の外側面の外方から貫通孔66aを通して第4レバー66が押されると、シャフト62によりストッパ63は内方位置へ回転され、ロック状態が解除される。よって、上部から3段目のリフトフレーム23が降りてくると、そのまま降りていく。
また3段目のリフトフレーム23の内側面側と外側面側の内面にそれぞれ位置するストッパ63は、開きコイルばね67a,67b、接続部材68a,68b、およびピン69により連結され、開きコイルばね67a,67bの作用により互いに押された状態となっており、一旦、ストッパ63が回転すると、その回転位置が維持され、単なる振動では、回転位置が変わることがないように構成されている。
[振れ防止装置4]
振れ防止装置4は、図12と図13に示すように、各昇降部3の左右側面の前後、すなわち4箇所に設けられており、振れ防止装置4は、各昇降部3の1段目のリフトフレーム21の左右側面の上部前後(第1ロック機構25より下部)より外方へ突出された部材に一端が回転自在に連結され、他端が搬送台車本体1に設けた前後一定区間の案内摺動部71aに沿って摺動される第1連結棒71と、搬送台車本体1の各昇降部3の枠体31の前後の外方位置に一端が回転自在に設置され、他端が、第1連結棒71の中心部に回動自在に連結された第2連結棒72からなるリンク機構73により構成されている。
この構成により、1段目のリフトフレーム21が下降しているときは、第1連結棒71の他端は1段目のリフトフレーム21より最も離れて、水平状態とされ、1段目のリフトフレーム21が上昇すると、第1連結棒71の他端は1段目のリフトフレーム21へ近づいて立ち上がり、これに伴い第2連結棒72が立ち上がり、4箇所(左右前後位置)から支持される。このように、各昇降部3は、4箇所のリンク機構73によりその左右前後位置が支持されることにより、各昇降部3の昇降時の振れが防止されている。
[ボデー支持装置5]
各ボデー支持装置5は、図14と図15に示すように、左右の3段目のリフトフレーム23の上面にそれぞれ固定されて、前後にボデーYの下から支持する凸部材81a,81bを設けた前後方向に長い箱状の支持体82と、支持体82の外方に設けられ、水平位置と垂直位置との間で回動でき、先端にローラ83が取り付けられた前後一対の棒状の安全部材84と、支持体82の内部に設けられ、これら前後一対の安全部材84を水平位置と垂直位置との間で回動する回転機構85から構成されている。前記回転機構85は、支持体82の上方に位置するスライダ85aが前後方向へ操作されることにより、この作用力を回転力に変換して前後一対の安全部材84を水平位置と垂直位置との間で回動する構成となっている。
また安全部材84が垂直位置に立ち上げられた状態で、安全部材84のローラ83が案内される左右一対の落下防止ガイドレール87が一定経路Cに沿って天井部に敷設されている。
この構成により、ボデー支持装置5の支持体82により、ボデーYが下方より支持され、また昇降部3によりボデーYが上昇されたとき、安全部材84が垂直な状態に回動されることにより、ボデーYが左右方向にずれることが防止され、また安全部材84のローラ83を落下防止ガイドレール87に案内させることにより、安全部材84が落下防止ガイドレール87に支持され、ボデーYの昇降部3よりの万一の落下が防止される。
また外部昇降装置7により支持体82を昇降することにより、ボデー支持装置5を介して昇降部3が昇降される。
[外部昇降装置7]
外部昇降装置7は、図16に示すように、一定経路Cの外方に配置される左右対称の一対の昇降装置91から構成されており、各昇降装置91は、一定経路Cの外方に配置される台座92と、垂直方向に昇降して支持体82の両端部を下方から支持する前後一対の水平支持部材93と、この前後一対の水平支持部材93を支持して昇降される昇降体97と、台座92に垂直に支持されて前記昇降体97を昇降自在に案内支持する昇降柱体98と、第1ロック機構25の第1レバー55と第2レバー56に作用する第1外部アクチュエータ95と、第2ロック機構26の第3レバー65と第4レバー66に作用する第2外部アクチュエータ94と、ボデー支持装置5の回転機構85のスライダ85aを前後へ移動させる第3アクチュエータ96とから構成されている。