JP4505754B2 - 天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置 - Google Patents

天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置 Download PDF

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Description

本発明は、天井側に設置されている物品搬送車走行用の走行レールにおける物品搬送車抜き取り箇所に対応する走行レール部分が、物品搬送車を支持した状態で前記走行レールにおける走行レール本体と連なる上昇側目標高さと床面側に下降させた下降側目標高さとに昇降移動自在に設けられ、前記走行レール部分を載置支持する昇降体を昇降操作する昇降体用昇降操作装置が床面側に設置されている天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置に関する。
かかる天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置は、走行レールにおける物品搬送車抜き取り箇所に対応する走行レール部分を、物品搬送車を支持した状態で上昇側目標高さと下降側目標高さとに昇降移動させることができるものであり、メンテナンス作業を行う物品搬送車を天井側から床面側に降ろす場合やメンテナンス作業が終わった物品搬送車を床面側から天井側に揚げる場合等に用いられるものである。
そして、このような天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置において、従来では、昇降体用昇降操作装置による昇降体の昇降移動のみで走行レール部分を上昇側目標高さと下降側目標高さとに昇降移動させるように構成されているものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
ちなみに、上記した従来の昇降体用昇降操作装置は、昇降方向に複数のXリンクを並べて構成されたパンタグラフ式のリンク機構を備えて構成されている。
特開平8−85695号公報
しかし、上記した従来の天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置では、昇降体用昇降操作装置による昇降体の昇降移動のみで走行レール部分を上昇側目標高さと下降側目標高さとに昇降移動させるように構成されており、上昇側目標高さから下降側目標高さまでの走行レール部分の昇降範囲と同じ大きさの範囲に亘って昇降体を昇降移動させなければならず昇降体の昇降範囲が広いものとなるため、昇降体用昇降操作装置にて昇降体を広範囲に亘って昇降移動させる必要があるので、昇降体用昇降操作装置が大型になってしまうものである。
つまり、例えば、上記した従来の天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置のように、昇降体用昇降操作装置が昇降方向に複数のXリンクを並べて構成されたパンタグラフ式のリンク機構を備えて構成されているものであると、走行レール部分の昇降範囲と同じ大きさの範囲に亘って昇降体を昇降移動させるように昇降体を広範囲に亘って昇降移動させるためには、Xリンクを昇降方向に多数並べる必要があるので、リンク機構が大型になってしまい、もっては、昇降体用昇降操作装置が大型になってしまうものである。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、昇降体用昇降操作装置の小型化を図ることができる天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置を提供する点にある。
この目的を達成するために、本発明にかかる天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置の第1特徴構成は、天井側に設置されている物品搬送車走行用の走行レールにおける物品搬送車抜き取り箇所に対応する走行レール部分が、物品搬送車を支持した状態で前記走行レールにおける走行レール本体と連なる上昇側目標高さと床面側に下降させた下降側目標高さとに昇降移動自在に設けられた天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置において、