なお、第1外部アクチュエータ95、第2外部アクチュエータ94および第3外部アクチュエータ96は、3段目のリフトフレーム23が、第2ロック機構26のストッパ63が2段目のリフトフレーム22の上端より上へ出るまで持ち上げられた状態で、かつ2段目のリフトフレーム22が、その係合部材54が1段目のリフトフレーム21の上端より上へ出るまで持ち上げられた状態となったとき、レバー55,56,65,66、回転機構85のスライダ85aに作用可能な位置に取り付けられている。
前記昇降体97は、その上端部に連結した昇降用チェーン99により吊下げ支持され、この昇降用チェーン99は、昇降柱体98の上部に設けた案内スプロケット100に巻き掛けられて、台座92に装備した巻き取りドラム101に連結され、巻き取りドラム101を、いわゆるインバータ式のモータである昇降用電動モータ102にて正逆に駆動回転させて、昇降用チェーン99の繰り出しや巻き取り操作を行い、昇降体97を駆動昇降させるように構成されている。また両昇降装置91の昇降用電動モータ102は同期しており、両昇降体97は同位置から同時に同回転され昇降される。
この外部昇降装置7の構成による、昇降部3とボデー支持装置5の作用を説明する。
「シャシーラインの入口」
まず、外部昇降装置7の両昇降装置91の昇降用電動モータ102を駆動して、両水平支持部材93を上昇し、ボデー支持装置5の支持体82に下方から作用させて、昇降部3の3段目のリフトフレーム23を上昇させ、続いて2段目のリフトフレーム22を上昇させる。この上昇は、3段目のリフトフレーム23が、ストッパ63が2段目のリフトフレーム22の上端より上へ出るまで持ち上げられた状態で、かつ2段目のリフトフレーム22が、その係合部材54が1段目のリフトフレーム21の上端より上へ出るまで持ち上げられた状態となるまで実行される。
続いて、第1外部アクチュエータ95により第1レバー55が作用されて(押されて)第1ロック機構25のストッパ53が内方位置へ回転され、第2外部アクチュエータ94により第3レバー65が作用されて(押されて)第2ロック機構26のストッパ63が外方位置へ突出(回転)される。さらに第3アクチュエータ96により回転機構85のスライダ85aを後方向へスライドさせて、ボデー支持装置5の安全部材84を回転させて垂直な状態とする。
続いて外部昇降装置7の両昇降装置91の昇降用電動モータ102を駆動して、両水平支持部材93を下端まで下降させる。これにより、3段目のリフトフレーム23は、第2ロック機構26により2段目のリフトフレーム22に支持され、リフトフレーム23,22は伸びた状態でその位置が維持され(ロック状態とされ)、2段目のリフトフレーム22は、第1ロック機構25により1段目のリフトフレーム21に支持され、リフトフレーム22,21は伸びた状態でその位置が維持される(ロック状態とされる)。また、安全部材84のローラ83が、落下防止ガイドレール87により案内可能とされる。
「シャシーラインの出口」
まず、外部昇降装置7の両昇降装置91の昇降用電動モータ102を駆動して、両水平支持部材93を上昇し、ボデー支持装置5の支持体82に下方から作用させて、昇降部3の3段目のリフトフレーム23を上昇させ、続いて2段目のリフトフレーム22を上昇させる。この上昇は、3段目のリフトフレーム23が、ストッパ63が2段目のリフトフレーム22の上端より上へ出るまで持ち上げられた状態で、かつ2段目のリフトフレーム22が、その係合部材54が1段目のリフトフレーム21の上端より上へ出るまで持ち上げられた状態となるまで実行される。
続いて、第1外部アクチュエータ95により第2レバー56が作用されて(押されて)第1ロック機構25のストッパ53が側面外方位置へ回転されてロック状態が解除され、第2外部アクチュエータ94により第4レバー66が作用されて(押されて)第2ロック機構26のストッパ63が側面内方位置へ格納(回転)されてロック状態が解除される。さらに第3アクチュエータ96により回転機構85のスライダ85aを前方向へスライドさせて、ボデー支持装置5の安全部材84を回転させて水平な状態とする。