前記走行レール部分を載置支持する昇降体を昇降操作する昇降体用昇降操作装置と、前記上昇側目標高さと前記下降側目標高さとの間の高さである仮支持用高さで前記走行レール部分を支持する支持状態と前記走行レール部分の昇降移動を許容する解除状態とに切り換え操作自在な仮支持用支持部材と、前記走行レール部分を前記仮支持用支持部材にて支持し且つ前記昇降体をその昇降範囲の下降側に位置させた状態において、前記走行レール部分を前記昇降体から浮上させた状態で前記昇降体にて支持するための浮上支持状態と前記走行レール部分を前記昇降体にて非浮上状態で支持するための非浮上支持状態とに切り換え操作自在な浮上支持用支持部材とが設けられ、前記浮上支持用支持部材を前記非浮上支持状態に切り換えた状態での前記昇降体の昇降操作により、前記走行レール部分を前記下降側目標高さと前記仮支持用高さ又はその高さよりも上昇側の高さとの間で昇降させ、且つ、前記浮上支持用支持部材を前記浮上支持状態に切り換えた状態での前記昇降体の昇降操作により、前記走行レール部分を前記上昇側目標高さと前記仮支持用高さとの間で昇降させるように構成されている点にある。
すなわち、仮支持用支持部材を解除状態に切り換え操作し、浮上支持用支持部材を非浮上支持状態に切り換え操作した状態において、昇降体用昇降操作装置にて昇降体を上昇操作することによって、走行レール部分を下降側目標高さから仮支持用高さ又はその高さよりも上昇側の高さに上昇移動させることができ、また、昇降体用昇降操作装置にて昇降体を下降操作することによって、走行レール部分を仮支持用高さ又はその高さよりも上昇側の高さから下降側目標高さに下降移動させることができる。
そして、走行レール部分を仮支持用高さ又はその高さよりも上昇側の高さから下降移動させる際に、仮支持用支持部材を支持状態に切り換え操作しておくことによって、走行レール部分を仮支持用高さで仮支持用支持部材にて受け止め支持することができる。
さらに、仮支持用支持部材を支持状態に切り換え操作し、浮上支持用支持部材を浮上支持状態に切り換え操作した状態において、昇降体用昇降操作装置にて昇降体を上昇操作することによって、仮支持用支持部材にて受け止め支持された走行レール部分を仮支持用高さから上昇側目標高さに上昇移動させることができ、また、昇降体用昇降操作装置にて昇降体を下降操作することによって、走行レール部分を上昇側目標高さから仮支持用高さまで下降移動させて走行レール部分を仮支持用支持部材にて受け止め支持させることができる。
つまり、浮上支持用支持部材を浮上支持状態に切り換えて走行レール部分を昇降体から浮上させた状態で昇降体にて支持した状態では、浮上支持用支持部材を非浮上支持状態に切り換えて走行レール部分を昇降体にて非浮上状態で支持した状態に比べて、浮上支持用支持部材により走行レール部分が昇降体から浮上する分だけ走行レール部分を高い位置で支持することができ、走行レール部分を下降側目標高さに下降させるときは浮上支持用支持部材を非浮上支持状態とし、走行レール部分を上昇側目標高さに上昇させるときは浮上支持用支持部材を浮上支持状態とすることによって、昇降体の昇降範囲を走行レール部分の昇降範囲よりも小さくても走行レール部分を上昇側目標高さや下降側目標高さに昇降移動させることができる。
よって、昇降体の昇降範囲を走行レール部分の昇降範囲よりも小さくすることができるので、例えば、昇降体用昇降操作装置を、昇降体を昇降自在に支持するパンタグラフ式のリンク機構を備え、そのリンク機構を昇降方向に複数のXリンクを並べて構成した場合では、そのXリンクの数を減らすことができる等、昇降体用昇降操作装置の小型化を図ることができる。
従って、昇降体の昇降範囲を走行レール部分の昇降範囲よりも小さくすることができて昇降体用昇降操作装置の小型化を図ることができ、もって、昇降体用昇降操作装置の小型化を図ることができる天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置を提供することができるに至った。
本発明にかかる天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置の第2特徴構成は、第1特徴構成において、前記浮上支持用支持部材が、前記走行レール部分又は前記昇降体に、前記浮上支持状態に対応する上下方向に伸びる姿勢と前記非浮上支持状態に対応する倒れ姿勢とに揺動操作自在に連結された揺動操作式に構成されている点にある。
すなわち、浮上支持用支持部材を上下方向に伸びる姿勢や倒れ姿勢に揺動操作するだけで、浮上支持用支持部材を浮上支持状態に対応する状態や非浮上支持状態に対応する状態に切り換え操作することができ、もって、浮上支持用支持部材の浮上支持状態と非浮上支持状態との切り換え操作を簡単なものとすることができる天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置を提供することができるに至った。
本発明にかかる天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置の第3特徴構成は、第1又は第2特徴構成において、前記昇降体用昇降操作装置が、前記昇降体を昇降自在に支持するパンタグラフ式のリンク機構を備えて構成されている点にある。
すなわち、上述の如く昇降体の昇降範囲を小さくすることができるため、例えば、パンタグラフ式のリンク機構をXリンクで構成した場合では昇降方向に並べるXリンクの数を少なくすることができる等、パンタグラフ式のリンク機構の上下幅、特に、折り畳んだ際の上下幅を小さくすることができるため、昇降体をより下方まで下降させることができ、昇降体に載置支持された走行レール部分、つまりは、それに支持される物品搬送車をより床面近くに下降させることができるものとなるので、このように物品搬送車を床面近くに下降させることができることによって物品搬送車に対するメンテナンス作業が行ない易くなり、もって、物品搬送車に対してメンテナンス作業が行い易い天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置を提供することができるに至った。
本発明にかかる天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置の第4特徴構成は、第1〜第3特徴構成のいずれか1つにおいて、床面側を走行自在で、且つ、前記下降側目標高さに下降された前記走行レール部分と同じ又は略同じ高さの物品搬送車乗り移り用補助レールを備えたメンテナンス用台車が設けられている点にある。
すなわち、メンテナンス用台車を移動させて、物品搬送車乗り移り用補助レールと走行レール部分とを物品搬送車が乗り移り可能な位置関係とすることによって、物品搬送車を走行レール部分と物品搬送車乗り移り用補助レールとの間で物品搬送車を乗り移らせることができ、また、物品搬送車乗り移り用補助レールに物品搬送車を乗り移らせた状態でメンテナンス用台車を移動させることにより、例えば走行レールが設置されていないメンテナンス作業場等の所望の場所まで物品搬送車を容易に移動させることができ、もって、物品搬送車を所望の場所まで移動させ易い天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置を提供することができるに至った。
本発明にかかる天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置の第5特徴構成は、第1〜第4特徴構成のいずれか1つにおいて、作業者乗降用の架台が、前記上昇側目標高さの前記走行レール部分に対応させて設けられている点にある。
すなわち、作業者乗降用の架台が、上昇側目標高さの走行レール部分に対応させて設けられており、走行レール部分に位置する物品搬送車や走行レール本体における走行レール部分側の端部に位置する物品搬送車を、作業者乗降用の架台から作業者にて押引操作することができるので、故障等により物品搬送車が自走できない場合等において走行レール部分と走行レール本体との間で物品搬送車を移動させる必要がある場合に、その物品作業車の近くから作業者の押引作業にて容易に移動させることができ、もって、走行レール部分と走行レール本体との間での物品搬送車を移動させ易い天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置を提供することができるに至った。
次に、本発明にかかる天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、天井走行式搬送装置には、複数の物品処理部1を経由するように設定された設定移動経路に沿って、物品搬送車走行用の走行レール2が天井側に設置されており、設定移動経路に沿って走行する物品搬送車3が走行レール2に案内支持される状態に設けられている。
そして、物品搬送車3は、図外の物品搬入箇所から物品処理部1、物品処理部1から他の物品処理部1、及び、物品処理部1から図外の物品搬出箇所に物品4を搬送するように構成されている。
図2及び図3に示すように、走行レール2は、断面視形状がエ字状に形成されており、支持ブラケット8にて天井近くに位置固定状態に連結支持されている。
そして、走行レール2には、物品搬送車3の受電部16に駆動用電力を給電する給電線15が走行レール2の長手方向に沿う状態に設けられている。
物品搬送車3の走行部5には、走行レール2の上面を転動する走行車輪11と走行レール2の横側面を転動する案内車輪13とが設けられており、走行車輪11が走行用駆動モータ17にて回転駆動されることによって、物品搬送車3が走行レール2に案内されながら設定移動経路に沿って走行するように構成されている。
また、物品搬送車3には、物品4を把持するとともに走行部5に対して昇降移動する昇降部6が備えられている。この昇降部6は、回転ドラム18に巻き掛けられたワイヤ7の端部が連結された昇降部材14と、この昇降部材14に縦軸心周りに回転自在に支持された回転体20と、先端側が互いに遠近移動するように基端側を回転体20に揺動自在に連結されて物品4のフランジ部4aを把持する一対の把持具19とを備えて構成されている。