続いて外部昇降装置7の両昇降装置91の昇降用電動モータ102を駆動して、両水平支持部材93を下端まで下降させる。これにより、3段目のリフトフレーム23および2段目のリフトフレーム22は下降され、1段目のリフトフレーム21内へ格納される。
[作用]
上記搬送台車の構成による作用を説明する。
搬送台車本体1は前後間で連結されており、床面Fより一定高さの案内レール11a,11b,11cに案内されて一定経路Cに沿って移動する。搬送台車本体1自体の高さが床面Fより変動することはない。このとき昇降部3の1段目のリフトフレーム21の下部に取り付けられた車輪37が高さ変動案内レール30に案内されており、高さ変動案内レール30が案内レール11a,11b,11cと同様に床面Fの高さに敷設されていると、図17(a)に示すように、昇降部3は上昇することなく、ボデー支持装置5は最も低い位置となり、ボデーYの搬送高さは最も低い高さに位置される。このとき、ボデーYの下端は、例えば、搬送台車本体1の上面より400mmの高さに維持される。よって、作業者は、ボデーYの上部の前後左右面に対して作業がしやすい状態とされる。
また図17(b)に示すように、高さ変動案内レール30の高さが床面Fの高さ位置より上昇すると、リフトフレーム21,22,23全体が上昇し、これによりこの上昇分、ボデー支持装置5が上昇し、ボデーYが上昇する。このとき、ボデーYの下端は、例えば、搬送台車本体1の上面より750mmの高さとされ、よって、作業者は、ボデーYの下部の前後左右面に対して作業がしやすい状態とされる。
また高さ変動案内レール30が、案内レール11a,11b,11cと同様に床面Fの高さに敷設されているとき、図17(c)に示すように、外部昇降装置7により昇降部3が上昇されると、2段目のリフトフレーム22および3段目のリフトフレーム23が伸びた高さ分上昇し、これによりこの上昇分、ボデー支持装置5が上昇し、ボデーYが上昇する。このとき、ボデーYの下端は、例えば、搬送台車本体1の上面より1270mmの高さとされ、よって、作業者は、ボデーYの下端部の前後左右面に対して作業がしやすい状態とされる。
また図17(d)に示すように、高さ変動案内レール30の高さが床面Fの高さ位置より上昇し、かつ外部昇降装置7により昇降部3が上昇されると、リフトフレーム21,22,23全体の上昇分と2段目のリフトフレーム22および3段目のリフトフレーム23が伸びた高さ分が加算されて、ボデー支持装置5が上昇し、ボデーYが上昇する。このとき、ボデーYの下端は、例えば、搬送台車本体1の上面より1620mmの高さとされ、よって、作業者は、ボデーYの下へ入ることができ、ボデーYの底部に対して作業がしやすい状態とされる。
図17(a)または図17(b)の高さは、トリムラインとファイナルラインで、作業箇所により選択され、図17(c)または図17(d)の高さは、シャシーラインで、作業箇所により選択される。
以上のように、ボデーYの高さを、トリムラインでは低く、続くシャシーラインでは高く、続くファイナルラインでは低くすることができ、各ラインでの組立作業を効率よく行うことができ、このとき、各ライン間でボデーYの載せ替えが不要となることから、作業効率を改善でき、さらに載せ替えに伴う移載不良の発生を無くすことができる。
またシャシーラインの入口と出口に外部昇降装置7を設け、シャシーラインでは落下防止ガイドレール87を設けるだけでよいことから、設備費を抑えることが可能となり、また天井部に設ける設備が落下防止ガイドレール87に限定されることから、ラインの変更や増設の際の改造を従来より容易に実行できる。
また外部から持ち上げられるテレスコピック式昇降部3を備えることにより、各搬送台車本体1に昇降用の駆動源を持たせる必要がなく、構造を簡単に安価にでき、組立ラインの変更や増設の際の改造を従来より容易に実行できる。