そして、昇降部6は、昇降用駆動モータM1にて回転ドラム18を正逆方向に回転駆動させてワイヤ7を巻き取り及び繰り出し操作することにより昇降移動するように構成され、回転体20は、回転用駆動モータM3にて昇降部6に対して縦軸心周りに回転するように構成されている。また、一対の把持具19は、把持用駆動モータM2にて先端部が互いに近接して物品4を把持する把持姿勢や先端部が互いに離間して物品4の把持を解除する解除姿勢に切り換え操作されるように構成されている。
つまり、物品処理部1の載置台1aから物品4を引き上げる場合は、物品4を支持していない物品搬送車3を物品処理部1に対応する目標停止位置に停止した状態において、一対の把持具19にて物品4できる高さまで昇降部6を下降移動させた後、一対の把持具19を解除姿勢から把持姿勢に切り換えて載置台1aに載置された物品4を把持し、その後、昇降部6を上昇移動させる。
また、物品処理部1の載置台1aに物品4を降ろす場合は、対象となる物品4を支持する物品搬送車3を物品処理部1に対応する目標停止位置に停止した状態において、物品4が載置台1aに載置支持されるまで昇降部6を下降移動させた後、一対の把持具19を把持姿勢から解除姿勢に切り換えて物品4に対する把持を解除し、その後、昇降部6を上昇移動させる。
ちなみに、昇降部6を昇降移動させる際に回転体20を適宜回転させることによって、物品4を所望の向きで載置台1aに降ろすことや向きの異なる載置台1aの物品4を引き上げることができるように構成されている。
図1に示すように、前記設定移動経路における環状の移動経路から分岐された移動経路に物品搬送車抜き取り箇所Aが定められており、その物品抜き取り箇所Aに走行レール昇降装置21が設置されている。
そして、図4に示すように、走行レール昇降装置21には、走行レール2における物品搬送車抜き取り箇所Aに対応する走行レール部分2aが、物品搬送車3を支持した状態で前記走行レール2における走行レール本体2bと連なる上昇側目標高さ(図13参照)と床面側に下降させた下降側目標高さ(図10参照)とに昇降移動自在に設けられている。
また、図4及び図5に示すように、走行レール昇降装置21には、前記走行レール部分2aを載置支持する昇降体23を昇降操作する昇降体用昇降操作装置22と、前記上昇側目標高さと前記下降側目標高さとの間の高さである仮支持用高さ(図12参照)で前記走行レール部分2aを支持する支持状態(図6(イ)参照)と前記走行レール部分2aの昇降移動を許容する解除状態(図6(ロ)参照)とに切り換え操作自在な仮支持用支持部材24と、前記走行レール部分2aを前記仮支持用支持部材24にて支持し且つ前記昇降体23をその昇降範囲の下降側に位置させた状態において、前記走行レール部分2aを前記昇降体23から浮上させた状態で前記昇降体23にて支持するための浮上支持状態(図13参照)と前記走行レール部分2aを前記昇降体23にて非浮上状態で支持するための非浮上支持状態(図10及び図11参照)とに切り換え操作自在な浮上支持用支持部材25とが設けられている。
そして、走行レール昇降装置21は、前記浮上支持用支持部材25を前記非浮上支持状態に切り換えた状態での前記昇降体23の昇降操作により、前記走行レール部分2aを前記下降側目標高さと前記仮支持用高さよりも上昇側の高さ(図11参照)との間で昇降させ、且つ、前記浮上支持用支持部材25を前記非浮上支持状態に切り換えた状態での前記昇降体23の昇降操作により、前記走行レール部分2aを前記上昇側目標高さと前記仮支持用高さとの間で昇降させるように構成されている。尚、上記した仮支持用高さよりも上昇側の高さとは、上昇側目標高さと仮支持用高さとの間の高さである。
走行レール昇降装置21について説明を加えると、図4及び図5に示すように、物品搬送車抜き取り箇所Aの床面上に、フレーム材にて箱状に枠組みされた本枠体28が設置され、その本枠体28を形成するフレーム材にて囲まれる枠体内空間に、走行レール部分2aを支持する支持枠体27が本枠体28に昇降案内される形態で設けられており、昇降体用昇降操作装置22と仮支持用支持部材24と浮上支持用支持部材25とを用いて支持枠体27を昇降移動させて、走行レール部分2aを上昇側目標高さと下降側目標高さとに昇降移動するように構成されている。
ちなみに、図4に示すように、走行レール2の大部分を占める走行レール本体2bは上述の如く支持ブラケット8を介して天井に連結支持されているが、走行レール2における物品搬送車抜き取り箇所Aに対応する走行レール部分2aは、図5に示すように、支持枠体27における頂部に支持ブラケット8を介して連結支持されている。
前記支持枠体27は、上下方向に沿う姿勢の複数の縦用フレーム材に横方向に沿う姿勢の複数の横用フレーム材を組み付けて箱状に形成されている。また、支持枠体27と大きさ並びに形状が異なるものの、本枠体28も支持枠体27と同様に縦用フレーム材に横用フレーム材を組み付けて箱状に形成されている。