また第1ロック機構25と第2ロック機構26を備えることにより、伸びた状態の2段目のリフトフレーム22および3段目のリフトフレーム23の位置を確実に維持することができ、さらにリフトフレーム22,23が作業中に落ちることを防止でき、作業者の安全を図ることができる。
また振れ防止装置4を備えることにより、2段目のリフトフレーム22および3段目のリフトフレーム23が昇降中、さらにリフトフレーム21,22,23全体が昇降中に、これらリフトフレーム21,22,23が振れることを防止でき、よってボデーYの振れを防止でき、ボデーYの振れによりボデーYの万一の落下を防止でき、作業者の安全を図ることができる。
またボデー支持装置5に安全部材84を設けることにより、安全部材84によりボデーYの左右方向のずれを防止でき、さらに先端のローラ83を落下防止ガイドレール87に案内させることにより、安全部材84は落下防止ガイドレール87に支持され、よって安全部材84によりボデーYの万一の落下を確実に防止でき、作業者の安全を図ることができる。
なお、本実施の形態では、振れ防止装置4を昇降部3の4箇所に設けたリンク機構73により構成しているが、図18に示すように、X型のリンク機構75を昇降部3の左右側面の2箇所に設けるようにしてもよい。各リンク機構75は、一対の中央が回転自在に連結された連結棒76a,76bと、搬送台車本体1上の昇降部3の左側面位置または右側面位置に設置され、一方の連結棒76aの一端が回転自在に連結され、他方の連結棒76bの一端が水平前後方向に摺動自在に連結された支持部材77と、3段目のリフトフレーム23の左側面または右側面に水平に設置され、他方の連結棒76bの他端が回転自在に連結され、一方の連結棒76aの他端が水平前後方向に摺動自在に連結された支持部材78から構成されている。この構成によれば、3段目のリフトフレーム23が昇降することにより、リンク機構75が作動され、昇降部3の昇降時の振れが防止される。
また本実施の形態では、昇降部3は3段のリフトフレームとしているが、ボデーYを持ち上げる高さに応じて、その段数は適宜、決定される。これらリフトフレームの段数、各リフトフレームの高さにより、搬送するボデーYの高さ位置を調整できる。
また本実施の形態では、第1ロック機構25のストッパ53を回転させるロック/ロック解除手段として、2つのレバー(第1レバー55および第2レバー56)を備えているが、1つのレバーにて形成することも可能である。このとき、レバーとして、断面“く”字形状のプレートを用意し、このプレートの中心くびれ部をシャフト52に固定し、中心くびれ部の上部に作用してシャフト52を一方へ回転し、中心くびれ部の下部に作用してシャフト52を他方へ回転する外部アクチュエータを備える。また第2ロック機構26のストッパ63を回転させるロック/ロック解除手段として、2つのレバー(第3レバー65および第4レバー66)を備えているが、同様に1つのレバーにて形成することも可能である。
本発明の実施の形態における搬送台車の側面図である。 同搬送台車の平面図である。 同搬送台車の正面図である。 同搬送台車の昇降部の側面図である。 同搬送台車の昇降部の平面図である。 同搬送台車の昇降部の正面図である。 同搬送台車の昇降部の第1ロック機構の図であり、(a)は側面図、(b)は要部背面図である。 同搬送台車の昇降部の第1ロック機構の平面図である。 同搬送台車の昇降部の第2ロック機構の図であり、(a)は内部側面図、(b)は要部背面図である。 同搬送台車の昇降部の第2ロック機構の平面図である。 同搬送台車の昇降部の第2ロック機構の図であり、(a)は内部背面図、(b)は要部平面図である。 同搬送台車の振れ防止装置の側面図である。 同搬送台車の振れ防止装置の平面図である。 同搬送台車の車体支持装置の図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。 同搬送台車の車体支持装置の平面図である。 同搬送台車の外部昇降装置の図であり、(a)は車体を持ち上げている状態を示す正面図、(b)は車体を下げた状態を示す正面図である。 同搬送台車の昇降部の作用を説明する図であり、(a)から順に(d)まで車体の高さを調整できることを示す側面図である。 本発明の他の実施の形態における搬送台車の振れ防止装置の側面図である。