そして、図5に示すように、支持枠体27における横用フレーム材として、縦用フレーム材の上端に組み付けられた上側横用フレーム材27aや縦用フレーム材の下端から少し上方の箇所に組み付けられた下側横用フレーム材27bが組み付けられており、上側横用フレーム材27aに走行レール部分2aを連結支持するブラケット8が連結され、下側横用フレーム材27bに浮上支持用支持部材25が連結されている。
また、図4及び図5に示すように、支持枠体27における縦用フレーム材には水平方向に沿う軸心周りに回転自在なガイドローラ31が設けられており、このガイドローラ31が本枠体28の縦用フレーム材に接触案内されることとなり、もって、支持枠体27は本枠体28にて昇降案内されることとなる。
昇降体用昇降操作装置22は、本枠体28の前記枠体内空間に位置する形態で物品搬送車抜き取り箇所Aの床面上に設置されている。そして、図11及び図13に示すように、昇降体用昇降操作装置22には、前記昇降体23を昇降自在に支持するパンタグラフ式のリンク機構34が備えられており、このリンク機構34を図外の駆動手段にて姿勢変更させることによって昇降体23を昇降操作するように構成されている。
ちなみに、リンク機構34は、複数のXリンクを伸縮方向に並べて構成されている。
図6に示すように、仮支持用支持部材24は、本枠体28における縦用フレーム材の上下中間部に水平方向に沿う軸心周りに揺動自在に連結支持されており、その先端部に支持枠体27を載置支持する支持部24aが備えられている。そして、仮支持用支持部材24には、人為操作式の操作レバー32が連結されており、この操作レバー32にて仮支持用支持部材24を揺動操作することによって、支持部24aが水平姿勢となって支持部24aが本枠体28の枠体内空間に突出する支持状態(図7(イ)参照)と、支持部24aが略垂直姿勢となって支持部24aが本枠体28の枠体内空間から引退する解除状態(図7(ロ)参照)とに切り換えることができるように構成されている。
そして、仮支持用支持部材24は、支持枠体27の四隅に位置する縦用フレーム材の下端部を夫々載置支持するように、本枠体28の四隅に位置する縦用フレーム材の夫々に連結支持されており、2つの仮支持用支持部材24を一組として、一組の仮支持用支持部材24を1つの操作レバー32で揺動操作できるように、1つの操作レバー32が一組の仮支持用支持部材24に亘って連結されている。
また、本枠体28における縦用フレーム材の上下中間部には、仮支持用支持部材24の揺動を規制する規制部材33が設けられており、この規制部材33は、仮支持用支持部材24の支持状態から解除状態側とは反対側への揺動を接当によって規制されるように構成されている。
図7に示すように、前記浮上支持用支持部材25は、前記走行レール部分2aに、前記浮上支持状態に対応する上下方向に伸びる姿勢と前記非浮上支持状態に対応する倒れ姿勢とに揺動操作自在に連結された揺動操作式に構成されている。
この浮上支持用支持部材25の走行レール部分2aへの連結は、浮上支持用支持部材25の基端部が支持枠体27における下側横用フレーム材27bに水平方向に沿う軸心周りに揺動操作自在に連結されており、このように浮上支持用支持部材25は支持枠体27を介して間接的に走行レール部分2aに連結されている。
ちなみに、昇降体23による走行レール部分2aの載置支持は、昇降体23は支持枠体27を介して、又は、支持枠体27と浮上支持用支持部材25とを介して間接的に走行レール部分2aを載置支持するように構成されている。つまり、浮上支持用支持部材25の姿勢が倒れ姿勢である状態では、昇降体23は支持枠体27を介して間接的に走行レール部分2aを載置支持するものとなり、また、浮上支持用支持部材25の姿勢が伸びる姿勢である状態では、昇降体23は支持枠体27と浮上支持用支持部材25とを介して間接的に走行レール部分2aを載置支持するものとなる。
浮上支持用支持部材25について説明を加えると、図7〜図9に示すように、支持枠体27における下側横用フレーム材27bの長手方向両端部夫々に、浮上支持用支持部材25の基端部が水平方向に沿う軸心周りに人為的に揺動操作自在に連結されている。
浮上支持用支持部材25の夫々は、その基端部が下側横用フレーム材27bの横側方に位置するように下側横用フレーム材27bに連結されており、浮上支持用支持部材25の夫々を揺動操作して水平な倒れ姿勢とすることにより、浮上支持用支持部材25の全体が下側横用フレーム材27bの下面より上方に引退し、浮上支持用支持部材25が下側横用フレーム材27bと横方向に並ぶ倒れ姿勢となり、浮上支持用支持部材25を倒れ姿勢から下方に揺動操作することによって、浮上支持用支持部材25の先端部が下側横用フレーム材27bの下面より下方に突出する伸びる姿勢となるように構成されている。
そして、図13に示すように、一対の浮上支持用支持部材25を揺動操作して伸びる姿勢とすることにより、昇降体23にて支持枠体27を支持する際に、その間に浮上支持用支持部材25が介在することとなるため浮上支持状態となる。
また、図10及び図11に示すように、浮上支持用支持部材25を揺動操作し倒れ姿勢とすることにより、昇降体23にて支持枠体27を支持する際に、その間に浮上支持用支持部材25が介在しないので非浮上支持状態となる。
図7〜図9に示すように、前記浮上支持用支持部材25の先端部には、昇降体23の上面に設けられた係合部材35に係合する軸部材37と、昇降体23の上面に設けられた案内部材36に案内される回転自在な回転ローラ38とが設けられている。
そして、図7に示すように、係合部材35は、浮上支持用支持部材25を伸びる姿勢とした状態において浮上支持用支持部材25の前記軸部材37が係合する箇所に設けられ、案内部材36は、浮上支持用支持部材25が伸びる姿勢と倒れ姿勢との間における設定範囲において回転ローラ38を案内する箇所に設けられている。
浮上支持用支持部材25の基端部には、浮上支持用支持部材25が伸びる姿勢や倒れ姿勢、並びに、これら伸びる姿勢と倒れ姿勢との間の姿勢の傾き姿勢との夫々においてプランジャ40が係合する被係合溝を備えた係合用回転体39が一体的に備えられており、プランジャ40が係合用回転体39の被係合溝に係合することによって、浮上支持用支持部材25を伸びる姿勢、倒れ姿勢及び傾き姿勢で保持できるように構成されている。
尚、浮上支持用支持部材25の姿勢変更はプランジャ40による係合力に抗して人為的に揺動操作することにより行うように構成されている。
図4に示すように、走行レール昇降装置21には、床面側を走行自在で、且つ、前記下降側目標高さに下降された前記走行レール部分2aと同じ又は略同じ高さの物品搬送車乗り移り用補助レール41を備えたメンテナンス用台車42が設けられている。
このメンテナンス用台車42は、床面上を転動自在な移動車輪43と支持具44とが備えられており、具体的な説明は省略するが、支持具44は、メンテナンス用台車42を構成するフレーム材に螺合されており、その支持具44を回転操作してフレーム材からの突出量を調節することによって、メンテナンス作業を行う箇所等にメンテナンス用台車42を移動させることができるようにメンテナンス用台車42を移動車輪43にて支持する状態や、物品搬送車3を走行レール部分2aと物品搬送車乗り移り用補助レール41との間で移動させる際にメンテナンス用台車42が移動してしまうことを防止すべくメンテナンス用台車42を支持具44にて支持する状態に切り換えることができるように構成されている。
図4及び図5に示すように、走行レール昇降装置21には、作業者乗降用の架台46が、前記上昇側目標高さの前記走行レール部分2aに対応させて設けられている。
つまり、作業者乗降用の架台46は、本枠体28の横側方で且つ走行レール本体2aが位置する高さより設定距離低い高さに位置するように作業者乗降用の架台46が本枠体28に連結支持されており、作業者乗降用の架台46からの作業者の手作業にて走行レール部分2aと走行レール本体2bとの間で物品搬送車3を移動させることができるように設けられている。
また、作業者乗降用の架台46には、作業者が作業者乗降用の架台46に対して乗降するためのはしご47や、作業者の作業者乗降用の架台46からの転落を防止するための防止柵48が設けられている。
次に、物品搬送車3を物品搬送車乗り移り用補助レール41から走行レール本体2bへ移動させる場合について説明する。尚、操作の順序は下記に限定されるものではない。
まず、図10に示すように、仮支持用支持部材24を解除状態に切り換え、浮上支持用支持部材25を倒れ姿勢に切り換え、さらに、昇降体用昇降操作装置22にて昇降体23をその昇降範囲の下限高さ又は下限高さに近接する高さに下降操作しておいて、走行レール部分2aを下降側目標高さに位置させておく。
そして、物品搬送車乗り移り用補助レール41に物品搬送車3を支持した状態でメンテナンス用台車42を本枠体28の横側近傍まで移動させて、物品搬送車乗り移り用補助レール41と走行レール部分2aとを物品搬送車3が乗り移り可能な位置関係とし、床面側からの作業者の押引操作により、物品搬送車3を物品搬送車乗り移り用補助レール41から走行レール部分2aに乗り移らせる。
次に、図11に示すように、昇降体用昇降操作装置22にて昇降体23を上昇移動させて走行レール部分2aを仮支持用高さよりも上昇側の高さまで上昇させた後、仮支持用支持部材24を解除状態から支持状態に切り換える。
その後、図12に示すように、昇降体用昇降操作装置22にて昇降体23をその昇降範囲の下限高さまで下降操作して、仮支持用支持部材24にて支持枠体27を介する状態で走行レール部分2aを仮支持用高さにて支持させた後、支持枠体27と昇降体23との間に形成される空間を利用して浮上支持用支持部材25を倒れ姿勢から伸びる姿勢に切り換える。