符号の説明
1 搬送台車本体
2 取付孔
3 昇降部
4 振れ防止装置
5 ボデー支持装置
7 外部昇降装置
11a,11b,11c 案内レール
21,22,23 リフトフレーム
25 第1ロック機構
26 第2ロック機構
30 高さ変動案内レール
37 車輪
53,63 ストッパ
54,64 係合部材
55,56,65,66 レバー
67 開きコイルばね
73 リンク機構
82 支持体
83 ローラ
84 安全部材
91 昇降装置
93 水平支持部材
94,95,96 外部アクチュエータ
C 一定経路
F 床面
X 作業者
Y ボデー(車体)

Claims (8)

  1. 一定経路に沿って自動車の車体を支持して搬送する搬送台車であって、
    前記一定経路に沿って移動し、作業者が移動している前記自動車の車体に対して作業可能とされる搬送台車本体と、
    前記搬送台車本体に設けられて前記自動車の車体を支持し昇降する昇降部と
    を備え、
    前記昇降部は、垂直方向に伸縮自在に連結された複数段のリフトフレームを備えており、前記複数段のリフトフレームのうち最上段のリフトフレームが外部昇降装置により持ち上げられることにより、連結された下方のリフトフレームが上昇し、前記最上段のリフトフレームが前記外部昇降装置により支持されながら下降されることにより、連結された下方のリフトフレームが下降する構成とされていること
    を特徴とする搬送台車。
  2. 前記昇降部は、前記搬送台車本体に上下に貫通して空けられた取付孔に組み込まれており、前記複数段のリフトフレームのうち最下段のリフトフレームに、前記一定経路に沿って敷設された案内レールに案内される車輪を設け、前記案内レールの高低の変動により前記複数段のリフトフレーム全体が前記搬送台車本体に対して昇降する構成とされていること
    を特徴とする請求項1に記載の搬送台車。
  3. 前記昇降部の各リフトフレーム間に、前記伸長されたリフトフレーム位置を維持するロック機構を設けたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の搬送台車。
  4. 前記ロック機構は、前記リフトフレームの外側面上部に設けられてこのリフトフレームの側面外方位置と内方位置との間で移動されるストッパと、前記リフトフレームより一つ上段のリフトフレームの外側面下部に設けられて前記内方位置に移動したストッパに上方から係合する係合部材とから構成されること
    を特徴とする請求項3に記載の搬送台車。
  5. 前記ロック機構は、前記リフトフレームの内側面下部に設けられてこのリフトフレームの側面内方位置と外方位置との間で移動されるストッパと、前記リフトフレームより一つ下段のリフトフレームの内側面上部に設けられて前記外方位置に移動したストッパに下方から係合する係合部材から構成されていること
    を特徴とする請求項3に記載の搬送台車。
  6. 前記搬送台車本体に、前記昇降部による前記自動車の車体の昇降時の振れを防止する振れ防止装置を設けたこと
    を特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の搬送台車。
  7. 前記昇降部に、前記自動車の車体を下方から支持する車体支持装置を設け、
    前記車体支持装置に、前記自動車の車体の左右側面に対向する安全部材を設けたこと
    を特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の搬送台車。
  8. 前記安全部材の先端に、前記一定経路に沿って天井部に敷設された案内レールに案内されるローラを設けたこと
    を特徴とする請求項7に記載の搬送台車。
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