そして、図13に示すように、昇降体用昇降操作装置22にて昇降体23を上昇操作することによって、その上昇途中において、浮上支持用支持部材25が介在して走行レール部分2aが昇降体23から浮上された状態で昇降体23にて支持され、さらに昇降体用昇降操作装置22にて昇降体23を上昇操作して、昇降体23をその昇降範囲の上限高さ又は上限高さに近接する高さまで上昇させて、走行レール部分2aを上昇側目標高さまで上昇させた後、作業者乗降用の架台46からの作業者の押引操作により、物品搬送車3を走行レール部分2aから走行レール本体2bに乗り移らせる。
次に、物品搬送車3を走行レール本体2bから物品搬送車乗り移り用補助レール41へ移動させる場合について説明する。尚、操作の順序は下記に限定されるものではない。
まず、図13に示すように、仮支持用支持部材24を支持状態に切り換え、浮上支持用支持部材25を浮上状態に切り換え、さらに、昇降体用昇降操作装置22にて昇降体23をその昇降範囲の上限高さ又は上限高さに近接する高さに上昇操作しておいて、走行レール部分2aを上昇側目標高さに位置させておく。そして、作業者乗降用の架台46からの作業者の押引操作により、物品搬送車3を走行レール本体2bから走行レール部分2aに乗り移らせる。
その後、図12に示すように、昇降体用昇降操作装置22にて昇降体23をその昇降範囲の下限高さまで下降操作して、仮支持用支持部材24にて支持枠体27を介する状態で走行レール部分2aを仮支持用高さにて支持させる。
続いて、図11に示すように、支持枠体27と昇降体23との間に形成される空間を利用して浮上支持用支持部材25を伸びる姿勢から傾き姿勢に切り換えた後に、昇降体用昇降操作装置22にて昇降体23を上昇操作することによって、その上昇途中において、浮上支持用支持部材25が案内部材36並びに昇降体23の上面にて案内されて倒れ姿勢に切り換えられ、その後、走行レール部分2aが昇降体23にて非浮上状態で支持され、さらに昇降体用昇降操作装置22にて昇降体23を上昇移動させて走行レール部分2aを仮支持用高さよりも上昇側の高さまで上昇させる。
そして、図10に示すように、仮支持用支持部材24を支持状態から解除状態に切り換えた後に、昇降体用昇降操作装置22にて昇降体23を下降操作して、昇降体23をその昇降範囲の下限高さ又は下限高さに近接する高さまで下降させて、走行レール部分2aを下降側目標高さまで下降させる。
その後は、床面側からの作業者の押引操作により、物品搬送車3を走行レール部分2aから物品搬送車乗り移り用補助レール41に乗り移らせる。
〔別実施の形態〕
(1) 上記実施の形態では、支持枠体27を備えて、昇降体23にて走行レール部分2aを載置支持する際に支持枠体27を介して走行レール部分2aを載置支持したり、浮上支持用支持部材25を走行レール部分2aに連結する際に支持枠体27を介して連結したが、支持枠体27を備えずに、昇降体23にて走行レール部分2aを直接に載置支持するように構成したり、浮上支持用支持部材25を走行レール部分2aに直接に連結するように構成してもよい。
(2) 上記実施の形態では、浮上支持用支持部材25を、走行レール部分2aに揺動操作自在に連結したが、浮上支持用支持部材25を、昇降体23に揺動操作自在に連結してもよい。
また、上記実施の形態では、浮上支持用支持部材25を揺動操作式に構成したが、浮上支持用支持部材25を、走行レール部分2a又は昇降体23に、浮上支持状態に対応する伸長姿勢と非浮上支持状態に対応する引退姿勢とにスライド操作自在に連結したスライド操作式や、浮上支持用支持部材25を、浮上支持状態に対応すべく走行レール部分2a又は昇降体23或いは走行レール部分2aと昇降体23とに亘って装着した装着状態と、非浮上支持状態に対応すべく走行レール部分2aや昇降体23から離脱させた離脱状態とに着脱自在な着脱式に構成してもよい。
(3) 上記実施の形態では、昇降体用昇降操作装置22を、昇降体23を昇降自在に支持するパンタグラフ式のリンク機構34を備えて構成したが、昇降体用昇降操作装置22を、昇降体23を吊り下げ支持するベルトやワイヤ等の索条体を備えて構成してもよい。
また、上記実施の形態では、昇降体用昇降操作装置22を、Xリンクを昇降方向に複数並べたパンタグラフ式のリンク機構34を備えて構成したが、昇降体用昇降操作装置22を、Xリンク以外のパンタグラフ式のリンク機構34やパンタグラフ式以外のリンク機構34を備えて構成してもよい。
(4) 上記実施の形態では、メンテナンス用台車42に物品搬送車乗り移り用補助レール41を備えたが、メンテナンス用台車42に物品搬送車乗り移り用補助レール41に代えて、載置台を備えて物品搬送車3を載置台上に載置支持したり、吊り下げ具を備えて物品搬送車3を吊り下げ具にて吊り下げ支持するように構成してもよい。また、メンテナンス用台車42を設けずに、例えば、物品搬送車抜き取り箇所Aでメンテナンス作業を行うように構成してもよい。
(5) 上記実施の形態では、作業者による走行レール部分2aと走行レール本体2bとの間での物品搬送車3の移動を行い易いように作業者乗降用の架台46を設けたが、作業者乗降用の架台46を設けずに、例えば、作業者にて床面上から棒状部材を用いて天井近くの物品搬送車3を押引操作して物品搬送車3を走行レール部分2aと走行レール本体2bとの間で移動させるように構成してもよい。
(6) 上記実施の形態では、浮上支持用支持部材25を非浮上支持状態に切り換えた状態において、走行レール部分2aを昇降体23にて非浮上状態で支持する非浮上支持状態では、昇降体23にて走行レール部分2aを浮上させずに直接に載置支持するように構成したが、非浮上支持状態として、浮上支持状態よりも低い高さで走行レール部分2aを昇降体23から浮上させた状態としてもよい。
物品搬送車の走行経路を示す概略図 物品搬送車の縦断側面図 物品搬送車の縦断正面図 走行レール昇降装置の側面図 走行レール昇降装置の正面図 仮支持用支持部材の正面図 浮上支持用支持部材の側面図 浮上支持用支持部材の正面図 浮上支持用支持部材の正面図 走行レール昇降装置の作用図 走行レール昇降装置の作用図 走行レール昇降装置の作用図 走行レール昇降装置の作用図
符号の説明
2 走行レール
2a 走行レール部分
2b 走行レール本体
3 物品搬送車
21 走行レール昇降装置
22 昇降体用昇降操作装置
23 昇降体
24 仮支持用支持部材
25 浮上支持用支持部材
34 リンク機構
41 物品搬送車乗り移り用補助レール
42 メンテナンス用台車
46 作業者乗降用の架台
A 物品搬送車抜き取り箇所

Claims (5)

  1. 天井側に設置されている物品搬送車走行用の走行レールにおける物品搬送車抜き取り箇所に対応する走行レール部分が、物品搬送車を支持した状態で前記走行レールにおける走行レール本体と連なる上昇側目標高さと床面側に下降させた下降側目標高さとに昇降移動自在に設けられ、
    前記走行レール部分を載置支持する昇降体を昇降操作する昇降体用昇降操作装置が床面側に設置されている天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置であって、
    前記上昇側目標高さと前記下降側目標高さとの間の高さである仮支持用高さで前記走行レール部分を支持する支持状態と前記走行レール部分の昇降移動を許容する解除状態とに切り換え操作自在な仮支持用支持部材と、
    前記走行レール部分を前記仮支持用支持部材にて支持し且つ前記昇降体をその昇降範囲の下降側に位置させた状態において、前記走行レール部分を前記昇降体から浮上させた状態で前記昇降体にて支持するための浮上支持状態と前記走行レール部分を前記昇降体にて非浮上状態で支持するための非浮上支持状態とに切り換え操作自在な浮上支持用支持部材とが設けられ、
    前記浮上支持用支持部材を前記非浮上支持状態に切り換えた状態での前記昇降体の昇降操作により、前記走行レール部分を前記下降側目標高さと前記仮支持用高さ又はその高さよりも上昇側の高さとの間で昇降させ、且つ、前記浮上支持用支持部材を前記浮上支持状態に切り換えた状態での前記昇降体の昇降操作により、前記走行レール部分を前記上昇側目標高さと前記仮支持用高さとの間で昇降させるように構成されている天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置。
  2. 前記浮上支持用支持部材が、前記走行レール部分又は前記昇降体に、前記浮上支持状態に対応する上下方向に伸びる姿勢と前記非浮上支持状態に対応する倒れ姿勢とに揺動操作自在に連結された揺動操作式に構成されている請求項1記載の天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置。
  3. 前記昇降体用昇降操作装置が、前記昇降体を昇降自在に支持するパンタグラフ式のリンク機構を備えて構成されている請求項1又は2記載の天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置。
  4. 床面側を走行自在で、且つ、前記下降側目標高さに下降された前記走行レール部分と同じ又は略同じ高さの物品搬送車乗り移り用補助レールを備えたメンテナンス用台車が設けられている請求項1〜3のいずれか一項に記載の天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置。
  5. 作業者乗降用の架台が、前記上昇側目標高さの前記走行レール部分に対応させて設けられている請求項1〜4のいずれか一項に記載の天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置。
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